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プロフィール
コメント数 2127
性別 男性
自己紹介 2022/3/26に以下のような自己紹介文をアップしました。
ロシアのウクライナ侵攻が始まってひと月経過。
映画は観ていますが、侵略戦争のせいでレビューする気になれません。
私の映画レビューと戦争は直接関係しませんが、
楽しく文章を考える気分じゃない、ってことですね。
ロシアが撤退するか、プーチンがいなくなったら再開します。


そして、
侵略戦争が膠着状態に入り、
いつ終わるか識者にも判断できない状況になりました。
まぁ正直、痺れを切らしたので、レビューを再開します。
ウクライナ、頑張れ!

2024年3月17日更新

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481.  輪廻(2005) 《ネタバレ》 優香の演技がしっかりしていて感心でした。あのおっさんがどう転んで優香のような可愛い女性に生まれ変わるのかは謎です。別にどうでもいいんだけど。転生した魂が前世の業を背負っているのは輪廻の正しい解釈なのだと思いますが、前世の記憶が無い者をいたぶるのは趣味が悪いですね。不運を前世のせいにして片づける占い師と同じ理屈です。優香が生まれ変わったら、また香里奈や椎名桔平の生まれ変わりを殺しに行くんですかね。坊さんみたいことを言いますが、輪廻って復讐の手段では無く、来世に「生」を繋ぐ希望みたいなものであって欲しいと思った次第です。真面目にストーリーに注文を付ける類いの作品では無いような気もしますが…。[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-01-18 22:05:49)(良:2票)

482.  の・ようなもの 《ネタバレ》 森田監督の追悼放送で鑑賞。2回目である。不思議な映画で、特になにも言っていない。日常会話にちょっと捻りを効かせた程度のシナリオ。でもそれが狙いだったことは明白。タイトルから主語を外しているのは、そこに明確な形を持たないものを入れる為だと思う。たとえば本作の製作年度。「1981年の・ようなもの」と言われ、当時を思い浮かべると、なんとなく頷ける。あるいは「青春の・ようなもの」とか。高度成長が終わりを告げ、80年代に入った初頭の空気感の・ようなものは伝えていると思う。これが面白いかと問われると、現代の視線からはさほどでもないのだけど、例えば「青春の蹉跌」に見られたような気だるい青春像から一歩進んだ時代を象徴していた作品だと思う。それを映像化した森田氏は、時代を代表する旗手になる勢いを確かに持っていた。「ナウい」だとか「ラビット関根」とか、ちょっと気恥ずかしくなる言葉やネーミングに当時を思い出す。それにしても、秋吉久美子の可愛いさに改めて驚いた。[映画館(邦画)] 5点(2012-01-14 22:46:27)

483.  次郎長三国志 第二部 次郎長初旅 《ネタバレ》 旅に出た次郎長一家。昔の兄弟分の家に厄介になるが、そこが金欠で博打にも負けて踏んだり蹴ったり。サラシだけの裸の旅立ちになるのだけど、見送る兄弟分にその格好のまま「お世話になりました」と一同丁寧な挨拶を交わすところがとても可笑しかった。「仲間と一緒なら裸でも寒くない」ってことなんですね。本作は冒頭で大五郎、喧嘩の仲裁の流れから仙右衛門が一家に加わり、そしてエンディングで石松が登場します。この石松さんの存在感にぶったまげましたよ。大したシーンでも無いのに、吃音演技とその表情から目が離せない。若き日の森繁久彌です、ってこの時すでに40歳なんですね。私が物心ついたときにはすでに爺さん役専業だったので新鮮でした。[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-01-12 23:36:59)

484.  毎日かあさん 《ネタバレ》 出演者たちは芝居っ気たっぷりだけど、ストーリーはドキュメンタリーテイスト。それが原因しているのか、掴みどころが良く分からない映画でした。西原理恵子の原作はちゃんと読んだことがありませんが、序盤はゆるゆるの絵のタッチがそのまま映画になったような空気で流れ、そういう作品なのかと思っていました。ところがアル中の亭主が登場してからは、どんどんとディープな展開を見せる。最終的には特にマンガ家が主人公である必然も無く、アル中のダメ亭主との関係をどうするかというところにフォーカスして行きます。ふたりの子供の「かあさん」であると同時に、ダメ亭主の「かあさん」って感じで、彼女の奮闘記ですね。離婚して一度は追い出した亭主を再び迎え入れるあたりに情の深さを感じますが、それが感動的ということでもない。内心の浮き沈みは別にして、泰然とその荒波に対処している「かあさん」の強さ。これはタイトルが示す通り「日常」を描いた映画なんだと思いました。[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-01-02 15:36:43)

