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581. Kids Return キッズ・リターン テンションおさえめの青春群像です。恋愛などの甘酸っぱさは完全に排除されていて、クールで良いです。淡々としすぎて最後までなんか釈然としないけれども、こういうもんだよな、という現実を冷静にとらえた良作だと思います。[DVD(邦画)] 7点(2008-01-29 14:52:37) 582. 転がれ!たま子 序盤は、日本版アメリとも言えるほどポップでメルヘンな映像と主人公のキャラクター等のシュールさ。小さい物語に合わせて、ぼんやりした雰囲気がだんだんシャキっとしていくのが巧み。 笑いもさることながら、引き篭もりからだんだんと自立していく女の子の成長物語が素敵です。主演の山田さんは、なんとも魅力的な女優さんです。[DVD(邦画)] 9点(2008-01-29 14:37:35)《改行有》 583. ワンダフルライフ この監督の人間の(特に会話の)撮りかたは、言葉に詰まったり、会話の腰を折ったり、かんだりしてもお構いなしで、演技というものを意識させないリアリティがあって個人的に大好きです。 ただ、この映画は題材は良いと思うのですが、どうにも退屈で眠い。死後ドキュメントみたいな雰囲気は良いんですが、設定の割に仕掛けが弱く、物語や映画としてのカタルシスみたいなものがまるでないのがちょっと物足りないと思いました。 さぁ、どんな想い出を選びましょうか。 [DVD(邦画)] 6点(2008-01-26 16:53:32)《改行有》 584. 青空のゆくえ 人畜無害な真っすぐで恥ずかしすぎる青春ドラマ。出てくる女の子がことごとく主人公の男を好きであるという、恋愛シミュレーションゲームのような設定にどんびき。 美少女すぎないリアルの可愛いらしさを持つ若き女優陣のプロモーションムービーのようなものです。[DVD(邦画)] 5点(2008-01-26 16:39:47)《改行有》 585. 図鑑に載ってない虫 《ネタバレ》 三木監督は今作ではシュールを通りこして、もはや正気レベルではない脚本を書いてし まったようです。ブチ切れた狂人たちのボケに突っ込むのは主演の伊勢谷ただ一人。もはや笑わせようという気すら感じられません。やりすぎでわけがわかりません。 それにしても、ふせえりは大好きなのでほぼ無条件で笑ってしまうのですが、メインキャラである松尾スズキのキャラがクドすぎるのがきつい。そして、意味深な黒幕の伏線は一切無視とはこれいかに…などなど、評価し難い点だらけなのですが、最終的なまとめ方が巧みなためか悪い印象は残らないです。[DVD(邦画)] 6点(2008-01-26 16:35:49)(良:1票) 《改行有》 586. バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 バブル崩壊をとめろ、タイムスリップコメディ活劇。面白かったです。伏線の張り方、物語の展開、主演陣のキャストの良さと本人役の馬鹿馬鹿しい配置。コメディの御都合主義展開はこうあるべきというコメディの楽しさがつまっています。 バックトゥーザフューチャーのオマージュもありつつ、邦画でしかできないストーリーと舞台にも大満足です。たった17年で時代は変わるもんですね。 [DVD(字幕)] 8点(2008-01-23 18:32:22)《改行有》 587. 青い春 まず、やっぱり松本大洋の漫画は漫画だから良いのであって、映画にしてもしょうがない気がします。ストーリーはあってないようなもので、適当な暴力描写とあざといまでのミッシェルの曲での演出で、センスの良い映画のようにつくられてますが、なんかスカスカですね。[DVD(邦画)] 4点(2008-01-23 18:16:19) 588. アイデン&ティティ 《ネタバレ》 はっきり言ってつまらないです。ただ名ゼリフを言わそう言わそう感全開で、セリフが基本的に不自然なのはまぁ許せるとしても、ストーリー性がゼロでテンポも悪く、センスもあまり感じられないため、ひたすら退屈です。中村獅童の歌も痛い。 遠藤ミチロウや、ニューロティカが出てるのには笑いました。[DVD(邦画)] 4点(2008-01-23 18:12:01)《改行有》 589. 運命じゃない人 《ネタバレ》 多人数主役のストーリーが巧みに絡みまくるオムニバス的なラブクライムコメディムービー。特に有名なキャストもいない新鋭の監督作品ですが、すべてのキャストに文句のつけようもない味があり、テンポやたら良くて、脚本も良い。あっという間に終わりすぎて、しかも完結してないので、終わってしまうのが惜しいと感じました。いいセリフ、場面もあるし、笑えるところも多いのでまた見たくなる、心に残る一本。『電話番号をなめんなよ』、これにつきます。 追記(09/02/10):しょうがないのかもしれないんだけど、2回目見たら、案外興奮できませんでした。10点つけるのは何度見ても夢中になってしまう映画だけとしてるので、断腸の思いで-1点。[DVD(邦画)] 9点(2008-01-23 14:58:53)(良:1票) 《改行有》 590. アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 原作小説の映画化としては申し分ないんじゃないでしょうか。ごちゃごちゃした物語をわかりやすく、かつ魅力的に伝えていると思います。 回想中心のため、臨場感が薄いのが難ですが、話の運び方がとても上手なのでのめりこむことができます。軸に隠されてるのはシリアスで重い話ですが、登場人物達が基本的にコミカルであることもあって、暗くなりそうなとこも暗くなりきらないでサラっとしています。このへんも原作の雰囲気をそのままもってこれてるなと感じました。瑛太始め、キャストもがんばってます。[映画館(邦画)] 9点(2008-01-23 14:54:08)《改行有》
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