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プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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121.  県庁おもてなし課 《ネタバレ》  この映画の感想を考えてる時に、女性国会議員が男性のスケート選手にキスを強要した事件が話題になったのはすごく自分的にはタイムリーでした。  男性が女性にしたらいけないことは、当然女性が男性にしても駄目なんてごく簡単なことがわからない人が大勢(しかも件の国会議員や、この映画の原作者のように知的であることを期待される人々を含む)いるのはすごく意外です。  もし掛水と佐和の性別が逆だったらどうでしょうか? 民宿経営者、旅行コンサルタントの息子が、挨拶に来た県庁の女性職員に水をぶっかける、あるいはもうすでに仕事の付き合いができてから個人的感情を暴発させて、理不尽に暴行を働く。  もうその時点でストーリーが破綻してしまって続かなくなりますよね。 ところが、佐和が女性、掛水が男性というだけで、何も問題にならず、むしろ男性側に問題があるように描かれる。  こんな理不尽で、古臭い感覚、ちょっと耐え難いですね。テレビドラマで自分の大好きな脚本家なんで、「なぜ」と思ったら全く原作に忠実でした。  目当ての女優が演じるキャラがこんなんなんで、ひっかかってひっかかって[CS・衛星(邦画)] 3点(2014-08-28 21:41:56)《改行有》

122.  ホットロード 《ネタバレ》  自分が世の中で一番嫌いな言葉がダブスタです。それを避けるためには、当然この映画には指摘しなければならない点が多々あるんですが………すごく残念ながら、上映が終わってから舞台挨拶中継をまつまでの周りのすすり泣き、あと「能年ちゃん可愛かったね」という若い女の子の声、そんなものによってこの映画に対する私の批判精神は一切封印されました。自分の内面にどんな思いが湧き上がっても、いわば同志を貶めることはでいませんから。  というわけで、この映画に対する私の評価は、「能年玲奈がひたすら可愛かった。」その一言にとどめます ごく当然に発売当日に予約して購入していながら1年以上放置しておいたブルーレイで再鑑賞。 もういいでしょう。あの日映画館で「能年ちゃん可愛かったね」って言ってくれた子たちも、もう他の対象を見つけてくれてるだろうから。 ストーリーが実に下らない。ほとんど鑑賞に耐えられないレベル。よくこんなもの映画館で2度も見たなあ。愛情って強いわ(笑) あまりの下らなさにゲームをやりながら能年ちゃんの映ってるシーンだけ映像として見るという鑑賞になりました。(音さえ消したかったけど、彼女の声が好きだから) そもそも珍走団が大嫌い!実際に珍走行為をする人間も、それをネタに漫画や小説を書いて煽る人間も、倫理面から見ても、知性から観ても最低ランク。だからそんな連中の映画見てもひたすら不快感のみ。 喧嘩の理由も本当に下らなかったなあ、何らかの誤解とかあるいは利害の衝突ならまだしも理解できるんだけど、単に相手の存在が気に入らないからという、ほとんど野良猫レベルの争い。 で、一番下らないのが障害を残すような大怪我の原因。下らないなら下らないなりに上記の喧嘩が原因、あるいは誰かの命をかばってならまだ少しは余韻があっただろうけど、族の頭が抗争に遅刻((笑)して、警察の検問にひっかかりかけて(さらに笑)、Uターンしようとしてトラックにはねられるって間抜けにもほどがある(大爆笑) 実際この怪我のしかただけは初見でもちょっと唖然としてしまいました。 母親もまた下らなかったなあ、いい年こいて上品ぶってて頭の中はほとんど男と番うことばっか、しかもそれを娘に対して取り繕うとさえしない。そりゃ普通にぐれるわ、娘。娘を負ぶって病院に行くところ、多分感動するところなんだろうけど、思わず救急車は無理でも、せめてタクシーぐらい呼べよって突っ込んじゃいました(笑) というわけで、思いっきりくさしたわけですが、点数は10点で変更なし。当然すべては能年玲奈に。表情も、しぐさも、声もすべてが愛おしい。今まで何人も何人もアイドルや女優を好きになってきたけれど、そういうレベルを超えて魅かれる。あまちゃん再放送終了からまだたったひと月、なんか随分観てなかったような、 個人的な感情で彼女から仕事を奪ってる人間に直接対面できたら、殴りかかりたいくらいの気持ち。 例えていうなら、素晴らしい芸術作品をただ単に自分が気に入らないという理由だけで、他人に見せず、くしゃくしゃにして押し入れに放りこんでる人間なんだよな、彼は 平成28年10月11日 能年玲奈という女優を一旦(あるかないかわからない完全復帰まで)、自分の意識の中で棚上げ状態にした以上、能年玲奈の魅力のみでこの作品が10点に並んでいることに他ならぬ自分自身が強い違和感を感じるのでとりあえず点数のみ10→5[映画館(邦画)] 5点(2014-08-16 19:03:02)(良:1票) 《改行有》

123.  くちづけ(2013)  他の方は監督を問題にされてますが、私に言わせりゃ、もう宅間原作で宅間が台本書いた時点で駄作でしかもコケ決定。そりゃ花より男子は大ヒットドラマであり大ヒット映画だったかも知れないけど、それ以降は映画といいドラマといいことごとく失敗してるでしょう、この人。なんでいつまでもいつまでも甘やかされ優遇され仕事を回してもらってるのか訳がわからない。  特に今作品は、本人が演じる知的障害者の台詞が臭かったなあ。ものすごくつまんねえ言葉遊びをちりばめた台詞で本人からすれば、「こんな面白い台詞を考え出して、なおかつ俳優として演じられる俺ってすごい、天才?」みたいな感じが画面からぷんぷん匂ってきて臭くてたまりませんでした。  橋本愛がせっかく可愛くて、せっかくいい演技してるのに可哀想です。彼女もなんか宮﨑あおいや、麻生久美子みたいにつまらない映画を選んで出る傾向があるのは悲しいなあ 2015年5月 久しぶりに。つくづくつまらない。橋本愛を除く全てがつまらないか、不愉快かどちらか。もう冒頭からひっかかる。知能に障害を持つ人に、生殖器の名称を連呼させる脚本。何か意味があるのか?愚劣にもほどがある、朝ドラの脚本まで書いた人がすることか。あと知能が低いからピュアってステレオタイプで話作るのもやめてほしい。そしてあのデブ、全存在そのものが不愉快な存在。 こんな作品、ほんとなら録画したDVD即時廃棄なんだけどなあ、橋本愛がいいんだよね。切れた時の方が綺麗に見える不思議な女優さん[CS・衛星(邦画)] 3点(2014-07-03 17:58:28)《改行有》

124.  渇き。(2014) 《ネタバレ》  不在の人物の姿を、複数の人物の視点を通して描くという手法、ストーリは、まあある意味新鮮味にかける古典的なものではあるんだけれど、時系列をぐちゃぐちゃにする演出によるわかりにくさがかえって自分の場合は理解したいという猛烈な欲望を生み出したので、観てる間は全く退屈せず面白かったです。ただ、最終的にたどりついた加奈子の行方、そして正体がいささか期待の割には拍子抜けでしたけどね。  キャスティング的には役所さんの藤島が最高でしたね。こわれっぷり見事ですw。加奈子はなああ、まさしく微妙という言葉につきる。ちょっとミムラさんに似た感じで、物語世界を壊さない最低限度の魅力はあったと思うんだけれど、あがめられ崇拝され、自分の人生を壊してまでもついていく対象と考えると……う~ん なーんも言えねえ©吉田 むしろ橋本愛を言っちゃあ悪いけど、ほかの他の女優でも勤まるようなあんなカメオ出演風の使い方するぐらいなら加奈子をさせた方が。 というか、橋本愛といううってつけの素材がありながらわざわざオーディションをしてまで別の女優を選ぶ必要性が感じられない。  まあユイちゃんの演技は安定してたし観てたる間は全く退屈しなかったので8点ぐらいつけてもいいんだけど………主人公によるレイプや男性に対するレイプ、露悪的にわざわざグロテスクに映す手法、こんな映画をわざわざ割引までして高校生に見させさせようとする偽悪的な態度があまりに鼻につくんでマイナス一点。高校生が見ることには異論はないけど、わざわざ高校生をターゲットにする映画でもないでしょう。[映画館(邦画)] 7点(2014-07-01 17:37:57)《改行有》

