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プロフィール
コメント数 304
性別 男性
自己紹介 つたない文章力で自分なりのレビューを心がけます。映画館で観た作品は自然と評価が高くなりがちです。

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 抑揚がなく大仰な演技、違和感しかないセリフ回し。 石原さとみに代表されるアニメ的なセリフ、人物描写、テンションなどを実写に持ち込んでしまっているので、門外漢の自分には、ただただ薄ら寒く感じてしまう。人間が出てくる、ドラマ部分は酷い出来であったと思う。 BGMの使い方や度々差し込まれる、フラッシュバックもどれもくどい。 ただ、巨人それぞれにある個性の描き方、表情の不気味さ、人を食べる描写はすごく良かった。[DVD(邦画)] 4点(2016-05-30 19:36:20)《改行有》

42.  脳内ポイズンベリー 《ネタバレ》 いちこも早乙女も越智も結局は全て他人だよりで、人のせいにする。 最後の脳内会議を経て、始めて他人頼りでない、いちこになったかと思ったが、ラストシーンでまた最初のシーンを繰り返す事で、恋の予感を感じさせる。その後の展開は変わるものだとしても、少なくとも、いちこという人間の変化を感じられない円環構造にし、同じ描写をする事は絶対に避けるべきであったと思う。 物を拾ってくれた人物への対応の変化を見せる事が、脳内会議をした意味となるし、この映画の存在意義になると思う。 そして、意図的であるにしろ越智という人物が若さなど関係ないほど、あまりにも軽薄な人間で、危ういながらも人を惹きつける魅力がある人物には全く見えない。画面に出てくるたびに、ただただ不快だった。[DVD(邦画)] 4点(2016-05-21 21:29:01)《改行有》

43.  もらとりあむタマ子 《ネタバレ》 変化と呼ぶにはあまりにも些細な経時的な変化を楽しめる事ができるかで、大きく評価が分かれると思った。 度々差し込まれる食事シーン。 食事の仕方では、始め一人で食べていたものが、父と食べる(それぞれの皿、違うものをたべていたが、最後は同じ皿の食べ物を共有することになる)ようになり、最後には第三者(中学生の少年)と家の外で食べるようになる。その変化をとるだけでも、タマ子の他者との心の距離感が伺える。 そして食事に対する姿勢の変化。始めは全て用意されたものをただ受動的、作業的に食べるが、自分で食事を用意し、能動的に食事をする=生きようとするようになる。 食事という行為一つとってもこれだけの変化があり、それ以外にも、洗濯、家業に対する関わり方、父との会話、服装、歩き方などそれぞれが全て少しずつ変わっていっている。 それらの変化は普段自分達が日常生活を送る上での何気ない変化(自分でも気付かず他人に言われて始めて気付く、意識しない程の些細な変化)とも近いものがある。 行動が変われば習慣が変わり、習慣が変われば性格が変わり、性格が変われば人格が変わり、人格が変われば人生が変わる。という言葉を聞いた事がある。 台詞に頼ることなく、現代の日本人の若者に合わせた形で具体的に表現してくれた、素晴らしい作品だと思った。[DVD(邦画)] 8点(2016-04-29 09:04:41)《改行有》

44.  きみはいい子 《ネタバレ》 子供の障害に気づかず、ただ一人の人間として障害というフィルターを通すことなく、少年と接し続けた老婆。 それぞれの体験がシンクロし、母親同士が心の底から痛みを分かち合い、繋がりあえた瞬間。 いつも見ていた景色(鉄棒から見た時計)、そこで感じていた思いを同じ目線に立つことにより気付き、感じ、壁を乗り越えようとしてくれた先生。 それぞれの瞬間は突然訪れる。視点の移行、突然のフレームインからの予測の裏切りといった確かな映画的技術で、観ている側も登場人物と同様に文字通り虚をつかれる表現で、それぞれは提示される。 自分の内面に土足で踏み込まれ、心を鷲づかみされた感覚。でもそれは同時に、とても温かく優しく懐かしい感覚でもあった。[DVD(邦画)] 7点(2016-04-08 12:35:35)(良:1票) 《改行有》

