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プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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141.  ホーホケキョ となりの山田くん 見終わった後、しみじみ幸福感にひたっていた自分。だのに、しばらくして大多数の人から総スカンだと聞いた時のショック…。やはりここでもそうだったのですね…。しくしく。思うに、これは映像表現もさることながら、アニメというもののスタイルそのものの革新をめざした相当な「野心作(!)」じゃあるまいかと。例えば同じ4コマ漫画によるアニメ『サザエさん』にしろ、ちゃんとドラマ(物語)があるでしょ。けれど『山田君』の場合、通常言うような物語ではなく、俳諧の精神そのものをアニメで表現しようとした。そしてそれは、見事に達成されているとぼくは思うのです。日本人が自らの「日本」というものを見失っている現在、「日本人らしさ」とは何かを、その良い面も情けない面もすべて含めてこの映画の中にあります。うん、やっぱり、稀有なる逸品じゃないですか!10点(2003-05-29 16:05:53)

142.  トカレフ(1994) 今のところ、阪本順治監督の最高傑作だとぼくはかたく信じています。ここまでストイックで空虚な、殺伐とした「風景」を日本の風土の中に表出した映画は、空前絶後じゃありませんか。そして、ただ殺しあうことでしか接点を持ち得ない男たちの孤独と狂気を、どんなに乾ききった世界でも生きていく女というものの強さと残酷さを、こんなにも直截的に描ききった映画も、そうはない。故・淀川長治氏がかつて「この監督はモダン溝口健二になる」と阪本監督のことを評したそうですが、まさにナットク! の恐るべき作品だと思います。10点(2003-05-29 15:33:29)(良:1票)

143.  デッドマン(1995) ジム・ジャ-ムッシュ監督のひとつの到達点だと思う。これだけの深度を持ちながら、しかも軽やかな作品を作り得るのは、たぶんジャームッシュならではじゃないかな(アキ・カウリスマキ? いやいや、彼の映画は良くも悪くも通俗的ゆえに、「哲学」の表出には向いていない…)。ジョニ-・デップ扮する主人公が、少しずつ生者から死者へと移りゆくさまの、何という美しさ。これが映画の詩というものじゃないかな。感動しました。10点(2003-05-29 14:49:39)(良:1票)

144.  鉄塔 武蔵野線 鉄塔をたどっていく、ただそれだけの話を素晴らしく心躍る冒険ファンタジーにしてみせたあの美しい原作小説を、よくもこんな薄暗くて薄汚い映画にしてくれたな! ストーリーに、なんらかの「問題意識」なりテーマ性を持たせなければ気のすまない貧乏根性が、まず気に食わない。本当なら0点か、コメント書くのをやめるところだけど、原作と同じ場所にロケした、その風景が見られることに免じてしぶしぶこの点数だい!! 3点(2003-05-29 14:22:17)

145.  釣りバカ日誌10 釣りバカシリーズは、明らかに前作の『9』から変わった。それまでの他愛ないコント調から、往年の松竹小市民映画へとシフトして、それはそれで大いに期待したものだったのに…。あきらかに前作の路線を継承しながら、この『10』は、むしろ寅さんシリーズの匂いが強いかな。ただ、ラスト近くのあの高木ブー(!)登場は、山田洋次の抑圧に抗する監督の自己主張がハッキリ出ていて、思わず拍手!6点(2003-05-29 13:53:21)

146.  太陽の王子 ホルスの大冒険 今は昔、小学校の校門前でおじさんがこの映画の鑑賞券をタダで配ってたんです。で、町の公民館で見たのだけど…正直、当時10歳のガキにも衝撃的だったなあ。今まで見てきたマンガ映画やテレビのアニメとも全然違う、その質の高さと新しさがビシバシと感じられて。続けて2回見たこと、そしてヒルダというヒロインに、幼心に”恋”したことを…。確かに現在のアニメの方が、絵も、技術もこの映画より数段発達しているのかもしれない。けれど、ぼくは今でもこの作品がアニメのなかでは一番好きです、愛しています。先にご指摘があったけれど、同時期にやはり公民館で見た『雪の状王』と、ぜひ2本立てで劇場にて再見したいものです。ね、ご同輩!10点(2003-05-27 20:30:16)

147.  関の彌太ッぺ(1963) あ、こんな映画にもコメントが付けられるのですか。うれしいなあ。ほんと、素晴らしい映画ですもの。この頃の中村錦之助は、何と言うかオーラが全身から発散されていましたよね! そして、義理人情の日本的情念の世界を、花に託して語る極上のロマンチシズムときたら…。まだおぼこ娘の十朱幸代が、「旅人さん」と主人公に呼び掛けるシーンは、何回見てもウルウルしてしまいます。必見!10点(2003-05-27 12:56:57)

148.  スクリーマーズ 我が心のジェニファー・ルービン様が出ているだけで、もう文句なし! 珍しくハダカの場面がない(背中だけは見せてくれるものの…)けれど、いつもは悪女役ばかりのルービンがまっとう(?)な役柄で出演しているのも新鮮だったです。映画としても、こういうB級作品でありながらP・K・ディック原作ということでダン・オバノン御大がしゃしゃり出てきたりと、かなり贅沢なスタッフ陣がなかなか。どうぞぜひビデオあたりでご覧になって、ル-ビン様にハマる御仁がひとりでも増えますように。7点(2003-05-26 15:25:09)

149.  あの夏、いちばん静かな海。 北野武監督作品でも、最も美しい映画。冒頭近く、真木蔵人のボードをさりげなく持っていっしょに大島かおりのガールフレンドが歩くシーンで、早くもナミダが溢れてしまった…。日本映画史上に残る恋愛映画の永遠の名作だと、本気で信じています。10点(2003-05-26 13:02:54)

150.  殺し屋1 ハッキリ言って、面白い! でも、これが映画って言いたくない! んで、この点数。箇々のあまりに過激すぎる描写は、単にギャグとか反社会的だとか、そういう次元を超えて、人間(と、映画)の尊厳を侵しすぎている。だからこそいいんじゃん、と、バタイユあたりを持ち出して評価する向きをあるんでしょうが、たぶん、「映画」とはこういうニヒリズムを標榜するにはふさわしくないメディアなんじゃないでしょうか…。本当に魅力的な映画だからこそ、あえて全否定したいと思います。(ただ、あのラストシーンは、もしかしたら監督自身がそういうことを全部分かっていて、あえてそれまでの地獄絵図を描いたんだよ…というメッセージだったのかも、とはフト考えたりするんだけど…それでも…)0点(2003-05-23 21:36:08)(良:1票)

151.  クロエ(2001) 利重剛カントクの映画は、なぜいつも「純愛」をここまで照れることなく絶叫できるんだろう? それがいいってヒトもいらっしゃるでしょうが、ぼくは、いつも映画館の暗がりで赤面してしまう…。ところで、この作品でのともさかりえの口元って、なんかビミョーに異様じゃありません? 奇妙に歪んで、開いてて…ウ~ン、気になるっ!5点(2003-05-22 12:06:34)

152.  カリスマ 「人は自然状態にあると自己保存の権利を行使しあい、果てしない死闘に明け暮れる」という、哲学者ホッブズの『リヴァイアサン』の定義そのままに展開する恐るべき寓話。何より戦慄させられるのは、この映画に描かれたようにこの現実の世の中が、絶えざる恐怖と暴力による死の危険に満ち満ちてきているってこと。「9・11」以後の世界をここまで予言した映画もないと思う。ただ、畏怖あるのみ。10点(2003-05-21 18:12:24)(良:2票)

153.  回路 黒沢清監督作品では、正直最高傑作とは言えないかもしれない。けれど、もっとも野心的な作品であることは間違いないと思う。とにかく、常に予測のつかないそのドラマツルギーとオフビート感は、やはり誰が何と言おうと凄い! と感嘆の念を禁じ得ません。恐怖の質が、心理や生理に訴えるありがちなもんじゃなく、見る側の想像力や意識裡に刷り込んでくるあたりに、彼の”天才”を感じます。出来ることなら、黒沢カントクに10倍くらいの予算を与えて、もう一度心おきなく本作をリメイクさせてあげたいっす!10点(2003-05-21 14:45:04)(良:1票)

154.  インディアン・ランナー もう、何も言うことはありません。ただ、ショーン・ペンは本物の映画作家であると。ジョン・カサヴェティスのインプロヴィゼ-ション的アプローチとも違う人間への肉薄の仕方は、ほんと素晴らしいです。以後の監督作品も、どれをとっても逸品だし。だのに、なぜ世間は『デッドマン・ウォーキング』みたいな、所詮はウエルメイドなメロドラマばかりを称揚するんだろう…10点(2003-05-20 12:51:12)(良:2票)

155.  愛の新世界 う~ん、鈴木砂羽はと~っても良いんだけど…。片岡礼子さんも健気に頑張ってるんだけど…。何か作り手であるオジサン世代が、こういった刹那的に生きる若い世代にヘコヘコと媚びている図が浮かんでしまう(つまり、援交オヤジそのもの!)。世の中、そんな甘いもんじゃないって、むしろ反時代的に説教するか、バカな奴らだと冷笑するってくらいの矜持を見せなよ、高橋伴明カントク!5点(2003-05-20 11:53:43)

156.  愛のコリーダ 日本による中国侵略という時代背景が、なぜこの映画の中で強調されるのか。あるいは大島渚は、男(=吉蔵)を大日本帝国の、女(=阿部定)を中国のメタファー(!)として見ていたんじゃあるまいか。男=日本は、女=中国を侵略(強姦!)し、植民地とする。だが、支配していく中で、男は女の果てしない性欲の前に疲弊し(中国の長征だ…)遂には敗北していく…。そういった性=政治的な視点が、この映画を極めてラディカルかつ崇高な”女性賛歌”に仕立て上げたのだと、小生は信じとります。…にしても、藤竜也、真冬の場面であの真っ黒に日焼けした肌にビキニパンツの跡は、アカンやろ…(苦笑)。10点(2003-05-20 11:41:59)(笑:1票)

157.  愛する(1997) この映画のあらゆる欠点について、他の皆さんのコメントにうなづきつつ、ただ一点において、ぼくが本作を否定しきれない理由。それは、これが熊井啓監督の撮った「遅れてきた日活青春映画」だからってことだ。デビュー作から硬派のモンダイ作ばかりで、同時代の日活アクションや青春ドラマから背を向けていたこの日活出身の監督が、酒井美紀を吉永小百合か和泉雅子に、渡部篤郎を浜田光夫に見立てて遂に創った往年の「日活映画」…。そんなナイーブさが、なんかいぢらしいっていうか、かわゆいっていうか。7点(2003-05-20 10:58:22)(良:1票)

158.  アイアン・メイズ/ピッツバーグの幻想 この時期、結構脱いでたブリジット・フォンダが、本来ハダカにならなきゃなんないシーンでも肢体を見せてくんなかった。ああ、やっぱり彼女は日本人監督だからってこの映画を軽蔑してるんだ…。と、いろんな意味で落胆させられました。彼女とムラカミ・ヒロアキの絡みがあれば、それだけで満足(笑)できたのになあ。3点(2003-05-20 10:44:19)

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