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21. 恋は雨上がりのように 中年オヤジの夢物語のような青春ラブストーリー。 小松菜奈と大泉洋はハマリ役か。[インターネット(邦画)] 5点(2024-06-26 10:57:01) 22. 勝手にふるえてろ 《ネタバレ》 妄想が膨らんで理想化されたイチと、現実の同僚であるニとの間で、揺れ動く拗らせ女子のラブコメディー。 キャラはユニークで面白いのだけれど、ラブストーリーとしては感情移入できないが弱み。[DVD(邦画)] 5点(2024-06-25 20:38:29)《改行有》 23. PERFECT BLUE 《ネタバレ》 劇中劇も絡んで、どこが現実でどこが妄想なのか混乱させられる。 いいように翻弄されて、何が真実かわらかなくなる感覚。 ストーカーの犯罪かとさんざんミスリードされた後、未麻の部屋を運営していたのはマネージャーのルミというどんでん返し。 ルミが自分を未麻だと思い込んでの妄想が、どこからどこまでだったかを考えると、また頭が疲れてくる。 もう少し疲れないどんでん返しのほうが好みなので、真相解明のカタルシスはなかった。[DVD(邦画)] 6点(2024-06-25 18:47:02)《改行有》 24. すばらしき世界 《ネタバレ》 主演の役所広司の存在感がさすが。 西川美和監督らしいリアリティーのある描写。 ただ、ドラマティックな展開もなく、終わり方が突然で消化不良。 西川作品なら「ゆれる」「ディア・ドクター」等のほうがずっと面白かった。[インターネット(邦画)] 5点(2024-06-25 17:50:03)《改行有》 25. Dr.コトー診療所 《ネタバレ》 このシリーズの大ファンだが、あまりにも都合がよすぎる結末にガッカリ。 これでもかと危機的状況を積み重ねたのはいいが、あの状況で全員助かるというハッピーエンドは、リアリティがなさすぎて醒めてしまう。 これでは感動できない。 コトーの生死を曖昧にして観る人の想像に委ね、ラストが実は幻でこうあってほしいという世界線を描いたものだとしても失敗している。 そもそも想像に委ねるラストは中途半端で、あなたの都合の良いように解釈してくださいというような、ある意味制作サイドの都合の良い無責任にも感じてスッキリしない。 こんな風なストーリーならみんな感動できるんでしょ?と舐められてる気すらする。 八方美人的な演出で、『北の国から』と同じで年を経た登場人物に感慨深いものを覚える大好きなドラマだっただけに残念というしかない。 アマゾンプライムで視聴したが、当初は映画館でじっくり観ようと思っていたのに行きそこなったのだが、行かなくて本当に良かった。[インターネット(邦画)] 4点(2024-06-24 15:11:05)《改行有》 26. ダゲレオタイプの女 《ネタバレ》 芸術家の狂気、哲学臭のする異色のホラー・ラブストーリーともいえるが、最も苦手なタイプでまったく合わなかった。 見る人を選ぶ映画か。解釈を委ねられているようだが理解もできないので、最後まで見るのに何度もくじけそうになる。 黒沢清監督の「岸辺の旅」も琴線に触れずつまらなかったので、どうやらこの監督と相性が悪いのかも。[DVD(字幕)] 2点(2020-11-29 17:08:08)《改行有》 27. 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 《ネタバレ》 「千と千尋の神隠し」の興業収入100億突破の最速記録を大幅に塗り替えたと大評判、あちこちで話題にも上って席巻中。 映画はアニメの続きの話だと知って、まずはアニメを全巻視聴してから映画を見た。 確かに面白い。でも、あまりにも評判が高くてハードルが上がりすぎた。 涙が止まらないという感想を幾つも目や耳にしていたので映画館まで足を運んだが、少しウルッとする場面はあったものの泣くまでには至らず。 泣ける映画なら他にもっと泣けたものが幾らでもあったので、やや拍子抜けの感があり、何の期待もせずに見たほうがよかったかも。 映画を見た後に、今度はコミックを読み始めたが、この作品は漫画で読むよりアニメや映画の映像のほうが活きる。 ただ、映画の続きの漫画のストーリーの中に、涙腺をしっかり刺激される家族愛エピソードがあった。[映画館(邦画)] 7点(2020-11-01 22:48:30)《改行有》 28. ぼんち 知人のイチオシだったので見ようと思っていたが、古い映画だったのでずっと長い間あと回しに。 今更ながらようやく見てみたものの、まったく合わなかった。 船場のぼんちの一代記で、古き日本の風情、趣のようなものは感じるけれど、自分にはこれといって刺さるところがない。 そんな物語の内容よりも、豪華女優陣の知らなかった若き日の姿のほうが印象に残る。 若尾文子はこんなにキュートだったのか。中村玉緒、越路吹雪、京マチ子、草笛光子、山田五十鈴も若い。 特に、山田五十鈴のイメージが別人のように違っていて驚いた。 キャスティングが演出の7割を占めるという市川昆監督の言葉通り、キャスティングの妙は感じた。 原作の山崎豊子は市川監督のぼんち像にずいぶん不満だったそうだが、山崎豊子のぼんち像で見てみたかった。[DVD(邦画)] 3点(2020-06-09 23:34:26)《改行有》 29. チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜 《ネタバレ》 田舎高校の部活動を舞台にした青春物なら「スウィングガールズ」や「シムソンズ」のほうが遥かに良かった。 実話物にありがちな散漫さを感じる。ダイジェスト的なところもあって、深くまで入り込めない印象。 これならドキュメンタリーで観たほうが良かったかも。[DVD(吹替)] 4点(2020-05-03 18:16:27)《改行有》 30. 半分の月がのぼる空 《ネタバレ》 時系列のギミックは意外性があって巧い演出だと思うのだが、残念ながら池松と大泉が違いすぎて受けつけない。 顔もそうだが大泉の大阪弁も下手で、それらの違いが許容できる範囲を超えてしまっていたために、せっかくのギミックがすんなり落ちてこなかった。 キャスティングが違っていれば、もっと素直に感動できたような気がする。[DVD(邦画)] 4点(2020-05-01 22:40:24)(良:1票) 《改行有》 31. 万引き家族 《ネタバレ》 訳有りで集まった擬似家族を描いたドラマは、これまでも見たことはあるので特に目新しさは感じなかったけれど、とにかく役者が良い。ストーリーにも惹かれるものはあるが、消化不良の部分は残る。 是枝監督は全部をわかりやすく伝えようとは描かず、あえて観客の想像の余地を残しておく。 そのためクドさはなく粋に見えるメリットはあるけれど、もう少しわかりやすく伝えてほしい部分はある。 少年が何か呟いたけれどそれが何かわからない、といったようなところは印象には残るけれどスッキリしなくて気持ちが悪い。 お婆さんが何のためにお金をためていたのかも描かれてはおらず消化不良。 要はどこまで描くか監督のサジ加減の問題だと思うが、個人的には若干不親切に思える。[地上波(邦画)] 7点(2019-12-27 22:01:06)《改行有》 32. その街のこども 劇場版 《ネタバレ》 前半はつまらなくて見るのをやめようかと思ったくらい。 森山未來と佐藤江梨子の二人のシーンが大半。 こういうのは役者によほどの力がないと持たないものだけれど、佐藤江梨子には荷が重かったように感じた。[DVD(邦画)] 3点(2019-12-23 23:40:51)《改行有》 33. スキマスキ 《ネタバレ》 スキマが好きな主人公が向かいの部屋の女を覗いていたら、逆に盗撮されていたというラブコメ。 佐々木心音は全然美人ではないがフェロモンはある。でも、ストーリーはたわいなくて印象が薄い。[CS・衛星(邦画)] 3点(2019-07-19 20:00:20)《改行有》 34. 湯を沸かすほどの熱い愛 《ネタバレ》 宮沢りえが幸薄くも愛の深い女性を好演。捨てられて捜し求めた母に、やっと会えると思ったのに拒絶される。 でも、自分は周りの人たちに愛を与え続ける。いじめで不登校になった安澄を厳しく叱りながらもそれに立ち向かう強さを教える。 真実を隠して安澄を自分の子として育てながら、耳の不自由な実母と会話ができるようにと手話を習わせておく。 浮気性の夫も、引き取った血の繋がらない子供たちも、仕事の依頼で関わった探偵も、双葉の慈愛に動かされている。 末期ガンと診断されてからの物語となると、ありきたりな感動押し売りになりがちで醒めてしまうことがよくある。 でも、この作品はそういう押し付けがましさは感じず、素直に入り込めた。エピソードの中には出来すぎだと思うものもあるけれど。 イジメに対抗して教室で制服を脱いだとしても、現実ならそれでイジメが止むどころか更にネタにされるだけのような気はする。[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-07-19 19:56:21)《改行有》 35. カメラを止めるな! 《ネタバレ》 お見事。アイデアと脚本の勝利。 前半はホラーで、後半がその謎解きドタバタコメディー。 内田けんじ監督の『運命じゃない人』が頭に浮かんだ。 ラストの人間ピラミッドと、監督が幼い娘を肩車している写真が重なっているのもオシャレな締めくくり。 綿密に構成されて、完成度が高い。[DVD(邦画)] 8点(2019-07-05 22:49:51)《改行有》 36. 悪人 《ネタバレ》 人を殺した祐一が社会的には一番の悪人だろうが、殺された女も同情できないくらい嫌な女だし、その女を物のように車から捨て去る男、祐一を捨てた母親、祐一の祖母を騙す詐欺師など、いろんなタイプの悪人要素を持つ人物が揃っている。 その中では、祐一は悪人というよりバカな奴という印象。 光代を共犯にしないために殺すフリをしたというシーンだと思うが、警察の現れるタイミングがそんなにどんぴしゃで都合よく合うものかと不自然に思えた。 祖母役の樹木希林の何とも言えない哀感がたまらない。とんでもない身内を持ったがための悲哀が滲み出ている。[インターネット(邦画)] 6点(2019-07-05 22:48:03)《改行有》 37. イキガミ 《ネタバレ》 国家繁栄維持法によりイキガミが届いた者はこの世から消えなければならない。 特殊な設定で感動的なストーリーのはずなのに、なぜだかインパクトがない。 赤紙をもらって特攻で散っていった若者のドラマの中には心揺さぶられて涙を禁じえない作品もあるが、この映画には心を揺さぶられることもなくあまり感情移入ができなかった。[インターネット(邦画)] 4点(2019-07-03 21:31:01)《改行有》 38. 岸辺の旅 《ネタバレ》 失踪した夫が三年ぶりに現れたが、既にこの世の人ではなかったというファンタジー。 静かなトーンでストーリーが進んでいくが、特に惹かれるものはなかった。[CS・衛星(邦画)] 4点(2019-07-02 23:37:45)《改行有》 39. 追憶(2017) 《ネタバレ》 子供の頃、殺人に関わったという大きな秘密を共有する三人の男たち。 久々の再会なので、今どんな人間になっているのかがお互いによくわからない。 そんな状況なので、疑心暗鬼の中、犯人は誰なのか、事件の真相は何なのか、サスペンスとして引きこまれる。 悟が昔の秘密をネタに啓太から金をゆすっているようにミスリードして、実は意外な真相が――ということだけれど、唐突すぎてすんなり飲み込めない。 サスペンスに重点が置かれたのではなかったのか、ともかく急仕上げのような印象だったので、もっとじっくりいろいろ描いてほしかった気はする。[DVD(邦画)] 4点(2019-07-02 23:36:38)《改行有》 40. DESTINY 鎌倉ものがたり 《ネタバレ》 宮崎駿の「千と千尋の神隠し」のような世界を実写版で描いたような感じ。でもこれは一向に乗っていけない。 コメディチックなファンタジーだが、童心に戻れるわけでもなく、大人向けなのか子供向けなのか何だか中途半端で自分にはまったく合わない映画。[CS・衛星(邦画)] 3点(2019-06-30 23:45:36)《改行有》
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