45.  かぐや姫の物語 日本画は「描かない」余白に大きな意味を込めて、空間の「遠さ」や「広がり」などを表現し、それが日本画独特の美しさや詩情を生み出す事がある。という言葉を聞いたことがある。 この映画における余白の使い方を観て、ふとその言葉が浮かんだ。余白を使うことにより、物語の寓話性もより高まっている。 そして、色彩表現の豊かさ、濃淡の綿密さ、曖昧な色の表現がそのままこの物語が言わんとする、人間が持つ一つの言葉では言い表せない心の機微の尊さ、良い事も悪い事も含めて美しい人生というのを表現していると思った。 そして日本人に根付いている、四季に寄り添い生活を共にするという美徳も、美しいアニメーションを通して改めて感じることが出来た。 この映画における色彩による映像表現は、CGアニメや実写では、現時点では到達していない域に達していると思う。そして、これこそが世界に誇れる日本のアニメーションの凄さであると思った。 宮崎駿、高畑勲という二人の監督の違ったベクトルの集大成、生き様を「風立ちぬ」そしてこの「かぐや姫の物語」で見せてもらうことができた事が幸せだと思った。[DVD(邦画)] 8点(2016-03-02 00:53:18)《改行有》

46.  八日目の蝉 女性の強さを改めて感じました。話の内容もさることながら小豆島の美しい風景と島全体の暖かい雰囲気が印象に残りました。[DVD(邦画)] 6点(2016-02-26 23:42:20)

47.  風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 悪魔に魂を売るかのごとく、私生活を代償にしながら夢を形にしていく二郎。 自分の命を削りつづけながらも、二郎に寄り添い続ける菜穂子。そこには、世間が考える善悪や倫理観などの物差しでは図る事ができない幸せがある。そしてあまりにも刹那的な生き方。 他の人にはわからない。けれど幸せ。それが全て。 そして二人の姿に、ルパンがポルコ・ロッソがアシタカが逃げ続け、ポニョで結実した宮崎監督が描く愛の形のその先を観た気がした。[DVD(吹替)] 9点(2016-02-26 01:00:39)(良:1票) 《改行有》

48.  ハッシュ! 《ネタバレ》 人間が生きていく上で、逃れられないもの。生殖機能としての性、出自。それは自分では選ぶ事が出来ず、否応なしに与えられるもの。 自分で選んだものではないにも関わらず、それらを受け入れて生きていく事が当たり前とされていて、そこからはみ出そうとするものが非難され、マイノリティとされる社会。 そんな変えられない事実と必死に戦いながら、そして折り合いをつけようとしながら生きる3人。彼らを取り巻く社会は、何の悪意も悪気もなく“常識”、“普通”という残酷なまでの盲目的な正義を持って接してくる。 それでもそんな社会の中で生きていかなければならないし、自分も変わりながら順応していかなければならない。 スポイトを使って受精させるという一見滑稽で非現実的な発想こそが、社会に順応して生きていこうとする3人の、社会に対する命がけの小さなカウンターに思えた。[DVD(邦画)] 7点(2016-02-19 14:37:38)《改行有》

49.  の・ようなもの 《ネタバレ》 この映画を包み込む全てが愛おしくなった。 生きていくという事は良くも悪くも変わっていく事。変わらなければ生きていけないのが人生。それは時には喜びであり、時にはとてつもない悲しみを伴う事でもある。この映画は酸いも甘いも出会いも別れも含めて、人生は素晴らしいということを心の奥底から感じさせてくれたし、ずっとこの人たちの人生を見て共に時の流れを感じていたいと思った。 しかし楽しい時間は終わる。物語からカーテンコールのように登場人物は一人一人それぞれの人生を歩み始めるかのように去っていき、最後には無人になる宴会会場。祭りの後の言葉にしがたい寂しさ。でも確実に残った幸福感。 この映画に出会う前より少しだけ、だけど確実に人生に前向きになれた気がした。そして画面の外に最後に取り残された自分も、日々変わっていく人生を歩んでいかなければならないと思った。[DVD(邦画)] 9点(2016-02-10 23:58:41)《改行有》

50.  百円の恋 《ネタバレ》 現代の日本における女性版ロッキー。主人公は凄く魅力的に見えたし、狩野に振られてからのトレーニングシーンはBGMと映像と気持ちの高ぶりがシンクロし、とても観ていて気持ちがよかった。間の取り方やカットのタイミングなども全編を通して凄くテンポがよく心地がよかった。 ただ主人公を取り巻く周りの環境、人物描写が極端すぎる部分もあって少し記号的に見えてしまった。[DVD(邦画)] 6点(2015-12-28 17:05:57)(良:1票) 《改行有》

51.  味園ユニバース 良くも悪くも淡白な映画だった。過剰な演出や台詞が多くないので、人物の表情や行動で心情が表現されていた。歌の力をしっかりと声で表現し、真正面から音楽に向き合う姿勢には熱いものを感じた。[DVD(邦画)] 5点(2015-11-18 03:49:23)

52.  アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 相手のことを考え思いやり、多くを語らない日本人の美徳。椎名、椎名の母、琴美、河崎、麗子、そしてドルジも多くの事を語ろうとしない。 ラストでドルジの行く末をぼやかし、多くを見せないあたりにも映画製作者の粋な計らいを感じました。[DVD(字幕)] 6点(2015-10-29 20:36:08)《改行有》

