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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 112
性別 男性
自己紹介 10点---- 個人的ツボ。欠点なんて知ったこっちゃない映画。
9点---- 完成度高し。人にすすめたくなるような映画。
8点---- 良作。ちょっと気になる点も。

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

21.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 《ネタバレ》 このアニメが始まった当初、シンジやレイやアスカと同じ14歳だった。そして、それ以来その倍近くの時間をこの作品と共に過ごしてきたわけだけど、今劇場版の破の上映時間中ずっと、過ぎ去った過去の膨大な記憶が怒涛のように押し寄せてきた。ああ、俺も大人になったんだなあと思った。そして、もうあの頃には戻れないんだということをはっきりと感じた。なぜか目頭が熱くなった。ダウナーな世界に入り浸り、その世界にカタルシスを感じていたあの当時、誰もが見たかったエヴァ、心の深い奥底で無意識に望んでいたエヴァはこれだったのかもしれない。仕掛けられた謎や難解さで注意を引き膨大な奥行きを感じさせるあの魅力とは違う、心の鬱屈した部分をナイフで抉り出すあの魅力とは違う、心の奥底でこうなって欲しいと漠然と思っていた形が眼前に広がっていた。いや、こうなって欲しいという想像を軽く超えていくほどに素晴らしい出来栄えに仕上がっていた。心のツボを同時に四方八方から強烈に刺激されている感じさえした。動機付けや設定にメスを入れ、娯楽追求を徹底していた。特にシンジ、レイ、アスカの変貌ぶりには泣かされてしまった。各キャラに、人間らしいあたたかな感情が流れている。REBIRTHで激しく心を揺さぶられ、その後の夏エヴァでどん底に叩き落され、激しいトラウマを与えられ現在に至るのだが、これからまた前回のように叩き落とされるのかもしれないという一抹の不安はある。頼むからこのベクトルを保って欲しい。暗闇の中に燻る希望の光も描いて欲しい。次作以降でまたトラウマ方向に持っていかれたら、自分の中で、この『破』をヱヴァンゲリヲンの結末にしようと思う。 未完なままでもいい。それでいい。[映画館(邦画)] 10点(2009-07-12 14:44:19)(良:2票)

22.  耳をすませば(1995) 《ネタバレ》 高校時代の個人的経験によるのですが、この映画、意外と男子の隠れファンが多いと思う。胸を張って好きと言えない雰囲気の映画(笑) ジブリアニメの話題でこの映画のことをふると、隠れファンが「お前もか、お前もか」って感じだったのを覚えています。女子はこういう少女漫画の世界観は経験豊富なのか、陳腐なものを眺めるように、あざ笑うかのように見ていた印象…。男子は免疫なさ過ぎてノックアウトされてる輩がチラホラ。自分的には、図書館と読書にはまるきっかけとなった思い出深い作品。ええ、思いっきり影響されました(汗) 問題は、ラストのとんでも展開ですな。ラストだけは「なんじゃこりゃ」って一気に現実に引き戻されました。あれがなかったら、危うくファンタジーの中の住人になっていたかもしれない。[地上波(邦画)] 7点(2009-07-12 14:14:41)

23.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 これ『5歳児向け』のかなり限定された作品なんですね。子供で言えば3歳~8歳くらいまでしか楽しめないだろうな~と思った。なぜなら、自分が小学校の頃の思い出に即して言えば、こういう起承転結のはっきりしていない物語は嫌いだった。例えば、宮沢賢治の「やまなし」とかがいい例。国語の教科書で出てくるのですが、起承転結もはっきりせず、「クラムボンって何?」とか「何が言いたいか分からん」とか授業中ずっと考えていた。で、先生に聞いても親に聞いても、彼らですらアヤフヤなこと言ってる。子供ながらに「全く糞つまんねー話だな」と思った記憶がある。大人になった今読むと、すごく想像力を鍛えてくれるいいお話だと思うのですがね。星の王子様とかもそうですね。 このポニョという話も一緒。理解不能の生物がうようよいて、プロットが分かるように作られていない。自分が小学生だったら、「なぜこうなるの?」「どうしてこうなるの?」と親に質問しまくっているに違いない。海を走るとか、おもちゃの船に乗るという設定はワクワクするから許せるとして、なぜこういう展開で話が進んでいくのかが分からないと忽ち不満になる。大人でさえ意味を掴みきれず、自分なりの解釈を持って説明しづらいのに、それをどうやって子供に説明するのか。ポニョソングで誤魔化して、子供をいなしている親の姿が目に浮かぶ。まぁ、ポニョと波が宗助に突進してくるあのダイナミズムや、泡とかクラゲとか、おもちゃの船にのっちゃう所とかのデティールは充分楽しめるでしょうが。しかし、やはり宮崎駿ですね。どんなにVFXやCG、画像処理の技術などが発達しても、キャラクターの持つあの躍動感と生命力はまだまだCGでは表現しきれてないなあと思いました。大人である自分から見たら、想像力を使わせてくれる壮大な御伽噺であり、最後レスキューらしきものが見えたときの現実的な展開には思わず涙腺が緩んでしまった。本当は怖いおとぎばなし。出てくる度に説明台詞を吐くフジモトに-1。リサのダメ母っぷりに-2。宗助がしっかりしすぎているのがなんだか可愛そうに思えた。子役二人は声優並に良かった。[DVD(邦画)] 7点(2009-07-07 00:21:33)(良:1票) 《改行有》

