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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2127
性別 男性
自己紹介 2022/3/26に以下のような自己紹介文をアップしました。
ロシアのウクライナ侵攻が始まってひと月経過。
映画は観ていますが、侵略戦争のせいでレビューする気になれません。
私の映画レビューと戦争は直接関係しませんが、
楽しく文章を考える気分じゃない、ってことですね。
ロシアが撤退するか、プーチンがいなくなったら再開します。


そして、
侵略戦争が膠着状態に入り、
いつ終わるか識者にも判断できない状況になりました。
まぁ正直、痺れを切らしたので、レビューを再開します。
ウクライナ、頑張れ!

2024年3月17日更新

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881.  贅沢な骨 テーマが見えない。全く何も見えてこない。誰も成長しないし、発見もしないし、人間関係が進展しているとも思えない。唯一、不感症がイクようになったくらいでしょう。本当に何かを表現するつもりだったのだろうか。それとも、あんなだらだらな人間関係から、何かを感じろというのか。[CS・衛星(邦画)] 2点(2008-12-31 02:27:59)

882.  冷静と情熱のあいだ 《ネタバレ》 誰もが一生のうちでは複数の人を好きになると思います。誰と結婚したか、とか、今誰と一緒にいるかは別にしても、誰が一番好きだったかという質問には案外答えられるのではないでしょうか。この主人公はその序列で一番だった相手にこだわり続けるタイプ。そういう人はいると思いますが、共感できるか否かでこの映画の評価は分かれるのでしょう。また、たとえ共感できても、その純な思い入れは当人を幸せにする確率を高める訳ではないので、どうも割り切れない後味が残りました。 それにしても序盤のレストランでの篠原涼子は、はっとするほど輝いてました。絶対に一緒に食事したくないですな。[CS・衛星(邦画)] 4点(2008-12-29 16:58:48)《改行有》

883.  GODZILLA ゴジラ(1998) 《ネタバレ》 前半は10点あげても良い。それほどに東宝のゴジラとは違うものを見せてもらった。今作のGODZILLAは一歩のストライドがとても長いので、人の目線のアングルの奥からニュッっと迫ってくる。近づくと上の方が画角からはみ出るようにフレーミングされていて、胴体が通過した後も尻尾が行ってしまうまで安心できない。このスペクタクル感というか、巨大感を演出する想像力と技術は、口惜しいけど日本のゴジラにはない。後半に入り、MSGで卵か孵ってからは、「ジュラシックパーク」の焼き直しになってしまって興味が激減する。最後に魚雷攻撃で死んだと思われていたGODZILLAが生きていて、ジャン・レノが運転する車と追いかけっこを始めると、どんどんと子供だまし感が漂ってきて、自分としては残念な映画になってしまった。あのミサイルは痛そうで、あんな殺し方はして欲しく無かったですね。まぁ、日本のゴジラとは全く違うものだったけど、面白いものを見せてもらったのは確かでした。[映画館(字幕)] 5点(2008-12-23 03:51:28)

884.  ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS ミレニアムシリーズで唯一連作の形態をとっている映画。兵器の整備という裏方に焦点を当てた構成が新しかったが、情の部分が前面に出すぎてストーリーのスピード感を無くし、平成シリーズへ逆戻りしたような印象だった。吉岡美穂はグラビアでは映えるけど、動くと全くダメですね。そのギャップにビックリ。[CS・衛星(邦画)] 4点(2008-12-23 03:31:53)(良:1票)

885.  ゴジラ×メカゴジラ 《ネタバレ》 自衛隊の中に巨大生物に対する特別組織が出来ていた。釈由美子はその隊員だが、ゴジラ戦で同僚を死なせたとして現場を干され、敵討ちと自らの再生のためゴジラ撃退に執念を燃やす。演出の問題か、大根なのか、釈由美子の表情が3つくらいしかないです。しかもほとんどが思い詰めた難しい顔。せっかくだから、もう少し晴れやかなシーンを作ってあげても良かったのでは、と思いました。メカゴジラの製作過程を詳しく描いているあたりが過去にはないくだりだったけど、確かに「エヴァ」っぽいですな。[DVD(邦画)] 5点(2008-12-23 03:30:28)

