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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
81. ゆれる 予想以上に重い内容に面食らいました。しっかり作られている映画ですが、何の解決にもなってない内容に私は共感できなかったので、この点数です。オダギリジョーは好きな役者で、とても応援していますが、本作に限っては香川照之に食われたかな、と思います。[DVD(邦画)] 6点(2011-01-22 03:38:23) 82. 新幹線大爆破(1975) 《ネタバレ》 パニック映画ブームに乗って公開された当時の評判は今ひとつでした。それが年月を経て、うなぎ登りの高評価となりました。私的にはズーム多用のカメラワークや、場面にそぐわないBGM、気恥ずかしさを覚える群集の描写など、欠点が目立ちすぎて、辛めの点数です。運転手役の千葉真一がアセチレンバーナーを手にクライマックスで活躍します(笑)。このシーンはぜひやらせてくれ、とシナリオを書き換えさせたのではないかと推測していますがどうでしょうか?[DVD(邦画)] 4点(2011-01-17 02:11:19) 83. 生きる 《ネタバレ》 通夜の回想シーンに違和感を覚え、ちょっと恥ずかしい台詞回しに違和感を覚え、自分の中での評価はこの点数です。名作・名シーンなどでさんざんハイライトシーンやストーリーを見聞きしていたのが観賞の妨げになったかもしれません。志村喬の芸達者振りには脱帽です。[ビデオ(邦画)] 6点(2011-01-02 02:20:58) 84. 青の炎 《ネタバレ》 原作に忠実に、まずますよくできた作品と思います。主演の二宮和也の魅力に負うところが大きいですね。原作自体二つ目の安易な殺人以降、展開が破綻していくので、本作が後半ぐだぐだになっても致し方ないところでしょうか。山本寛斎の汚れ役にはびっくりしました。あっぱれです。[DVD(邦画)] 6点(2011-01-01 02:27:02) 85. 野獣刑事 緒形拳の印象が強烈です。ちょっとホロリとくるシーンもあります。犯人像には当時驚いた覚えがあります。しかし、作品としての出来は実に荒く、熱気がムンムンと感じられるものの、惜しまれる仕上がりとなりました。ストーリーがところどころ破綻している熱血刑事ものです。けれど、細かいところに目をつぶれば十分に楽しめる作品です。先日、緒形拳が亡くなりました。本当に良い役者でした。[地上波(邦画)] 6点(2010-11-20 02:33:03) 86. 復讐するは我にあり 今村昌平、緒方拳のネームバリューと、秀逸なタイトルに期待をかけ、予備知識なく試写会の招待状を手に会場へ向かったものでした。激しい銃撃戦、息詰まるようなクライムサスペンス、を勝手にイメージしていましたが、全くの勘違いでした。じっくり、ねっとりと緒方拳演じる連続殺人犯を描いています。脇を固める役者達も良いです。観賞後のカタルシスに欠け、傑作か、と言われるとそうでもない部分もあるのですが、心に残る映像が多々あります。 実話ベースであることが何よりも重いですね。[試写会(邦画)] 6点(2010-11-20 02:19:12) 87. 模倣犯 友人に「「もうこはん」っていうすごい駄作があるんだけど、暇だったら見てみ」と言われました。本作のことでした。[DVD(邦画)] 0点(2010-11-19 02:05:52)(笑:3票) 88. ニッポン警視庁の恥といわれた二人組 刑事珍道中 《ネタバレ》 私が見たのは「野獣死すべし」との二本立てだったからです。その日「野獣」を三回見たので、「デカ珍」を不覚にも二回見てしまいました。当時の映画興行といえばメインの作品に本作のような小品をつけるのが当たりまえだったのです。記憶の彼方にありましたが、このレビュー欄に遭遇し、思い出すことができました。皆さんありがとう。確か「カンカン本山」が本作ではとても重要な位置を占めていたはずなのですが、もう確認する勇気はないですし、難しいでしょう。[映画館(邦画)] 3点(2010-11-09 00:52:24) 89. 野獣死すべし(1980/日本) 《ネタバレ》 映画館で1日のうちに3回も見ました(入れ替え制ではありません)。それほど私には面白かったです。2本立て公開だったので、併映されていた「刑事珍道中(デカ珍)」もなんと2回見てしまいました。大藪春彦の原作を大胆に(当時の)現代にアレンジしたのが成功したと思います。松田優作の鬼気迫る演技と、小林麻美の純な美しさが素晴らしいです。二人が出会う音楽店は改装前の銀座ヤマハです。それに気づいてサントラレコードをわざわざヤマハで買ってしまいました。無名だった鹿賀丈史の存在感もすごいものがありますね。思い入れがありすぎますが、10点以外はつけられません。名作です。[映画館(邦画)] 10点(2010-11-09 00:48:31) 90. 家族ゲーム むふむふと、こみ上げる笑いですね。この映画は。当時、私は家庭教師をしていたので、よけいに笑えました。今でもたくさんのシーンを思い出せるということは、名場面が多かったということですね。[ビデオ(邦画)] 8点(2010-11-09 00:24:29) 91. 最も危険な遊戯 この頃の邦画って、ほんと、作りが荒いと思います。しかし、強引な展開ながらも、松田優作の若さで、最後まで引っ張っていく勢いはあっぱれです。冒頭の麻雀のシーンが印象に残っています。[DVD(邦画)] 5点(2010-11-09 00:15:28) 92. 処刑遊戯 これにて映画の遊戯シリーズは完結。といっても、三部作というほどの一貫性は希薄で、松田優作で三つ作っちゃいましたってノリです。前二作のコメディ色が排除され、本作はハードボイルドに徹しているのが特徴です。アクションシーンでは実験的手法に挑戦し、いっちょやってやろうじゃん、という気概が伺われ好感が持てます。低予算ゆえの宿命か、チープな味わいがありますが、かえってレトロな感じがして良いと思います。[DVD(邦画)] 5点(2010-11-09 00:11:01) 93. 殺人遊戯 とにかく作りが荒いです。ま、それを言っちゃ、おしまいってところもありますが。緊張感の乏しい銃撃戦や、しっかり見せきらないベッドシーンなど、不完全燃焼部分が多々あります。しかし、松田優作の魅力は出ているし、他の役者陣の顔ぶれを見るだけでも楽しいところがあります。目くじら立てず、DVDやビデオなら、鑑賞してもOKってところです。[DVD(邦画)] 5点(2010-11-09 00:08:25) 94. 御用金 《ネタバレ》 本作の前後の作品、「人斬り」、「出所祝い」を私はほめましたが、この作品はいただけませんでした。脚本に難があるので、全編を通じ、ワクワク感に欠けます。それに、鑑賞当時でさえ、御用金を運ぶ舟の模型のちゃちさ加減に腰を抜かしたものですが、現在見るとどんな感想を抱くことになるでしょうか。[映画館(邦画)] 4点(2010-11-06 22:27:57) 95. 待ち伏せ もうちょっと脚本がなんとかならなかったかな、というのが正直な感想です。残念ながらストーリーは破綻しています。役者の顔合わせを楽しむ映画ですね。 その点は実にゴージャスです。[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-11-06 22:24:32) 96. 博士の愛した数式 《ネタバレ》 原作を読みましたが、しみじみとしていてとても良かったです。さて映画はといえば、吉岡秀隆の登場で原作の良さを大きく損なってしまったと思います。残念ですね。悪い作品ではありませんが、深い感動が湧き上がるところまではいきませんでした。[DVD(邦画)] 5点(2010-11-06 22:22:29) 97. 乱 《ネタバレ》 影武者の手法をそのままにもう一本という感じです。それなりに期待して見たものの、黒澤明の陰りをそこかしこに感じざるを得ませんでした。引きの撮影が多く、人物の表情を読み取れないのが難点ですね。宮崎美子の尊顔を拝むことができません。根津甚八のヅラが不格好にでかいのもいただけません。[映画館(邦画)] 6点(2010-11-06 22:11:01) 98. 約束(1972) 全く期待していなかったのですが、けっこう感動しました。萩原健一と岸恵子の組み合わせがちょっとアンバランスに感じられますが、この二人でなければこの映画の味わいは出なかったとも思います。寒々とした風景描写が良いです。 場末の映画館で見るに、実にふさわしい映画です。[映画館(邦画)] 6点(2010-11-06 21:58:19) 99. 影武者 《ネタバレ》 初見は期待が高すぎたせいか、とてもがっかりした覚えがあります。最後の合戦はいささか緊張感に欠けた描き方と思います。二度目にニセ信玄に感情移入してみたところ、評価がかなりアップしました。仲代達矢の力に負うところ大きいですね。良い映画と思います。[映画館(邦画)] 8点(2010-11-06 21:47:20) 100. 竜二 人物像が格好良くありません。映画がすごく面白いわけではありません。でも、見て損した気持ちにはなりませんでした。可能性を秘めたまま亡くなった金子正次が惜しまれます。[ビデオ(邦画)] 5点(2010-11-06 21:33:40)
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