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プロフィール
コメント数 186
性別 男性
ホームページ http://vanitas.cocolog-nifty.com/blog/
自己紹介 半年レビュー書き込みがないまま放置でした。忙しかった。でも映画は見てたんです。だから、ぼちぼち再開します。

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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61.  次郎長三国志 第六部 旅がらす次郎長一家 《ネタバレ》 これは、ある意味、次郎長シリーズの最大の問題作だなあ。いや、もちろん、いい意味で。これまで、シリアスな筋とコメディータッチが同居している展開で、それが作品のリズムになっていたのだけど、この作品、ほとんど笑えないものなあ。兇状持ちとなった次郎長一家、病に倒れるお蝶姐さん、好きな酒も断ち、いつか清水に帰ることを夢見てひたすら耐える子分たち。暗い、暗すぎる! でも、いい! しかも、泣ける![CS・衛星(邦画)] 8点(2007-04-17 23:38:10)

62.  次郎長三国志 第五部 殴込み甲州路 本当は盛り上がる展開なんだけど、自分的にはイマイチ。次の第六部のインパクトに負けてしまったのかも。いや、もちろん、それなりに面白いよ。それに問題作(?)の第六部のためには、これは欠かせないと思うし。[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-04-17 23:34:22)

63.  あしたのジョー2 NHK衛星であしたのジョー特集。ここでも大活躍しょこたん…あんたいったい… ってなことは置いといて。久しぶりに見た。やはりテレビシリーズのディテールのこだわりが端折られていたのが残念。これじゃあ「燃えつきねえよ」…でも見所たっぷり。ダイジェスト過ぎて、映画的には???だけど、ファンにはたまらん場面ってのは、やっぱりあるねえ。なんだかんだ言って飽きなかったし。[CS・衛星(邦画)] 6点(2007-04-13 23:36:33)

64.  ゴースト・ドッグ 《ネタバレ》 下の方のレビューの方々の間でも問題視されていたけれど、主人公が正確に武士道を理解していたかどうか、って問題。いや、これは、ズレてますよ。誤解してます。でも狙ってるズレだと思う。いちいち挿入される「葉隠」の引用、これが、どうも物語ともずれてるし。で、このズレが、違和感となってしまったらこの映画は楽しめないんだろうな。私にはツボにハマってしまった。ばかばかしくて面白かった。ディテールのこだわりもたまらんです。イヌの表情、アニメばかり見ている敵役たち、いいところで飛んでくる鳥。思い出すとくくっと笑ってしまう。主人公と少女が語る、『羅生門』というアンソロジーの中では「藪の中」が一番よかったわ、という会話。さりげなく黒澤へのオマージュ、入ってません? 武士道ときたら黒澤ってことかしら。それもまた誤解のような気もするんだけど。そこまで狙ってる?[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-04-13 23:18:02)(笑:1票)

65.  次郎長富士 そんなに悪くない、と思うんだ。エピソード的になってしまっていて、全体的な統一がなくて、散漫な印象ってのはぬぐえないのだけど、でもそれなりに押さえるところは押さえている気がする。勝新の森の石松も、それなりにはまっている気がする。 とりあえずレビューページがアップされていないので暫定的にここに書くけど、続編の方は石松に主に焦点が当たっていて、全体にコメディータッチで、ずっとまとまりがある。続編の方が面白いんだ。[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-04-11 23:24:21)《改行有》

66.  次郎長三国志 第四部 勢揃い清水港 下の方々の気持ちもわかる。連続ドラマでもシリーズモノでもつなぎに徹している回というのはあるもんだ。でも…それにしちゃあ、おもしろいじゃあないの。タイトル通り、集まってきたねえ。 加東大介はどんな映画に出てきても加東大介だなあ、と実感。好きだなあ、この人。[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-04-11 23:20:01)《改行有》

67.  次郎長三国志 第三部 次郎長と石松 下の方のレビューでも話題になっている浪曲は、やっぱり張子の虎三を演じている名人二代目広沢虎造の声なんだろうか。浪曲の世界を知らないので、何とも言えないのだけど…待ってましたの石松の大活躍。森繁、最高。すばらしい。石松と三五郎、そしてお仲姐さんの珍道中。この軽さ。この明るさ。すばらしい![CS・衛星(邦画)] 9点(2007-04-11 23:16:10)

68.  次郎長三国志 第二部 次郎長初旅 全体的にコメディータッチ。ミュージカルっぽいところすらある。踊る次郎長一家。こう書くとインド映画みたい。でも最高。やっと石松登場だい! こいつは次が楽しみだ。[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-04-11 23:08:44)

