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プロフィール
コメント数 418
性別 男性
自己紹介 1959年生まれの48歳。
神戸市近郊に在住の、映画をこよなく愛する
市井の人であります。
ま、コツコツとレビューしようと思ってます。

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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81.  座頭市の歌が聞える シリーズ第13作。本作は勝新演じる座頭市の殺陣のシーンはもちろんのこと、市に憧れる少年や不思議な琵琶法師を絡ませるなど工夫を凝らした作品になっています。とくに宿場の女郎を演じた、小川真由美の見るものに哀れみを誘う演技が絶品。この当時の“身売り”という哀しい時代背景をそこはかとなく漂わせており、しかもお役御免となった武士を夫に持つ妻の悲哀をも見事演じ切っていた。ラスト、人間ドラマに裏打ちされた座頭市と不遇の浪人(天知茂)との殺陣は圧巻で、市の我が身を守る剣の虚しさをもしみじみと感じ取ることが出来た。8点(2003-12-25 13:24:30)

82.  妖怪百物語 大映による「妖怪」シリーズ第1弾。「ガメラ対 …」目当てで劇場に足を運んだら、コレが併映されていたんですよね。ストーリーはと言えば、庶民を苦しめる悪代官と悪徳商人を妖怪たちが懲らしめる勧善懲悪ものなんですが、当然見どころは妖怪の登場シーン。タイトルロールからゾクゾクさせてくれたし、“土ころび”を振り出しに“大首”“から傘”“のっぺらぼう”…等々、けっこう出します見せてくれます。とりわけ、子供心に「置いてけ掘り」の話しがコワかった! ! とくに“ろくろ首”が強烈で、おねーさんを見るたびに首がにゅ~と伸びるんじゃないかとしばらくトラウマになりましたね。7点(2003-12-25 10:18:51)(良:1票)

83.  大怪獣ガメラ 東宝「ゴジラ」と人気を二分することになる、大映怪獣シリーズの記念すべき第1作。しかもちーちゃい頃、母親にお手てつながれ神戸の映画館まで生まれて初めて見に行ったのが、この映画。つまり、個人的にも記念すべき第1作なのであります。東宝「ゴジラ」に負けじと、監督の湯浅憲明を筆頭にスタッフの並々ならぬ意気込みを感じさせてくれる作品ではありますが …。哀しいかなモノクロということで、皆さん敬遠されがち。しかも「ゴジラ」の二番煎じは否めず、見劣りする特撮に強引な演出など突っ込みどころ満載。このあたり、ガメラファンの私としてはちょっとツラいところ。が、しかし荒唐無稽、奇抜なアイデアでは勝っていた!! 口から“カー”と火を吐くのはもちろんのこと、何と手足を引っ込めてジェット噴射よろしく空を飛ぶ!! そう、クルクルと高速回転しながら。さらにこのガメラ、基本的に都市を破壊する悪玉怪獣なんですが、子供にだけは何故かやさしい。ここなんですよ、ここ。この、子供にだけはやさしいが、我々ちびっ子のハートをガッチリと掴んだわけなんですよね。ということで、えーい10点!! 10点(2003-12-22 16:00:10)

84.  座頭市血煙り街道 シリーズ第17作。監督三隅研次と座頭市演じる勝新太郎ががっぷり四つで進む中、朝丘雪路、高田美和、坪内ミキ子など彩りのある豪華キャストがうれしい本作品。ラストに用意された、座頭市と隠密剣士(近衛十四郎)とのお互い一歩も譲らない太刀さばきが圧巻で、そりゃもう鳥肌もの。殺陣と人間ドラマが渾然一体となっており、三隅演出の妙味には舌を巻く。その他にも見所は多く、とりわけ暗闇の中、駕篭(カゴ)が閃光と共に真っ二つに割れるシーンは、初見から30年以上経った今でも鮮明に脳裡に焼き付いています。 8点(2003-12-19 17:05:08)(良:1票)

85.  喜劇 団体列車 渥美清主演による列車シリーズ第2作目。舞台は四国の伊予和田という小さな駅。ブルートレイン二本立てのゴージャス感溢れる第1作に比べると、ローカル色が強くスケールも小さい。が、しかし渥美清が繰り広げる人情喜劇は健在だった。おっちょこちょいで自意識過剰なところは、ほとんど寅さんのノリ。渥美清もこの頃が一番パワフルだった。6点(2003-12-15 12:27:08)

86.  兵隊やくざ 大脱走 シリーズ第5弾。日本も敗戦が濃厚になり、北満州が舞台。慰問団の少女を巡り勝新演じる大宮が悪玉上官をブッ飛ばす前半と、階級を偽り将校になりすます二人(勝新と田村)が繰り広げる後半という2部構成がうれしい。悪党青柳(成田三樹夫)もこのシリーズ、3度目の登場。「と、東京帝国大学であります! !」はウケた。7点(2003-12-15 12:26:23)

