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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
581. PiCNiC(1994) 塀の上をひたすら歩く、この先には何があるのだろうと結構惹きつけられる。ラストの羽が舞い散るシーンは映像的にはgoodだが映像的にgoodなだけでしかない。2時間ほどの長編だと駄作になってたかもしれないが、このくらいの長さだとかえって好印象を残す岩井俊二の世界に浸れる作品。 7点(2003-10-20 18:05:16)《改行有》 582. キタキツネ物語 ホント良く撮れてます。あんなドラマチックな絵はなかなか撮れんでしょう。ゴダイゴの音楽がまたすごく合ってるんです。曲名は知らないけどテンポのいい歌があってこのレビューを書いている間、頭の中でずっと鳴ってる。小学生の時に見て感動したので「象物語」にも連れていってもらったのを覚えている。7点(2003-10-16 18:31:58) 583. GONIN 俳優としてのたけしはあまり好きではないがこの作品のたけしはかなりいい。はまり役!話の内容に目新しさはないが一癖も二癖もある俳優陣には惹かれます。6点(2003-10-15 14:15:17) 584. ソナチネ(1993) キタノイズム、キタノブルーと言われる北野監督の映画のカラーを完成させた作品だと思っています。独特の間が、陰と陽、笑いと悲しみを相反するものではなく同じものにしている。ただ閉め方に納得がいかない。どうしてそうなるのかが解からない。8点(2003-10-15 14:03:52) 585. HANA-BI 【STING大好き】さん の言われるようにこの作品には日本の美というのが大きなテーマとして存在する。寺の鐘の音、蛍、雪、桜、花火そして寡黙な男と一途な愛が終始、今では感じることの少なくなった日本の美を感じさせる。そしてまたまた【STING大好き】さん の言われるように撮影や編集の際の巧妙な仕掛け(映画を作るうえでのいろいろな技術)が映像の美として、そして一本の映画としてホントに楽しませてくれる。特に無声映画における音楽のように、会話の無い画面に久石譲の緩急つけた音楽が各シーンに色を付け説得力あるシーンにしているのがいい。確かに、劇中に描かれる絵はいいが、病院や金融屋の事務所、喫茶店などやたらとバックにこれでもかと絵があるのはあざとく感じます。肝心のストーリーのテーマは、「ありがとう ごめんね」この言葉に集約されてるように思います。 人間、ひとりでは生きていけない。青い空に響く2発の銃声、花火だったらいいのに...。 エンドロールの間、そんなふうに思っていました。9点(2003-10-15 13:18:18)(良:2票) 586. 忠臣蔵外伝 四谷怪談 同時期に上映された市川崑の「47人の刺客」との忠臣蔵ものガチンコ対決だったがどちらも異色作。特にこれは忠臣蔵ものにはならんぐらいの異色中の異色作。さすが深作監督!普通の作品は作らん。だが内容は普通に楽しめるぐらいのものだった。中盤まではなかなかいいと思ってたんですが。 伊右衛門がお岩と初めて出会うシーンのお岩=高岡早紀は愛しいくらいに綺麗だった。6点(2003-10-09 16:26:07) 587. いつかギラギラする日 公開当時はかなり衝撃的でしたよ。邦画も捨てたもんじゃないって思った。木村一八がすごく良くって今後が楽しみって思ってたんですがその後パッとしませんね。これも俳優を輝かせるのが得意の深作マジックってことなんだろうか。7点(2003-10-09 15:35:37) 588. 蒲田行進曲 最初見たときは深作作品だとは知らなかった。後で知って、登場人物みんなが輝いていたのは深作監督の力によるところもあるのかなと思った。舞台劇を逆手にとったようなエンディングにはやられました。8点(2003-10-09 15:27:34) 589. 仁義なき戦い 完結篇 確かに決して出来は悪くない。前作で完結させたつもりの笠原和男が脚本を降りたためか違う空気を感じる。無理やり作った完結編にしてみれば、うまくまとめたなと思う。7点(2003-10-09 13:29:39) 590. 