485.  次郎長三国志 第一部 次郎長売出す 《ネタバレ》 名前は知っていても、どんな人物だったかほとんど知らなかったのが清水の次郎長さん。どうやら、その魅力は次郎長本人というよりも「一家」の総体に対する評価なんだろうということが分かりました。本作では鬼吉と大政と綱五郎が一家に加わりました。鬼吉が切り込み隊長、武士出身の大政は軍師とか参謀、綱五郎はコミックリリーフってところでしょうか。次郎長本人はどうかというと、本作を観ただけでは良く分からない。特に何もしていないんですよ。知恵や迫力で人を統べるというよりは、お人好しで好かれるタイプ。ヤクザというよりボンボンって感じでした。劇中では人命を大事に描いているところが好感。全体的に大きな子供が集まってはしゃいでいるような空気が流れていて、能天気な楽しさに溢れている。[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-01-02 14:35:37)

486.  帰ってきた若大将 《ネタバレ》 1961年から1971年にかけて製作されたシリーズから10年の時を隔てた後日談的な位置づけの作品。本作自体がすでに30年前の作品ですが、シリーズを全て観た後に鑑賞したことで、自分としてはコンプリートした達成感がありました(笑)。主人公の家族に祖母役の飯田蝶子さんが見えないことが残念だったけど、ちゃんと七回忌という設定で偲ぶシーンを作っていることに好感。その他のレギュラーたちにもう少し見せ場を作ってあげたかったです。ヒロインは坂口良子とアグネス・ラム。アグネス・ラムがブレイクしたのは1970年代だったので、この時すでにブームは過ぎている。それもあってか、水着姿はありませんでしたね。本作の締め方の良いところは、田中邦衛が演じる石山新次郎が自分から進んで坂口良子を加山雄三に譲るシーンです。田中邦衛はほとんど全ての作品で加山雄三に魅かれる女性に横恋慕して必ず失恋していました。その描写がただ痛いだけの狂言回しで、人格などは全くフォローされずに放置状態。それが、やっと普通の人格を与えられたって程度なんですが、それでも嬉しかったです。そういえばこの二人は「椿三十郎」でもいがみ合っていました。このベテランたちの芝居の中に、劇中での20年来の付き合いがそのまま年輪として感じられる余裕と親しみが見え、それが私にはドキュメンタリーでした。[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-12-07 12:15:40)

487.  DEATH NOTE デスノート(2006) 《ネタバレ》 比較的最近のマンがの中では最も興奮させてもらったのが本作の原作。おかげで「少年ジャンプ」を買う習慣ができてしまった(笑)。熱血やアドベンチャーがメインの少年マンガの世界に、正当なサスペンスを持ち込んだ最初の作品だったように思います。映画は無難にまとめている感じはあるんだけど、夜神月が私の持つイメージと違ったことが残念でした。彼はもっと怜悧な天才肌で、藤原にそんなオーラは無い。Lは甘いもの好きという小道具に助けられながらもそれなりに見えました。ちなみに、ちょっとアブナイことを言いますが私は夜神月=キラ派です。法に照らした裁判制度だって結局は人の裁量による裁き以外の何物でもない。手続きに多くの人が関わることで生じる「あやふや」をお互いに認めて安心する制度です。個人の独断でも極悪人に限定して裁いてもらう分には何ら問題は無い、と私は思いますけどね。その裁きには冤罪がないことが前提でそこは不完全ですが、犯罪の抑止力になるメリットの方が格段に大きい。このマンガがヒットした理由には、読者にそう思わせる背景があったことは確かだと思います。また、あんまり映画のレビューになってません。[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-12-07 11:59:25)

488.  ハラがコレなんで 《ネタバレ》 この監督のシナリオには、作品全体を規定するキーワードが台詞として頻出するようだ。「川の底から~」では「中の下」だった。本作では「粋(いき)」がそれにあたる。そう、江戸っ子が「粋だねぇ~」と口にするあの「粋」である。登場人物たちはみな貧乏だったり不幸を背負っていたりで、時代から取り残されたような長屋に住んでいる。そこに、妊娠9ヶ月の主人公・光子が15年ぶりに戻ってきて、彼らの暮らしを「粋かどうか」という価値観で牽引して行くストーリー。光子のお腹の子の父親はカリフォルニアにいる黒人男性らしく、すでに関係が切れている。最も不幸なはずの彼女が他人の不幸に共感し粋に接する。「粋」とは精神的なカッコ良さなんだけど、それは貧富に関わりなくと言うより、貧乏で苦しい時こそ前向きなエネルギーとして「粋」を発揮しようという、解かりやすいメッセージだった。これは「川の底から~」でも感じたことだけど、状況が逼迫していても「とりあえず」と言って問題を棚上げにして、精神論で突破を図る。そこに勢いはあるけど、理屈がありません。それで観る側を説得できるかどうかが肝なんですが、本作はその部分で「川の底から~」に及ばなかった。光子が超然と「粋」を貫けるのは、幼少時に接した長屋の大家さんの影響だと思うが、彼女の成長過程がごっそり抜けているので説得力が乏しいんだと思います。物語の中で成長するような構成の方が良かったという感想です。[映画館(邦画)] 5点(2011-12-01 17:50:47)(良:1票)

489.  nude 《ネタバレ》 AV女優みひろの自伝小説の映画化。原作は読んでいません。エロチック系の作品かと思ったら、とても真面目な内容でした。地方の高校を卒業し、上京して東京で就職。スカウトされヌードグラビアのモデルへ。彼女なりの葛藤を経てグラビアからVシネへ、そしてAVへ。特段に面白くはないけれど、普段は触れることの無いAV女優の内面に対する興味だけで見られる作品でした。故郷にいる親友、付き合っている彼氏、みんながその職業に否定的。それに抗う彼女。その構図でストーリーが進行する。裸身や性を売り物にする嫌悪の中味は男女によって違う。親友の女性は専らAV女優の友人と見られることを嫌がっているようでした。つまりは自分が可愛いってこと。私は友人が男優をやっていても絶交しないけど女性同士の関係はピュアが基本のようです。彼氏は彼女を独占できなくなる、というより、彼女を共有する大勢のなかの一人って気分になるのが嫌なんですね。その心情は良く分かる。親友に絶交され、彼氏が去ってもAV出演を続ける主人公。自身で決めたことに対してプライドを持って取り組んでいるという描写でしたが、何が彼女にそうさせるのか、根本の動機部分は説明されない。そこにもう少し突っ込んで欲しかったです。中盤でAV女優にならない主人公を「中途半端」と断罪する偉そうなプロデューサーが出て来くるのが可笑しかった。あんな奴、本当にいるんですかね。もの凄く狭い世界で女性の可能性を決めつける変人でした。原作者も着衣で出演されています。主人公より可愛いです。「共演した男優さんたちはみんな優しかった」って独白台詞が妙に印象に残りました。[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-11-30 22:29:41)(良:1票)

490.  喧嘩太郎 《ネタバレ》 当時は無かった言葉ですが、ツンデレです。芦川いづみさんの。しかも婦警の制服でツンデレします。いやぁ、可愛い![CS・衛星(邦画)] 5点(2011-11-10 22:32:31)

491.  RED SHADOW 赤影 《ネタバレ》 この映画を楽しむコツは「赤影」というタイトルを忘れることです。私は「仮面の忍者 赤影」世代ですが、最初の10分でそのタイトルの呪縛を切り離したことが好結果に繋がりました。観た人が「赤影」イメージを引きずらなければ平均点が1点はUPしていたでしょう。「たら・れば」の話を続けますが…、麻生久美子が前半で死ななければさらに1点UP、あのまま赤影と駆け落ちして抜け忍になり「カムイ外伝」をやったらもう1点UP、奥菜恵との三角関係に発展したらオマケに1点UPって具合で、「赤影」タイトルを裏切るのなら麻生久美子を中心に組み立てるべきでした。やってくれたらホントに9点くらいは付けたかも。「くのいち」をかくも健康的なお色気で表現した映画は観たことが無い。今頃になって10年前の麻生久美子でこんなにイイ思いができるとわ![CS・衛星(邦画)] 5点(2011-10-25 23:39:27)(良:1票)

