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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
81. 河童のクゥと夏休み 《ネタバレ》 注意1! 最初に大地震のシーンがあるので、地震がこわい人は気をつけてください。 注意2! 「あらいぐまラスカル」のような、偶然見つけためずらしい生き物と少年の交流と別れのような映画と期待して、子どもと一緒にほのぼのしたいと思っている人、そんな人にはこの映画は不向きです。そういう人は、康一が遠野でクゥと遊んでいるあたりで見るのをやめて、「きっとあのあと、遠野でクゥと別れたんだな」と想像して余韻を楽しんでください。 遠野から帰ったところから、旗色が変わり、人間の醜さを見せつける映画となります。雑誌のスクープ写真、テレビ出演、そしてその後の事件により、クゥは衆人の知るところとなり大騒動となります。 細かいことを指摘するのもなんですが、事件の後、なぜクゥは警察に捕獲・拘束・殺害されなかったか不思議です。ひとにらみしただけでカラスを爆死させる威力を持っているのです。最初に出てくる地震だって、クゥの父親が起こしたように思えます。危害を加えさえしなければ、きわめておとなしい生き物ですが、そんなことを知らない人には猛獣のように危険な生き物と判断され、捕獲されるのではないでしょうか。あるいはその珍しさゆえ、拘禁されて飼育・観察されるのではないでしょうか。 また、クゥをテレビ出演させる場合、よく知らない生き物を出すわけだから、事前に打ち合わせるとか、放送事故防止のために録画放送するのが普通ではないかと思います。また、康一の父親の会社の上司の圧力でテレビ出演を決めたので、テレビ放送の後、父親の仕事はどうなったんだろうと思いました。 また、全体的に長すぎ、特にテレビ放送の後が長すぎです。[インターネット(字幕)] 6点(2016-04-17 18:03:16)《改行有》 82. 映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生 《ネタバレ》 小4になったばかりの息子と春休み最終日に映画館で見ました。事情があって春休みにずっと家にいたため、ピクサー作品とか、ドリームワークス作品とか、スター・ウォーズのクローン・ウォーズや反乱者たちとか、そういったアニメを春休み中飽きるほど見たあとのドラえもん映画鑑賞でした。 感想は、ここのところ毎日見ていたアニメに比べると、のっぺりした絵だな~と思いました。ドラえもんだからこんなものだし、もともとドラえもんは好きなんだけど、大画面で見るとよけいにのっぺりして見えて、大人1800円も払って、何か損した気分でした。 旧作の日本誕生とついつい比べてしまい、のび太が雪の中で遭難しかかって幻覚を見るシーンの後に、旧作ではマンモスがのび太に小箱を渡すという謎めいたシーンがあり、箱の中身はタイム・パトロールに連絡するスイッチだったことが後でわかるのですが、新作ではそのシーンが無く、そもそも小箱が出て来なくて、重要なシーンだと思っていたのでびっくりしました。 映画としてはまあまあ。大人が見て楽しめるほどのものではありません。無難に作られた子ども向け映画です。私は途中何度もうとうとしてしまいました。最後にお約束の次回作の予告がありましたが、うちの息子も小4になったし、もう来年は見ないかなと思いましたが、のび太と空想動物との別れのシーンで泣いていたので、また来年も見るのかな? 旧作の感想にも書きましたが、日本の歴史を変えてしまったドラえもんが一番の時間犯罪者なので、タイムパトロールがドラえもんを見逃すのがおかしいと思います。[映画館(邦画)] 5点(2016-04-05 14:02:45)《改行有》 83. 金融腐蝕列島[呪縛] 《ネタバレ》 原作を未読なので、ストーリーと人間関係の把握が大変でした。おじさんばっかりなので、みんな似たような感じで、どのおじさんがどの役だったか混乱します。また、今見ると、ちょっと古くさくて芝居がかっているのがちょっと鼻につきます(特に御大が)。椎名桔平の演技が一番良かったと思いました。役所広司と家族をつけ回す男が恐かったです。[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-01-13 12:17:58) 84. 天地明察 長い...長すぎる。数学、天文、歴史、囲碁、のどれかに興味がある人には興味深いかもしれませんが、そのどれでもない私は、長くて盛り上がりに欠けるストーリーに辟易しました。