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プロフィール
コメント数 2127
性別 男性
自己紹介 2022/3/26に以下のような自己紹介文をアップしました。
ロシアのウクライナ侵攻が始まってひと月経過。
映画は観ていますが、侵略戦争のせいでレビューする気になれません。
私の映画レビューと戦争は直接関係しませんが、
楽しく文章を考える気分じゃない、ってことですね。
ロシアが撤退するか、プーチンがいなくなったら再開します。


そして、
侵略戦争が膠着状態に入り、
いつ終わるか識者にも判断できない状況になりました。
まぁ正直、痺れを切らしたので、レビューを再開します。
ウクライナ、頑張れ!

2024年3月17日更新

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781.  手紙(2006) 犯罪を犯した人とその家族は切り離されて捉えられるべきなのに、なぜあのような偏見を持って接する人がいるのか。百歩譲って、犯罪者の親はその育て方の非を指摘されて然るべき場合もあるだろう。しかし、兄弟が非難されることは無いはず。そんなお題目を掲げても、現実に差別は存在するし無くなりはしない。人の心の奥の方には、他人の不幸を喜ぶ気質が備わっているように思える。この映画は、会長さんの言葉が端的に言い表しているように、差別や偏見の非を訴えると云うよりは、それとの付き合い方を諭す内容だった。それは分かりやすく、とても現実的で前向きな意見だと思う。が、自分が潔癖すぎるのか、主人公が被る不条理を見過ごせず、消化不良な感覚が残った映画でした。しつこいけど、人は根本的には「個」として存在しているはず。[CS・衛星(邦画)] 6点(2009-08-07 02:34:08)

782.  大学の若大将 このシリーズをちゃんと観たのは初めてでした。自分が生まれる前の映画。ものごとに「屈託」や「深刻」を感じない世界観。その象徴が主人公のあのお兄さん。誰しも、あんなふうに生きられたらと思いますよ。映画スタアですね。人気が出たのが分かります。ただの懐古趣味かも知れないけど、今よりはずっと暮らしやすそうな世の中に見えました。[CS・衛星(邦画)] 5点(2009-07-30 21:27:20)

783.  海と毒薬 《ネタバレ》 生体解剖に学究的意味があることは解る。それを米兵捕虜を実験台にして行ったことの人道的・倫理的問題が表のテーマで、その場にいた人の何人が純粋に臨床への応用を探求していたかが裏のテーマでしょうか。お馬鹿な軍人さん達には、倫理なんてこれっぽっちも感じなかったけど、解剖実績を出世の糧にしたい奴らは理屈をこねる分だけ軍人達よりも下劣に見えました。戦争という「異常事態」が人の心を狂わせるというよりは、火事場泥棒のようにゴタゴタに乗じて好き勝手なことをやってるなぁ、という印象です。つくづく日本人は「みんなでやれば怖くない」的な気質を備えているのだと思います。あの生体解剖は東京裁判でも裁かれたらしいけど、民家に焼夷弾を落とす米軍の国際法違反は裁かれていない。戦争の混乱のなかで行われた殺人という意味では同じはず。このあたりは永遠に回答の無いもうひとつのテーマでしょう。約20年前にレンタルビデオで観たときには、もっとズシーンと響くものがあったのだけど、先日CSで観たらそうでもなかった。戦争が人の平衡感覚を麻痺させる映画をたくさん観たので、慣れてしまったのか…。[ビデオ(邦画)] 6点(2009-07-30 20:54:32)

784.  風の歌を聴け 村上春樹の小説は、ほとんど映画化されていない。あの作風は映画化を躊躇させるのも頷ける。アクションというものが無く、主人公の頭の中だけでほとんどが完結するから。だけど、デビューしたての大森一樹は果敢に挑んだ。そして、かなりのレベルで映像化できていると思う。現代では、小ネタにもならないようなエピソードの積み重ねだけど、何かが心に残る、という意味では原作が持つ空気は表現できていると思います。余談だけど、「ノルウェイの森」の映画化が進んでいるらしい。映像化されたものを見るのが怖い。[CS・衛星(邦画)] 6点(2009-07-25 23:38:08)

785.  青春の蹉跌 1974年の青春映画。確かこの年か前年に中東戦争が起こって石油危機が叫ばれ、高度成長に終止符が打たれた。戦後から青春映画と云うと、健全な上昇志向や内面の葛藤を扱ったもの主流だったはずで、こんな「だるい」映画は斬新だったと思える。豊かでもないが貧困でもない世の中と、経済成長の終焉がもたらした空気感が「だるさ」なのでしょう。その後、この種の「だるさ」は日本社会を捉える際の常識的な側面のひとつになって行く。その意味で、桃井かおりが発散する「だるさ」は、そのままこの映画のテーマだ。蹉跌とは辞書によると「つまずくこと。失敗し行きづまること。挫折」とある。この主人公は何かに挫折したのか? 学園紛争の時期と被ってるし、その類いの先輩もいたが、さほど気合を入れて活動していたように見えない。必死に何かをやっていた姿がもう少し描写されれば、タイトルらしい映画になったと思えるが、自分の見立てはただのナマケモノだ。目の前にあることに背を向けた「えんやーとっとぉー」は解り易い心の声で面白かった。[CS・衛星(邦画)] 6点(2009-07-25 23:18:12)(良:1票)

786.  パビリオン山椒魚 ひどかった。観賞後、1週間が経過しましたが、すでに何がひどかったかさえ覚えていない。0点じゃないのは、怒りを覚えなかったから、かな。[CS・衛星(邦画)] 1点(2009-07-24 19:10:38)

787.  コンナオトナノオンナノコ 《ネタバレ》 二人の女性主人公の日常に存在する虚無感を丁寧に抽出してはいる。この映画に関する限り、彼女たちの自己実現とは、やり甲斐がある仕事を適度にこなしながら子供を育てること、のようです。彼女たちの相手の男が魅力の無い奴らだったこともあるけど、夫は居ても居なくても良い。でも、子供だけは必須らしい。結果だけを見れば「私たちは負け犬じゃないわよ」ってストーリーです。さらに「私たちもいろいろと悩んだ末にこうなったのよ」と言いたいみたいです。私は♂なので「勝手にやっとくれ」って感じです。[CS・衛星(邦画)] 6点(2009-07-24 19:01:27)

788.  眠らない街〜新宿鮫〜 久しぶりに観たけど、面白かったです。田中美奈子が許せる人は楽しめるんじゃないかな。私は楽しめます。刑事ものとしては良く出来ていると思います。[ビデオ(邦画)] 5点(2009-07-24 16:58:16)

789.  コンセント 《ネタバレ》 市川実和子が思い切りよく脱いでくれるけど、好みのタイプじゃなかったことがとっても残念。そんな視線で観ていたからなのか、自分にはセックス好きの女が、兄の死を契機に精神のバランスを崩し始め、最後は分裂気質が顕著になって終わったように見えました。何が言いたかったのか皆目解らなかったが、このサイトのみなさんのレビューによると、どうやらシャーマンの誕生だったらしい。ちょっと目から鱗が落ちましたが、それならそれで、もう少し解りやすい描写があっても良かったのではと思うし、これからどうするの、って部分が全く手付かずなので、点数はこんなところじゃないでしょうか。[CS・衛星(邦画)] 2点(2009-07-20 02:54:02)

790.  アンテナ 田口ランディって人の作品は読んだことが無い。よく分からなかった。映画化で失敗したのか、元々がこういう作品なのか…。ちなみに「コンセント」もよく分からなかった。結局、妹を殺したのは主人公だったってことなのか? それにしてはハッピーエンドに見えたけど、それでいいの? SM女王様のシーンはもっと増やしてほしかったです。アイドル時代を知っている世代として、麻丘めぐみの変わりようにはびっくり。[CS・衛星(邦画)] 3点(2009-07-20 02:33:07)

791.  青春☆金属バット 《ネタバレ》 今作のような、屈折して、歪んで、捩れた映画は好きです。型にはまらないパワーを感じます。ハリウッドでは作れない、日本ならではの映画だと思います。でも、最後にこれまた日本映画ならではの、よろしくない側面がモロに出ています。たくさん問題を提起しておいて、観念だけで締めてしまう。高校時代の心情に戻って投げた、打った、で終わっちゃイカンでしょう。観る人をないがしろにした自己満足を感じます。乗り遅れた青春の想いを金属バットの素振りに込め、今日まで毎日1000回バットを振り続けてきたのなら、ちゃんと今日的現実の中で何かに帰結させて答えを出すのが製作サイドの責任だと思いますよ。大学サークルの自主制作映画じゃないんだから。[CS・衛星(邦画)] 4点(2009-07-20 02:16:08)(良:1票)

792.  天使(2005) あのエンジェル・タッチの意味が良く分からなかったけど、ことさら考える必要を感じない映画でした。[CS・衛星(邦画)] 3点(2009-07-20 01:37:01)

793.  クワイエットルームにようこそ 《ネタバレ》 最初は精神病院の不条理ものという出だしで「カッコー…」や「17歳の…」が思い浮かんだ。周りにいる方々は正真正銘、どこかが病んでいる。その中で内田有紀だけは正常に見えていたんだけど、次第に明らかになる入院の理由。そう、彼女もしっかりと病んでいた。結果として、日常から隔離された環境で自分を見つめる時間を持つことが、彼女を助けました。でも、それでめでたし、という映画でもない。退院した彼女も万事が上手く運ぶことを約束された訳ではない。現代社会は普通に過ごすだけでもストレスが掛かる構造になっている。精神が病んでいるかどうかは別にしても、ストレスの累積には自分も周囲も気付かないことが多い。クワイエットルームに拘束される破目になる前にストレスを吐き出しなさい。そんなメッセージをシニカルな笑いの中に収めた映画です。内田有紀がかなり良かったです。[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-07-20 01:14:11)

794.  アキハバラ@DEEP 《ネタバレ》 オープニングで@DEEPの面々の職業と年収がタイプされるところが興味深かった。なんて言ってたかなぁ…「ネット社会の肉体労働者」的な形容をしていたけど、確かにその通りですね。この10年ほどで急速に普及したインターネット環境を作っている人たちの労働条件は、ほとんどが苛酷で低賃金です。なので、ナカゴミから超高額の提携オファーを断ったときに、ホントかよと思いました。課金されないソフトで遊ばしてもらったネットの海への恩返し、というような理屈でした。その感覚に実感がないから、よく分からない。自分の乏しい知識では、ネット系のビジネスは媒体や利権を扱わない限り、決して楽にならない。ストーリーの動機部分にケチをつけてますが、彼らの20年後を心配しての意見ってことで…。映画としては面白かったですよ。弱者が団結してデカイ奴にひと泡吹かせるって、楽しめるテーマです。山田優が可愛いです。それが格闘をやってるという設定がよろしい。しかも、そこそこ様になってるし。[CS・衛星(邦画)] 6点(2009-07-20 00:40:41)

795.  恋する日曜日 私。恋した 《ネタバレ》 余命数ヶ月という事実を告げずに片想いの相手と時間を共有するとどういうことになるのか、をシミュレートしているような映画でした。もちろん、好きだから会いたいと思ったのだろうが、直後に迫った「死」にコンセンサスがないことが重みを増して行く。当然、会話もいびつになる。自身の話題の幅は極端に狭く、相手の話は共有できない未来として、一方的に主人公の心を削って行く。残された時間が限られた身にとっては、ぐだぐだと不倫している奴にはイラっとするでしょう。結果として、なにひとつ噛み合わない面会だったと思う。あれでは「思い残すことなく…」なんて言葉は浮かんで来ない。タイトルから連想する内容とは全く似つかない。これが現実よ、ってことだとしても、何も結論を出さずに投げ出した印象で、映画として無責任すぎます。堀北真希を可愛く撮ろうとしていないところは評価します。[CS・衛星(邦画)] 3点(2009-07-11 03:24:46)

796.  デトロイト・メタル・シティ 《ネタバレ》 デスメタルやってますが、笑いの質はとても健康的。[CS・衛星(邦画)] 8点(2009-07-08 02:30:36)

797.  39 刑法第三十九条 《ネタバレ》 オープニングから暫らく、陰鬱な人物たちを、必要以上に被写体に寄ったカメラで描写します。しかもボソボソ何を言ってるのか分からない。とても不快で、全員がどこか異常に見えました。映画全体をサイコ調にしたかったのでしょう。狙いは分かるし、成功していると思います。とても不快だけど…。ラストで堤真一が誤算と表現した「共犯者」とは、精神分析を担当した鈴木京香が堤真一の内面に同調した、と解釈しました。結果として、演技が見破られた訳だけど、そこに至る過程で自らの考え方や痛みをトレースした人物がいたという事実に、堤真一は観念し、同時に安堵したように見えた。鈴木京香を自分の理解者と捉えたということです。堤真一もあの異常者演技を続けることに辟易していて、救われた部分があったのでしょう。肝心の三十九条問題は勉強不足で良く分からないです。裁判制度が裁くものは、罪なのか、人なのか、という概念の問題のように思えます。[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-07-08 00:52:00)

798.  大盗賊(1963) 《ネタバレ》 とっても馬鹿らしい無国籍アドベンチャーだけど、なんだか元気が出る映画である。田崎潤の立ち回りなんて観た記憶が無く、とても新鮮だった。三船があんまり盗賊っぽくない。強くもない。その分、周囲の出演者たちがそれぞれに個性を発揮して妙な熱気を孕ましている。特に天本英世が絶品。彼はある意味、世界に通用する役者さんだったのでは…などとこの映画を見て思いました。王国の摂政みたいな奴から女王を助け出すというプロットは某有名アニメにそっくりです。[CS・衛星(邦画)] 5点(2009-07-06 04:58:56)

799.  隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS 《ネタバレ》 黒澤版は見ていないけど、これって「スター・ウォーズ」ですね。ジョージ・ルーカスが部分的に黒澤版をモチーフにしたと聞いた記憶があったけど、ルーカスが黒澤版を参考にし、樋口監督がSWを参考にしたってことなのかな。主要なキャラの配置が同じです。椎名桔平=ダース・ベイダーに至っては、黒いマスクから傷跡、オビ・ワンに殺されかけてからダーク・サイドの権化になるところまでそっくり。…などと発見気分で書いていたら、みなさん指摘されてますね。このへんにしておきます。今作に関しては黒澤版を観ていないので比べることが出来ないんだけど、今の日本映画界で黒澤映画の三船敏郎に迫れる役者がいるとしたら、それは阿部寛じゃなかろうか。「椿三十郎」の織田裕二は方向性を変えて演じていたけど、阿部寛は真っ向勝負しているような気がします。今度、黒沢版を観て確かめます。[CS・衛星(邦画)] 4点(2009-07-06 04:40:07)

800.  ウンタマギルー 舞台は返還前後の沖縄だから1972年ごろ。この映画は1989年の公開で、返還後17年目に作られた作品ということになる。最初はレンタルビデオで観たんだけど、その時は変わった映画という以上に感想を持てなかった。それから約20年、今回CSで久しぶりに観てやっと少し分かった気がした。たぶん、沖縄の日本への返還を良しとしなかった精神が製作した映画なのだろう。邦画なのに全編日本語字幕。会話のなかに1/10くらい理解できる単語が挟まるくらいで、ほとんど聞き取れない。妖怪や神さまが普通に出てくるし、森の植生が生物の体内にいるように不気味だし、主人公は不思議な力を持っているし…。これは意図的に異境感を演出している。つまり、ここは日本じゃない。本編中にも少し出てくるが、沖縄返還直前には反復帰論も盛り上がったようで、この映画はそんな当時の気風を沖縄風土の描写から訴えたかったのだと思う。とぼけた寓話の形を成しているのは、アジ色の強い映画が意味を持つ時勢ではなかったからだろう。沖縄独自の文化に対するオマージュである。昨年、八重山諸島へ旅したけど言葉や習慣に違和感を覚えなかった。外見的には、随分と日本に同化した。現地の方々の内面はどうなのだろう?[ビデオ(邦画)] 7点(2009-07-06 04:03:00)

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