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プロフィール
コメント数 558
性別 男性
自己紹介 馬鹿の一つ覚えのように「映像ガー」「音楽ガー」「テンポガー」と言っております。お許しください!
目指すはレビュー数1000
社会人になってなかなかレビューを書けなかったのですが、また書いていきたいと思います。この数年間も変わらず映画が大好きだったので。

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  君の膵臓をたべたい(2017) 《ネタバレ》 リアリティの皆無のヒロイン、ラノベや萌えアニメのようなキャラクターとストーリー、ご都合展開、ダメ脚本のお手本のような退屈な映画。泣けるどころか呆れてため息しか出ない。無駄な二時間を浪費して泣きたくなるレベル。主人公とヒロインの会話が違和感しかなく、とにかく気持ち悪い。陰キャの童貞男が、かわいい女の子とこんな会話したいな~あんなことしたいな~、あんなことしてくれたらいいな~、こんなこと言ってくれたらいいな~、こんなこと言ってやりたいな~、カースト上位のやつを見返してやりたいな~、こういう青春送りたいな~っていう妄想を延々見せられてる感じで耐えられない。セカチューを観たオタクが「俺だったらこうする」って書いた脚本って感じ。主人公、何回「えっ」って言ってんだよ。本ばっか読んでるわりに思慮が足りなすぎだろ。ラノベばっかり読んでたのかな。ヒロイン、とても死期が近い重病人とは思えねぇよ。で、結局通り魔ですか……もう、何でもありですな。とにかくヒロインが死にゃストーリーが成立するしね。なんか病気や死をなめ腐ってるような扱い方してるのも気に入らない。泣ける要素詰め込んで線で繋いだらこんなんできました~ってか。こんなのじゃ泣けません。共病文庫ね~……勘弁してください……。 似たような話の映画で、こちらは原作がラノベだが、池松壮亮と忽那汐里が演じた「半分の月がのぼる空」(2010)とは雲泥の差。 全部小栗旬の妄想でした、っていうオチだったら2点つけても良かったかな笑。[地上波(邦画)] 1点(2018-08-21 06:56:06)《改行有》

22.  万引き家族 《ネタバレ》 まず演出や編集が抜群に上手い。この登場人物たちはなぜ疑似家族になったのか、ならざるを得なかったそれぞれが抱える問題とは何か、というのを説明的でなく話が進むにつれてじわじわと開示していくやり方や、行間を作りつつ観客の想像に委ねる・観客に想像させるギリギリのラインの編集の仕方が凄く上手い。前作の三度目の殺人よりも少し観客寄りになり研ぎ澄まされた感じがした。 普段よくニュースで見聞きする、万引き、強盗、子供の虐待やネグレクト、痴情の縺れの殺人、年金の不正受給、孤立した老人、身を売る家出少女など、目を背けたくなるような社会の闇を全部まとめて突っ込みましたという感じで、まぁ実際にはあり得そうにないこの映画のこの疑似家族は(細野晴臣の静かで奇妙?な音楽も相まって)どこか戯画的というか寓話的に描かれており、もちろん間違いだらけのことばかりでそのツケが周り最終的に離散する訳だけど、そういった善人でない、間違いだらけの登場人物がメインだからといって「同感できない」「犯罪を美化するな」とか言って批判するのは違うのでは、と個人的に思う。 この疑似家族は全員血縁による「本当の家族」では幸せになれず、疑似家族になることで幸せを感じることができていたが、それを引き裂くのが一般的に正義とされる福祉や警察であり、果たして血縁による戸籍上の、本当の家族というのが正しいのかということや、犯罪の温床は貧困であるということを痛感させられる社会的に底辺の、正当な手段を知らない、とることができない、犯罪行為をしなければ生きていけない人々が存在するという社会の矛盾や問題を提起している。とても暗いし重い。 しかしストーリーの中で主人公のポジションにスライドしていく祥太は歳を重ねていることもあり、万引き行為や初枝の死体遺棄、初枝のヘソクリを貪ったり、ゆりにまで万引きをさせる疑似両親たちに疑問を抱き、わざと万引きに失敗し捕まることで疑似家族と犯罪により生計を立てることから決別し、真っ当に生きることを選択する。また、ゆりは間違いだらけの疑似家族の中で、数少ない「本物の正しい」優しさや愛情を知ることで、実の母親の愛の無さを知る。当初は虐待する両親とベランダだけの狭い世界で生きてきた、ベランダの塀の隙間から外を覗き見ていたゆりだったが、疑似家族と愛情を知ることで、ラストカット、生きる希望を外の世界に見いだすことができたようにゆりはベランダの塀の上から外を眺める。 疑似家族を経て対照的なものを得た子供ふたりが成長した姿に希望を抱かずにいられない。[映画館(邦画)] 9点(2018-06-22 10:06:30)(良:2票) 《改行有》

23.  帝一の國 良質のコメディ。福田監督のようなコントドラマの延長的お笑い映画ではなく、さりげないセリフや細かい演技で笑わせてくれるし、オチまで上手くまとまっている、ちゃんとしたコメディ映画になっていた。[地上波(邦画)] 7点(2018-05-06 16:55:12)(良:1票)

24.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 ネットでの評価が高かったから観に行ったけど、面白くなかった。映像はさすがの新海クオリティ。でもツッコミどころ満載でロマンチックな展開の為だけに収束していくので、ラッドウィンプスの言ってることだけは壮大だな的な軽薄な歌詞も相まって観ながら心が冷めていくのを感じた。多くの設定や舞台も、全てはたそがれどきとラストシーンのために用意しただけであって、登場人物が生きて動いてストーリーが展開していくのではなく、ストーリーのために存在している操り人形と化しており人間味が無いように感じられた。監督が今まで作ってきたどの作品よりも明らかに薄っぺらな内容。忘れないように名前を書こう!→好きだの流れなんてギャグかと思ったよ。なぜ名前を忘れてしまうのか、彗星衝突という大規模災害を忘れていたのか、スマホの日記が消えるのか、バイトの対応ができるのか、電車を使えるのか、入れ替わりの都合が良いのか…というようなツッコミどころも「夢だから」「結び」等々で何となく片付けられるのも腹立たしい。まぁそれらはまだ勢いでごまかしながら展開していくので良いとして、村人の全員を救うことになる過去改変はやり過ぎと言わざるを得ないし、そんなことしたらバタフライエフェクトがハンパないだろう。 シン・ゴジラではゴジラ=震災・原発の被害を受けて復興への希望と原発の警鐘という現実での「これから」を見据えて締めたのに対し、本作では彗星=震災による被災者を過去改変し救いました、ってそんな軽ーい感じでいいの? 新海誠は自分自身で創りたいものを創るタイプの監督だったので好きだったけど、東宝やらやり手のプロデューサーやらが絡んで悪い方向に力を発揮しててガッカリ。本作で描かれるテーマやモチーフは過去作で扱われたものであり集大成であることは確かだけど、ここまで作風を観客に寄せてねじ曲げてきたのがショックだった。これまでのモノローグ+美麗な景色の映像を魅せる演出が特色で大好きだったのに、今回はモノローグは息を潜め、景色は背景に徹しており、登場人物が深夜アニメのキャラクターのような言動をするので本当に新海作品なのかと疑うほどだった(顔にバカ/あほと書いたり、声を合わせて「あの女/男は~!」、あいつに悪いもんな→乳揉み、ベタな絡み方をしてくるコントやマンガでしか見たことないようなチンピラの登場、バスケで乳ゆっさゆっさ→男子「おぉ~」なんて今までの作風では考えられない!)。「秒速」や「言の葉」のような繊細な作風が大好きだったのに。ひとつ本気で一般ウケするアニメ作っとくか!みたいな感じだったんだろうか。数年前「雲の向こう」「秒速」を観たとき、なぜ新海誠のような凄いアニメ作家が(アニメファン内で騒がれるのみで)世間に認知されないんだろうと悔しく思ったこともあったが、まさかこんな作品で世間的に認知され評価されることになろうとは。嬉しいような悲しいような。 いや、この作品が世間的にウケるのも確かに分かる。そういうストーリーと挿入歌になっている。が、それまでの良い意味で観客に不親切な作風だった新海誠が、ここまで観客にすり寄って来ると違和感というか、それまでの作風が好きだったのでむしろ気持ち悪く感じ、それがここまで世間に受け入れられると嫌悪感がわいて来るわけですよ!笑 それにしてもこの世間の大好評大絶賛ぶりはすごい。ちょっと理解できない。といってもこういう感想がマイノリティであるので単に自分には合わなかったということなんだろうけど。 …とでも言っておかないとこの映画を批判すると人に非ずと言わんばかりに噛みついてくるファンが怖い。 (2018/1/7 追記) 昨年の国内の賞レースはほとんど「片隅」「シン・ゴジラ」がかっさらってしまったため、ネット上では本作のファンやアニメクラスタが「興行収入一位なのにおかしい」と大暴れし、アンチ片隅・アンチ実写映画・アンチ邦画の暴徒と化していたが、本家アカデミー賞のアニメーション賞ノミネートを逃したのを皮切りに、声優アワードにて主演男優賞・主演女優賞を受賞し、俳優が声優の賞を総なめにしてしまったことで逆にアニメクラスタから叩かれるという皮肉なブームの冷め方をしていたのが印象的だった。 さて、早くも先日テレビ放送されたので、録画して約一年ぶりに鑑賞。改めて観るとやはり女子高生の下着姿や乳揉み、胸揺れにパンチラと、萌えアニメのような演出が目立つのによくもここまで大ヒットして世間に受け入れられたな、と。キャラクターも萌えアニメのそれで、二人の主人公以外が完全に脇役かモブキャラになっており(代表的なのは瀧のバイト先の同僚…その名も田中・鈴木・斉藤という没個性的なキャラクター)、世界は二人のためにあるような世界観が鼻につく。[映画館(邦画)] 2点(2018-01-08 08:31:27)(良:4票) 《改行有》