[地上波(邦画)] 5点(2016-01-11 12:58:37) 85. 鍵泥棒のメソッド 聞いたこともなかった映画だけど、このサイトでレビューが良かったので見たらとてもおもしろかったです。堺雅人と香川照之という半沢直樹の因縁のコンビが主演なのもおもしろい。半沢直樹より前に作られた映画なんですね。緊張感と笑いが絶妙に混じった作品です。[地上波(邦画)] 7点(2016-01-08 12:08:34) 86. 映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン! 《ネタバレ》 妖怪ウォッチを熟知している私と息子、そして妖怪ウォッチをそこそこ知っている夫と劇場で鑑賞。予告編を見て、さあ本編だと意気込むと、同時上映のスナックワールドが始まります。これはレベルファイブの宣伝で、妖怪ウォッチの次はこれを流行らせようとしているのだと思いますが、妖怪ウォッチだけ見せてほしいですね。 タイトルからわかるように、5つの物語で構成されていて、なぜそうなっているのかは5つめの物語を見るとわかります。 【ここからネタバレ】映画第1弾は1つの物語だけだったので、だんだんと盛り上がっていきました。これに対し、第2弾のこの映画は、5つの物語で構成されるので、子どもにしてみれば目先が変わって退屈しない作りですが、大人にとっては盛り上がりにかける感じです。 また、第1弾では最後はみんなで協力して敵をやっつけましたが、今回はみんなで協力しても歯が立たなかったけれど、最後は超強力なエンマ大王が出てきて、エンマ大王一人で解決しちゃうので、「そんなもっと早く出てきてよ、エンマ」と思いました。 そのうえ、見たくもなかったスナックワールドも見なきゃならないので、第1弾より低めの採点で6点とします。 しかし、第1弾では劇場で見ると戦いのシーンがやたら大音量で気分が悪くなりましたが、今回はそんなことはありませんでした。第1弾は敵(ウバウネ)をやっつけて(殺して)終わりでしたが、今回は敵(ぬらりひょん)と仲直りして終わりでした。子ども向けにやさしい作りにしたのかもしれません。 笑いあり、涙ありで、親子で安心して見られる映画でした。いろいろなお話があるので、見る人によってどれかのお話が心にささるかもしれません。個人的には、受験勉強で自分が本当にやりたいことを見失う子どもを描いていたエピソード1が心にささりました。 ジバニャンの元飼い主のエミちゃんが出てくるエピソード2は、できればアニメの「ジバニャンの秘密」の回を見てからのほうが、自転車のシーンとか意味がわかっていいと思います。最後にダークニャンやブチニャンが出てくる理由は、映画第1弾を見ておくとよくわかります。とはいえ、予備知識なしでもそこそこ楽しめると思います。 アニメがセカンドシーズンに入ってだいぶたつけれど、私はまだイナホのノリに慣れなくて、この映画でもイナホは余計に思えます。 子どものほうが料金が安いのに、子どもだけがもらえるエンマメダル。ぷにぷにに登録したらエンマコインが5つももらえて、子どもは大喜びでした。 【超ネタバレです】息子が「こまさぶろうの正体は○○○」だと言っています。こまさぶろうの髪形と、最後に出てくる実の母親を見て気づいたそうです。私は気づきませんでした。テレビ放送のときにチェックしたいと思います。[映画館(邦画)] 6点(2016-01-01 16:50:16)《改行有》 87. 蜩ノ記 ゴタゴタしていて、むなしくて、理不尽で、いったい何が言いたい映画なのか、理解できませんでした。[地上波(邦画)] 5点(2015-12-26 19:52:11) 88. シンプル・プラン 《ネタバレ》 まじめで平凡で幸せな生活を送っていた男が、不真面目で怠惰な男たちにそそのかされて人生を狂わされる話。もしあなたがまじめな人間で、世間の人たちの不真面目さに腹を立てながら暮らしている人なら、この映画は見るに堪えず、吐き気をこらえながら、スイッチを消そうとする自分の右手を左手でおさえないと、最後まで見ることができないだろう。こんな不快な映画を見るくらいなら、別なことに時間を使ったほうがいい。[地上波(吹替)] 3点(2015-12-18 15:33:49) 89. 時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 このサイトのレビューを見て、大いに期待して見たのですが、私にはつまらなかったです。後半に行くほど引き込まれるようなレビューがありましたが、私の場合、前半はバカバカしくて、さらに後半に行くほど気持ちが冷えていきました。時間を行ったり来たりしすぎてよくわからなくなります。