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プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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161.  終戦のエンペラー 《ネタバレ》 見てよかったと思います。一つはボナー・フェラーズという今まで全く知らなかった人物について知る機会を与えてくれたこと。もう一つは初音映莉子という女優の魅力に触れさせてくれたこと。(ほんと個人的な嗜好なんだけれど、美人なのに売り出す機会に恵まれなかった女優さんって、愛おしさがましてw)  ただ、題材はよかったかも知れないけれど、映画化にあたってのフィクションがめためた、最悪です。この映画だけ見ればまるでフェラーズという人物が女性に対する恋愛感情のみで日本へ好感を持ったある意味非常に安っぽい人物に受け止められてもしょうがありません。日本の恩人ともいうべき人物なんで気の毒です。それからこの映画に描かれた出来事に関して重大な役割を果たした「河井道」という女性を完全無視なのもいかがなものでしょう?(詳しい説明は避けますが、この映画の内容に興味がある方は是非検索を)  だいたいありもしない恋愛要素を取り込むためにフェラーズさんを20歳ぐらい若く描くに至っては映画のリアリティを最初から放棄してると言わざるを得ません。大学を卒業して十数年で将官とかwwwww。  しかし、天皇の戦争責任について、アメリカでは大こけするくらい日本に好意的なこの映画でもこの程度なのは残念です。 大日本帝国憲法第55条 ①国務各大臣ハ天皇ヲ輔弼シ其ノ責ニ任ス ②凡テ法律勅令其ノ他国務ニ関ル詔勅ハ国務大臣ノ副署ヲ要ス。  この条文に基づき、憲法上の大権行使についてはすべて必ず国務大臣の輔弼を必要とし、輔弼なくして天皇が独断で大権を行使することはできず、敢えてそれを行うとしたら憲法違反と言わなければならない というのが戦前の憲法解釈の通説でした。(だから、こそ軍部はクーデターで憲法を停止しようとしたわけで)  侵略だったのかどうか、虐殺があったのかどうかなんていう主観的な事柄とは違って、明文の憲法として存在し、またそれに基づいて政治が行われていたという極めて客観的な事実がほとんど触れられることもなく、ましてや世界に対して説明されてないのは極めて残念です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-05 15:20:08)《改行有》

162.  赤い月 「可愛いから(美人だから)許される」「可愛い(美しい)は正義」 実は、この二つの言葉大好きでほとんど座右の銘なんですが………(そうじゃなきゃ、エリカ様のファンなんかやってらんねぇw) まさか、同じような考えに基づいて映画まで作ってしまう方がいるとは呆れましたw (でも、常盤さんテレビドラマでの経歴とか考えれば、もう少しサービスしてくれても罰はあたらないと思われw)[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-05-29 10:28:01)《改行有》

163.  釣りバカ日誌 たいてい世の中の評判がいいものは自分もいいと思うし、そうでなくても何故、評判がいいんか、どういう人々が楽しむのか想像することができるのだが…… この映画だけは、良さ、そして何作も何作も繰り返されるほど当たった理由が全くわからない。 つまらないというレベルじゃない。 主人公のキャラに関してはもう不快感を感じるレベル。 社会性が0で、関心のほとんどが自分の好きなことにしかない、ほとんどガキレベルの人間。 ところが、そのガキが性欲だけは人並み外れてあるのが、不潔。しかもその性欲の対象が結婚後何年も経った自分の妻ときた日には、もう気色が悪いとしかいいようがない。 浜ちゃんが好きだという人、どこがいいんか一回教えてほしい。 (出先の退屈しのぎが、これの1~6までしかなくて死ぬかと思ったw)[CS・衛星(邦画)] 1点(2014-05-15 19:38:50)《改行有》