53.  岸辺の旅 今まで霊をこちら側から撮っていた監督が、ついにあちら側からこちらを撮っているという感覚になった。 霊を恐怖の象徴でなく、救い、癒しの象徴として描いていること。生きている人間(瑞希や朋子)の中に恐怖を感じさせていること。作品全体を包む幻想的な雰囲気、町並みからそれを感じた。 死者と生者が境目なく存在する世界の舞台の中で、監督自身が、どこか人間と距離を置き世界を俯瞰して見つめる生者でも死者でもない存在になってしまったとさえ感じた。その変化にはさびしさも感じたが、今までのどの作品よりも優しく、温かく、懐が深い作品だった。[映画館(邦画)] 8点(2015-10-19 00:26:05)《改行有》

54.  白ゆき姫殺人事件 《ネタバレ》 城野と夕子のロウソクのやり取りは余分であったと思う。二人を純粋な善人にして、それ以外の人間を軽薄に見せたいという意図が透けて見えた。殺人事件関連のそれぞれの人間の反応、行動でそこは表現するべきなのに、さらにあの場面を重ねる事は過剰な演出で、この作品が伝えようとしている、情報による意図的な悪意のある誘導、そのものを感じた。 ネットのやり取りや報道番組、同僚の人間性などとにかく人間を軽薄に描きたかったのだろうけど、一面的な人間の描き方に不快感を感じた。[DVD(邦画)] 5点(2015-08-25 18:48:06)《改行有》

55.  永遠の0 《ネタバレ》 演出、脚本、BGM、役者の演技、全てが過剰だった。過去と現在の場面を交互に見せる繋ぎ方の下手さや、たびたび差し込まれるカットバック、長々と繰り返される説明台詞、思ったことを全て台詞で言わせる演出など、どれも過剰で稚拙に感じた。 ここで泣くところですよ、とテロップが出ているかのような登場人物の異様なカメラ目線の連続からのラストシーンには狂気さえ感じた。 寄生獣を見たときも思ったが、この監督はわざと余白を感じさせない作りにしているのか。そうだとしたら徹底的に自分には合わないと思った。[DVD(邦画)] 4点(2015-08-06 19:23:30)《改行有》

56.  るろうに剣心 伝説の最期編 福山雅治が福山雅治にしか見えなかったし、ボソボソしゃべりすぎで何を言ってるかよく分からなかった。修行の場面が長いし、福山雅治の顔のアップも多くて、PVを見せられているのかと思った。 もっと前半を短くして、茶番処刑の場面を失くして、敵側にフォーカスを当てて、宗次郎と剣心の過去を対比させる事で、善悪は紙一重であり状況次第、境遇次第(剣心が始めに出会う人が志々雄のような人物であれば状況はまったく変わっていたかもしれない)で、人間は善にも悪にもどちらにもなり得る、また単純に善と悪に分ける事はできないといった事も描け、作品自体にもっと深みが増したのではないかと思った。[映画館(邦画)] 4点(2015-08-02 16:47:00)(良:1票) 《改行有》

57.  北京的西瓜 あまり動かないカメラと長い1ショット、かぶりまくる台詞など映画の中にドキュメンタリーを感じるようなつくりを取り入れていると思った。また物語の展開に呼応するかのように、晴れで始まり風が吹き出し曇天になり、雨が降り、最後は晴天のショットで終わるという天気の変化も印象的だった。[DVD(邦画)] 6点(2015-07-17 18:26:44)

58.  共喰い 《ネタバレ》 父の暴力的な血を引く主人公の葛藤を描いていたが、結局最後まで、父を越える、血の宿命を断ち切るという大事な場面では女性に助けられっぱなしで、常に受動的で女性に甘え通しの主人公自身に苛立ちを覚えた。また最後は女性の強さ、包容力、母性に帰結するという点では北九州3部作を矮小化した焼き増しに感じた。[DVD(邦画)] 4点(2015-06-29 03:43:42)

59.  アカルイミライ 僕はいつも映画を観るとき、自分の人生を変えてくれる映画、そして自分の今までの人生、これからの人生に寄り添ってくれる映画をいつも探しています。 まちがいなくこの映画は自分の中でそういった存在になる一本です。これから先どんな人生であろうとも、いつでもクラゲは生きているのだと、どこでもクラゲは生きていけるのだと信じたい。[DVD(邦画)] 10点(2015-02-16 03:14:55)《改行有》

60.  トゥモロー・ワールド ゼログラビティにも通じる、長回し。そして物語を一人称で語り、伝えたい事を映像で見せることで感じさせる映画。堪能しました。[DVD(字幕)] 7点(2015-02-13 16:57:23)(良:1票)

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