69.  次郎長三国志 第一部 次郎長売出す 念願の九部作にいよいよ挑戦! いや、これはいいや。等身大のヤクザ映画。そういうヤクザ映画ってあるもんだねえ。[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-04-11 22:49:46)

70.  DEATH NOTE デスノート the Last name 前編とばして後編のみ鑑賞。すでに前編を見た家族と見たから。まあ、いいか。家族の解説つきだったので、前編のないようもほぼフォローできました。 突っ込みどころ満載だったけど、なんとか最後まで引きつけたのは、演出力かなあ。いや、まあ、面白かったですよ。でも、脚本的には粗がありすぎる気もする。近頃の日本映画のヒット作は、そこそこ面白いけど、こういう(細かなことをないがしろにする)力業的な展開に頼りきるのはどうかなと思う。長い目で見れば、自分の首を締めてることになりはしないかなって。杞憂かな。だといいけど。 [DVD(字幕)] 6点(2007-03-20 22:48:12)《改行有》

71.  乱れ雲 《ネタバレ》 司葉子ショウだー! 小津映画のときには見られなかった可憐さだと思う。とにかく美しい。 物語は、確かに、メロメロなんだけど、やはり確かな演出と役者の演技で、最後まで引きつけられた。成瀬は遺作として、彼のキャリアをまったく傷つけることのない作品を残せたんだなあ。それは、本当にすごいことなんだと思う。(某巨匠K監督の晩年とか見てるとね。) あと、成瀬には珍しいカラーだけどつつましい色合いが結構好ましかった。(下の【放浪紳士チャーリーさん】の言からすると、フィルムが色あせているせいかもしれないけど。) 意外だったのは、あの武満徹が、こんなメロメロな音楽を書いていたこと。こういう音楽も書くんだね。 そういえば、この映画と同工異曲と言えば言えなくもないのが、ルビッチの『私の殺した男』(1932)。これは、もう、涙なくしては語れない、ルビッチの隠れた名作です![CS・衛星(邦画)] 8点(2007-03-20 22:43:17)(良:2票) 《改行有》

72.  1980(イチキューハチマル) 《ネタバレ》 まさに1980年代の狂騒ぶりがそのまま再現されている感じ。これは、体験した者しかわからないかも。今の若い人がドラム式のタイムマシンに乗ってこの光景を見たって、理解できないだろうなあ。でも、80年代、バブルの騒ぎがなければ、楽しい時代だったよ。この映画はバブルが終わってからの視点から1980年という年をうまく逆算してとらえている。自主映画作りのような60年代70年代を引きずるようなアンダーグラウンドな流れと、ともさかりえの演じる元アイドルの、頭で考えないことがだいじなんだよ、みたいな80年代ノリが共存している。この図式のうまさには関心。でも、舞台ならともかく映像としてみると、図式の解読・解明に終わってしまった感じ。惜しいなあ。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-03-18 23:32:44)《改行有》

73.  花とアリス〈劇場版〉 《ネタバレ》 他愛のない話なのに、というか、あまりにどうでもいい話なのに、どうしてここまで癒されてしまうのだろう。中年の親父がこの映画に感動してしまうって、かなりやばい気もする…でも、とにかく、主役二人の自然な演技は、見ていて気持ちいい。実は2度目の鑑賞なのだけど、一度目のときは、何が良いのかよくわからなかった。この違いは何? みなさん気づかれているとおり、徹底的に漫画ネタで世界が構築されている。一つ面白かったのが、高校の文化祭で演劇部が上演している劇『ジャングル大帝』が、『ライオン・キング』のパロディーだった点。ディズニーの『ライオン・キング』が公開されたとき、これは『ジャングル』のパクリだと、新聞の紙面をにぎわすほどの大騒ぎになったものだけど、ここでそれを逆手に取ったわけだね。これは笑えました。 [DVD(邦画)] 8点(2007-03-18 23:30:03)《改行有》

74.  歌行燈(1943) 芸と芸とのぶつかり合いの迫力。新派を支えた花柳章太郎と、同じく新派出身の山田五十鈴の素晴らしさ。花柳章太郎の端正な面持ちは、戦後同じ役を演じた市川雷蔵にも負けてない。彼は、同じ芸道もので溝口健二の『残菊物語』でもいい演技をしていた。戦後の衣笠貞之助版の方が20分くらい長くて、その分ドラマの展開もしっかり描き込まれているが、でもこの戦前の成瀬版も、負けず劣らず素晴らしい。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-03-18 23:26:21)《改行有》

