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プロフィール
コメント数 253
性別 男性
自己紹介 直接的に「内容」に向かうのではなく、「スクリーンへの現れ方」を語る言葉(技法論的な言葉)をなんとかめざしたい。

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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61.  お葬式 《ネタバレ》 伊丹十三の書き物やタレントぶりのファンであったので、この第一作にはとくに注目した。過剰な演技にはしる財津一郎に抑制を命じたように、この監督はもっと自分自身に抑制を命じるべきであったろう。香典が木へと飛んだり、高瀬春奈のおしりがアップになったりとかは、不要であるとおもう。もっとさりげなく、緑と風だけで十分にいい映画であったろう。なお、以後の伊丹映画は駄目だった。[映画館(邦画)] 7点(2011-04-01 16:51:57)

62.  洲崎パラダイス 赤信号 《ネタバレ》 完璧である。主人公カップルが脱出してきた洲崎パラダイスへと架かるあの小さな橋は、カオスとコスモスを分節する橋であり、そのカオスへの逆戻りをこのカップルはぎりぎり踏みとどまる。しかしこちら側カタギの空間とて「コスモス」となりはしない。50年代の時代の寵児たる「オートバイに乗ったラジオ商」が、彼女を奪い去る。 主人公は人に尋ねる、二人が去った方角は「橋の中か外か」。「外の方」だという答え、つまりカタギの物象化された都会。同時代のイタリアでも「自転車泥棒」(デ・シーカ)すら捕まらないご時世に、相手がオートバイでは探し当てることは不可能だ。そうしてさらに、ひとりの純情娘がこの橋に現れ、主人公へのかなわぬ恋心を水面に映す。見事な橋の映画である。[映画館(邦画)] 10点(2011-04-01 08:23:45)(良:1票)

63.  キューポラのある街 《ネタバレ》 走る、きびきびした吉永小百合。吉永の最高傑作がこれ(いまだにこれ)。北朝鮮に「還る」友人を見送る際に吉永は言う「私たちもっと話し合えばよかったね」。これは泣ける。話し合うことができたのに自分の不明のせいでそれができなかった、これは泣ける(貸し切り状態の「京一会館」で私は人目をはばかる必要もなかった)。[映画館(邦画)] 7点(2011-04-01 08:11:00)

64.  七人の侍 《ネタバレ》 若侍(木村功)が農家の娘(津島恵子)と契ったことを糾弾する集会が開かれようとしたときから降り出す雨は、集会を中止する(批判的思考を封じる)だけでなく、死闘の空間(こうなれば誰も逃げられない総力戦体制)を脚色する。そう考えるとモンダイな雨の映画であるが、この雨はいまや福島原発事故のことではないのか・・・・というふうに真面目にクロサワ映画を扱っても滑稽でしかないか。[映画館(邦画)] 8点(2011-04-01 08:03:11)

65.  武士の一分 アイドルはいつでも同じ、何に出ても同じ。同じく空虚。ストーリーもよくない。『たそがれ清兵衛』が良かったので、期待してしまった。[映画館(邦画)] 2点(2011-03-31 18:17:45)

66.  冷たい熱帯魚 《ネタバレ》 「映画の映画」ということばがあるが、この映画は、「映画館の映画」である。つまりでんでんが主人公に陰気な犯罪への加担を迫るのとパラレルに、この映画は観客に、この映画の悪趣味に耐えられずに映画館を出るか出ないかを迫ってくる。この映画の凄さはそこにしかないが、私はそんな「凄さ」を求めてはいない。[映画館(邦画)] 2点(2011-03-31 12:22:57)(良:3票)

67.  フラガール 《ネタバレ》 蒼井優の踊りだけでも値打ちがある。しかし、「受けなかったら(入りが悪ければ)どうしよう」恐怖症の作品である。すこし恐がりすぎ、ベタにやりすぎで、そういう映画が多すぎる。 [映画館(邦画)] 5点(2011-03-29 07:42:11)《改行有》

68.  東京日和 《ネタバレ》 旅先で行方不明になった奥さんは小舟の中にいた。そのとき主人公のカメラマンがそれにカメラを向けたというショットはないのに、のちに死んだ奥さんを回顧するシーンで、小舟の中に横たわる彼女の写真が出てくる。これがうまいが、それだけ。竹中の映画はスタティックすぎる。[映画館(邦画)] 5点(2011-03-28 23:45:12)

69.  リンダ リンダ リンダ 《ネタバレ》 際立ちを抑制したタッチが成功した映画である(こういうタッチで二匹目のドジョウを狙うとうまくいかないのかもしれない)。ドアのフレームの中に練習中のメンバーたちを収めたショットが良い。[映画館(邦画)] 6点(2011-03-28 14:44:19)

70.  人のセックスを笑うな この欄の低評価には驚く。映画館ではかなり充実感があった。こういう何気ない感じつまり「存在」が大切な映画は、事柄に対する「知識」でしかないDVDではたいしたことがないだろう。DVDは矮小化する。[映画館(邦画)] 6点(2011-03-28 14:43:09)

71.  それから(1985) 《ネタバレ》 冷房が効き過ぎの空席だらけの映画館(京都ロキシー、この映画館も今はない)で、森田芳光健在を確かめた。松田優作が着せ替え人形のようにお洒落な服に身を包み、その暗さの演技もいい。が、漱石の原作はとくに前半は明るさや笑いもあるものなので、原作との差異も非常に興味深い。[映画館(邦画)] 7点(2011-03-28 14:34:07)

72.  おくりびと 《ネタバレ》 いい映画だが、映画館で観ているときから違和感のあった箇所を二つ挙げる。一つ目、「死」に触れて帰宅したモックンが広末に抱きつく場面がポルノ映画的になっている、つまり「死」に対する「生」の対置が窃視的な「性」に流れすぎ(省略技法が大切だ!)。二つ目、ラストのクライマックスにはモックンの一筋の涙だけで崇高なのに、広末がらみでなんだかんだ喋らせてぶち壊している。だから省略という方法がこの作品にもっとも欠けているものであって、それは作品の気品にかかわるのである。[映画館(邦画)] 6点(2011-03-27 13:09:30)

73.  歩いても 歩いても 《ネタバレ》 限られた場面で面白みを繋いでいく演出が立派である。この人がなんで『空気人形』なんかを撮るのかわけがわからない。[映画館(邦画)] 6点(2011-03-27 11:23:14)

74.  座頭市(2003) 北野映画は『あの夏・・・・』が「いちばん」であると思う。北野映画がどうも途中でとまってしまうのはもちろん意図的な仕掛けなのだが、そんな余裕こいている場合ではないと、ほんとうに思う。もう私は、映画館に北野映画の封切りを観に行かなくなっているし。[映画館(邦画)] 4点(2011-03-25 22:16:47)

75.  犬神家の一族(1976) 当時ものすごい宣伝で、ついそれに負けて観たが、まったく駄目だった。それ以来、宣伝には警戒心を抱くクセがついた。市川崑(いい作品もあるのだが)の内容空疎な唯美主義にも警戒するようになった。[映画館(邦画)] 2点(2011-03-24 21:35:17)

76.  人生のお荷物 『マダムと女房』は「モダン」という時代の話題と頑張って取り組んでいたが、この作品は気楽に、飄々とした五所平之助の持ち味を出している。余談だが、五所監督は松竹時代に映画界から去ろうとしていた成瀬巳喜男を引き止めた人である(いわば映画界の恩人)。[映画館(邦画)] 6点(2011-03-24 13:11:43)

77.  転校生(1982) 《ネタバレ》 『転校生』は性別役割をコミカルに強調し過ぎである。あんなになさけない「女性」はいない。女性の役割ももっと毅然としていいのだ、レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」画のマリアのように。大林は『廃市』が最高。 [映画館(邦画)] 4点(2011-03-23 21:16:07)《改行有》

78.  櫻の園(1990) 《ネタバレ》 髪型変えたのねで、ずーっと話題を引っ張り、アイスクリームが配られて、溶け始める。観終わってよくできていると思ったし、この良さを長く記憶しているつもりでいた、が、いまでは忘れている。だからといって、私はDVDで「内容」を確かめようとも思わないので、忘れたままである。[映画館(邦画)] 7点(2011-03-22 21:48:23)

79.  書を捨てよ町へ出よう 《ネタバレ》 冒頭の「観客罵倒」は演劇で流行ったものであるが、それを寺山は映画観客に向けた。映画の中での映画観客罵倒は迫力を欠くが、まあ一度はやってみたかったことなのだろう。[映画館(邦画)] 5点(2011-03-21 10:28:09)

80.  砂の女 《ネタバレ》 「映画化」というものの貴重な成功例である。原作に夢中になり、映画館(リバイバル上映だった)でも映像世界に入り込んだ。岸田今日子の鰻のような(?)存在感がいいし、岡田英次も観客の代行をそつなくこなしてくれる。[映画館(邦画)] 9点(2011-03-20 06:53:27)

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