24.  パッチギ! 《ネタバレ》 ドラマはなかなか丁寧に描かれていて泣かすまでの仕掛けは用意周到。しかし、その感動の隙間に作為的な情報を巧妙に仕込み、テーマの位置を意図的にずらしているように見えることによって駄作に。現代プロパガンダ映画の常套的手法ですね。こういう部分がはっきり見えちゃうと一気に冷める。泣きながら一気に覚めるという不思議な現象を体験した。社会的な問題を含む作品の場合、観る人の価値観や歴史観との乖離によって評価が左右されるのは仕方ないが、身近な問題でもあり、ちょっと露骨だった。青春ラブストーリ云々というのは、言い訳用に配置しているようにしか見えず、もしこのことを脚本のテーマの核とするならば、このような比重の置き方をして描くことはしない筈。もっと最後は素直且つ丁寧に描きましょうよ。キョンジャが川を越えて康介に会いに行く最も大事な局面もさらりとしか描かれてないからいまいち伝わらない。何も考えずに見ると、葬式のシーンが一番重要なシーン(?)に見えてしまう。『知ることが大事』というメッセージには大いに納得なんだが"感動しました"でそれ以上行動を起こさずに思考停止する人を見越して作ってる感じがどうも透けてみえる。いつもTV見てて思うのだが、この監督「日本人と在日の人がどう共生していくか」ということにはあまり興味がないのかなと思う。この映画も理解の押し付けばかりが目立つ。この映画に限らずこういう問題に対して思うのは、差別、友情、平和、博愛などの言葉のマジックで感情的恐喝に負けてはいけないことだ。相手に罪の意識を植え付けて、それらを謳うのは欺瞞に満ちたやり方。真の友情的で平等な関係ならば、お互いを尊重する気持ちを持って自分の意見を主張をしなくてはならない。それがこの映画では薄いから『虐げられている側が虐げる側に、ただシフトする行為』『罪悪感を巧みに利用して、上下の立場の逆転を試みる行為』にしか見えない。そして不満を誘発するのは、相互の理解を阻害するような映画にしかなってないと思うから。私の在日の友達のほうがよっぽど深くこの問題を考えている。お互いがお互いを差別しあっているから問題であって、そこをしっかり描いて欲しい。脚本は中盤までは丁寧にドラマを描いているので3点献上。この監督の作品で急に世間的評価が上がったのは、脚本を3人で共作したことが主な理由でしょう。[DVD(字幕)] 3点(2009-07-06 23:56:05)(良:4票)

25.  キャッチ ア ウェーブ 《ネタバレ》 3人組の悪い奴らが何度も出てきて、恋人二人に絡むシーンには…失笑しました。コントの世界。この映画の何が悪いって、まず間違いなく脚本だと思います。もう少し練るべきだと思います。クライマックスのドラマが薄い、エピソードに意外性がない、観客の興味をひっぱって行くような仕掛けが足りない、アイデアがない、台詞が練られていない等。スポーツものなんでやはり難しさはあるのでしょうが。脳を使う部分がほとんどなく、見るべき点といえば美しい海と俳優陣だけ。。これでは、眠くなるとか面白くないといわれても仕方ない。脚本以外の他の点を述べるなら、天気では苦労したんだろうなー。途中天気が繋がってないところが気になりました。役者はそれなりに頑張ってたのではないでしょうか。脚本の台詞の悪さで役者の台詞まで下手に見えるってのはあったかも。 [DVD(邦画)] 3点(2009-07-06 22:51:35)《改行有》

26.  水の中の八月 博多の街を愛する人間が、その才能を遺憾なく発揮して撮った作品。水の描写が瑞々しく美しい。映像でこんな美しい博多の街は、見たことありません。これは博多を愛している人にしか撮れないでしょう。博多っ子なら是非見てください!できるなら山笠が始まる前のこの季節に。あ、でもストーリーは期待しないほうが無難です。アニメやサブカルで一時期流行したセカイ系を先取りしたような話。 [ビデオ(邦画)] 5点(2009-06-26 09:40:21)《改行有》

27.  ナイト・オン・ザ・プラネット 群像劇や同時進行型の話は大好きなのだが、やはりオムニバス映画は性にあわないな。各話ごとにリセットされるので疲労困憊。嫌いな話がひとつでもあると、その間、まるまる数十分無駄にした気分になる。話や伏線が絡んでいけば面白いんだけどね。世にも奇妙な~みたいなドラマだと許せるが、映画だと辛い。センスも、エピソードのひとつひとつも自分にはあまりしっくりこず。 しかし、このころのウィノナは可愛いなあ。[DVD(字幕)] 5点(2009-06-26 09:30:27)