75.  鶴八鶴次郎(1938) 《ネタバレ》 ある意味、ルノワールの『黄金の馬車』の対極にある映画だと思う。この映画の主人公は、相方が芸の世界に沈み込まないことが幸せだと思って自ら身をひいてしまう。『黄金の馬車』の主人公は、芸(演技)の世界の嘘に耐え切れず、現実の世界に真実を求めて芸の世界から遠ざかろうとするが、現実世界の中に自身の居場所を見出すことが出来ず、結局、虚構の中にいることが自分のアイデンティティーなんだと認識してその世界に戻っていってしまう。世界の美しさとしては、ルノワールの世界の方に軍配をあげてしまいたいのだけど、だけど現実生活に根ざしたリアルさという点では、成瀬の方だよね。でも、どうしても、あれだけの芸を持っていた鶴八が芸を捨ててしまうことが幸せには思えないのは、芸を極めることになんて縁のない世界に生きている者の見方なんだろうなあ。[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-03-18 23:24:10)

76.  秋立ちぬ タイトルから、「風立ちぬ」ふうの悲恋ものかな、などと勝手に想像してたけど、あけてびっくり。子供の世界の話とは。しかも珠玉のように美しい。こういう隠れた小品を発見すると本当に嬉しくなる。小津安二郎にも「おはよう」とか「生まれては見たけれど」みたいな子供映画の傑作があったけど、それとも違う味わい。下のレビュワーさんで、ネオレアリズモにたとえていた人がいたけれど、確かに、日本映画的な子供の描き方とはちょっと一線を画しているかも。描かれているのは明かにあの頃の日本なのだけど、手法は西洋的。というか題材的にはもう一歩のところでヌーヴェルヴァーグだし。ただ、1960年というと、もうヌーヴェルヴァーグが出てきてたから、当時は時代遅れと見られていたかも。でも、今の目で見ると、逆に新鮮だ。こういう丁寧な職人的な意匠を見ていると、「Always」の世界が作り事に見えてきてしまう(あれはあれでよかったけどね)。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-03-18 23:22:52)《改行有》

77.  おかあさん(1952) 《ネタバレ》 田中絹代の耐え忍ぶ演技もさることながら、娘役の香川京子や妹役、甥っ子役の子役たちの演技の豊かなこと。全体的にウェットになりがちな話がそうなるのをギリギリで回避できている。これぞ職人業。例えば、長男の死。重病の長男が病院を抜け出して、母に「どうして抜け出したの?」と聞かれて、「かあちゃんと寝たかったからだよ」と答える。その次のシーンがもう葬式が済んで何日か過ぎたところとなる。みんなが淡々と、葬式のこと、死んだ長男のことを語っている。ああ、この省略の絶妙なこと。しかも、その語り口ゆえに、つい涙腺が緩んでしまう。成瀬映画で思わず涙してしまうとは! (もう一つ、香川京子の、花嫁モデルの試着の場面の可憐なことも強調しておこう。こんな香川京子なら男はみんな惚れてしまうよ。間違いない。) [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-03-18 23:20:25)《改行有》

78.  浮雲(1955) 《ネタバレ》 本当に、久しぶりに見なおしてみて成瀬の映画の持つ不思議な吸引力にただひたすら感心しています。暗くてじめじめしがちな話なのに、引き込まれてしまう。高峰秀子の微妙な表情の使い分けの妙。高峰と比べると割を食らってるのが岡田茉莉子だね。彼女は、まだ後の時代の表現力を獲得しておらず、それだけがちょっと残念。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-03-18 23:19:16)《改行有》

79.  放浪記(1962) 《ネタバレ》 暗いけど不思議とじめっとしていない。高峰秀子のキャラクター造形が素晴らしいからなんだろうな。そして、また、主人公の心理をえぐるように画面にさらけ出す成瀬の演出術。名人芸というよりない。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-03-18 23:18:14)《改行有》

80.  丹下左膳(1953) 《ネタバレ》 何なんだろう、このディープでダークな精神世界は。『丹下左膳』って、痛快娯楽時代劇じゃなかったの? 戦前、ずっと丹下左膳を撮ってきた伊藤大輔が、何だってこんな暗い世界を脚本にしたててしまったのだろう。確かにこの虚無的世界は、机龍之助の世界に入ってしまってる気がする。ただ、脚本的にはあまり整理されていなくてどうなっているのかいまいち理解できないのだけれど、なぜか目が離せない。破滅に向かっての大スペクタクル。話に置いてけぼりを食らっても、しっかり最後まで見てしまった。決して面白いとか痛快だとか言えないけれど、無視できない不思議な作品。しかし、当時のお客さんは、これ、どう受け取ったのだろうか。すごく興味ある。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-03-18 23:17:20)《改行有》

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