キャラクターの誰にも魅力が感じられず、感情移入できません。特に千昭のテンション低いしゃべりが苦手です。それに「絵が残っているように何とかしてみる」って? どうやって? 「未来で待ってる」「うん、すぐ行く。走って行く」って? どうやって?[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-09-27 22:37:44) 90. 永遠の0 この映画については、賛否両論あるのと、原作者の発言が物議を醸しだしているのとで、見るべきかどうか悩んだが、そうした先入観抜きで、かつ原作未読で見れば、まあまあよくできた反戦映画だと思う。つっこむ点はいろいろあるが、そうした点に目をつぶればそこそこ良い映画。やっぱり戦争はよくないなと改めて思える。[地上波(邦画)] 7点(2015-08-08 15:31:30) 91. ALWAYS 三丁目の夕日‘64 《ネタバレ》 前2作と同様に、安心して見られる作品。薬師丸ひろ子と堀北真希はいい演技してるなあ。それに比べると、堤真一は相変わらず時代劇がかったわざとらしい演技だし、吉岡秀隆は相変わらずへにょへにょしてるし、この男優陣の演技が感動のボルテージを下げている。小雪は出産という大仕事をするわりに影が薄い。須賀健太くんは子役時代からずっと淳之介を演じ続けたのが立派です。前述のように、堀北真希はうまいが、上京して何年も経つのにいまだになまっているのは不自然に感じた。[地上波(邦画)] 7点(2015-05-06 15:28:10) 92. かぐや姫の物語 普通でした。映像がきれいかもしれないけど、別に映画で見なくてもいいです。[地上波(邦画)] 5点(2015-03-25 17:22:14) 93. 映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記 《ネタバレ》 ドラえもん大好きの8歳の息子が見終わって一言「疲れた...」。ストーリーが薄っぺらく、8歳児ですら苦痛なぐらい子どもだましです。ドラえもん映画には、大人ですら感動する作品もありますが、この映画は完全に子ども向け、しかもかなり幼い子ども向けです。大人はあまりの退屈さに何度も睡魔に襲われました。ギャグシーンが少なく、大笑いできるシーンは皆無です。あやとりや早戻しの伏線も「絶対あとで使うんだな」というのが見え見えです。しずかちゃんの入浴シーンも、まるで水戸黄門のお銀の入浴シーンのようにパターン化されすぎている。目くじら立てるような問題ではないが、若いお母さん方には毎度毎度の入浴シーンを不快に思うのでは。 [映画館(邦画)] 5点(2015-03-25 17:18:52)《改行有》 94. 小さいおうち 《ネタバレ》 映画の内容については皆さんが書きつくしているので、書きません。黒木華の演技力と存在感がすごいですね。てっきり東北出身かと思ったら、違ったのでびっくりしました。黒木華がいなかったら、この映画は安っぽい不倫劇になっていたのではないか、この人がいたから、この作品に芸術の香りが加えられたとすら感じられます。妻夫木聡は自然体の演技でしたが、好感が持てました。吉岡秀隆は、あのへにょへにょした感じがもとから好きでないので、何でこんな人と不倫をする気になったのかと思いました。[地上波(邦画)] 6点(2015-03-06 12:57:21) 95. 映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン! 《ネタバレ》 【映画館で見たときの感想】子どもはそこそこ楽しんでましたし、ところどころおもしろいネタもありましたが、大音響の戦闘シーンの連続で水増しした、中身の薄い映画でした。騒がしくて疲れます。テレビアニメのほうがよほど練って作られていると思いました。うちではゲームをやっていないのでわからないのですが、ケマモト村ってどこにあるのかなと思いました。ケータ一家が電車で訪れるシーンを見たときは、「相当遠くにあるんだな(くまもんも出てくるし、イメージは熊本?)」と思いましたが、ケータとケイゾウが汽車でケマモト村と桜町を日帰りできて、ケイゾウのおこづかいで2人分の往復の旅費が払えるとなると、意外に近いんですかね。 【家でテレビで見たときの感想】映画館ではただただうるさい映画だと思っていましたが、自宅で普通のボリュームで見ると、いつもどおりの楽しい妖怪ウォッチでした。映画館で見たときは気づかなかった小ネタもたくさん発見でき、楽しみました。映画館で見たときは5点でしたが、8点に訂正します。 【ここから先ネタバレです。