みんなのシネマレビュー
へちょちょさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1395
性別 男性
自己紹介

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12345678910111213141516
投稿日付順12345678910111213141516
変更日付順12345678910111213141516

81.  三大怪獣地球最大の決戦 稀代の悪役怪獣キングギドラ初お目見えとなった印象深い一作。何と言っても隕石から出現し、空中で炎が具現化する場面が素晴らしい。全身金色に輝かせ3本の首から光線を発射しつつ飛翔する姿は千両役者の貫禄だ。鳥居越しにロー・アングルから捉えたショットもセットの作り込みとの相乗効果で秀逸。対するゴジラ・ラドン・モスラが(小美人の通訳付きで)会話する辺りはチト寒いが「赤ひげ」のせいで超短期間での製作を余儀なくされた経緯を思えば止むを得まい。寧ろ世界のクロサワの尻拭いという悪条件下でこれだけのクオリティに仕上げた本多監督と円谷特技監督の奮闘努力を評価すべきだろう。進藤刑事(夏木陽介)とサルノ王女(若林映子)の別れのシーンはチョット「ローマの休日」っぽくて好き。8点(2004-02-13 12:46:14)(良:1票)

82.  怪獣島の決戦 ゴジラの息子 登場する敵怪獣(クモンガ、カマキラス)が全て操演である等、意欲は買うが「ミニラが全然ちっとも一切これっぽっちも可愛くない!」のが致命的。しかもゴジラの息子を出す前提となるべき「妻(母)」の存在が完全にうっちゃられているので、心無い特撮おたくに「ゴジラ雌雄同体説」や「ゴジラ無性生殖説」を唱える根拠を与えたのは許し難い落ち度だ。でもその割に「息子」と謳っているから性別はあるんだよな。前田美波里のナイスバディにオマケして5点…。5点(2004-02-06 13:38:25)

83.  一心太助 天下の一大事 《ネタバレ》 おっ?ぐるぐる氏は最近どうも時代劇づいてますなぁw。このシリーズは錦之助のはちきれそうな若さと月形の渋みが醸し出す絶妙のハーモニーが売りでしたね。Typicalな東映時代劇のお気楽極楽なノリを好きになれるかどうかが評価の分かれ目かと思いますが、個人的には二作目で早くもマンネリな展開に余り高い評価は致しかねまする。沢島忠にはもっと創意工夫ってもんを見せて欲しかった気が。彦左に出入り差し止めを食らってヤケになる太助は可愛いやっちゃw。でも6点。悪しからず…。6点(2004-02-04 02:11:53)

84.  無法松の一生(1943) 《ネタバレ》 お二人のレビュー&コメントが実に素晴らしく、既に本作の魅力を語り尽くしている感もある。今更私如きの出る幕は無いのだが、どうしても書かずにはいられない映画史上の傑作だけに蛇足のコメントを加えること平にご容赦の程を。先ず語らねばならない点として岩下俊作の原作「富島松五郎傳」を見事なまでに簡潔にして明瞭なシナリオへ昇華させた伊丹万作の脚本がある。この映像化を念頭に置いた説明的描写を極端に省いたシナリオの存在なくして本作の傑出したクオリティは成り立たなかったと思わしめる出来だ。本来ならば自ら監督したかったであろう伊丹の無念を託されて演出した盟友・稲垣の力強い演出力にも触れなければなるまい。伊丹には生来の病弱を反映するかのように演出が繊細で今一つ迫力に欠けるきらいがあった。つまり本作に関しては稲垣の持ち味である骨太で力強い演出力が見事にそれを補完する形となった訳だ。しかし、伊丹らしさは車軸の回転をあしらった場面転換、据えっ放しのカメラで往来の時間軸だけをスライドさせる絶妙な処理、幼少の松五郎が森をさ迷うシーンの独表現主義を思わせるタッチ、人力車の客が往来に放置されて怒る場面のサイレント喜劇調などに散見される。各シーンに見せる宮川一夫の驚異的カメラワークについてはお二人の繰り返しになるので割愛させていただく。最後に阪妻について。当時の彼は時代劇の大スターとしての地位を既に確立しており、卑しい車夫の役をオファーされた時には大いに逡巡したという。結局引き受けるに当たり、彼は稲垣に「演るからには死ぬ気で演る。その代わりアンタも死んでくれ(その位の覚悟で演出してくれ)!」と迫った。この役者魂!この気概!!これぞ本物の役者というものだ!と胸打たれた。お二人が看破されている通り、阪妻の魅力とは豪放さと繊細さが同時に内在するアンビバレンツさにあると思う。こうした点を踏まえ改めて観るとクライマックスの小倉祇園太鼓シーンやラストの預金通帳が見つかる場面など毎度涙で目頭が熱くなる。悪いが三船版では感動はあっても、こうはならない。以上、例え二度の検閲カットがあろうと本作には満点しかありえない。私の脳内補完では検閲カットも何ら問題にならないからだ(笑)。10点(2004-02-01 12:21:44)(良:2票)