125.  藁の楯 《ネタバレ》  「彼にだってこんないいところがある、あるいは事情がある」みたいなドラマなんかによく見られる安っぽさを完全に排除して、清丸を完全な屑として描写している点には好感が持てました。ただ逆に蜷川に落ち度がいくつかあって感情移入しづらくなってるのは残念。「第三者に何らかの害を与えた場合は、無効」くらいの条件をつけてほしかったな。  映画としては、まあ冷静に考えれば皆さんのおっしゃるような突っ込みどころはありますが、誰が情報をもらしているか等、なかなか先が読みづらい点があって楽しめました。  ただ、清丸を殺していい理由はいくつもいくつも提示される中、殺していけない理由が少しも提示されなかったのがかえっていいなと思ってたら最後の最後で「死んだ〇○ちゃんも望んでない」なんて手垢がつきまくった恐山のイタコまがいの台詞が出てしまったのは少し残念です[地上波(邦画)] 7点(2014-06-17 10:35:42)《改行有》

126.  わが母の記 この映画を見たのはあくまで宮﨑あおい目当てで、その点では十分以上堪能できた。(つか、題材でずっと敬遠していたのを後悔した。実は少年メリケンサック以降、彼女の映画を封切りで見に行かなかったのはこれだけなので)  冒頭の中学生役はちょっとと思ったが、さすが万年少女ほとんど違和感なく、その後の20代後半の大人びた綺麗な様子までどのシーンでも十分以上に彼女の魅力を堪能できた。  ストーリー的には井上靖さん、ほとんど読んだことないんだけど実は「北の海」だけは愛読書で何十回も繰り返して読んでるので、伊豆での義曾祖母との生活、父母兄弟との関係とか理解できてたので楽しめたし、ある種の感動もあった。 認知症に関しては、身近に約1名初期段階がいるんで、ああ随分研究してリアルだと思う反面、日ごろの自分の態度を反省することしきり。(諸般の事情で、自動車で駅までの送り迎えをしてもらってているんだけど、運転さえ安全なら、「寒い、寒い」といって、30数度の暖房を入れられるくらい我慢しなければならないなとw)  主人公一家の裕福な生活に違和感を持たれた方がいるみたいだけど、自分的には純文学の作家の本がそんなによく売れて裕福な暮らしができるって、現在よりもずいぶん文化的に上品な時代だったなという感想しか持ちませんでしたけど [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-06-07 12:48:38)《改行有》

127.  終戦のエンペラー 《ネタバレ》 見てよかったと思います。一つはボナー・フェラーズという今まで全く知らなかった人物について知る機会を与えてくれたこと。もう一つは初音映莉子という女優の魅力に触れさせてくれたこと。(ほんと個人的な嗜好なんだけれど、美人なのに売り出す機会に恵まれなかった女優さんって、愛おしさがましてw)  ただ、題材はよかったかも知れないけれど、映画化にあたってのフィクションがめためた、最悪です。この映画だけ見ればまるでフェラーズという人物が女性に対する恋愛感情のみで日本へ好感を持ったある意味非常に安っぽい人物に受け止められてもしょうがありません。日本の恩人ともいうべき人物なんで気の毒です。それからこの映画に描かれた出来事に関して重大な役割を果たした「河井道」という女性を完全無視なのもいかがなものでしょう?(詳しい説明は避けますが、この映画の内容に興味がある方は是非検索を)  だいたいありもしない恋愛要素を取り込むためにフェラーズさんを20歳ぐらい若く描くに至っては映画のリアリティを最初から放棄してると言わざるを得ません。大学を卒業して十数年で将官とかwwwww。  しかし、天皇の戦争責任について、アメリカでは大こけするくらい日本に好意的なこの映画でもこの程度なのは残念です。 大日本帝国憲法第55条 ①国務各大臣ハ天皇ヲ輔弼シ其ノ責ニ任ス ②凡テ法律勅令其ノ他国務ニ関ル詔勅ハ国務大臣ノ副署ヲ要ス。  この条文に基づき、憲法上の大権行使についてはすべて必ず国務大臣の輔弼を必要とし、輔弼なくして天皇が独断で大権を行使することはできず、敢えてそれを行うとしたら憲法違反と言わなければならない というのが戦前の憲法解釈の通説でした。(だから、こそ軍部はクーデターで憲法を停止しようとしたわけで)  侵略だったのかどうか、虐殺があったのかどうかなんていう主観的な事柄とは違って、明文の憲法として存在し、またそれに基づいて政治が行われていたという極めて客観的な事実がほとんど触れられることもなく、ましてや世界に対して説明されてないのは極めて残念です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-05 15:18:15)《改行有》