886.  ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 全シリーズを通して最強のゴジラはこれだ。この徹底的に強いゴジラをずいぶん長い時間待っていたぞ。[DVD(邦画)] 8点(2008-12-23 03:28:23)

887.  ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 《ネタバレ》 熱くて感情的になる女性主人公は好き嫌いが分かれるところだろう。思い込みで常にレッドゾーンまで回してる印象で、頑張ってる女性に多いタイプだと思うけど、過去のゴジラ映画には無いキャラ。前作から、1本ごとに設定を変えることを良しとしたらしく、それはミレニアムシリーズの個性ということで評価します。大阪城の隣の国会議事堂には違和感あったけど、どうせなら大阪弁を標準語にして欲しかった(笑)。メガギラスのデザインはイマイチだけど、戦闘シーンは頑張ってました。ブラックホールなんてものを兵器として地上で使用することに関しての考証はあれで正しいのだろうか? この作品の試みは女性兵士の描写に比重がに置かれていることですね。これは新鮮でした。[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-12-23 03:26:34)

888.  ゴジラ2000 ミレニアム 《ネタバレ》 新シリーズのゴジラ。とっても面白かった。まず、デザインが変わった。少しハリウッドゴジラを意識した感はあるが、平成シリーズの胴&首が長いゴジラをカッコイイと思ってなかった自分には良い方向性だった。設定は行政にゴジラ対策係(阿部寛)を置いて自衛隊を指揮させるというもので、これは無理なく受け入れられる。大きな変化として、ゴジラは核燃料を欲していないこと。純粋にエネルギーを求めているが核である必要はないようだ。ゴジラの出生も核実験の産物というものでは無くなったようだ。不死身で不死(?)の特異な生命体として、研究される対象になっている。これは現実世界で核兵器が意識されるレベルの変化に比例した結果であろう。ストーリーは好き嫌いが分かれるところだけど、途中から謎の飛行物体に焦点が当たっても、自分はずーっと好奇心を持ち続けた。結局、岩が剥がれてUFOが姿を現したが、それまでは岩の一角がぎょろっと目を開けるのではと、びくびくして観ていた。UFOも不必要な破壊をしなかったおかげで、その目的がハッキリするまでは謎の存在として引っ張ってくれた。ゴジラと最後に闘った異星人(?)はあまり知性を感じなかったけど、そこは怪獣映画だもんね。熱線の飛び道具をロングショットでに収めることが多かった平成シリーズに較べて、肉弾戦や噛み付き技が復活し、アングルも凝っていたと思います。最後にキャスト。まず、不機嫌さをぶちまける西田尚美の小うるさい感じが良かった。これまでのゴジラ映画には無かったキャラです。阿部寛の怪演は許容範囲。戦車に乗っていた西村雅彦が妙な存在感を撒き散らしてました。村田雄浩が主人公っぽくない、という指摘には頷かざるを得ないですね。総体として、このゴジラは昭和や平成のシリーズに対して新しい世界観をきっちり作っていたと思います。[CS・衛星(邦画)] 7点(2008-12-23 03:24:30)

889.  七人の侍 黒澤作品を全て観た後の感想ですが、この監督はエンターテイメントの人だったのだというのが私の結論です。問題を多面的に扱ったり、複雑さを留保したまま問題意識として残すような作風は苦手だと思う。社会的なテーマを扱った現代劇も撮っていますが、私には強く響く作品がありません。反対に、勧善懲悪的なシンプルな作品からは凄いパワーを感じます。この「七人の侍」は典型的です。野武士側の事情には一切触れずに、侍と農民が勝利へ至る紆余曲折が描かれますが、本作のテーマは何かと問われても私には答えられない。敢えて言うなら「団結」などかも知れないが、たぶん本作はそんなことを意識して作られていない。この作品を構成するのは、仲間が集まるワクワクや、協力し合う心地良さや、大勢で勝利する達成感といった「映画的」な面白さです。涙するような感動や生活の知恵は見当たらないが、それでも面白いのです。それも、圧倒的な面白さです。不思議なことに、感動は無くともメインキャラのほぼ全員に共感している。3時間を超える映画で、何度も観返しているいるのは本作だけ。観返すたびに、映画的な面白さを教えてくれるテキストのような存在です。菊千代を見ていると「ドカベン」の岩鬼を思い出します。あのキャラは菊千代が原型でしょう。[地上波(邦画)] 10点(2008-12-17 14:28:32)(良:1票)

