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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  皇帝のいない八月 《ネタバレ》 素材はすごく面白いのですが、どうも余計な要素が入りすぎている気がします。吉永小百合と山本圭との三角関係の描写はいらないでしょう。高橋悦史VS渡瀬恒彦、それぞれを操る佐分利信VS滝沢修をもっと強調したほうが面白かったのではないでしょうか。オールスターキャストは見ごたえ十分で、巨悪黒幕俳優が勢ぞろいしているのは圧巻。ちなみに主演は当初渡哲也予定だったらしいですが、こちらで実現していたらどうなっていたかな・・。[DVD(邦画)] 7点(2007-07-28 14:13:43)

22.  人魚伝説 白都真理さん、悪女役も多かったけど清楚な美人女優なのに、こんなハードな役もこなしておられたんですね。ネタバレ状態で鑑賞したため後半の怒涛の展開にそれほど衝撃はなかったけど、ネタバレなしで鑑賞したらぶっ飛ぶだろうな。池田監督は、同年の湯殿山麓呪い村もそうだったが、導入から前半は普通なのに、どうして後半でぶっ壊そうとするんだろうか。一度、この監督の普通の展開の映画が見てみたいが。[CS・衛星(邦画)] 6点(2018-08-14 17:09:47)

23.  本陣殺人事件 《ネタバレ》 田村高廣は名優だと思うが、本作についてはミスキャストだと思う。京都弁のアクセントではんなりした感じになってしまい、一柳賢造の心の奥から滲みでてくる悪意が感じられない。また、本作の象徴である高沢順子もアンニュイすぎて鈴子の純粋さが全く感じられない(これはこれでいいという人もいるかもしれない)。当たりキャストは中尾彬で、横溝正史本人がほめたのもうなずける。東宝が市川シリーズを「本家金田一シリーズ」と言っていたが、時系列的にはATGが本家といってもいいんだから、中尾彬で金田一シリーズを作ってほしかった(製作費が安くすみそうな原作で)。絢爛華麗な市川シリーズとは比べるのもおかしい作品だけど、本陣殺人事件のような滅びの美学が題材になっている作品は低予算で地味な方がむしろ良いのではなかろうか。[DVD(邦画)] 6点(2018-03-11 09:41:15)

24.  就職戦線異状なし 公開数年後の、自身の就職活動で、「あの映画はいったいなんだったんだ!」が仲間内での合言葉になっていたのが懐かしい。ネタ映画扱いされて、ヒットしたのにDVDにもなっていないようだが、前向きな気持ちになれるいい映画ではないでしょうか。引退した仙道敦子以外の主要人物は今でも第一線でバリバリやっている人ばかりで、容姿もあんまり変わっていないのはすごいと思う。それにしても、仙道敦子の髪型が、今見ても残念すぎる。素敵な女優さんなのに。[ビデオ(邦画)] 6点(2016-02-03 18:00:41)

25.  湯殿山麓呪い村 《ネタバレ》 原作の山村正夫も今や忘れられた作家だし、この映画も仙道敦子の出演作の一本という以外に今やあまり存在意義がないのかもしれない。30年前の初見では、同系統の金田一ものと比べ、あまりに地味なキャストと演出にがっかりした記憶がある。原作はそこそこ面白かったのだから、呪いを強調した救いのない話ではなく、原作通り、滝は探偵役に徹してほしかったし、少しは救われる展開にしてほしかった。しかし、30年ぶりに見直すと意外とよくできていると思った。岩崎加根子や青木義朗は地味は地味だけどやっぱり名優だし、なにより、仙道敦子は本当に素晴らしい女優で、聖と邪と哀と憎を見事に表現していて、つくづく引退状態なのが惜しい。大体、この映画において、永島敏行は狂言回しだし、永島映子は本編にはほとんど関係のない存在で、実質、主役は当時中学生の仙道敦子である。何度も見たい映画ではないが、彼女目当てにまた見てしまうかも。[DVD(邦画)] 6点(2015-10-14 21:05:14)