87.  続・兵隊やくざ シリーズ第2弾。勝新太郎演じる大宮の、軍隊という規律の厳しい縦社会で炸裂する破天荒振り。蹴散らせ、ブッ飛ばせチンピラ曹長。悪玉上官、張り倒せ! ! 直情型で人間くさい勝新の魅力全開。「け、毛をください! !」はウケたゾ! ! 庶民の視点から見たヒューマニズムを感じさせ、好きですこのシリーズ。7点(2003-12-15 12:25:11)

88.  四谷怪談[前篇/後篇](1949) 鶴屋南北原作「四谷怪談」は数多くあるが、本作はタイトル通り監督木下恵介の独自の解釈によるもの。おどろおどろしい怪談ものとは一線を画しており、実は貧困から抜け出せない若い夫婦の哀しい物語り。悪党直助の企みにはまり、伊右衛門(上原謙)は迷いながらも出世のじゃまとなる妻・お岩(田中絹代)を毒殺してしまう。自ら犯した罪に苛まれ、次第に自滅していく女々しい男を上原謙が好演。《ネタバレ》ラスト、お岩の亡霊が現われる中、屋敷もろとも炎に包まれる伊右衛門。彼の魂は救われたのであろう。木下忠司の情感溢れる音楽も手伝い、何とも哀しい物語でした。 9点(2003-12-15 12:24:13)

89.  海と毒薬 太平洋戦争末期、大学病院で行われた戦慄の事件。戦争という狂気に満ちた時代の中、たとえ医師といえども人命に対して感覚がマヒしてしまうのだろうか。鬼畜米英、日本を破壊し尽くす憎きB29の捕虜達。彼らの生体解剖実験により何百何千という日本人の命が救え、医学の発展に繋がるのなら…という発想が出てきても不思議ではない。奥田瑛二が演じる内向的な研究生以外は、感情移入出来そうにない医師達として描かれている。彼らの行為は当然糾弾されるべきだが、戦争という二文字がここまで人間性を狂わせてしまうものかと思ったりもする。それは戦争が終焉し人間が人間らしさを取り戻した時に初めて、犯した罪の重さに気付く事なのかも知れない。9点(2003-12-05 21:26:04)

90.  雲ながるる果てに(1953) 悲しい。悲し過ぎる映画です。戦争の不条理などという生易しいことばなんかでは、とうてい言い表わせられない。この決して忘れてはならない歴史的事実を、家城巳代治監督はヒューマンタッチな演出で見事描き切っている。「雨降って今日一日を生きのびる」一刻も早くお国の為に散って奇跡を起こしたい…否、生きたい。生と死の間で揺れ動く様子が、この一句で端的に表わされている。ラストの鶴田浩二演じる大滝のナレーション。「ぼくの大好きなすべての人、なつかしい山河、そして平和な日本、それを思い浮べながら死んでゆきます」は、悲し過ぎて生涯忘れられそうにありませんよ。本当に。10点(2003-12-05 21:24:23)(良:3票)

91.  魔界転生(1981) 原作は山田風太郎ってことで、奇想天外、荒唐無稽なストーリーはさておいて、凝りに凝ったセット美術と特撮が素晴らしかった。オープニングのおどろおどろしい地獄絵図。あたかも妖怪変化のごとく描かれた宮本武蔵。燃え盛る天守閣で繰り広げる、千葉真一演じる柳生十兵衛と天草四郎時貞(沢田研二)との壮絶な死闘。終始、独特な映像美を楽しめるわで娯楽時代劇としては上出来の一本。7点(2003-12-03 15:59:36)

92.  野菊の墓(1981) 名匠木下恵介の手による55年度版「野菊の如き君なりき」は、ノスタルジックな気分に思う存分浸れる紛うことなき名画だった。さて本作は。うーん、聖子ちゃんの演技力はまずまずといったところで、澤井信一郎の演出も悪くはない。ただ、「裸足の季節」「青い珊瑚礁」に代表されるよう、ネアカでキャハハのイメージがまぶたに焼きつく聖子ちゃん。原作に漂う郷愁と物悲しさが今ひとつ感じられなかったですね。やっぱり本作は、聖子ちゃんファンのためだけに作られた映画だったのかもかも・・・。5点(2003-12-03 15:59:06)

93.  双生児 江戸川乱歩の原作を塚本ワールドで染め捲った映画らしいが、奇妙キテレツなカルトものって感じ。舞台劇のような描写、眉毛を消した登場人物、ケバいパンクファッション? 、摩訶不思議な踊りなどなど。うーん、どう評価すればいいんだろう…。作家性は感じ取れたので、とりあえず5点ね。5点(2003-12-03 15:58:06)

