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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
141. THE 有頂天ホテル 傑作。設定が設定だけに、ストーリーができすぎなのは当然ですが、これだけの人数の物語を同時進行させてまとめあげていくのはさすがです。長回しのために計算しつくされたであろう脚本も、おそらく秒単位だったであろう編集も、相当な苦労があったでしょう。大いに楽しめました。[DVD(邦画)] 8点(2008-01-11 21:06:48) 142. 間宮兄弟 《ネタバレ》 予備知識なしで見たため、こんな映画とは知らず、だらだらした展開がじれったかったです。よく映画としての企画が通ったものだ、テレビドラマで十分じゃないのかとも思いましたが、おそらくテレビ番組として見ていたらコマーシャルでチャンネルを変えてしまうでしょう。カメラの方向を変えず、観ている人の想像力を働かせようという手法も、最後までしつこい感じです。お金を払って映画館で観ていたら不満が募りそう。とはいえ、(視聴したのは自宅のテレビですが)最後まで見続けたのはテレビドラマじゃなくて、映画だったからだと思いますね。映画としてはどうかというと、これはこれでよいのかもしれません。いつの日か、もう一度見たくなる気がします。[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-01-11 20:52:39) 143. 県庁の星 《ネタバレ》 最初の方はわりとテンポよく話が進んでいくのに、野村がプロジェクトから外されたあたりから、間の持たせ方がじれったい感じがしました。しかし、自信を持って“ステレオタイプ”のお役所仕事をこなしていく野村と、現場感覚が冴える二宮のそれぞれの長所と短所を絡ませていく描写は面白いと思います。最後の展開は「できすぎだろう」と思っていたら、知事のオチがあったので加点。ちょっと甘いかも。[CS・衛星(邦画)] 7点(2008-01-11 20:20:49)(良:1票) 144. ラヂオの時間 傑作。冒頭から前ふりもなく本題に突入していき、必要な情報を自然な形で紹介しつつ、飽きさせないストーリー展開で、すばらしい。現実的でないと思う設定はあるものの、「脚本を切り刻まれた自分の経験」が発想の源ということですし、きっと近いことはあるんだろうと推察させてくれます。[DVD(邦画)] 8点(2008-01-06 23:30:27) 145. 交渉人 真下正義 《ネタバレ》 駄作。ユースケ・サンタマリアは悪い俳優ではないと思うが、脚本がダメ。冷静沈着な交渉人をあれだけ演じさせておいて(しかし内容は凡庸)、最後の決断が「勘」だとは。後半まで犯人を推理する手がかりが何も出てこない(それどころか死人らしい)ところで、どんな奴が犯人でも厳しいと思ったが、それすら爆破させておしまいにするとは。邦画は面白くなっていると思うけれど、こういうものがそこそこの興収を達成してしまうというのは、いかがなものかと思う。[CS・衛星(邦画)] 3点(2008-01-06 22:58:17) 146. CASSHERN キャシャーンファン(どれだけいるの?)にとって「キャシャーンじゃない」という批判は理解できるし、好き嫌いがあらわれる映画だと思う。しかし、どの一瞬を捉えてもポスターにできるんじゃないかというくらい映像で、このこだわりは凄い。予定調和でドッカン、ドッカンやってるだけのハリウッド“大作”なんかよりずっと好きですね。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-02-18 03:53:06)《改行有》
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