85.  漂流 吉村昭の原作を読んでから観ると、単なるダイジェストとしか受け取れず、映像が有する独自の力強さにまで昇華していない。北大路欣也はヒゲぼうぼうメイクで熱演だが、顔立ちが派手過ぎてこういうリアリズム重視のストーリーにはフィットしていない。もっと素朴な風貌の実力派ないしは演技派男優に演じて欲しかった…。6点(2004-01-29 23:03:50)

86.  狐の呉れた赤ん坊(1945) 《ネタバレ》 阪妻の戦後初の時代劇。派手な立ち回りのいわゆるチャンバラ時代劇を封印された形となった中で才気煥発な丸根監督は、粗暴だが優しさを秘めた人足・寅八が捨て子を我が子のように育て上げ、最後に思わぬ別離を迎えるという人情喜劇に仕立て上げた。まったくもって阪妻あっての作品であり、丸根監督も「無法松の一生」で見せた彼の魅力をよく承知して豪放な彼の持ち味を増幅させることに傾注している。子役の沢村アキヒコは「無法松~」に出てきた敏雄にそっくりだなぁと思っていたが 、沢村アキオ(長門裕之)の変名と知り納得。8点(2004-01-28 08:50:27)(良:1票) 《改行有》

87.  暗殺(1964) 《ネタバレ》 あの超有名な「新撰組」誕生のキッカケを作った幕末の策士・清河八郎が江戸の赤羽で暗殺されるまでの顛末を描く異色時代劇。司馬遼の原作も今イチだったが、コイツはもっと陰性でスカッとしない何ともヤな後味。史実ともかなり食い違っており、歴史好きが観ても到底納得がいかないであろう。挨拶しようと笠の紐を解くところを不意討ちで殺しておいて「オレは清河に勝ったぞ~!!」と快哉を上げる佐々木只三郎(木村功)の気が知れない。それでイイのか?悪いが5点マイナスゥ!5点(2004-01-23 02:26:20)

88.  江戸川乱歩の陰獣 乱歩の映画化では恐らく最高傑作。加藤泰って監督は70年代斜陽の邦画界にあっても全く力量が衰えていない。凄いや。ただ、役者のレベルダウンは彼をもってしても如何ともし難く、あおい輝彦では全編を引っ張るには明らかに力不足。キャストではダントツで大友柳太朗がイイ。奥山和由はコレをよーーく観て修行し直せ!8点(2004-01-17 02:02:43)

89.  お嬢さん乾杯 《ネタバレ》 一応、便宜上コメディにジャンル分けしましたが、正確に云うならば「人情喜劇」がピッタリかと思います。欧米のコメディのノリで観ると肩透かしを食うかもしれません。斜陽華族のお嬢様、恭子を演じた原節子の気品溢れる演技、対照的な自動車修理工・圭三役の佐野周二が見せる野暮ったい中にも誠実さを滲ませた演技、いずれも見事に彼らの持ち味が引き出されています。流石は木下恵介、といったトコロでしょうか。”金のための意に沿わぬ見合い”に打算を感じ、決然と結婚を破棄する圭三の姿には失われつつある当時の日本人の心意気を見ました。ラストで見せる恭子の情熱的な行動がグッと高揚感を増して心地良い幕切れでした。8点(2004-01-16 09:29:59)(良:1票)

90.  アギ 鬼神の怒り 《ネタバレ》 「今昔物語」中の「安義の橋の鬼女」をモチーフに作られた和製ホラー。リアリズムと考証に拘ろうとした早川光監督の意図は読めなくもないが、取り敢えず”画面が暗ーーい!”とか”何がどうなってるのかサッパリ分からん!”の連発でストレスが溜まる溜まる!!鬼の特殊メイクも気色悪さが先に立ち、怖いとか凄いという感情にまで行き着かない。中村久美がちょっと色っぽいのでオマケして5点進呈。5点(2004-01-16 02:04:34)