26.  砂の器 《ネタバレ》 10数年前の初見時はかなり良かったと感じたのだが、今見直すと無理がありすぎるなと思ってしまった。血のついたシャツを紙吹雪のように電車からまく→新聞記者がたまたま目撃して記事にする→刑事がそれをシャツじゃないかと直感→事件からかなりの日数がたっているのにシャツの切れ端を発見→新聞記者は偶然紙吹雪をまいた女性とであっており勤め先も判明・・・そんなあほなと言いたくなる。大体、なぜ血のついたシャツの処理をわざわざ自分の情婦に頼む必要がある?自分で簡単に処理できるのでは?犯人の少年時代しか知らない被害者が大人になった写真をちらっと見ただけで気づくというのもなあ。ミステリーとしてみたら無理な偶然が多すぎる(原作未見だがどんなふうに描写されているんだろう)。後半1時間の回想シーンはさすがに素晴らしいと思うが、加藤嘉なしでは成立しない映画であるとも思う。ところで、タイトルの砂の器、ふとしたきっかけで栄光が簡単に崩壊する人生の脆さ、儚さを表現しているという解釈が一般的なのかもしれないが、私は、見た目がどんなに立派であっても砂で作られた器では水を飲むことはできない、いかなる栄光の階段を昇ろうとも心の渇きを決して満たすことができない犯人の心情を表現していると解釈しています。[DVD(邦画)] 6点(2010-01-06 02:23:07)

27.  わるいやつら 《ネタバレ》 最近米倉涼子主演でテレビでやってましたが面白かったんですかね?こちらの映画はどうもいまいち。どうみても主演である片岡孝夫や松坂慶子より、梶芽衣子や宮下順子のほうがしたたかで悪っぽく見える。主演二人が食われちゃってる。最後のほうでちょい役でやたらと豪華な顔ぶれが出演してますがこれには何か意味が?確かに当時の清張ものの常連俳優さんばかりですが、それつながりでのカメオ出演ですかね?[地上波(邦画)] 6点(2007-08-11 00:10:19)

28.  彩り河 題材自体は面白いんだけどどちらかといえばテレビの連続ドラマのほうに向いているかも。2時間ちょいではこんな感じになるのも仕方がないかな。三国連太郎のわるっぷり、変態ぶりがすごい。ほんと、もののけ俳優ですな。他もなかなか豪華な顔ぶれなんだけどなんか見せ場がなかったような気が。[地上波(邦画)] 6点(2007-08-11 00:01:41)

29.  野性の証明 人間の証明があんまりにもひどかったのでこちらもほとんど期待していなかったが、これはそれなりに面白かった。人間の証明に比べてこちらは大物キャストがはまっている。三国連太郎が悪そうでいい。他にも舘ひろし、成田三樹夫、松方弘樹、丹波哲郎、梅宮辰夫が悪の方、強そうです。ちなみに善玉は夏八木勲、中野良子、・・さしもの健さんも分が悪いか。中盤以降は意味不明な追走劇になってストーリーが破綻してしまうのが残念。人一人殺すためにあんなに戦車だの攻撃ヘリだのを駆り出す必要があるのかねえ?いくらなんでも誰かに気づかれるんじゃないの。それにしてもようもまあここまで自衛隊を悪者にできますな。70年代の作品らしいといってしまえばそれまでなのだが。[地上波(邦画)] 6点(2007-08-10 23:34:49)(良:2票)

30.  悪霊島 《ネタバレ》 原作自体がミステリーとしてはたいしたことがなく、犯人が誰か一発でわかるので原作にはない双子の設定を導入して多少謎に深みを持たしている。東宝の獄門島と違いこちらの改変はそこそこ成功といえるのではないでしょうか。ただ、この映画の主題は戦後色濃く残る封建的価値観と高度成長期の自由な価値観とのぶつかり合いにあるので、ミステリー的な要素などどうでもいいというのが本当のところでしょう。「誇りも守るべきものも持たないものなどどんどん死ねばいい」という大膳とそれに異を唱える金田一の会話のシーンがよかった。戦前回帰というわけではないけれどややきな臭い今のご時勢にみると、価値観の対立はいつの時代にもあるのだなとちょっと感慨深い。役者的には佐分利信のかつらと、石橋蓮司の女装が軽いつぼだった。伊丹十三、古尾谷雅人、室田日出男、みんな若くして逝ってしまった。そういう意味でも感傷的になる映画。[地上波(邦画)] 6点(2007-08-02 12:57:58)

31.  獄門島(1977) 《ネタバレ》 独特のおどろおどろしい雰囲気でそれなりに楽しめる作品であるが、よく言われているように犯人の改変でミステリーとしては論理破綻してしまっている。特に2つ目の殺人。実際に殺していない和尚がなんであんな苦労してまでアリバイトリックを駆使する必要があったのか?死因が絞殺である以上、片手が利かない和尚は容疑者からはずされるはずである。見立てならば単に死体を鐘の下にいれるだけでよかったのでは。あのトリックは3つの中で一番見事だと思うので残念。傑作である犬神家をああいう形でリメイクするならこっちのほうを今度は原作に忠実にリメイクしてほしかった。しかし、出演者は皆さんすばらしいですね。特に草笛光子の狂気の演技は見事としかいいようがない。[DVD(邦画)] 6点(2007-07-28 12:21:52)

32.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 原作未読だが、トリックが強引過ぎる。あんなに都合よくホームレスが動いてくれるものか。天才数学者の割にトリックに数学的要素はまるでないし、設定自体が特に生かされているわけではない。関数に見せかけてどうとかは性格の問題だし。役者はみんなよかったんだけど、興行的観点を捨てればダンカンと堤真一は逆にした方がリアリティがある(まあ絶対無理なんだろうけど)。最初の爆発や山登りのシーンなど特に必要とは思えず、それより犯人達の人物像をより深く掘り下げるシーンがほしかったとは思う。とはいえ、テレビで見る分に関しては十分に面白かったと思います。[地上波(邦画)] 5点(2011-01-09 18:55:14)

33.  犬神家の一族(2006) 《ネタバレ》 旧版とほとんど同じという評判だったので躊躇したものの、結局特典付きDVDを買ってしまい、鑑賞。皆様のおっしゃるとおりでした。役者はもとより、セットも演出も音楽も全てがスケールダウンしていて物足りない(犬神家の大広間がなんか狭くなっていてちゃちな感じがした)。どうせリメイクするならば前作では省かれた、スケキヨがなんで逆さ死体にされたかとか、青沼菊のの存在とかをきちんと描いてほしかった。逆さ死体なんか原作読むまでなんであんなことする必要があったのかわからなかったし。でもまあ懐かしい気分にさせてくれたのは確かでぶつぶつ文句言いながら見るのも一興かとは思います。[DVD(邦画)] 5点(2007-07-28 06:05:38)

34.  内海の輪 岩下志麻と中尾彬がとにかく若い。ひたすらジトジトで退屈な不倫もので、おちもいまいち。ただ、さきに悪霊島や極妻を見ておくと、妙に感慨深い気分にさせられるかもしれない。出番は極めて少ないが、三国連太郎の不気味な演技が印象深い。[DVD(邦画)] 4点(2015-06-10 23:07:14)

35.  危険な女たち 《ネタバレ》 ホロー荘の殺人は、クリスティファンなら誰でも知っているが、単なるミステリーファンなら知っているか知らないか微妙なラインにある作品。ただ、男女の心理的葛藤が前面に出てくるので、映像化はしやすいのではないだろうか。本作はそれぞれの人間関係をうまくさばけておらず、てんでばらばらな印象。そのため三田村邦彦や和由希子、藤真利子は核心部分にはほとんど触れてこないのに、そこそこ描写があるので、何のためにでているのという気分になってしまう。その点、デビッドスーシェのポワロでは、人間関係がうまく描かれており、危険な女たちでは無駄に思えた人物も、必要不可欠な存在になっている。巨匠野村芳太郎老いたりと感じさせる映画だが、安野ともこの主題歌「ミステリユ」は、なぜか今でもそらで歌えてしまう。[地上波(邦画)] 4点(2015-04-29 00:59:08)

36.  日本の黒幕 《ネタバレ》 私にとっての田村正和は連続ドラマで活躍するかっこいい二枚目俳優であり、松尾嘉代は2時間ドラマの旧女王である。ようはご両名ともテレビスターのイメージが強く、東映のやくざ映画(とはいえないかもしれないが)で見るのはかなり異色であった。そこが見所だったんだけど、正直それ以外は日本の首領シリーズの劣化コピーの印象は否めない。ストーリーが散漫でまとまりがない感じだし、結局落ちもなく若い衆がたくさん死んでハイ終わりでは消化不良である。[DVD(邦画)] 4点(2011-01-09 19:14:15)

37.  日本沈没(2006) 《ネタバレ》 見て損したと思うほどつまらなくはなかったが、普通の娯楽作品で旧作のような心に響くものが何もなかった。やはり日本が結局沈没しないというのはこの作品の根幹を変えてしまっていると思う。登場人物の苦悩をほとんど感じさせられることがなく、その点も旧作とえらい違いであるがそれは役者の力量さのせいなんだろうな。[DVD(邦画)] 4点(2007-07-28 06:23:30)

38.  女王蜂(1978) 《ネタバレ》 やはり、中井貴恵の演技が致命的になってる。智子の存在感が命ともいえる作品なので評価は低くならざるをえない。高峰三枝子や司葉子にあんなしょうもない役で出てもらうくらいならば、「犬神家」の島田陽子に智子役として再登場してもらったほうがよかったのでは?内容のほうもどうもいまいち。昔の殺人で原作にない設定で動機の強化をはかるのならば、現在の殺人のほうの動機もうまく脚色してほしかった。原作では犯人がかなりひどい人物になっているのであの動機でもありかなと思わないでもないが、映画版の犯人はそう悪く描かれていないのであの動機で人を殺すのかなと・・。[ビデオ(邦画)] 4点(2007-07-28 06:16:58)

39.  不連続殺人事件 《ネタバレ》 昔テレビの深夜放送で見たが、やっぱり映像化には向いてない原作でしたね。人間関係が複雑すぎて途中から理解不能になりますが、複雑な人間関係が話の胆になっているので省略するのも難しい。主演は田村高広らしいのですが、はっきりいってこのキャストは何の役割も担っていません。探偵役は小坂一也だし、かといって犯人では絶対あり得ない設定だし、ワトソン役というわけでもない。途中からセリフも出番もガタ減りだし何のためにいるのって感じ。原作は日本最高の推理小説といわれていたらしいですが、そうかなあって思う。このトリックってナイルに死すとかぶっている気がするが。B級テイスト満載な微妙な豪華キャストが魅力といえば魅力だが、内田裕也はミスキャストだと思う。松橋登の変態医師ぶりと夏純子の演技が今となっては懐かしい。80年代前半の2時間ドラマ(特に土曜ワイド)でよくこんな役やってましたよね。[地上波(邦画)] 3点(2008-10-04 02:15:57)

40.  悪魔が来りて笛を吹く(1979) 《ネタバレ》 昔のビデオを整理していたらでてきたので約15年分に視聴したがやっぱり面白くなかったです。原作の犯人を微妙に改変しているがこれは大失敗。あの人はやっぱり原作通り自殺していたということにしておかないと犯行動機が弱くなると思う。原作は横溝物の中でも特に怪奇趣味が強く、死んだはずの人間が邸宅を徘徊したり、砂占いをしたりと映像化しやすい要素がいっぱいあるのにそこらの演出があっさりしすぎ。その点同時期にテレビでやってた横溝正史シリーズは巧みだった。「悪魔が来りて笛を吹く」のメロディや黄金フルートなどの小道具の使い方も下手すぎる。これらは重大な秘密が隠されているのになぜことごとくスルーしてしまうのか・・・。西田敏行の金田一耕助が論外なのは言うまでもないが夏八木勲の等々力警部も偉そうなだけで全然だめ。エラそうながらもユーモアと味わい深さがある加藤武や長門勇とは比較にならない。このひどい脚本誰が書いたのかと思ったらなんと仕事人シリーズで知られる巨匠野上達雄!!意外だったが巨匠でもいつもいい仕事をするわけはないのだなとしみじみ思った次第です。[地上波(邦画)] 3点(2008-08-31 21:42:52)

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