知りたくない人は読まないで】「それにしてもケイゾウは何で早死にしちゃったんだろう。おばあちゃんは田舎の大きな家で何年も独り暮らしで寂しかろうに」と思っていたが、ラストで妖怪になったケイゾウが出てきたときは鳥肌が立った。地上波初放映のときは、妖怪のケイゾウが木の上にいるシーンで終わったが、あの後ゲラゲラポーのうたが続き、そしてその後のみんなの様子が次々に静止画で描かれていき、そのうち1枚が、縁側で座布団を並べて座るおばあちゃんと妖怪のケイゾウだった。座布団があるということは、おばあちゃんに妖怪のケイゾウが見えていて、さらに誰だかわかっているということなので、「おばあちゃんは一人じゃないし寂しくもないんだ」とわかり、泣けそうだった。[映画館(邦画)] 7点(2014-12-30 21:23:40)《改行有》 96. STAND BY ME ドラえもん 原作と異なる展開もあり、原作ファンとしては抵抗を感じましたが、それなりに楽しめました。私は息子と一緒にドラえもんのアニメ映画を毎年映画館で見ていますが、今作はアニメ映画より観客の大人率が高かったです。見てみると、やはりドラえもん大好きで育った大人が楽しめるストーリーと映像でした。ドラえもんをよく知らない人がこの映画を楽しむには、少なくともこの映画で使われているエピソードを知っておいたほうがよいと思います。CGのドラえもんはとてもかわいいけど、CGののび太は異様な感じ。マンガののび太は、ほのぼのした感じがするけど、CGののび太は単なるダメなやつに見えました。乗り物酔いしやすい私は、3D CGでときどき酔いそうになりました。7歳の息子は全然平気だったみたいです。 [映画館(邦画)] 7点(2014-08-28 14:58:37)(良:1票) 《改行有》 97. 借りぐらしのアリエッティ ジブリの映画はなぜかどれを見ても「これは嫌いだ。こんなののどこが人気なのだろう」と感じるのだが、この映画は一切そう感じなかった。好感の持てるストーリー、好感の持てる絵柄、好感の持てる登場人物。どれをとっても気持ちがよいのだが、これってアニメ映画にするほどの話かなとも思う。[地上波(邦画)] 7点(2014-07-23 21:37:40) 98. 崖の上のポニョ 宮崎駿の作品は肌に合わないのに、すいません、これも見ちゃいました。結果、やっぱり肌に合いませんでした。いろいろ批判も書けますが、そんなことする気にもなれないくらい、肌に合いませんでした。[地上波(邦画)] 3点(2013-03-29 16:27:58) 99. ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記 《ネタバレ》 ドラえもん好きの子どものために、評価の高いドラえもん映画を選んで見せてきましたが、高評価のものは全部見てしまいました。この映画はここでの評価が低いため、見ていませんでした。しかし、ほかのサイトでの評価が高いことに気づき、見てみたら、子ども(5歳)大ウケ。親が見ても、結構楽しめました。悪役が情けない等の投稿がありますが、だからこそ子どもが安心して見られるドラえもん映画なのだと思います。最近、新ドラえもんばかり見ていたので、昔のドラえもんのかわいらしさに親子ともどもメロメロでした。[DVD(邦画)] 7点(2012-08-25 18:31:34) 100. 映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝 《ネタバレ》 私はドラえもん好きの子どもに付き合って、ドラえもんはテレビも映画もかなりの数を見てきましたし、漫画も多数読んできましたが、この映画はこれまで見たり読んだりしたドラえもん作品の中で最低です。なぜなら、これはドラえもん映画の名を借りたジブリのパクリだからです。ドラえもん映画の駄作の作品のさらに下に位置づけられます。ベースになっているキー坊のお話は、ドラえもんではいろんな作品や場面で使われてきたおなじみのお話ですが、この映画ではオリジナルのキー坊のエピソードが使われているのは最初のほうと最後だけで、中間はジブリ作品のパクリです。私はドラえもん好きですが、ジブリが好きではないし、ジブリ以下の出来なので、見ていて気分が悪くなりました。途中で子どもの目を覆いたくなるようなシーンもありました。キー坊の話と聞いて安心して見せたのですが、大失敗でした。ドラえもんの作品でも安心して子どもに見せられないものもあることを勉強しました。 [DVD(邦画)] 0点(2012-07-26 23:49:41)《改行有》
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