128.  赤い月 「可愛いから(美人だから)許される」「可愛い(美しい)は正義」 実は、この二つの言葉大好きでほとんど座右の銘なんですが………(そうじゃなきゃ、エリカ様のファンなんかやってらんねぇw) まさか、同じような考えに基づいて映画まで作ってしまう方がいるとは呆れましたw (でも、常盤さんテレビドラマでの経歴とか考えれば、もう少しサービスしてくれても罰はあたらないと思われw)[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-05-29 10:26:57)《改行有》

129.  釣りバカ日誌 たいてい世の中の評判がいいものは自分もいいと思うし、そうでなくても何故、評判がいいんか、どういう人々が楽しむのか想像することができるのだが…… この映画だけは、良さ、そして何作も何作も繰り返されるほど当たった理由が全くわからない。 つまらないというレベルじゃない。 主人公のキャラに関してはもう不快感を感じるレベル。 社会性が0で、関心のほとんどが自分の好きなことにしかない、ほとんどガキレベルの人間。 ところが、そのガキが性欲だけは人並み外れてあるのが、不潔。しかもその性欲の対象が結婚後何年も経った自分の妻ときた日には、もう気色が悪いとしかいいようがない。 浜ちゃんが好きだという人、どこがいいんか一回教えてほしい。 (出先の退屈しのぎが、これの1~6までしかなくて死ぬかと思ったw)[CS・衛星(邦画)] 1点(2014-05-15 19:37:50)《改行有》

130.  仁義なき戦い 《ネタバレ》 全作への批判になります。 例えば明智光秀にインタビューして織田家の内幕物を描いたならば、信長は性格が破綻した基地外、秀吉は阿諛追従が上手なだけが取り柄の下賤なやから、あとの武将たちは無能な田舎者、こういったトーンになったことは間違いないと思う。  実際に起こった事件を物語化するのに、完全に一方の当事者だけの言い分を鵜呑みに物語、映像化までしてしまうってあまりに常識にかけるのでは。 (ぶっちゃけ、それまでにどんな経緯があろうが、どんな場合も「他国」からの侵略者のお先棒かつぐ行為を正当化しようとするのがそもそも無理な話で、例えば、戦前治安維持法で酷い迫害を受けた共産党員が、旧ソ連の手先になって国内をかき回したら、それは非難の対象になるのでは) あと、全体に流れる暴力を肯定まではいかなくても、一切否定しようとしない立ち位置、そのために何の罪もない一般市民に及ぼす被害の描写を最小限にしぼる姿勢にも疑問を感じますね。 さすが、戦前の侵略行為を肯定し、再び軍事力の行使によって資源の奪い合いに参加できるような国づくりを目指す新聞社の雑誌に連載された物語だけのことはある。 でも面白かった[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-05 12:09:24)《改行有》