890.  サイドカーに犬 《ネタバレ》 人は環境が変わることで、成長することがある。慣れてしまった日常と違った世界観や価値観に接する機会が人を成長させる。実は堕落する場合もあるんだけど、それは本人次第。それを旅行しながら見せるのがロードムービーってやつですが、10歳の夏にご飯を作りに来たヨーコさんとの出会いは薫ちゃんにとって、さながら家に居ながらのロードムービーの始まりだった。両親との暮らしの中で見て来た家庭の習慣が、唯一の正解ではないことに気付かされる。カレー用の皿に麦チョコを入れても怒る人はいないし、コーラを飲んでも歯は溶けないのである。あの年齢の子供にとって、これは実は大事件だと思う。ヨーコさんは決して道徳的な人じゃないけど、自分に正直に、ある意味自由に、そして誠実に生きている。それを感じることは、100の道徳を諭されるより意味がある。薫ちゃんはヨーコさんとのコンタクトにそんな意義を本能的に感じとっていたのだと思う。目の当たりにした母とヨーコさんの肉弾戦は、良くも悪くも大人の女の世界を垣間見させ、ヨーコさんはいなくなった。自転車に乗れるようになった10歳の夏。それは爽やかな風のように通り過ぎ、ヨーコさんは薫ちゃんにとって特別な存在になった。最小限の表情変化で微妙な心情を表現していた松本花奈と、形容が難しい微妙な大人の女を演じきった竹内結子に拍手。[CS・衛星(邦画)] 8点(2008-12-15 23:23:05)(良:1票)

891.  ゴジラVSデストロイア 《ネタバレ》 平成シリーズの最後は、故芹沢博士へのオマージュに満ちた作品でした。それにしても、回想シーンで映った第一作「ゴジラ」の芹沢博士のシーンはモノクロということもありますが、そこだけはっとするくらい温度が違いました。もの凄くシリアス。ゴジラ映画は全作あれくらいの必死さが欲しいところです。今作はこれまた、故山根博士の孫という兄ちゃんが出てきて、ぐずぐずしているGフォースに新風を吹き込んでいました(って、これで最後なんだけどね)。彼のおかげで作戦の意図が明快になり決断が早くなり、ストーリーが締まりました。学生に頼らねばならないGフォースも情けないんだけど…。 この終わらせ方に関しては、ゴジラは映画として別の魅力を発揮できるキャラクターだけど、超能力少女やGフォースなど色々な設定がまとわり過ぎたために一度リセットしたかったのだろうという解釈で、自分は賛成です。ゴジラ消滅シーンはさすがに心に響くものがありました。駄作もたくさん観せられたけど、自分はやっぱりゴジラファンなんだと再認識しました。 平成ゴジラシリーズは昭和シリーズ後期の、人類の味方的な設定を第一作「ゴジラ」のような怖い存在に戻すことを本旨として始められたはずだったが、一作としてその存在が怖いとは思えなかった。怪獣映画にリアルな怖さを求めることが難しいのではなく、自分は設定と演出の問題と捉えています。平成ガメラシリーズのギャオスはとても恐ろしい存在ですからね。[ビデオ(邦画)] 4点(2008-12-13 18:16:35)《改行有》

892.  ゴジラVSスペースゴジラ ほとんど全ての設定や説明が中途半端でいいかげんです。ストーリーももちろん中途半端です。だらだらとテンポも悪い。徹底的に良くないのはミニゴジラのデザイン。ありゃギャグですか? まぁ、ずいぶん昔の「ゴジラ対メガロ」よりはマシですが、あの作品より時間とお金を使ってこの出来だと、偏差値的には最低でしょう。[ビデオ(邦画)] 1点(2008-12-13 18:13:31)