492.  第五福竜丸 《ネタバレ》 私が第五福竜丸に関して知っていたのは、水爆実験によって被ばく被害に遭った民間漁船であり、またこの事件が「ゴジラ」製作の直接の契機となったということだけでした。本作で初めて事件の顛末を知りましたが、感情的にならずに淡々と事件をなぞる平静な描写には感心しました。当時、すでに国内で反原爆・水爆運動が盛り上がりを見せた後だったことを考えると、その態度は潔いものだったでしょうし、半世紀以上が経過した現代では問題の核心だけをすくい取れる構成だと思います。「死の灰」の降り方や、「死の灰」を浴びると放射性物質であるストロンチウム90を体内に取り込んで体の中からの放射線に晒されることなど、知らなかったことがたくさんありました。人の体にガイガーカウンターを向けて反応が出るシーンは恐ろしかった。勉強になりました。余談ですが、いまだに核兵器を保有することを外交の駒として利用したがる国がすぐ近くにいますが、バカで幼稚ですね。もうひとつ余談ですが、他に書く場所もないのでここをお借りします。先の震災で「被ばく」という言葉が何十年かぶりに身近な凶事として聞かれました。でも、原水爆による被ばくと原発が自然災害によって不具合を起こした結果としての被ばくは全く意味が違うと思っています。被害に遭われた方には申し訳ないけど、安全管理意識の浅さだけが問題だったと思います。行政は原子力政策の根本を見直すようなことを言ってますが、一時的な民意に迎合した安直な方向転換としか思えない。発展にリスクは付き物で、例えば自動車は毎年何千人も人を殺し環境を破壊して来ました。でも、自動車を全廃するような議論は起こったことがない。そんな中でメーカーによる安全技術の向上や交通規制の見直しで死亡者をどんどん減らし、エコカーの増加も成果を出すほどに進んできた実感があります。原子力エネルギーの処遇に対しても、同じような対応が出来ないものかと思います。人の知恵で開発したものを知恵で操らずに放棄することに悔しさに似た感情を覚えるのでした。[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-09-13 22:27:22)

493.  木曜組曲 《ネタバレ》 有名女流作家の不可解な自殺を巡って複数の関係者が検証に臨み、それぞれの思惑もひっくるめて真相に収束して行く。ミステリーとしての謎解きと云うより登場人物たちの心理の奥底を探求するようなデリケートな作品でした。女性だけのコミュニケーションに含まれるネガティブな感情が男の自分には面白く映りました。原作は読んでいないけど、恩田陸らしいニュアンスを大事に演出していると思います。主要出演者の中で一人、女優専業ではない加藤登紀子さんがとても不気味で、そのノイズが良くも悪くも作品全体に普通の映画じゃない雰囲気を与えています。私は専ら、誰が時子を殺したかと云うことより、突っ張って生きてきたツケを精算するかのような時子の考え方に興味が募りました。テーマもそこにあると思います。自分が生きた証をどこかへ残しておきたい気持ちが、少しは分かるような年代になったのかもしれません。[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-09-06 23:21:48)(良:1票)

494.  CURE キュア 《ネタバレ》 精神を病んでいる女房を「人生のお荷物」とぶちまける役所に戦慄しました。最も印象に残ったのがあれです。あれを言わせるための映画だったと思えるくらいです。[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-08-24 22:02:23)

495.  ワイルド・スピード/MAX ミシェル・ロドリゲスが冒頭で死んじゃうのがとても残念でした。主演の二人は犯罪者とFBI捜査官なので完全には相容れないが、お互いの車好きとドラテクへのリスペクトがあって、それが本作のオリジナリティでもある。だから、何事も車を走らせて解決する。格闘技者が「拳で語り合う」ようなモンです。だから、明快だけどストーリーに深みは無い。「サーキットの狼」みないなモンです。余談ですが、私は外国車に魅力を覚えない人で、このシリーズは日本車をチューンして走らせるところに見どころを感じています。DVD特典によると、ポール・ウォーカーは本当に日本車贔屓らしい。本作でもGT-Rとインプレッサのステアリングを握ります。でも、同じくDVD特典によると、日本車を使っているリアルな理由は壊しても財布が痛まないからのようです。つまり日本車は安くて速いのです。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-05 21:19:39)(良:1票)

496.  てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~ 《ネタバレ》 自分は映画と同じくらい沖縄が好きなので、背景の風景や街並みを見ているだけでも意味があるんですが、実話ベースに触発されて少し勉強させてもらいました。サンゴの育成が地球温暖化に対して効果を持つかどうかは未だに明確な結論が出ていないようです。ただ、海洋生態系の保全という意味で重要ということは揺るぎない事実らしい。だから、学者どもの理屈に頓着せず、沖縄の海をサンゴ礁で美しくしたいという主人公の姿勢は絶対的に正しいのだと思います。本編は中盤から借金との格闘という色彩が強くなりすぎて、サンゴと向き合う部分が少なくなったことが残念でした。家族の絆を見せるために不可欠な要素だと思いますがバランスに偏りを感じました。沖縄が舞台の小説を読んでいると(って池上永一だけですが…)、常に沖縄の女性は逞しく描かれています。本作も然り。怒ったら男をグーで殴る。とても分りやすい(笑)。あのイントネーションが正しいのかどうかは分りませんが、沖縄好きとしては方言を多用して欲しかったですね。字幕付きで。[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-07-30 21:02:37)

497.  悪名(1961) 《ネタバレ》 やくざ者が嫌いと言いながら、やっていることがすべてやくざな勝新太郎。女傑の女親分からいずれは名を成すだろうと認められるが、そんなものは「悪名」だと嘆くラストシーンがタイトルに繋がってスッキリと観終わりました。本人は意図せずとも義に篤いやくざ者の鑑のような人格ってところで、立派なアンチヒーローです。田宮二郎も勝新とは違った存在感を発揮していてカッコ良く、このコンビでシリーズ化された理由が分ります。当時、二十歳そこそこの玉緒さんは可愛かったです。[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-07-27 22:29:31)

498.  ドッペルゲンガー 《ネタバレ》 緩めのホラーテイストを効かせたコメディでした。キーワードは「ストレス」で、ドッペルゲンガーは徹底してストレスフリーなキャラクター。ストレスを多く抱える人物ほど、オリジナルとの差が明確になるようだ。役所広司がその好例だけど、後半は永作やユースケや柄本明たち全員がいつの間にかドッペルゲンガーに変わっていると思わせるあたりがブラックな味わいです。後先考えずにストレスの元を壊して回れると爽快だと思う。羨ましい。でも、例の機械を捨ててしまうエンディングは面白みに欠けますね。ありきたりな回答以上のものではなかったです。[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-06-18 22:05:18)

499.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 序盤の交通事故から累積して行く不可解が自分には良い具合にサスペンスフルで、それを回収するためのオチも悪くないと思いました。物語に都合の良い記憶の欠落は「昏睡の後は記憶が混乱する」と医者に言わせたことで解決なのでしょう。暗殺集団の兄ちゃんたちのモタモタも、最初は主人公を殺さずに動きを封じることを目的にしていたと考えると説明がつく。辻褄はあっていると思う。でも、主人公が自分が何者かを思い出してからの展開に大きな疑問符が付き最後まで尾を引きました。周到に練った計画の首謀者が、その計画を思い出した途端に阻止する側にまわる理由が分らない。その変心に納得の行く理由があれば相当に高く評価できたが、当たり前のように正義の味方になったのはご都合主義というより不可解です。そこで大きく減点はしたけれど、それでも最後まで退屈しなかった流れは評価します。ダイアン・クルーガーはやっぱり美しい。「あの美人に惚れたから」でも十分な変心理由になるとは思うけど、そんな描写は無かったものね。[映画館(字幕)] 5点(2011-06-06 23:44:17)(良:2票)

500.  どん底(1957) 《ネタバレ》 最低の生活を営む人たち、という意味なのだろう。社会の底辺そのままに、立地的にもゴミを投げ落とされる低地に建つ傾いた長屋。ちょっと雨が続けばすぐに床上まで浸水しそうで不衛生極まりない。そこでろくに仕事もせずにたむろする奴らはお互いを労わり合うのではなく、傷に塩を塗り合いながら生きているような殺伐とした空気。でも、なんかバイタリティは感じるんだよね。そんなにギャーギャーと騒ぐ元気と暇があるなら仕事を捜せよ、って感じでした。これ、現代の視点では悲劇というより喜劇でしょう。ちなみに屋内が間仕切りなしで繋がってる「長屋」を初めて見ましたが、あれが正しい「長屋」なのでしょうか?[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-05-29 01:12:20)

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