94.  旅の重さ 「♪ 私は今日まで生きてきました ♪ 私は今日まで生きてみました……」吉田拓郎のこの曲と共に思い出されるのが本作品。家を飛び出した16歳の少女が、旅の途上で様々な体験を経て大人の女に変わっていく姿を描いています。もう30年近く前に一回見ただけなんですが、夏の日射しが照り付ける中、瑞々しいシーンがフラッシュバックされる。白づくめの姿でヒッチハイクをする高橋洋子演じる主人公の姿、秋吉久美子演じる文学少女との語らい、自分を助けてくれた孤独な中年男の姿に父から男を感じとるシーン、そしてラストの主人公の笑顔 …等々。やはりこの映画、鮮烈な印象を放った名作ですよ。8点(2003-11-25 16:25:11)

95.  兵隊やくざ 勝新太郎といえば個人的に座頭市なんですが、このシリーズも見逃せない! 勝新演じる大宮二等兵と有田上等兵(田村高廣)の名コンビが、不条理まかり通る軍隊内で繰り広げる痛快活劇。「それいけ、やれいけ」の風呂場での大立ち回り、威張り散らした上官の制裁に耐える大宮など勝新の魅力炸裂。監督増村保造の反骨精神、そして人間讃歌が読み取れて、好きですこういうの。8点(2003-11-24 16:03:17)

96.  野菊の如き君なりき(1955) モノクロ作品にもかかわらず、何故か淡いパステルカラーで思い出される。これもひとえに監督木下恵介の洗練された演出と描写の賜物なんだろう。そうそう、笠智衆が演じる老人の回想という構成も切ない雰囲気を盛り上げていた。さらに、木下忠司の哀感溢れるメロディーも作品の印象付けに多大に貢献。封建的な村社会で生きてゆかざるを得ない哀しい定めを、そこはかとなく漂わせており、木下恵介の抒情的な世界観に思う存分浸れた。観る者の涙腺を緩める、余りにも日本的な名画。9点(2003-11-24 16:01:46)(良:1票)

97.  座頭市物語 勝新太郎のハマり役、座頭市。以後、シリーズ化される記念すべき第1作。監督の三隅研次を筆頭に、主役を張る勝新太郎、相手役の天知茂等、この作品にかける意気込みが画面からヒシヒシと伝わってくる。三隅研次の描写が冴えるクライマックスの殺陣のシーンはもちろんのこと、ゾクゾクする見せ場をあちらこちらにちりばめており、見応え十分の時代劇に仕上がっている。また本作は、裏社会という掃き溜めの世界でしか生きてゆかざるを得ない、哀しい男どうしの“友情”を描いた人間ドラマとしても秀逸。勝新太郎の圧倒的な存在感、それに対峙するかの様な死期を察知した天知茂の哀感溢れる演技。伊福部昭の荘厳な音楽も貢献度大。《ネタバレ! ! 》ラスト、座頭市に支えられ息絶える平手造酒。剣に生きる者にしてみれば、至福の幕切れだったに違いない。傑作です。9点(2003-11-23 16:24:40)(良:1票)

98.  幽霊列車 タイトルにつられてビデオを借りてしまったクチ。山奥の駅舎で一晩過ごすはめになった16人の男女の恐怖を描いた物語りなんですが、キャストがキャストだけに怪談風喜劇。しかも特撮は、何と、円谷英二! ! …なだけに、クライマックスの轟音響かせ幽霊列車が迫ってくるシーンはなかなかの緊迫感! ? 《ネタバレ》その実は怪談というよりも正体はサスペンスで、ツタヤのサスペンス・コーナーに置いてあったのも、後になって納得。6点(2003-11-23 15:19:39)

99.  嗚呼!!花の応援団(1976) う~ん、ずいぶん前に関西方面の某ローカルTV(南河内テレビ?ってのはジョーダンです)で見たことがあるゾ。青田赤道ってのは、漫画の世界でしか表現出来ない凄まじい怪人(否、怪物というべきか)なので、役者が「ちょんわ、ちょんわ! !」「クエッ、クエッ! !」とギャグをすると何とも間が抜けて見えてしまう。しかも、“売り”である過激な下ネタギャグが映画では使えないので毒気もなくなる。やはり、人気漫画にあやかった胸算用映画にしか見えなかったねんのねん。3点(2003-11-21 12:37:54)

100.  オルゴール 「♪ コツコツとアスファルトにきざーむ……♪」当時はよくカラオケで「とんぼ」(「乾杯! !」もね)を歌わせてもらいました。それはさておき、この映画、長渕キックと血まみれのシーン以外はさっぱり思い出せない。おっと、ギャル(古ぅ~)の前でニタニタと長渕が立ちションをするというヤバいシーンがあったゾ、たしか。やはり、カリスマ・長渕剛の迫真の演技と生きざまに酔いしれるファンのための映画なんだろう。まぁ、長渕はわりと好きなミュージシャンだったので、うーん6点。6点(2003-11-21 12:36:11)

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