893.  ゴジラVSメカゴジラ 《ネタバレ》 Gフォースなるゴジラ専門軍隊が出来ていた。ゴジラが蹂躙する土地は日本ばかりなのに何故か国際組織で英語が公用語、と云うちぐはぐな組織だけど嫌いじゃない。ウルトラ警備隊を思い出す。ベーリング海で発見された卵からプテラノドンが孵り、それが近辺に放棄されていた放射性廃棄物のためにラドンになったらしい。放射線を浴びると何でも巨大化するなら設定は楽ですね。ラドンの卵と一緒にあった卵から産まれたのは醜悪なミニゴジラ。昭和シリーズのミニラよりはましだけど、このデザインは何とかならないものか。ゴジラとメカゴジラの対決は迫力があり、メカゴジラも相当頑張っていたけど、ラドンの命をエネルギーに換えてパワーアップしたゴジラにやられちまいました。命の力はバカにできないってことで…。前作のモスラもそうだったけど、どの怪獣も光線や熱線を出すようになって飛び道具偏重の対決が多く、ワンパターン化は否めない。高島忠夫の特別出演には、その言い草も含めて笑いました。弟も含めて親子みんなでゴジラと関係していて、ちょっと羨ましい。[ビデオ(邦画)] 5点(2008-12-13 18:10:37)

894.  ゴジラVSモスラ 《ネタバレ》 前半はくどいほど環境破壊に言及していたが、それを一つの企業の独裁社長の経営方針に代表させているところが何とも浅い。地球環境を破壊するものを攻撃するバトラと人を守るモスラという設定は大きな可能性を秘めているが未消化で残念。見映えは別にしてバトラは単純な悪役ではない。むしろモスラよりも大きなものを守っているという解釈が成立する。個人的には文明を破壊するくらいにバトラに暴れまくって欲しかったが、ゴジラの登場でそのあたりが曖昧になった。バトラとモスラの結託は、ゴジラが環境にも人にも害を与えるという解釈なのか…。インファント島の小美人は何万年も前に地球にやってきた宇宙人という設定に変わったけど、モスラの歌が昭和シリーズのまま健在だったのは嬉しかった。[ビデオ(邦画)] 3点(2008-12-13 18:05:08)(良:1票)

895.  ゴジラVSキングギドラ 《ネタバレ》 劇場公開時のポスターのキャッチフレーズが「お前にだけは負けたくない」。ゴジラとキングギドラの関係、分かってんじゃーんと期待が高まった。が、タイムトリップ的要素を導入した意欲作のはずが、途中からボロボロと突っ込みどころが噴出した失敗作という評価です。核実験の放射能が生んだ怪物ゴジラはその放射線を浴びる前は何だったのか? という根源的な疑問に回答を与えてくれたのは良かったんだけど、現代のベーリング海に運ばれた恐竜までゴジラにしてしまっては台無しです。しかもその理由が「現代はどこにでも放射能が蔓延している」ときたもんだ。自分の周りに巨人になった人は一人もいないぞ! その他の突っ込みどころは他の方々の既述に任せるにしても、もう一つだけ。個人的に一番不満が残ったのはキングギドラの声である。今回は宇宙怪獣じゃないからという理由で昭和シリーズとは変えたのだろうが、キングギドラの個性を決定していた重要なファクターなのでものすごく残念だった。両者の対決シーンはそれなりに迫力はあったけど、誰かに操縦されているキングギドラには興味が無い。[映画館(邦画)] 2点(2008-12-13 18:00:35)

896.  ゴジラVSビオランテ 《ネタバレ》 前作から5年を経て平成シリーズの2作目となった今作は、前作とは打って変わって良い出来だった。監督が違うと映画はやっぱり違うものになるということを確認させてくれた作品だ。ストーリーの展開は速いけれど余計な台詞が無く繋ぎ方が上手で破綻しない。超能力児童たちがいっせいにゴジラの絵を掲げる演出は拍手もの。ビオランテの醜悪な風貌の中に女性の意識が潜んでいるという設定が物語を重く深くしています(まぁ、それが沢口靖子なんだけど…)。部分的に使われた伊福部音楽も、自分の耳にはゴジラ映画とセットになっているので、来た来た来た~って感じで興奮させてくれます。ゴジラとビオランテの決着戦は重量感があって体を硬くして見入りました。自衛隊には敢闘賞をあげたいです。ひとつ難を言えば、ゴジラ細胞をめぐるスパイ戦の描写が妙に素人っぽくて軽いことかな。平成シリーズではこれが一番でしょう。[映画館(邦画)] 7点(2008-12-13 17:56:24)

897.  ゴジラ(1984) 《ネタバレ》 劇中では1954年の第一作「ゴジラ」(以降の14本の映画を無視して)の続編という形式をとった。これは上手いと思った。あの擬人化したゴジラを忘れて良いってことだ。さらに、条件反射的に「ウォ?」っと照明弾を見上げて口からカドミウム弾を打ち込まれるゴジラの描写に感心した。ゴジラをあくまで動物として扱っている。良かったのはその2点だけで、ここからは批判です。余計な話が多すぎる。まず国際政治。怪獣映画で足並みの揃わない内閣や一人苦悩する首相の表情を描写してどーするの? 大国の板ばさみの日本、という図式を描くにしては提起される問題も解決方法もいいかげんで、随分とお粗末なシナリオだった。続いて田中健と沢口靖子のやりとり。登場シーンを全てカットしてもストーリーに影響しない内容。田中健がどんな奴か最後まで分からず、沢口靖子に至っては全く芝居をしていない。さらに、ゴジラが怖くない。街を壊さないし、描写も良くない。目や足のアップが多用されていたけど、これが下手くそ。目は作り物が丸分かりで生物感が皆無。足のアップに至っては往年のドリフのコントでした。全く第一作「ゴジラ」の怖さに近づけていません。というか、そういう目的が本当にあったのかさえ疑いたくなる出来です。公開当時、自称ゴジラファンの自分はゴジラ映画の復活を手放しで喜んでいましたが、観終わった後は意地になってゴジラファンだと言い続けた記憶があります。健気です。ちなみにこの監督は同時期に「さよならジュピター」も撮ってます。それを考えると、この点数でも頑張った方でしょう。[映画館(邦画)] 3点(2008-12-13 17:53:42)

898.  銀色のシーズン 先が予測できるストーリーには見るところが無かった。雪山に向かって大砲を撃ったときには呆れた。このヒロインはこのところたくさん映画にでてますが、人気があるんですか?[CS・衛星(邦画)] 3点(2008-12-12 21:59:53)

899.  魍魎の匣 曲者ばかりでみんなキャラが濃い。おまけに台詞が多くて付いて行くのに疲れる映画でした。こういうキャストだと、田中麗奈の登場シーンが清涼剤に感じるから不思議だ。終戦後の日本の風景を再現するため中国まで撮りに行ったようですが、あの風景は微妙ですね。原作は未読ですが、映画の情報量から推測するに、読んでみないとこの作品の本当の姿は見えて来ないのでしょう。[CS・衛星(邦画)] 4点(2008-12-12 21:49:04)

900.  ザ・リング 国産映画とハリウッド映画で、何がどのくらい違うものかの興味で観たのだけど、やっぱりお金をたくさん使ってる感じはしましたよ。細かな作り込みとかが良くできていて、画面の隅にまで気を遣ってました。結果としてスクリーンから感じる温度が日本版より低く抑えられていて、怖さが増した印象でした。色んなアレンジが加えられて、すでに原作は遠いものになった印象だけど、貞子(じゃなかった、サマラだっけ)がテレビから這い出て接近して来るシーンには、文字通り鳥肌が立ちました。映画単体の比較として松嶋奈々子には悪いけど、ナオミ・ワッツの方が見ごたえがありました。[映画館(字幕)] 6点(2008-12-09 14:26:51)

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