25.  言の葉の庭 《ネタバレ》 新海誠の真骨頂。演出も作画も作家性がバリバリ発揮されていて、公園をはじめ風景描写は過去最高に冴えているし、全体に充満した青臭さも良い。エンディングに流れる、大江千里のカバー曲「Rain」が、ピッタリ過ぎて、この曲から発想を広げてこの映画を作ったのかと思えるほど。人物の動きの描写も絵であるのに血が通っているように大変繊細で、足を測るシーンなどは激しい露出も無いのになんと官能的なことか。(パンチラや乳揺れなどオタクが喜ぶような下品なエロ描写をしているアニメは見習え!)また主人公とヒロインの部屋や持ち物などの物品が、その人物の背景を浮かび上がらせるように大変細かく作り込まれており、本棚が映ったときは一時停止してまじまじと眺めたよ。 主人公がセリフで自身を15歳だと言ったとき、え!中学生かよ!となったけど、高校に上がりたての15歳でありなるほどと思ったが、あんなに大人びた15歳いないだろう。また、15歳が27歳の女性に惚れるか?というのもちょっと疑問。私も今となっては雪野先生と同い年だが、15歳の頃は20代前半でも凄いおばさんな感じがしたものだが。(まぁ19歳で42歳と婚約したアーロン・ジョンソンの例もあるから一概には言えないか) ストーリーは予想外の展開を迎えることなく、予定調和な盛り上がりをみせ、なんてことない話だけど、鑑賞後は短編小説の読後感のようにじんわりと心に染み渡っていった。新海誠らしくヒロインの雪野もストーリーも、童貞が妄想した理想のお姉さんとその恋愛劇で、こんな女おれへんやろ!という感じだが、最終的に二人は遠距離の状態で手紙をやり取りする関係になるので良い落としどころだった。 最後に一言。雪野が新潮文庫の夏目漱石著「行人」を読んでいるシーンで栞を使用しているのだが、新潮文庫なら本に付いてるスピンを使うだろ普通![ブルーレイ(邦画)] 8点(2018-01-07 20:06:43)《改行有》

26.  シン・ゴジラ 公開日に観に行ったけど、語るべきことが多すぎてレビューを書かないままだった。エヴァの庵野監督がゴジラを撮るということで公開前から期待大だったけど高く設定したハードルを軽く飛び越えて行った感じ。今までは平成ガメラシリーズが最高の怪獣映画で、ゴジラ派の自分としてはそれが悔しく、このレベルのクオリティでいつかゴジラを作ってほしい思っていたのだけど、平成ガメラを遥かに上回るリアルな怪獣映画、ゴジラ映画を観ることが出来て、長年の夢が叶ったというか、これこそずっと待ちに待っていた理想の怪獣映画だったのでとにかく最高だった。[映画館(邦画)] 10点(2017-11-19 09:09:19)

27.  GANTZ:O 《ネタバレ》 GANTZの映像化としては一番成功しており、日本もここまでのCGアニメが創れるのかと驚嘆させられたが、感情をセリフで喋らせたりするなど声優の演技がリアリティに欠け、また最後のぬらりひょんとの決戦が音楽とスローモーションでなんとか盛り上げようと頑張ったけど盛り上がりきれてない感じがちょっと残念だった。映像は良かったのに演出が総じて安っぽく、また登場人物の描写も薄っぺらいため、「長編漫画の一部を切り取って映画にした」という域を越えることが出来ておらず、「ガンツの大阪編を3DCGで作ってみた」という感じで、一本の映画としては見ごたえがなく、悪い意味で原作ファンのための映画だと思った。[DVD(邦画)] 6点(2017-09-10 16:10:34)

28.  新宿スワン 《ネタバレ》 園監督っぽさがほぼ無い。雇われ監督感が凄いと思ったら、やはり脚本は書いておらず、書いたのは鈴木おさむ……。この人の無難で意外性のない上部だけをなぞったような脚本って苦手なんだよな~。この出来に納得。[地上波(邦画)] 4点(2017-09-02 09:31:48)

29.  ラブ&ピース 《ネタバレ》 感動ドラマの皮を被った悪ふざけなのか、悪ふざけの皮を被った感動ドラマなのか、笑って良いのか泣いて良いのか……色んな意味でよく分からない映画だった。社会から見放された日陰者の若者が、有名になってやると野望を燃やす青春物語……なのか?メタファーが入り組みすぎて複雑になっているのか?園監督、仕事のし過ぎで疲れているのだろうか。[ブルーレイ(邦画)] 3点(2017-09-02 09:22:23)

30.  リアル鬼ごっこ(2015) 《ネタバレ》 夢の中のようなシュール展開を繰り広げるアホシリアスメタ映画。宣伝の仕方がそれまでのリアル鬼ごっこと同様だったので、園監督を知らない人が観たら面食らっただろうな。[ブルーレイ(邦画)] 5点(2017-09-02 09:14:10)

31.  映画 みんな!エスパーだよ! 《ネタバレ》 ドラマ版はめちゃくちゃ楽しませてもらったけどこれは……。やはり二時間映画にするとテンポが悪くて息切れ感が否めない。池田イライザは良かったけど、この役は夏帆の方が良かった。下着姿の女性達がゲシュタルト崩壊してくる。脳みそが溶ける……。[ブルーレイ(邦画)] 5点(2017-09-02 09:04:37)

32.  TOKYO TRIBE 《ネタバレ》 これはストーリーそっちのけで、キャラクターとラップと美術を楽しむ娯楽映画の皮を被った芸術映画でしょう。見事な世界観作りと強烈な登場人物に舌を巻いた。時計じかけのオレンジのオマージュも良い。まさかあれを本物の人間でやるとは……。清野菜名という良い女優を知れて良かった。思いきりの良いおっぱいとパンチラだった。[ブルーレイ(邦画)] 8点(2017-09-02 08:54:18)

33.  地獄でなぜ悪い 《ネタバレ》 映画愛とコメディに全てを振り切った思いきりの良い映画。ラストの血液ドバドバ首チョンパ残虐アクションシーンは痛快で、センスが爆発している。この作品から有名俳優をじゃんじゃん使い始めるが、作風が微動だにしないのは素晴らしい。今や人気者の星野源が演じるヨゴレ役も見所か。やはり園子温は良い。[ブルーレイ(邦画)] 8点(2017-09-02 08:46:13)

34.  銀魂 《ネタバレ》 原作はジャンプでたまに読み、アニメは劇場版の紅桜編を観た程度。話題作ということと、福田監督のファンなので鑑賞。原作再現度は高く、コメディパートはところどころ笑えるが、やっぱりこの独特ノリがキツイっていうのと、後半のシリアスバトルシーンはテンポが悪くてダレてしまった感じ。長澤まさみの着物姿と、橋本環奈の可愛さが見所だった。あと、岡田似蔵をずっと綾野剛がやってるものと思って観ていて、エンディングロールで名前がなくて驚いた。新井浩文だったとは…。[映画館(邦画)] 5点(2017-09-02 07:21:20)

35.  ルパン三世 カリオストロの城 ルパン三世と銭形のキャラクターを万人受けするように改変しているが、人気作になったせいで、本作のルパンのキャラクターとストーリーラインがスタンダードとなってしまい、テレビスペシャルでは毎年本作の劣化版が作られ続けている。その罪は重い。[地上波(邦画)] 3点(2017-01-18 02:34:36)

36.  天空の城ラピュタ 登場人物全員、人間味が感じられない。内容も予定調和でスカスカ。全く面白くない。世界観?魅力的なキャラクター?はぁ?って感じ。わくわくさせるわけでもなく眠りを誘ってくる。そんな映画。6分割くらいしてやっと観終わった。 私にとって宮崎駿の二大駄作はこれとカリオストロの城。[地上波(邦画)] 1点(2017-01-18 02:25:56)《改行有》

37.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 居住する鹿児島での公開は12月ということで、実家がある福岡にて帰省がてら観賞。戦争の悲惨さを描いた映画や小説は数多くあるが、戦争中のほのぼのした日常を描いたこの映画は新鮮だった。平和で和やかな日々に静かに少しずつ忍び寄る戦争を丁寧に描き、そんななかでも力強く前向きに生きていく登場人物たちには生きる喜びにみちみちていて、観賞後は爽やかな感動がある。後半にガツンとくる描写もあるがそのバランスが絶妙でしっかりと喜怒哀楽をまんべんなく描いている。「火垂るの墓」の一方でこういった日常もあったのだと思った。 冒頭のコトリンゴが歌う「悲しくてやりきれない」ですでに泣きそうになってしまい、そして映画の後半、すずが感情を吐き出し慟哭するシーンが激しく胸に突き刺さった。 とにかく多くの人が観るべき作品であり、観てほしい作品。 それにしてもこのようなすばらしい原作のアニメ映画化が、クラウドファウンディングでしか資金集めできないという状況の日本映画界、まずくないか?商業目的のアイドルを起用した実写映画化ばかりやってる場合じゃないぞ全く。 (2017/1/14 追記) 観賞後にもじわじわ感動が広がっていき、日常生活を送るなかでこの映画を思い出すことが多くなった。鹿児島での公開も始まったので二度目の観賞。 本当に素晴らしい映画。 この映画は現代を生きる私たちと地続きになっている。[映画館(邦画)] 10点(2017-01-14 09:42:18)(良:1票) 《改行有》

38.  雲のむこう、約束の場所 《ネタバレ》 「ほしのこえ」の延長でしかない印象。二時間丸々ダイジェスト風で、ハードSFな世界観は面白いが、一方で青春恋愛ドラマが展開されるので相変わらずアンバランスさが目につきごちゃごちゃしている。最後まで観てもキレイなまとまり方をしていないので、結局何だったのか…という感想が漏れる。ハイクオリティな映像で二時間なんとか引っ張った感じ。世界観は面白いので練り直せばいくらでも面白くなりそうだし、繰り返し観れば見落とした部分も拾えて印象が変わるかも。 この作品以降ハードSF設定は削ぎ落とし、距離感をテーマとした青春恋愛ドラマに絞ったのは正しかった。ライトなSF設定の「君の名は。」は原点回帰とも言える。[DVD(邦画)] 5点(2016-11-03 13:43:38)《改行有》

39.  ほしのこえ 《ネタバレ》 設定がハードSFな割にストーリーは青春恋愛モノというアンバランスさのせいでオタクにしかウケなさそうな新海誠の劇場デビュー作だが、発表当時その界隈に与えた影響はすごかったらしい(と聞いた)。三大セカイ系のひとつに数えられているし。一人で作り上げたという点で評価されている一方、そのため人物の作画に問題があったり、尺が短く説明台詞でたんたんと世界観を聞かされるため状況を理解するのに序盤はしんどく、全体的にダイジェストのような編集なので長い予告編という感じ。しかしながら監督の好きなものやフェティシズムが詰め込まれているため、「俺はこんなのが好きで、こんなのが作れるんや!だから製作費出してくれ!」という監督自身のコマーシャル映画だと感じた。 この世界観はとても好きなので、細田監督が「僕らのウォーゲーム」を「サマーウォーズ」に作り直したように、新海監督にはいつか二時間の「ほしのこえ」完全版を作って欲しいと思った。[DVD(邦画)] 5点(2016-11-03 13:16:42)《改行有》

40.  彼女と彼女の猫 ポエムの朗読を聞かされているようなこっ恥ずかしさ。[DVD(邦画)] 4点(2016-11-03 11:13:58)

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