28.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 雰囲気、映像、音楽は素晴らしい。[DVD(邦画)] 5点(2009-02-17 00:27:43)

29.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 旅先で自分が感じる距離感や接し方とすごく似ていて好感が持てた。観光地や名所など色んな所をまわって触れてみるのとは、一線を画している他文化への接し方だ。「ここは素敵なとこ」だと自己暗示をかけて巡るのが、この映画で出てきた軽薄な感じで描かれている白人女優のような接し方だと思う。体当たりで接してみるのも楽しいが、この映画のように、ちょっと距離感を保って段々と近づいて行くのもまた楽しいと思う。で、映画に関して印象に残ったのは、孤独の描写が上手だったということだ。深夜二人で寝ているのだけど、眠れなくて、ひとり取り残される。堪らずちょっかいを出して起こそうとするのだけど、すぐに鼾をかかれて、またひとりになる。こういう描写はアメリカ映画らしからぬ表現だと思う。また、他のシーンでは、寂しさを紛らわす為に、明るい紅を引いたり、部屋を飾る。つま先をぶつけ、誰にも痛みを訴えることができず痛みに耐える。終盤にかけて、つま先の傷を話せる相手と心を通わせていくのだが、こういう孤独の表現がすごく良かった。そして、それを演じるのがスカーレット・ヨハンソンだから尚更良い。透明感があり美しい彼女に良く似合う役だったと思う。ビル・マーレーも良かった。風呂で奥さんに電話するシーンがすごく切ない。ラストもいいね。しかし、全体的に脚本としての構成の上手さや台詞の良さを感じることもあまりなく退屈だった。無駄なシーンが多かったように思う。嫌いではないが、心を揺さぶれるようなものもない中途半端な映画。幸せな時に見ちゃうと、色んなとこ見落としてしまうような映画だと思う。ネイティブで見ないと、Lost in translationしてしまうんだろう。この点ではすごく考えさせられた。最後に一言、しゃぶしゃぶを美味しく楽しめる日本人で良かったなあ。[DVD(字幕)] 7点(2009-02-04 21:32:18)

30.  メゾン・ド・ヒミコ 《ネタバレ》 雰囲気も、アイデアも、台詞も、音楽も、役者も、キャラクターも良い。だけど、感動しない不思議。もうすこし描くものを絞っても良かったのでは?そして、アニメも、ダンスも、スローの尻も、映画から浮いていた。これがなかったら、しみじみと浸らせることもできたとも思うので残念。[DVD(邦画)] 5点(2009-02-03 09:43:05)

31.  キサラギ ストーリーも、台詞も、俳優陣も良い。ただ、圧倒的に足りないものがある。三谷幸喜に感じるものと同じもの。まぁ、好みの問題ですね。傑作に成りうる脚本なだけに、それだけが残念だーー。[DVD(邦画)] 7点(2009-01-31 04:33:24)

32.  きょうのできごと a day on the planet 《ネタバレ》 大学生の生温い日常を描いた、36度5分くらいの映画。「今日ね、こんなことがあっってさー。そんでなー、こう思ったんだよー」「ふーん。で、オチは?」なんて言っちゃう人には、つまんないかもしれない。人に言いたくなることや、人に言っても仕方の無いこと。この境界はその人物によって変化する、とても曖昧なものだ。その辺りに漂う葛藤をうまく描いている。個人的には、自転車で買出しに出かけた柏原収次が、深夜に人気の無い街で轢き逃げされるシーンが好きだ。結局事故のことは誰にも話さないのだけど、「この怪我どうしたん」って気遣ってくれる友達が側にちゃんといる。何気ないことだけど、そういうのいいなあ。あとカワチ君のシロクマの絵の具の話も好き。 何度も見てるが、見終わった後友だちに、「きょうのできごとって映画見たんやけどなー」って話したくなる好きな映画。「ふーん、だから?」と言われたとしても。[DVD(邦画)] 8点(2009-01-30 04:09:34)《改行有》

33.  ハッシュ! 《ネタバレ》 この監督、繊細な感情を表現するのが上手だと思います。良いシーンが沢山あります。例えば、一夜明けた朝に寝呆けたまま「ぬくもり」を探すシーン。コーヒーの湯気を顔で感じるシーン。居酒屋前で打ち明けようか悩んでいた所を「気持ち悪い(本人は飲みすぎで)」と言われて断罪されてしまうシーン。ボウリング場での「母子家庭とかで苛められちゃうかも」「ちゃんと育ってんじゃん青年」。兄ちゃんが実はゲイだと知っていたシーン。河原の土手のシーン。書ききれませんが、良いシーンが沢山詰まっている良い映画だと思います。ただ一点、この家族の形は「ありorなし」で言えば個人的には無いなーと思いました。その辺りを考え出すと評価は下がってしまいますな。[DVD(邦画)] 9点(2009-01-25 23:03:26)

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