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41. 日本沈没(2006)
《ネタバレ》 見て損したと思うほどつまらなくはなかったが、普通の娯楽作品で旧作のような心に響くものが何もなかった。やはり日本が結局沈没しないというのはこの作品の根幹を変えてしまっていると思う。登場人物の苦悩をほとんど感じさせられることがなく、その点も旧作とえらい違いであるがそれは役者の力量さのせいなんだろうな。[DVD(邦画)] 4点(2007-07-28 06:23:30)
42. 女王蜂(1978)
《ネタバレ》 やはり、中井貴恵の演技が致命的になってる。智子の存在感が命ともいえる作品なので評価は低くならざるをえない。高峰三枝子や司葉子にあんなしょうもない役で出てもらうくらいならば、「犬神家」の島田陽子に智子役として再登場してもらったほうがよかったのでは?内容のほうもどうもいまいち。昔の殺人で原作にない設定で動機の強化をはかるのならば、現在の殺人のほうの動機もうまく脚色してほしかった。原作では犯人がかなりひどい人物になっているのであの動機でもありかなと思わないでもないが、映画版の犯人はそう悪く描かれていないのであの動機で人を殺すのかなと・・。[ビデオ(邦画)] 4点(2007-07-28 06:16:58)
43. 犬神家の一族(2006)
《ネタバレ》 旧版とほとんど同じという評判だったので躊躇したものの、結局特典付きDVDを買ってしまい、鑑賞。皆様のおっしゃるとおりでした。役者はもとより、セットも演出も音楽も全てがスケールダウンしていて物足りない(犬神家の大広間がなんか狭くなっていてちゃちな感じがした)。どうせリメイクするならば前作では省かれた、スケキヨがなんで逆さ死体にされたかとか、青沼菊のの存在とかをきちんと描いてほしかった。逆さ死体なんか原作読むまでなんであんなことする必要があったのかわからなかったし。でもまあ懐かしい気分にさせてくれたのは確かでぶつぶつ文句言いながら見るのも一興かとは思います。[DVD(邦画)] 5点(2007-07-28 06:05:38)
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