164.  仁義なき戦い 《ネタバレ》 全作への批判になります。 例えば明智光秀にインタビューして織田家の内幕物を描いたならば、信長は性格が破綻した基地外、秀吉は阿諛追従が上手なだけが取り柄の下賤なやから、あとの武将たちは無能な田舎者、こういったトーンになったことは間違いないと思う。  実際に起こった事件を物語化するのに、完全に一方の当事者だけの言い分を鵜呑みに物語、映像化までしてしまうってあまりに常識にかけるのでは。 (ぶっちゃけ、それまでにどんな経緯があろうが、どんな場合も「他国」からの侵略者のお先棒かつぐ行為を正当化しようとするのがそもそも無理な話で、例えば、戦前治安維持法で酷い迫害を受けた共産党員が、旧ソ連の手先になって国内をかき回したら、それは非難の対象になるのでは) あと、全体に流れる暴力を肯定まではいかなくても、一切否定しようとしない立ち位置、そのために何の罪もない一般市民に及ぼす被害の描写を最小限にしぼる姿勢にも疑問を感じますね。 さすが、戦前の侵略行為を肯定し、再び軍事力の行使によって資源の奪い合いに参加できるような国づくりを目指す新聞社の雑誌に連載された物語だけのことはある。 でも面白かった[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-05 12:09:24)《改行有》

165.  バブルへGO!! タイムマシンはドラム式  裕福な家庭に生まれて小学校から一貫して私立に通い、似かよった階層のグループで気軽に生きてきた人間たちに、人生・社会に対する真面目な考察やら、本当の弱者への眼差しを持てというのは、魚に空を飛べというくらい無理な話で(むしろきちんと勉強して東大を出て官僚になった人々の方がまだ少しは期待できそうなくらいで)、そんな人たちが作った映画をむきになって、そういう方向で批判するのは野暮の骨頂です。  というわけで、製作者の知性の低さも含めて単純に楽しむべき作品かと。 2007年製作の映画ですが、この前後2年位の広末の劣化直前の最後の輝きだけでも自分には十分価値がある作品です。(rhforeverのrhって実は広末涼子ですw)[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-04-28 11:30:02)《改行有》

166.  太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- 《ネタバレ》  決して面白くない話ではないし、民間人を守ることを最優先した大場大尉は軍人として立派だと思います。(民間人を置き去りにして逃げた関東軍や巻き添えにした沖縄の陸軍と比べるとひとしお)  ただ、「奇跡」とか「フォックス」という言葉から連想される内容ではなかったので、少し期待外れだったことはいなめません。  あと、日本側は、発想、行動、実にリアルだったんですけど、アメリカ側の方が、特に司令官が交代してからゆるいというか、異常に美化されてて。収容所に収容されてる民間人が残存兵と接触して薬品を渡すのを黙認するとか、大場大尉の「見事な」作戦や、あるいは両軍の「ぬるい」接触の中での行き違いで結構犠牲者を出してるにも拘わらず、日本軍に対して個人的な敵愾心を示す米兵がまったく現れないとか。 いくらアメリカ人原作とはいえ、あまりにも気をつかって不自然な感じが[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-15 11:35:24)《改行有》

167.  仁義なき戦い 広島死闘篇 《ネタバレ》 本当に偶然なんだけれども、昨晩この映画を見た後今朝、こんな雑誌記事が目に留まりました。ある連続殺人犯の兄弟の手記で彼はこれを記したあと自殺したそうです。(可哀想に)「……自分はやっぱり犯人の弟なんだと思い知りました。加害者の家族というのは、幸せになっちゃいけないんです。それが現実。僕は生きることをあきらめようと決めました。」  人一人の命を奪うことってこれくらいの重さがあると思うんですが。 ところがこの映画の主人公の殺人鬼は何人もの命を奪った後でも、全く罪悪感を感じず、手前勝手な自己主張をくりひろげる。ちゃんちゃらおかしいと思う以前に、こんな人間にもほんの少しでも正当性やいい点があるかのように描く製作者の感覚を異常としか思わざるを得ない。山上光治に惨殺された警備員の泉さんの家族は、こんな映画どう感じたでしょうね。  だけど………、実に面白かった。 仁義などどこにもなく金と利権目当ての薄汚い存在であることがきちんと描写されてる点がよかったし、また神農と博徒の関係なども興味深かった。(自分的には、神農のくせに博徒の領分にちょっかいを出してきた大友がそもそも諸悪の根源としか思えないです)  こんな倫理的には糞みたいな映画を、面白いと感じるのって自分でもなんだかなあw[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-14 11:47:15)《改行有》

168.  神様のカルテ2 ずいぶん病院、医師、医療に焦点が絞られて、その点では前作よりもずいぶん改善されたかと。ただ、激務に追われる医師の家庭人としての在り方、それから病院で死んでいく人への向き合い方と二つも大きな問題を提起しながら、示された回答が二つともどうも浅い気がして。(特に進藤の妻のエピソードは問題自身も、出された回答もどうしてもリアリティが感じられなくて)  深く、深く心を動かされそうなテーマなのにいま一つそこまではいきませんでした。 ただ、宮﨑あおい もともと万年少女みたいな風貌が魅力で近年さすがに「劣化」かなと思わないでもなかったんですが、ようやく大人の女優への切り替えが順調に進みつつあるような気がして少し安心感。それから古瀬さん、池脇さん、朝倉さん、新人看護婦の子、難病の女性患者まで。ことごとく自分の趣味に合わせてくれたとしか思えない女性キャストには好感を持たざるを得ないので、少し甘めの点数になります。(このキャスティングした人と女優について語り合いながらだったら、おいしいお酒が飲めそうなw)[映画館(邦画)] 7点(2014-04-01 15:36:52)(良:1票) 《改行有》

169.  ツナグ 《ネタバレ》 ある種のオムニバスで3つのエピソードと、メインのストーリーで構成されてるんですが、二つ目の女子高生のエピソードが質、存在感であまりに、あまりに圧倒的でした。  本来ならバランスを欠いてしまった失敗作というべきなんでしょうが、そのエピソードが「すごい」としか言いようがないんで困ります。「殺した」(と思い込んだ)側の心理は比較的つかみやすいんですが、殺意を持たれた側、しかも死後なおかつ裏切られた側の、心理、行動が幾通りにもとらえることができて、泣きながら惑い、考えるという珍しい経験をさせてもらいました。御園を演じた大野さんへの演技指導すごいと思います。  これに比べたら、あとの二つのエピソードとメインはあまりにストレートというか、淡泊というか。  ただ、桐谷さん、ぶっちゃけ自分にとっては、ある女優に非常によく似てるためかなり微妙な存在なんですがw、今回は一人の女優として魅力を感じられたのは収穫でした。 。 平成26年3月29日追記 今本当にこの映画を見て良かったと思う。というのは、「ツナグ」という素晴らしい小説に出会う機会を持つことができたから。原作に比べれば、映画はどうしても時間的な制約のため、ものすごく頑張ってぎりぎり合格点くらいの評価しかできない。(ただ、女子高生の話への軽い改変は映画の方が味わいがあると思う)やや、説明不足なところや、あるいは女子高生以外のエピソードの甘ったるさは、全て端折ったための欠点とご理解していただきたい。ただ、キャストが素晴らしい映画であることは再認識できた。嵐と御園は橋本さん大野さん以外もう考えられないし、主人公役の青年もイメージ通り。そしてキラリ役の桐谷さんがよく選んだと感動するくらいそのままのイメージで。素晴らしいキャストに+1[映画館(邦画)] 8点(2014-03-29 12:04:41)(良:2票) 《改行有》

170.  魔女の宅急便(2014) 《ネタバレ》  小芝風花が実に可愛い。もう画面に出てきた瞬間萌えまくって、あとはにやけっぱなしなので、まともな評価はできないと思いますw  ただ、街中に広まった悪い評判も、嵐の中の無謀ともいえる飛行も、必ず上手くいくとわかってる予定調和もそんなに悪くはないかなと。 誰もが金、暇かけて不愉快な思いをしたくないわけで[映画館(邦画)] 10点(2014-03-01 16:49:31)(良:3票) 《改行有》

171.  小さいおうち 《ネタバレ》  全く予備知識なしで見たので、まさしく「2」の方が予想したような感想を持ってしまったわけで、映画を見てる最中、何にも落ち度がないのに妻と部下に裏切られる旦那が気の毒で号泣してました(笑)  いわゆる戦前真っ黒史観は犯罪者として追い掛け回された左翼系の学者たちと、実は幼すぎて戦争の本当の苦しい時期しか記憶に残っていず、かれらが記憶として持ってるものは、実は戦後の教育によって作り上げられたのものにすぎない、「戦前派」によって作り上げたものにすぎないので、戦前が真っ黒な時代ではなく、少数派とは言え、中流階級の幸せな生活があったことを、細部にこだわって描く姿勢には好感が持てたんでが……  戦争と不倫は関係ないっしょ?  戦争によって運命を変えられた人々の姿を描く物語の横線に不倫を持ってくるのはどうでしょう。 (全然、見る気無かったんですが、ポテチで木村文乃さんの印象がすごく良かった直後に配役を見て、急に観に行く気になりました。大失敗w まあ、連れてった親がすごく喜んでくれたからよしとするか)[映画館(字幕)] 6点(2014-02-17 15:32:45)《改行有》

172.  ポテチ 《ネタバレ》  これだけ淡泊なストーリーのラストシーンに、こんなに胸を打そたれる不思議です。ホームランって確かに球を遠くに飛ばすだけのことなんだけど、なんだけど………  浜田君も良かったけど、大森さん演じる黒沢も良かったなあ。あれだけ完璧に見える彼も「人の気持ちが全く分からない」ということに何かしらのコンプレックスを持ってるに違いありません。あのラストで周りの人々を見回すシーンにも感じるものがありました。  あと木村さん、今までは平凡な「美人」という印象だったんだけど、このドラマの中でのいろいろな表情に魅かれました。平成26年2月9日再見 本当に面白い映画はおちがわかってても、なおかつ面白いですね。結末に向かって、どれほど上手に組み立てられたストーリーであるか十分堪能できました。それから、埼玉こと入間こと松岡さん、前回見た時は、気がつかなかったんですが、ドラマとはちがった少しぶりっ子の感じもまた。塚、彼女、木村さん、石田さん 出演している女優全員に好感を持つ映画に自分が悪い印象を持つはずがない。[CS・衛星(邦画)] 9点(2014-02-10 12:09:52)《改行有》

173.  のぼうの城  豊臣方、成田方、庶民も含めて大勢の人間の血が流されるからには、例え全くのデタラメでもいいから豊臣を暴虐な存在として描くなど、それなりの理由付けが欲しかった。  全くの個人的な感情から大勢の血が流され、それが何やら美談として描かれるとか自分には全く理解できない価値観。(そのくせ、終盤にかけてやたら庶民の命を気にするなど、笑止の一言につきるw)  歴史的に知的な武将として知られる人物とか、伝説的な美女とか、よく言って適当、悪く言えば、悪ふざけとしか言いようがないキャスティングにもいらっと。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-01-18 21:07:27)(良:1票) 《改行有》

174.  さよならドビュッシー 《ネタバレ》 原作ただ今古本で発注済みで未読なので、あくまで脚本批判ということにさせてもらいます。(この先重大なネタバレあり)  まず、大火傷で判別不能になり、識別不能になったため死んだ少女と生き残った少女が入れ替わるというアイディア自体は悪くない。でも「来ていたTシャツ云々」はあまりに安易。DNA鑑定だってなんだってあろうに。ルシアが大人しく遥のふりをしてくれたからいいようなもの、もし違ってたらその時点で大騒ぎw ていうか「来ていたTシャツ」という台詞を聞いた瞬間に、よほどぼっとしてなければ、大部分の人間は落ちがわかってしまうから、終盤での告白に何の衝撃もない。どんなに情感をともなったいいアイディアでも、最低限のリアリティを持ってもらわないと。それから観てる人間にあとで全く意外性を感じさせることができない伏線など、伏線でもなんでもない。  それから他の部分もいい加減。自分の個人的財産ならともかく会社の財産を増やすために犯罪をたくらむ人間はまずいない。(いると強弁するならそれなりの肉付けが必要)  「顔が判別不能になるくらいの火傷をうけるリスクを冒してまで、10代の少女が財産を相続するために、祖父とものすごく仲が良かった従妹を焼き殺した」なんて話を、被害者をとても愛してたから信じたという強弁にはあきれ返ってひっくり返った。 どうしても、その設定を押し通すなら、件の人物を相当知能指数の低い愚かな人間に描くべきなのに、全くなし。  ただ、上記の欠点をカバーしてなお、あまりあるくらいヒロインに魅力を感じたのもまた事実なわけで。  彼女が朝ドラで演じていた人物と少しキャラがかぶってたので、マイナスポイントにすべきなのが、逆に好感度が上がってしまいましたw[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-01-04 12:33:55)《改行有》

175.  四十七人の刺客 《ネタバレ》  これは、原作を読まないと軽々に判断できないんだけれど、あくまで映画だけで限定して言わせてもらえば、敵役の「賢い」「切れ者」と表現される色部又四郎がお馬鹿でお馬鹿で笑っちゃってまともな映画鑑賞になりませんでした。 ・自分自身がな~んも真相を知らないのに、真相を隠すためと称して得意げな顔で浅野の切腹を急がせて、結果として討ち入りの動機を与える。 ・吉良の悪評捏造されて、全く打つ手なし ・浅野の来襲に備えると称して大量の資金と米沢まで人を作った備えだけど、 簡単に乗り越えられる庭の土塀  腰くらいまでしかない堀  人力で簡単に倒される柵  大爆笑でした ・ で、一番、こいつ馬っ鹿じゃねえって思わず声を出してしまったのが、わざわざ茶会の情報を流して、浅野の浪士を殲滅するため呼び寄せながら、たった3回しかやらないその茶会の1日を勝手にこの日は来るわけがないと判断して手抜き。 馬鹿丸出しwwwwww  こんな馬鹿が敵方の実質的なリーダーじゃまともなストーリーになるわけがない。  あと、大石側の論理も無茶苦茶、「幕府が真相を隠すのがけしからんから、吉良を殺して抗議する」って、こんな理由で悪評まで捏造されて殺される吉良がカワイソス。もし、真相が「浅野が突然発狂して切りかかった」というものだったら、吉良にどんだけ謝っても足りないと思われ。 で、あげくが最後の最後で「真相などどうでもいい」って、論理が完全に破たんしてるじゃんwww  あと、浅野が名君で、領民に慕われてて財政的に豊富とか、賄賂は悪いこととされてるとか、まあ忠臣蔵にはよくありがちの嘘なんだけど、この映画の場合、随所に知ったかぶりが感じられるんで、不快感が一層増した。  相当、ボロカス書いたんだんだけど、実はこの映画保存になりました。実は宮沢りえ、最近ではなんで昔あそこまで熱狂的に好きだったんかなと思い出すたびに不思議だったんだけど、この映画を見て納得。本当に綺麗な女性の10代後半から20代前半にかけての魅力ってたまりませんね。 宮沢りえの魅力だけで6点。「ぼくらの7日間戦争」と同様、大切に保存かな 書いてから気がついた ↑ あらすじ間違ってます。浪士たち自身が、最後の最後まで真相は分からないって言ってるんだから「吉良の不正」っておかしい。 どなたか訂正お願いします  [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-12-30 12:51:14)《改行有》

176.  書道ガールズ!! -わたしたちの甲子園- 《ネタバレ》  無名の女子高生がいきなり書道パフォーマンス甲子園をやりだすと言い出す→人気もまばらな商店街でビラをまく(当の商店街とも学校とも一片の相談もなしに)→市役所の前でパフォーマンスを演じて一般職員が感動すれば市の協力が得られる→いきなり全国放送で取り上げられる→見事他地方から参加校が集まって大会成功  脚本家が馬鹿だから頭悪いんだからと言ってしまえば簡単なんだけど、少なくとも数年間テレビ業界に身をおいた人間が、お金もかかれば、費用もいる一つの催し物、イベントがこんなに簡単には立ち上がらないことくらいわからないはずはない。  小さな渦巻きが大きな運動に盛り上がっていく過程、描く気持ちと能力さえあれば、こんなに面白い題材もないのに。  要は、めんどくさかった。煩わしかった。大会の成功は事実なんだから、そこまでの過程などどうでもいい、そんなところでしょうね。言ってみれば、脚本家の不誠実、不真面目さ、プロ意識の欠如。  他のいろんな職種と比較して、映画、ドラマの脚本家って、どうしてこんなに不誠実な仕事をして、大きな損害を生み出してもプロとしてやってけるのか不思議で不思議でしょうがない今日この頃。  キャスト的には申し分ない映画だけに残念[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-11-18 10:38:50)(良:1票) 《改行有》

177.  テルマエ・ロマエ 《ネタバレ》 素直に笑えた。全ておちゃらけのように見えて、ハドリアヌスの功績、死後の神格化の問題など、きちんと史実を追ってるところが好感度極大。久しぶりに塩野さんの本を読み返したくなった。10年ぶりくらいに上戸さんに少し好感が持てた。  歴史って知らないより、絶対知ってる方が人生楽しくなることが多いと思う。 早速読んだ塩野さんから「ハドリアヌスは、自分が巡行する各地を、当時のローマ人ならばただちにわかる象徴図と文字で表した通貨を発行することで、示すことにしたのである」(賢帝の世紀P228より) すごいなあ、この原作者。まともに感心した。 追記 映画を見て理解できないことに出会う。もし、それが製作者のひとりよがりによるものだったら、そんなものは無視すればいい。けれどもそれが自分の知識不足によるものなら、このネット社会、ほんの少しだけ調べてみてもいいんじゃない?もちろん、知識が無ければ楽しめないような作品を作る製作者の方が基本的には歩が悪い。だけれど、ほんとに少しの労力で得られる知識がないばかりに、一つの映画を楽しめないのは、もったいない。(もちろん史実を大分アレンジしてるけどね) う~ん上記のべた褒めが自分でも少し恥ずかしく。筋が分かっての2回目の鑑賞がこれくらい落差のある映画も珍しい。端的にいうと、ハドリアヌスが成功しようが、失敗しようが、神格化されようがされまいがどうでもいいって感じで。 キャラクター中心に映画を見る自分にとって、登場人物にも、また中の人にもまるで思い入れが持てない映画は長く感じる。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-18 10:13:00)《改行有》

178.  墨攻 《ネタバレ》  いやはや、映画を見る頻度がさがるとともに、批判力が落ちたのか、みなさんと全くずれる評価に自分でもびっくり。  迫力ある戦闘シーンもよかったけれど、一番良かったのは勝者によって語られる戦争の虚しさ、残虐さ。革離は極めて有能な軍事指導者であるんだけれど、軍人というものは、有能であればあるほど、それだけ多くの敵兵を殺す残酷な存在であるものだということを、これほど明確に自覚した軍人の主人公もいなければ、明確に表現した映画もこれまでなかったと思う。奥が深い。  そして、あまりにもじらしたあげくの悲しいヒロインの死、美しいもの、清いものがみな、死ぬか立ち去った後、勝者として愚かな民衆に迎えられる醜悪極まりない国王。あまりにも悲しいバッドエンドが帰って余韻を残した。 ブルーレイ録画で大正解。 (ファン・ビンビンって綺麗ですねえ、ほんというと女性の近衛指揮官とか噴飯ものだけれど、あまりに好みなので気にならなかった 平成24年8月27日 気球と後半の逆転劇の伏線の無さに1点減点。しかし本当に悲しいバッドエンド。 点数のみ8→7に変更[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-07 01:13:15)《改行有》

179.  細雪(1983) 《ネタバレ》 とにかく綺麗な映画でした。 風景も、そして四姉妹も。 特に吉永小百合。この映画撮影時38歳、38歳にして少女の面影を漂わせるって(絶句) サユリストと呼ばれる人びとの気持ちが理解できたような気がします。 話としては次女の夫が、三女(吉永)に寄せる微妙な感情が面白かったです。 (調べてみたら、あれのモデルが原作者なんですね) ただ、江本が(笑)、これだけ格調高い映画に、何故に江本?どうして江本? 彼の分で-1点 平成23年6月8日再見 じっくり人間関係、筋が分かった上で鑑賞すると、江本など気にならないぐらい素晴らしい映画だったのでプラス一点。 特に自分にとって映画にとって大事だと普段から感じてる二つの要素の重要性に確信を持てた映画だった。 まず、一つは映画におけるキャスト、いやはっきり言うならキャストのルックスの重要性。映画というものは、簡単に言えば人間の視覚に訴える存在なんだから、原作者、製作者の与えようと考えるイメージとかけ離れたルックスのキャストがされたら、その時点で失敗作。見てる側の脳内補完に頼るとかは、製作者の甘え。もしも脚本のみで全てが決まるなら、そもそも映画、ドラマ、演劇などの表現方法は不要。各人がそれぞれ、原作を読み、そのイメージを脳内で楽しめばいいだけで。  そういった意味でこの映画のキャスティングは申し分なかった思う。平凡なルックスの女優が演じる雪子とか、どれほど白けた作品になったことか? もう一つは、映画の舞台になっている時代を再現しようとする努力、真面目さ。 過去の日本を描こうとする以上、その時代の価値観、風俗、物言い等を出来るだけ再現しようとする努力をするのは、リアリティがある映画を作ろうとするにおいて、十分条件ではなくて、必要条件だと思う。  最近、あまりにも現代人風の帝国海軍軍人とか、これはドラマだが平気でその時代の最高権力者に暴力を働いてとがめられない安土時代の女性とか、あまりにも時代を再現しようとする気持ちに乏しい作品ばかり見ることが多かったので、この作品でそういうものの重要性を改めて感じた。 点数のみ8→7に変更[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-11-06 17:09:49)《改行有》

180.  ばしゃ馬さんとビッグマウス 例えば、このストーリーの脚本をコンテストに出しても一次予選通らないと思う。リアリティもあるし、不真面目さとか不愉快さとかは、欠片もない丁寧なストーリーなんだけど………。山も落ちも伏線も全く何もない、こんなに起伏のない展開で映画を作ってもらっても。  彼女の生活を通して、何か観る側に伝えたいものがあったのか?あるいは、彼女の生活の何かが大勢の人の心を捉えて大勢の人が観にきてくれるという目算があったのか?  仲間内で、「ああ、こういう人いるよね」とか「切ないね」で盛り上がって映画を作るなら、別に批難する必要もないが、大勢の人に協力してもらって、資金も集めて製作される商業映画としては、はっきり言うと不真面目。  残念ながら麻生久美子に対する評価が少し下がる日が来てしまった。これだけ趣味に合わない映画に出られたら。 (別サイトに投稿したもののをそのまま使ってます。お気づきの方も見えるかもしれませんが、同じHNということでご理解ください。こんな稚拙な文章、パクる人間いませんからw)[映画館(邦画)] 6点(2013-11-06 17:03:31)(良:2票) 《改行有》

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