仁義なき戦い 頂上作戦 単品ではきついものがあるが前作からの流れからラストまでの展開はやはり御見事。当初はこれで完結の予定だったので力も入ってます。バイオレンスてんこ盛の秀作です。7点(2003-10-09 13:13:01) 591. 仁義なき戦い 代理戦争 これだけの登場人物のキャラクターをこれだけしっかりと描ききった映画はそうは無いでしょう。どうしてバトルロワイアルでこれが出来なかったのだろう。まあ、シリーズものという強みはありますが。それにしても面白い。傑作でしょう。9点(2003-10-09 13:03:59) 592. 仁義なき戦い 広島死闘篇 文太は脇にまわり山中役の北大路欣也が主役を張る、シリーズモノにしたら異色作。シリーズを離れ一本の作品としてもかなり完成度が高い。大見得切の乱暴者のくせに慌てふためく様が滑稽な大友のキャラクターがまたいい。9点(2003-10-09 12:52:24) 593. 仁義なき戦い このシリーズのレビューいいですねえ。学生時代に先輩が「ひとり仁義なき戦い」(文太、旭、金子、千葉ちゃん、松方等々のものまねで一人芝居)をよくしていたのを思い出します。キャラクターがしっかり描かれ、また斜めアングルのカメラワークやこれまでのヤクザ映画に無いバイオレンス描写とスピード感!満足の一品です。もし見るなら3までは見て欲しい。広能のモデルとなる美濃幸造(漢字違うかも)の手記を映画化したものだが、山守(もちろんこの人も実在)をあそこまで悪者にしたものをよく世にだせたなあと思う。8点(2003-10-09 12:38:26) 594. ジャッカル あれは変装というより仮装でしょ。リメイクしたら面白いだろうなと思っていた作品だったのですがどうしてこんな事になるんだろう。音楽はそれっぽくて良かった。4点(2003-09-29 18:17:10) 595. ブラック・レイン この映画の大阪は確かにかっこいいし美しい。でもそれは、これまで日本を舞台にしたもので映像美にこだわった映画を見たことがないことの裏返しでもある。とはいえ、全編に染みるリドリー・スコットカラーの映像はやっぱりいい。そして皆さんが絶賛されているように、松田優作がすごい!せめてあと一人、彼とがっぷり四つの役者がいてくれればもっといい評価ができたのに。この映画の後、オファーが次々とあり、なかにはデニ-ロと共演させたいという話もあったとか。「野獣死すべし」(だったかな?)で原作の主人公と身長が違うというだけで、足の骨を削ろうとするくらいの役者バカとデニ-ロの共演、見たかったなぁ。5点(2003-08-26 18:26:31) 596. デッドマン(1995) 《ネタバレ》 ずいぶん前に見ましたが、結構印象に残っている作品のひとつです。冒頭から映像で引き付けられます。主人公は東部から西部に来た時点で自身の狭い既成概念が壊れる準備ができ、インディアンの宗教感に触れ完全に崩壊する。その伝道師的役割を担うインディアンが妙に人間臭くてまたいい。最後は、その世界感に身を委ねるように海に流される。ある意味人間離れしていく主人公をジョニ-・デップが好演している。8点(2003-08-21 12:29:34) 597. クライング・ゲーム 犯罪ものが好きというだけで、題名だけ見てビデオを借りて見ました。前半のIRAと人質のやりとりで大部分まで進むものと思っていたら、あっという間に人質が...その後は犯罪ものから一変、恋愛ものに。最後は少しだけまた犯罪ものに。でも良かった。秘密も驚くほどでもないが、あれがあるから、せつなさ倍増。全体的に暗い映像も○。9点(2003-04-28 17:28:49) 598. スパイ・ゲーム(2001) トニースコットがけっこう好きなので期待して見たが、う~ん。冒頭の脱出失敗シーンはかなり良かった。シーンの頭の、場所と時間を伝える画面もかっこいい。でもストーリーに無理がある。してやったり!という爽快感が味わえれば良かったんですが、CIAともあろう組織でいくらなんでも・・・ねぇ。[映画館(字幕)] 6点(2003-04-03 12:26:17)
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