131.  HOME 愛しの座敷わらし 皆さん結構シビアに考えられてるようですが、自分は予定調和の温かい雰囲気を十分楽しめました。(ただ、そういう方向性の中での認知症は異質で失敗かと)  あまちゃん終わってはや、半年、まだちょこちょこDVDを繰り返し見てる、自分でもいいかげんしつこい人間ですw。ドラマ放映中は完全にアキ派で、基本的に今も変わらないんだけど、なんか橋本愛の眼差し、声って後を引きませんか? かつて「私の頭の中の消しゴム」に対する一部レビューに対する厳しさに違和感を抱いた自分ですが、いざわが身が介護する立場になって観ると、 認知症なめんじゃねえぞ。一分前のことを自分の言動を含めて全て忘れてしまう人間と暮らしことがない人間が、安易な気持ちで認知症を映画の題材に使って欲しくない[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-04-28 12:02:30)《改行有》

132.  バブルへGO!! タイムマシンはドラム式  裕福な家庭に生まれて小学校から一貫して私立に通い、似かよった階層のグループで気軽に生きてきた人間たちに、人生・社会に対する真面目な考察やら、本当の弱者への眼差しを持てというのは、魚に空を飛べというくらい無理な話で(むしろきちんと勉強して東大を出て官僚になった人々の方がまだ少しは期待できそうなくらいで)、そんな人たちが作った映画をむきになって、そういう方向で批判するのは野暮の骨頂です。  というわけで、製作者の知性の低さも含めて単純に楽しむべき作品かと。 2007年製作の映画ですが、この前後2年位の広末の劣化直前の最後の輝きだけでも自分には十分価値がある作品です。(rhforeverのrhって実は広末涼子ですw)[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-04-28 11:30:02)《改行有》

133.  太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- 《ネタバレ》  決して面白くない話ではないし、民間人を守ることを最優先した大場大尉は軍人として立派だと思います。(民間人を置き去りにして逃げた関東軍や巻き添えにした沖縄の陸軍と比べるとひとしお)  ただ、「奇跡」とか「フォックス」という言葉から連想される内容ではなかったので、少し期待外れだったことはいなめません。  あと、日本側は、発想、行動、実にリアルだったんですけど、アメリカ側の方が、特に司令官が交代してからゆるいというか、異常に美化されてて。収容所に収容されてる民間人が残存兵と接触して薬品を渡すのを黙認するとか、大場大尉の「見事な」作戦や、あるいは両軍の「ぬるい」接触の中での行き違いで結構犠牲者を出してるにも拘わらず、日本軍に対して個人的な敵愾心を示す米兵がまったく現れないとか。 いくらアメリカ人原作とはいえ、あまりにも気をつかって不自然な感じが[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-15 11:26:59)《改行有》

134.  仁義なき戦い 広島死闘篇 《ネタバレ》 本当に偶然なんだけれども、昨晩この映画を見た後今朝、こんな雑誌記事が目に留まりました。ある連続殺人犯の兄弟の手記で彼はこれを記したあと自殺したそうです。(可哀想に)「……自分はやっぱり犯人の弟なんだと思い知りました。加害者の家族というのは、幸せになっちゃいけないんです。それが現実。僕は生きることをあきらめようと決めました。」  人一人の命を奪うことってこれくらいの重さがあると思うんですが。 ところがこの映画の主人公の殺人鬼は何人もの命を奪った後でも、全く罪悪感を感じず、手前勝手な自己主張をくりひろげる。ちゃんちゃらおかしいと思う以前に、こんな人間にもほんの少しでも正当性やいい点があるかのように描く製作者の感覚を異常としか思わざるを得ない。山上光治に惨殺された警備員の泉さんの家族は、こんな映画どう感じたでしょうね。  だけど………、実に面白かった。 仁義などどこにもなく金と利権目当ての薄汚い存在であることがきちんと描写されてる点がよかったし、また神農と博徒の関係なども興味深かった。(自分的には、神農のくせに博徒の領分にちょっかいを出してきた大友がそもそも諸悪の根源としか思えないです)  こんな倫理的には糞みたいな映画を、面白いと感じるのって自分でもなんだかなあw[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-14 11:45:37)《改行有》

135.  神様のカルテ2 ずいぶん病院、医師、医療に焦点が絞られて、その点では前作よりもずいぶん改善されたかと。ただ、激務に追われる医師の家庭人としての在り方、それから病院で死んでいく人への向き合い方と二つも大きな問題を提起しながら、示された回答が二つともどうも浅い気がして。(特に進藤の妻のエピソードは問題自身も、出された回答もどうしてもリアリティが感じられなくて)  深く、深く心を動かされそうなテーマなのにいま一つそこまではいきませんでした。 ただ、宮﨑あおい もともと万年少女みたいな風貌が魅力で近年さすがに「劣化」かなと思わないでもなかったんですが、ようやく大人の女優への切り替えが順調に進みつつあるような気がして少し安心感。それから古瀬さん、池脇さん、朝倉さん、新人看護婦の子、難病の女性患者まで。ことごとく自分の趣味に合わせてくれたとしか思えない女性キャストには好感を持たざるを得ないので、少し甘めの点数になります。(このキャスティングした人と女優について語り合いながらだったら、おいしいお酒が飲めそうなw)[映画館(邦画)] 7点(2014-04-01 15:36:52)(良:1票) 《改行有》

136.  魔女の宅急便(2014) 《ネタバレ》  小芝風花が実に可愛い。もう画面に出てきた瞬間萌えまくって、あとはにやけっぱなしなので、まともな評価はできないと思いますw  ただ、街中に広まった悪い評判も、嵐の中の無謀ともいえる飛行も、必ず上手くいくとわかってる予定調和もそんなに悪くはないかなと。 誰もが金、暇かけて不愉快な思いをしたくないわけで[映画館(邦画)] 10点(2014-03-01 16:49:31)(良:3票) 《改行有》

137.  小さいおうち 《ネタバレ》  全く予備知識なしで見たので、まさしく「2」の方が予想したような感想を持ってしまったわけで、映画を見てる最中、何にも落ち度がないのに妻と部下に裏切られる旦那が気の毒で号泣してました(笑)  いわゆる戦前真っ黒史観は犯罪者として追い掛け回された左翼系の学者たちと、実は幼すぎて戦争の本当の苦しい時期しか記憶に残っていず、かれらが記憶として持ってるものは、実は戦後の教育によって作り上げられたのものにすぎない、「戦前派」によって作り上げたものにすぎないので、戦前が真っ黒な時代ではなく、少数派とは言え、中流階級の幸せな生活があったことを、細部にこだわって描く姿勢には好感が持てたんでが……  戦争と不倫は関係ないっしょ?  戦争によって運命を変えられた人々の姿を描く物語の横線に不倫を持ってくるのはどうでしょう。 (全然、見る気無かったんですが、ポテチで木村文乃さんの印象がすごく良かった直後に配役を見て、急に観に行く気になりました。大失敗w まあ、連れてった親がすごく喜んでくれたからよしとするか)[映画館(字幕)] 6点(2014-02-17 15:32:45)《改行有》

138.  のぼうの城  豊臣方、成田方、庶民も含めて大勢の人間の血が流されるからには、例え全くのデタラメでもいいから豊臣を暴虐な存在として描くなど、それなりの理由付けが欲しかった。  全くの個人的な感情から大勢の血が流され、それが何やら美談として描かれるとか自分には全く理解できない価値観。(そのくせ、終盤にかけてやたら庶民の命を気にするなど、笑止の一言につきるw)  歴史的に知的な武将として知られる人物とか、伝説的な美女とか、よく言って適当、悪く言えば、悪ふざけとしか言いようがないキャスティングにもいらっと。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-01-18 21:07:27)(良:1票) 《改行有》

139.  さよならドビュッシー 《ネタバレ》 原作ただ今古本で発注済みで未読なので、あくまで脚本批判ということにさせてもらいます。(この先重大なネタバレあり)  まず、大火傷で判別不能になり、識別不能になったため死んだ少女と生き残った少女が入れ替わるというアイディア自体は悪くない。でも「来ていたTシャツ云々」はあまりに安易。DNA鑑定だってなんだってあろうに。ルシアが大人しく遥のふりをしてくれたからいいようなもの、もし違ってたらその時点で大騒ぎw ていうか「来ていたTシャツ」という台詞を聞いた瞬間に、よほどぼっとしてなければ、大部分の人間は落ちがわかってしまうから、終盤での告白に何の衝撃もない。どんなに情感をともなったいいアイディアでも、最低限のリアリティを持ってもらわないと。それから観てる人間にあとで全く意外性を感じさせることができない伏線など、伏線でもなんでもない。  それから他の部分もいい加減。自分の個人的財産ならともかく会社の財産を増やすために犯罪をたくらむ人間はまずいない。(いると強弁するならそれなりの肉付けが必要)  「顔が判別不能になるくらいの火傷をうけるリスクを冒してまで、10代の少女が財産を相続するために、祖父とものすごく仲が良かった従妹を焼き殺した」なんて話を、被害者をとても愛してたから信じたという強弁にはあきれ返ってひっくり返った。 どうしても、その設定を押し通すなら、件の人物を相当知能指数の低い愚かな人間に描くべきなのに、全くなし。  ただ、上記の欠点をカバーしてなお、あまりあるくらいヒロインに魅力を感じたのもまた事実なわけで。  彼女が朝ドラで演じていた人物と少しキャラがかぶってたので、マイナスポイントにすべきなのが、逆に好感度が上がってしまいましたw[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-01-04 12:33:55)《改行有》

140.  四十七人の刺客 《ネタバレ》  これは、原作を読まないと軽々に判断できないんだけれど、あくまで映画だけで限定して言わせてもらえば、敵役の「賢い」「切れ者」と表現される色部又四郎がお馬鹿でお馬鹿で笑っちゃってまともな映画鑑賞になりませんでした。 ・自分自身がな~んも真相を知らないのに、真相を隠すためと称して得意げな顔で浅野の切腹を急がせて、結果として討ち入りの動機を与える。 ・吉良の悪評捏造されて、全く打つ手なし ・浅野の来襲に備えると称して大量の資金と米沢まで人を作った備えだけど、 簡単に乗り越えられる庭の土塀  腰くらいまでしかない堀  人力で簡単に倒される柵  大爆笑でした ・ で、一番、こいつ馬っ鹿じゃねえって思わず声を出してしまったのが、わざわざ茶会の情報を流して、浅野の浪士を殲滅するため呼び寄せながら、たった3回しかやらないその茶会の1日を勝手にこの日は来るわけがないと判断して手抜き。 馬鹿丸出しwwwwww  こんな馬鹿が敵方の実質的なリーダーじゃまともなストーリーになるわけがない。  あと、大石側の論理も無茶苦茶、「幕府が真相を隠すのがけしからんから、吉良を殺して抗議する」って、こんな理由で悪評まで捏造されて殺される吉良がカワイソス。もし、真相が「浅野が突然発狂して切りかかった」というものだったら、吉良にどんだけ謝っても足りないと思われ。 で、あげくが最後の最後で「真相などどうでもいい」って、論理が完全に破たんしてるじゃんwww  あと、浅野が名君で、領民に慕われてて財政的に豊富とか、賄賂は悪いこととされてるとか、まあ忠臣蔵にはよくありがちの嘘なんだけど、この映画の場合、随所に知ったかぶりが感じられるんで、不快感が一層増した。  相当、ボロカス書いたんだんだけど、実はこの映画保存になりました。実は宮沢りえ、最近ではなんで昔あそこまで熱狂的に好きだったんかなと思い出すたびに不思議だったんだけど、この映画を見て納得。本当に綺麗な女性の10代後半から20代前半にかけての魅力ってたまりませんね。 宮沢りえの魅力だけで6点。「ぼくらの7日間戦争」と同様、大切に保存かな 書いてから気がついた ↑ あらすじ間違ってます。浪士たち自身が、最後の最後まで真相は分からないって言ってるんだから「吉良の不正」っておかしい。 どなたか訂正お願いします  [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-12-30 12:49:16)《改行有》

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