みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
121. 太陽の王子 ホルスの大冒険 《ネタバレ》 ヒロインのヒルダがいい。悪の側の存在で、ホルス達を陥れるが、吹雪の中で子供達を救った後、雪狼の攻撃に身をまかせて果てていく姿にジーンとくる。彼女がいなければ単なる善と悪の戦いという平板なアニメになってしまっただろう。8点(2003-12-27 23:08:05) 122. 魔女の宅急便(1989) 退屈。何が面白いのか分からない。宮崎アニメによく出てくるタイプの少女が主人公なので、それがお好きな人はどうぞ。3点(2003-12-27 23:03:02) 123. となりのトトロ 昭和30年代の初めまでは、確かにこんな風景、こんな生活が東京近郊にもあったように思う。たまらなく懐かしい。9点(2003-12-27 23:00:33) 124. 紅の豚 豚が主人公じゃ感情移入できん。3点(2003-12-27 22:57:20) 125. 天空の城ラピュタ 《ネタバレ》 ロボットが目覚めてその破壊力をしめすシーンが印象的。しかし、宮崎アニメには、成熟した男と女が出てこないように感じる。この映画も少年少女が主人公で、脇役にばあさんとマザコンの海賊達だなんて。9点(2003-12-27 22:55:44) 126. 千と千尋の神隠し 《ネタバレ》 何か寓意が隠されているのかと考えてみたが、分からなかった。まあ、何にもないんだろう。魔女を訪ねに電車で旅をするシーンがとても印象的。もっとも、このシーンの不思議さはストーリーには関係ないけど。7点(2003-12-27 22:48:51) 127. もののけ姫 何がテーマなのか思いこみと想像力で補っていかないと何が何だか分からない映画。そもそも何故戦っているのか、説得力がない。このため多くある暴力的なシーンの残酷さだけが際だってしまい、不快になる。冒頭、竪穴式住居の村落から老婆が現れて清朝式の挨拶をしてみせるたり、室町時代風のなかで鉄砲が出てくるのも、時代感覚がめちゃくちゃで目眩がしてしまう。失敗作。3点(2003-12-27 21:44:35) 128. 風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 ずいぶん偽善的な臭いのするアニメ。特にナウシカの偽善者ぶりがむかつく。胞子が1個でも谷に入ったら谷は滅びるのに、ナウシカは城の地下に秘かに持ち込んで、趣味で実験を繰り返している。これって村人への大変な裏切り行為だろう。ペジテのガンシップの攻撃を妨害しておいて、ガンシップが落とされると「ハッ」とか言って驚いてみせる。ペジテは有効な反撃手段を失い、「虫」という禁じ手を使うところまで追い詰められてしまう。「大海しょう」はナウシカが起こしたようなもんだ。なのに、救世主だって?ご冗談でしょう。[地上波(邦画)] 1点(2003-12-27 21:38:13) 129. GONIN 《ネタバレ》 石井隆作品の中で出色の出来。竹中直人はいつも癖のある異様な演技で不自然きわまりないが、この映画でははまっている。洗面台の前の場面が秀逸で、狂気に取り付かれたサラリーマンの演技、それを写すカメラワーク、ライティングに我を忘れて引き込まれる。バス停で佐藤浩市がキャラメルを買うシーンなどに石井隆らしさを感じる。9点(2003-12-27 21:31:18) 130. 切腹 時代劇として、また日本映画の中で第一級の出来。最初から最後まで画面にある種の緊張感がただようなか、仲代達也の演技が出色。特に開始早々の茫洋とした表情が何を意味するのかが分かってきたとき、彼の演技力の深さに感動を覚えた。10点(2003-12-27 21:19:18) 131. ラスト サムライ 勝本たちが何のために命をかけて戦っているのか、また武士道とはそもそも何なのかが描かれていない。かっこいい剣劇シーンは多々あるが、それだけの映画だ。日本人同士が意味もなく殺し合っているようで後味が悪かった。4点(2003-12-26 21:47:56)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS