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81. たそがれ清兵衛 ストーリーは単純だったけど予想に反して深いものがある。 山田洋次監督の作品はこれが初めてだったりするのだけどなかなか良かったかな。 実は真田広之の演技が観たくてこの映画観たんだけど、やはり真田広之の演技は素晴らしい。それと宮沢りえの演技も良かった。 宮沢りえ以上にあの役が合う人は恐らくいないだろう。和服が似合うね。 2人の子供がいてそれなりの生活が出来て、たそがれ清兵衛の人生は十分幸せじゃないか。百姓はもっと過酷・・・なんて観てる最中思ったからラストのセリフには共感できた。 たそがれ清兵衛は一見地味な男だけどあれほど理想的な人間はいない。武士としてはなんとなく不満が残る人物だったけど人間としては出来すぎなくらい。そんな人物にちょっと惹かれたから面白いと思えたのかも。 でも最後の余韻に浸ってるとき、エンディングを聴いたとたん井上陽水の顔が浮かんでて来て物凄いスピードで萎えた。 それと途中が若干退屈なのと、ラストの語りは良いけど合間合間の語りが嫌だった。[地上波(邦画)] 8点(2006-12-23 00:11:19)(良:1票) 《改行有》 82. 悪魔の手毬唄(1977) 《ネタバレ》 今やってる犬神家の方が好きだけどこれもなかなかの出来。 この「悪魔の手毬唄」は磯川警部が1番重要な役だと思うのだが若山富三郎さんは良い味を出していた。 リカと2人で会話するシーンや金田一にリカは犯人ではないと訴えるシーンなんか良かった。これから観る機会があれば、若山富三郎さんの演技に注目してほしい。 他の金田一シリーズと比べても内容が特に悲惨で救いの無い話だから暗くなってしまったけどその雰囲気もかなりよく出来ていた。 おどろおどろしさは勿論、真犯人が分かったときの磯川警部の哀愁漂う雰囲気まで作られている。 ラストの金田一と磯川警部のやり取りが好き。印象的。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-12-21 15:38:51)《改行有》 83. 犬神家の一族(2006) オリジナルをしらないので十分楽しめました。原作がそもそも面白いもんなあ。[映画館(邦画)] 8点(2006-12-20 21:41:00) 84. キル・ビル Vol.1(日本版) 本当はですね。この映画凄くマニアックな映画でタランティーノ信者以外観るべきじゃない完全なオタク映画なんですよ。それがマスコミの糞どもが何を思ったかはやし立てるもんだから一般人も観に行っちゃったんですよね。まあそんなことはさておき。もうこの映画最高。観るたびに評価上がっちゃう。キャラ作りがもう天才すぎる。オーレン・イシイと彼女率いるクレイジー88。そして何と言ってもゴーゴー夕張。あんなん普通考え付かんわー、それを演じてるのが栗山千明ってのがまた個人的にグッド。あとエル・ドライバー、1ではあまり活躍しませんがあのナース服姿で軽快に暗殺しに来る姿が素晴らしい。相変わらずのイカした音楽の使い方、まるでギャグみたいな殺陣シーン。うん、やはりオタク丸出しの映画です。[DVD(字幕)] 10点(2006-12-20 11:42:31)(良:1票)
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