91.  北斗の拳(1995) 《ネタバレ》 うーん、残念。コレも或る意味フツーの駄作。「シベ超」といいコイツといい、皆さんの面白過ぎるコメントに惑わされた感じだなぁ…。「ウォーターワールド」に5点つけといてコレに0点てのも理不尽だし、そう、まぁ3点くらいが妥当なトコ?冒頭のペチペチ百烈拳にだけは笑ったけど、後はテンポの悪いショボカンフーが延々続いてストレスが溜まっただけ。もっと皆さんのコメントそのもののオバカなノリを期待した自分には不発だな。恐らく熱心な漫画「北斗の拳」のファンの方が怒りに震えて酷評したのが始まりなんだろうけど、そこまで原作漫画にゃ思い入れも無いし。あ、プロレスラーのビッグバン・ベイダーが悪役で出てたのにはちょっとビックリ! (追記)キャストの役名欄が全部”ひらがな”表記なのは元を辿れば私の仕業でおます。要望変更なさった後続の方にも継承されていて気分は何か”りゅうけん”。3点(2004-01-15 16:16:20)(笑:2票)

92.  宇宙大怪獣ギララ 松竹が怪獣ブームの煽りを受けて製作した唯一の特撮怪獣映画。スタッフ&キャストも”地味”の一言であり、東宝と違って「取り敢えずついでに作ってみました~」的な投げ遣りさとやる気の無さが随所に滲み出る怪作としか言い様がない。主題歌を倍賞千恵子ってのも何とも場違いで浮きまくり。後に「男はつらいよ/寅次郎真実一路」の冒頭にギララ出現シーンが使い回され、ソレで本作の存在を知った方も少なくないかも。もうソレくらいマイナー。日活の「大巨獣ガッパ」は親子3匹登場するからまだマシだったが、コイツは一匹だけしか出ない上にゴジラみたいな無敵さを誇るでもなく弱いし、迫力も今イチだし。しかし!この手のマニアは酒の席で話題に乗り遅れない為にも必見と言えよう。5点(2004-01-15 11:10:23)(良:1票)

93.  愛と誠(1974) 《ネタバレ》 うぉぉぉぉ!遂に!登録されたぁぁぁ!!コイツをもし御覧になるのならば、その前に”必ず”梶原一騎(原作)・ながやす巧(作画)の「愛と誠」コミックスを漫画喫茶か何処かで全巻読破して劇画での可憐な早乙女愛とワイルド且つストイックな太賀誠を網膜に焼き付けてからにして頂きたい!!すると西城「ヒデキ・感激ぃ!」秀樹のヒョロっちい誠とどうにも肉付き良過ぎるポッチャリブリジット・ジョーンズな早乙女愛の大根芝居にムラムラと沸々と地球内部のマントルの如き熱い怒りが沸きあがってくるハズ!!加えてキー・パーソンともいうべき岩清水「キミのためなら死ねる」弘を仲雅美という配役センスの悪さ!我が純愛のバイブルを汚した報いはキッチリ払って貰おうか。9点マイナスゥ!!!1点(2004-01-15 04:56:48)(笑:1票)

94.  藪の中 《ネタバレ》 世界に誇るクロサワの「羅生門」をリメイクした度胸は天晴れだが、もうちょっと身の程を弁えろっつーの!!何なんだよ、主役がイケメンの検非違使ってのは?木こりがジーコ内山って一体どういうセンスしてんだ??こういう古典の映画化にSFXを多用すなっ!!もう悪夢の1時間半、クラクラするので8点マイナァス!!2点(2004-01-13 02:29:57)

95.  シベリア超特急 《ネタバレ》 皆さんの投稿を拝見していると何だか作品そのものをコメントするというより、恰も『「シベ超」と私』という壮絶なテーマでの「♂@♀∞」字の大学入試・小論文に真摯に取り組んでいらっしゃる受験生であるかのような錯覚を覚えてならない…。もし仮に人生の岐路に立つ大学入試でこんなユニークにも程があるお茶目な小論文テーマを与えられたとしたら、私なら絶望の余りキレて「戦争イクナイ!」とか「アーーーーーイ・ダディッツ!!!」とか何とか絶叫し、速攻で入試会場から強制退去させられるであろう。2点(2004-01-12 03:16:19)(笑:3票)

96.  モスラ対ゴジラ 《ネタバレ》 後のマニアをして”モスゴジ”と呼称せしめる程、本作でのゴジラの憎々しい造形は見事!操演怪獣(モスラ)との闘いといった新機軸に挑む本多監督&円谷特技監督の志の高さをもっと評価して欲しいナ。憎まれ役を一手に引き受けて天晴れな貫禄を見せるゴジラのふてぶてしさもGoo!チョココルネを髣髴とさせるモスラ幼虫は片方(たぶん尻尾で叩きつけられたヤツ)が死亡したコトを後に「三大怪獣 地球最大の決戦」で知らされ何となく(´・ω・`)ショボーン。8点(2004-01-12 02:33:33)

97.  長屋紳士録 《ネタバレ》 おたね(飯田蝶子)が為吉(河村黎吉)、喜八(坂本武)とクジを引く場面がケッサク!!全部にペケが付いてるイカサマとも知らず、気の早いおたねは自分が貧乏クジを引いたと宣言して茅ヶ崎行きを余儀なくされる。河村黎吉も得難い名脇役だったよなぁ。笠智衆扮する田代の隠し芸「覗きカラクリの口上」場面といい、戦後復帰第1作!みたいな気負いもなく飄々とした小津のユーモアが味わえる貴重な一篇。個人的には初期の小津作品の方が好きかな。8点(2004-01-10 11:45:10)

98.  小早川家の秋 小津作品は(当然だが)若い頃はあんまり好きじゃなかった。淡々としてうねるようなドラマティックな展開もカタルシスも皆無。コレで一体何を楽しめと?てな感じw。中年になって改めて観ると実に味わい深い逸品であることに気付かされる。本作の場合、松竹蒲田の撮影所を出て珍しく東宝で製作されたことで数ある小津作品の中でも極めて特異な位置を占める。特に森繁がイイ。50~60年代の彼は全くもって上手過ぎる。特に加東大介との飲み屋での遣り取りはケッサク!あ、鴈治郎(二代目)の上手さは勿論云うまでも無いけどね。浪花千栄子の愛人も杉村春子の娘も各々溜め息が出る上手さ。こんな名脇役にも二度と出会えまい。ところで本作を通して小津が描きたかったモノ、実のところは彼のみぞ知る…なんだろうけど、個人的には戦後米軍占領下で根こそぎ否定された戦前の家父長(戸主)制へのオマージュではないかと思う。戦後民主主義によって次々と失われつつある戦前の日本の風習、コレを完全に消滅する前にフィルムに込めて残したい。そういう屈折したエコロジカルな視点が散見される。その意味で小津は(右翼などとは違った)真性の保守派であると言えよう。※因みに本作の読みは「こはやがわけのあき」であって「こばやかわ」ではないので、お間違えなきように…。9点(2004-01-07 14:42:08)(良:2票)

99.  ミステリー・トレイン ジム・ジャームッシュって”成瀬巳喜男”信者らしいね。デビュー作から一貫して平凡な人物のたわいもない会話にえも云われぬ味を滲み出させる辺り、確かに成瀬の影響アリアリだ。本作でも工藤や永瀬の若い持ち味に絶妙の間を入れる呼吸が実に上手い。悔しいが現在の邦画界に成瀬の後継者が(絶望的に)見当たらず、アメリカ人ジャームッシュにお株を奪われた形となったのは何とも皮肉な話ではある。本作を観て「つまらない」「退屈」「だから何?」と評した方は恐らく成瀬作品も全く肌に合わないだろう。「ストレンジャー・ザン・パラダイス」や「ダウン・バイ・ロー」に比べ、より演出が洗練された本作は、オムニバスっぽい作りとか技巧が前述の二作より妙にハナにつくので2点マイナス。でも近年のそこらの邦画よりは遥かに面白い!悔しいけど。 8点(2003-12-31 17:13:11)(良:1票)

100.  BE FREE! 《ネタバレ》 江川達也の原作が有していた突き抜けるようなアフォさ加減&エッチさが全く出せていなーーーーい!!第一、笹錦を羽賀研二なんて違和感の塊で見てるこっちが恥ずかしくなってしまうぜ。虎子光役の桑名正博は意外にハマってたと思うが…。兎に角、H(えっち)じゃない「BE FREE!」なんてケチャップ入れないチキンライスみたいなもんだ。悪いが7点マイナスゥ!!3点(2003-12-31 03:15:52)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS