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101.  血槍富士 内田吐夢の戦後復帰第1作。何ともペーソス溢れる道中モノだが、ロケーションが抜群の効果を上げ、東海道界隈の日本的な美しさを余す所無く映像に収めて実に見事!加東大介扮する供の源太がトボけてイイ味を出している。月形龍之介扮する藤三郎のエピソードもやるせなくてイイ。しかし、何と言ってもクライマックスでの千恵蔵扮する槍持ちの権八が見せる槍をメインにしたド迫力の殺陣!に尽きるだろう。酒樽を実に上手く活かして屈指の名場面となっている。流石は内田吐夢、満映以来のブランクをものともしない天晴れな再起。ただ、些か重苦しいので個人的に1点マイナス。9点(2003-12-30 05:16:39)(良:1票)

102.  モスラ(1961) イヤ全くファンタジーの具現化とはこういうものだ~!という好例として永遠に記憶されるべき傑作ですね。「卵→幼虫→繭→成虫」の4大変態をビジュアルで納得させる力強さは、平成リメイク版も遠く及びません。特に東京タワーに繭を作り、羽化するシーンは絶品かつ圧巻!モスラの羽化を助長することになるロリシカの原子熱線砲のデザインが又素晴らしい。ザ・ピーナッツ扮する小美人が歌う「モスラの歌」も実に見事!容姿よりも歌唱力で勝負していた当時の歌手らの中でもズバ抜けて上手かったピーナッツ姉妹をこの役に抜擢した製作側の慧眼には恐れ入るばかりです。加えてカラーであることが当たり前の現代では到底考え及ばぬ色彩への拘り。先述の羽化シーンの息を呑む美しさも、この拘りが有ればこそだと思います。キャストも上原謙・フランキー堺・志村喬・香川京子ら一流を揃え、抜かりナシ。とどめにインファント島住民を嬉々として演じた東宝大部屋俳優たちの群舞!に圧倒されつつ…9点進呈。福永武彦先生が本作にどれほど貢献したのか甚だ疑問なのでマイナス1点。円谷英二特技監督ごめんなさい…。 9点(2003-12-29 18:16:05)(良:2票) 《改行有》

103.  稲妻(1952) 個人的には成瀬のベストワークに推したい。登場人物に極端な悪人も善人もいない実に平凡極まる点が如何にも彼の好む題材だ。原作:林芙美子との相性も抜群なのは当然であろう。黒澤や溝口の力感溢れるドラマや小津の上品さとも一線を画す、えも云われぬ”抑揚の無さ”こそ成瀬の真骨頂である!と信じて疑わない私としては本作で見せる浦辺粂子のダメダメな母親っぷりに陶然とさせられた。「ビギナー」なら優等生の”デコ”や初々しい香川京子に感情移入するも良し、「通」なら浦辺や村田知栄子、三浦光子の埒も無い愚痴に惚れ惚れするも良し。間口というか作品の懐は相当に深いし、幅がある。尤もコレは本作に限らず、当時の邦画の送り手と受け手の幸福な(しかもハイレベルの)関係を象徴する要素ではあるが。兎に角ストーリーを追うような映画ではないので、台詞に頼ることなく往年の名優たちの演技力そのものを徹底的に引き出して勝負する天才・成瀬巳喜男の職人技を存分にご堪能あれ。もちろん文句ナシの10点でおます。10点(2003-12-29 15:40:25)(良:3票)

104.  さよならジュピター …少なくとも”ジュピター”とは「木星」のコトだったのかぁぁぁ!!と眼から鱗だった人間が1人はいるハズだ!求む、同志!!2点(2003-12-20 20:30:58)(笑:1票)

105.  永遠の人 《ネタバレ》 木下恵介&高峰秀子だからといって、呉々も「二十四の瞳」の感動を期待してはいけません。もうドロドロのぐちょぐちょです。何とも暗澹たる気持ちになります。田村正和が阿蘇の火口へ投身自殺するくだりでは此方まで奈落へ突き落とされます。MVPは鬼畜外道な地主の息子を演じた仲代か、と思いきや意外にも善人風を装って死ぬ間際まで高峰秀子扮するさだ子を翻弄し続ける真性の鬼畜・佐田啓二だったりして吃驚させられます。木下忠司のフラメンコっぽい挿入歌もバリバリに浮きまくって果てしなくノイズです。が、しかし!前作「笛吹川」といい、コレほど厭世観に満ちた暗く重い作品が堂々と劇場公開され(それなりに)収益を上げていた事実に、私は嘗ての邦画界の懐の深さを垣間見た気がしました。それは製作側のレベルの高さもさることながら、当時の観客の鑑賞レベルの高さに負うところ大だったのではありますまいか?色々と示唆に富む本作には8点進呈。但し、余りの重苦しさ&フラメンコギターに2点マイナス。ううむ恐るべし、木下恵介!!奥が深い…。8点(2003-12-20 02:08:36)(良:1票)

106.  道頓堀川 《ネタバレ》 いつもの深作のネチっこい演出は何処へやら、オカマ(カルーセル麻紀?)に刺されただけで主人公の真田広之は呆気なく死ぬ。まぁ原作(未読)がそうだから、と言えば仕方ないか…。それを知らずに待ち続ける松坂慶子が何とも哀れ。皮肉なラストでヤな後味なんで悪いけど5点マイナスゥ!5点(2003-12-19 11:23:32)

107.  御法度 ”衆道”と呼ぼうが”男色”と呼ぼうがホモ映画はホモ映画だ。「戦場のメリークリスマス」に懲りずにコレかよ…。アンタが”やおい”好きなのは充分に了解したから次はもう少しマシなもん作ってよ、大島さん!次があるかどうか知らないけどさ。個人的な映画の二大タブー要素「ホモ」&「近親相姦」の一方に抵触したので自動的に7点マイナス。3点(2003-12-15 01:09:55)

108.  ホワイトアウト(2000) 松「島」とか「奈々子」とか誤表記されるコトの多い松嶋菜々子には何とな~く親近感。何故かって?それは私のHNも誤表記(へにょへにょ、へちょへちょ、へなちょこ、へっちょちょ、etc‥)されまくりだったから…。共通項はどちらも間違えられても大して違和感ナシ!ってトコかな。え?一緒にするな?こりゃ又、失礼致しやしたっと。 4点(2003-12-14 18:43:47)(良:1票)

109.  ぼくらの七日間戦争(1988) まぁアレだ。要するに本作をステップにして大成した者が現在では「誰もいない」ってコトが全てを物語ってるってこったな、ウン。あ、中学生役の連中での話だけどさ。監督もコレ以外何撮ったっての??ノスタルジーに5点~!5点(2003-12-14 13:36:56)

110.  リング・リング・リング・涙のチャンピオンベルト 本作最大の見所、ソレは何と言ってもチャンプのデビル奈緒美を演じる島田陽子!の凄まじいまでのミスマッチ!!加えて東映集団時代劇で鳴らした工藤栄一がメガホンを取ったというコレ又禿げしい違和感にある。つかこうへいにしては何の捻りも無いコテコテのスポ根シナリオも堪らない。ヒロインにクラッシュギャルズの長与千種を起用するのなら対戦相手にもプロを起用しろよ。ジャーマンスープレックスはへそで投げる(だっけ?)てコトで5点っす。5点(2003-12-14 00:22:32)(笑:1票)

111.  赤西蠣太 伊丹万作は伊丹十三の父にして「無法松の一生」等の名脚本家として、つとに知られている。が、彼の秀抜な映画センスを真に実感したければ監督としての彼を知らねばなるまい。本作は現在でも鑑賞可能な数少ない一作である。まずもってチャンバラ時代劇全盛期の昭和11年という時点で”パロディ”という概念を導入した斬新な発想が凄い!しかも講談・浪曲で手垢にまみれた「伊達騒動」を巧みに換骨奪胎して”コメディ”に仕立て上げた手腕には思わず舌を巻いた。間違いなく「天才」の成せる業である。開巻の雨傘が踊る俯瞰撮影の妙、BGMにショパンやメンデルスゾーンをあしらう大胆で小粋な処理、「ミスター時代劇」千恵蔵にコントラストも鮮やかな二役を演じ分けさせるブッ飛んだエスプリ、それでいて実に快調なテンポ、どれを取ってもズバ抜けた映画センスとしか言いようが無い。惜しむらくは生来の病弱な体質が彼に作品の量産を許さなかったことだろう。太平洋戦争へと突入した時点で日本の敗戦を鋭く予見した理性の持ち主であったが故に病床の身で書き上げた脚本を盟友・稲垣浩に託した彼の無念な心情は「無法松の一生」にも滲み出ている。生きていれば間違いなく小津や溝口にも匹敵する天才監督と謳われたであろう。残念ながら息子にはその才能の一部しか受け継がれなかったようだ。僅か46歳の若さで夭逝した孤高の天才に敬意を込めて10点。 10点(2003-12-13 00:23:58)(良:2票) 《改行有》

112.  さらば夏の光よ むう…所謂アイドル映画なんですが、この辛気臭さは半端ではありません。遠藤周作の原作小説をチョイスした時点で「何考えてんだ?」的ミステイクでせう。ヒロミGOは確か初主演だったハズですが、山根監督に演技指導されてもヘタッピですた。寧ろ、野呂役の川口厚と戸田京子役の秋吉に喰われまくって完全に引き立て役となっていた感じッス。或る意味、能天気なアイドル路線を逸脱した内容で勝負をかけた意欲を評価するのに吝かではありません。んが、こういうストーリーで観客を感動させるには演技力が無さ過ぎなのは致命的なので申し訳ないですが5点マイナスゥ!おばちゃん様すんません、フォローになってませんね(笑)。5点(2003-12-08 12:24:23)

113.  ガメラ対宇宙怪獣バイラス 《ネタバレ》 前作でお子様向けへとシフトチェンジしたシリーズ第4作。主人公もボーイスカウトの少年二人(片方は何故か外人だが、日本語を喋るので余り意味ナシ)となり完全にトップギアに入りました!てな感じ。ところで本作の上映時間は約72分。その短時間の中で何とご丁寧にバルゴンやギャオスとの戦闘シーンを延々とダイジェストで見せるのである!!しかも「ガメラの記憶を辿ってみよう」とか何とか無理矢理こじつけて。後の「宇宙怪獣ガメラ」を先取りしたかの如き親切設計?を「一遍に観られてコリャお得!」と思うか「手抜きor水増ししてんじゃねーよ!ゴルァ」と思うかは観た時点の年齢によって区々(まちまち)だろう。2003年末現在となっては私は後者。 5点(2003-12-07 20:46:50)

114.  ファイナルファンタジー 現時点ではオールCGで一本の映画を作るのにコストパフォーマンスが余りに高過ぎてリスクの割に見返りが少ない、というコトなんだろう。かなり酷評されているようだが、ストーリー等は兎も角、本作が提示した方法論まで斬って捨てるには惜しい気もする。要はCGグラフィッカーの裾野が広がりを見せ製作が低コストになりさえすれば、映画製作に新たな一分野を形成するだけのポテンシャルを秘めているのでは、と個人的には感じる。役者のコンディション・スケジュール・ギャラ等々の問題にあれこれ煩わされずに自由にイメージに沿ったキャスティングが出来れば…というのは映画製作に携わった者なら一度ならず思うコトだろうから。何ともあざといタイトルでファンをコケにしたスクウェアを擁護する気は微塵も無いが、映画の一つの方法論を逸早く提示したチャレンジャー精神は一応評価したいと思う。5点。5点(2003-12-04 18:29:37)(良:1票)

115.  大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン 前作で火星に飛ばされたガメラが隕石の衝突で再び地球に舞い戻る…って元の木阿弥な出だしから無理矢理感に満ち満ちてカナーリ苦しい。ニューギニアから持ってきたオパールが実はバルゴンの卵だったのだ!!ってのも相当に苦しい。ただ、この時点では子供に媚びないダークな雰囲気を維持しており、その能力のトンデモぶりは兎も角として生物感に満ちたバルゴンの造形は充分に評価できるのでマァ6点。6点(2003-12-04 11:57:55)

116.  宇宙怪獣ガメラ そもそもマッハ文朱てのは懐かしの歌番組「スター誕生」合格者・第1号の座をアノ山口百恵と最後まで争ったアイドル志望の少女でした。が決勝で惜しくも敗れ去り、女子プロレスラーへと転向した変り種です。そんな彼女が遂に映画のヒロインとなる日がやって来ました!ピチピチ白タイツに赤い手袋が彼女のコスチュームです。滑稽と見るか、セクシーと見るかは人それぞれでしょうが、彼女は劇中クドい程に何度も何度も妙な変身ポーズを披露します。よほど嬉しかったのか、ナリフリ構っていられなかったのか、彼女の心中は図りかねます。ともあれ一生脇役で終わる役者も決して少なくない中に主演作を一つ残せただけでもマッハは幸運であったと言えるのではありますまいか。そんな彼女の(恐らく)生涯唯一の主演作に1点を捧げます。合掌…(イヤ死んでないって)。1点(2003-12-02 02:33:06)(笑:4票) (良:1票)

117.  ガメラ対大魔獣ジャイガー 《ネタバレ》 ジャイガー顔デカっ!!「ミクロの決死圏」パクリのガメラ体内探検も描写が超いいかげんだから全然てんで一切ちーっともワクワクしない。万博会場をメチャメチャに破壊!するスペクタクルを思い切って決行していれば意外と佳作くらいにはなったかも。てゆーか今からでもそこだけ新撮して無理矢理ねじ込め!5点(2003-11-25 13:26:46)(笑:1票)

118.  怪獣大戦争 《ネタバレ》 衝撃的な第1作から徐々に対象年齢を下げる一方だったゴジラ映画が決定的にお子様向けにシフトしたターニング・ポイントとも言える作品。作中、我らのゴジラが披露するのは何と「シェー!」のポーズ。と言っても若い方には何のコトやらお分かりになるまい。当時、子供に大人気だった赤塚不二夫の漫画「おそ松くん」に登場する”キツネ目に出っ歯”で「ミーは~ザンス」が口癖のキャラクターがいた。その名も「イヤミ」!!彼が頻繁に見せる驚きのポーズ、それが「シェー!」なのだ。どんなポーズかって?え~つまり片手を頭上にかざしつつ、もう片方の手を腹へ、更に片足をヒョイと上げ…って字で説明しても全然訳分からん!!と、兎に角”百聞は一見に如かず”本作のゴジラ君の勇姿で御確認あれ。おっと、点数は色っぽい波川女史にオマケして6点。円谷英二特技監督ご免なさい…。6点(2003-11-20 01:14:06)(笑:1票)

119.  悪霊島 ビートルズを使うな、ビートルズを。しかも「Let it Be」をぉぉぉ!!!センス悪いにも程があるわ、6点マイナスゥ!!4点(2003-11-17 23:52:25)(笑:1票)

120.  魚影の群れ 《ネタバレ》 相米慎二って監督は「翔んだカップル」や「セーラー服と機関銃」のせいでアイドル・プログラムピクチャー御用達職人みたいな歪んだ先入観が個人的にあった。なもんで、本作も全く期待せずに観たのが吉と出た形に。イヤ凄まじいマグロ釣りの場面の迫力!殊に佐藤浩市扮する俊一が誤って釣り糸を顔面に絡めるシーンは下手なスプラッタも真っ青で壮絶の一語。緒形拳の男性フェロモン全開の演技も圧巻。彼の娘を演じた夏目雅子も夭逝が惜しまれる好演だった。マァ吉村昭の原作に負う所大とは言え、80年代邦画の中でも有数の力作なのは間違いない。イイ原作・脚本に恵まれさえすれば、こういう風に役者の持ち味を増幅させる力がある監督なのかと認識を改めた意味も込めて8点進呈。8点(2003-11-16 00:43:01)(良:1票)

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