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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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161.  夢売るふたり 《ネタバレ》 松たか子熱演するも映画はいまいちだと思った しかし松たか子は抜群にうまい 演出に性表現がたびたび出てくるがいずれも中途半端 無くてもいいがむしろ有るならもっと突っ込んだリアルな性であればもっと違ったかも 二人でテレビを見るシーンとか松と阿部サダヲの夫婦ならではのさりげない接触など悪くないがかなり中途半端な印象だった このあたりをもっとリアルに描けばこの映画は印象が変わったと思う センセーショナルな松のオナニーよりも夫婦のごく当たり前のリアルな接触のほうがこの映画のテーマに沿ってる気がする 最初の主人公の浮気がお金になるエピソードから結婚詐欺になる過程がまったく描かれてなくてなんだかわからなかった 全体的に演出の狙いがよくわからない お金が貯まるも夫婦間の溝が深まるが阿部サダヲがいつもの演技で悲しみが伝わらない エンディングも港で働く松がカメラを見て怪訝な顔をして終わるなど不可解 この部分を誰かがすっきり解説してくれないかな[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-20 23:18:32)

162.  老人Z 《ネタバレ》 大友克洋&江口寿史のコラボアニメ 大友臭強し さすがにコンピューターの表現とかに時代を感じる じじいを助けるのがやっぱり病人のじじいという所はなんかいい コンセプトは良いがディテールにヒロインがじじいを助ける理由が薄い 最初から厚生省が悪いと決めつけすぎだが、厚生省の役人が途中から味方になるのは以外で面白い 海に行ってじじいとコンピューターが一緒に旅立てば泣ける展開になるのに、助かったじじいをまたコンピューターが迎えに行くラストは笑わせたいんだろうがそれまで力を尽くしたヒロイン達の悲鳴で終わるのはかなり不快だ ふざけすぎ アニメに限らず日本のSF作品は何故ギャグの要素を入れなきゃいけないのだろうか 毎回不思議に思う 乗り切れないでしらける私が悪いのだろうか?[DVD(邦画)] 6点(2013-12-20 23:12:49)

163.  ストロベリーナイト 《ネタバレ》 良い様な悪い様なつまらない訳ではないがちょっと退屈 脚本に不可解な所が多い 姫川のシリーズはこれ以外は読んだのだけど原作もこんなに浅いのだろうか? ヒロインが大沢たかおをヤクザの大物と知らないで付き合うのはどう考えても変だ キーマンの先生の描き方も説明不足 なによりも大沢たかおが姫川が惚れるほど魅力的なキャラクターに見えない 菊田の目の前で姫川がカーセックスとかありえない展開に思える エンディングも火サス(ふるっ)とかにありがちなだけに不可解 このドラマにあんな三文ドラマなオチはいらないんじゃないか そもそも親分を助けようとして殺人を重ねた子分が間違って親分を刺すか?ドラマではありがちだが実際にはあり得ない典型だと思う しらけた。[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-20 23:08:07)

164.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 主人公が入れ替わる過程を描く前半は結構おもしろい いきなり香川照之扮する殺し屋の仕事のシーンで始まるのは衝撃的 その後も殺し屋がだんだんと役者になろうと奮闘するあたりまではかなりおもしろかった その後不可解な展開もあり失速 広末を含め役者陣はいいのに盛り上がらず 伝説の殺し屋が実は便利屋だったところまでいくとかなり設定が不満だ その時点でカタルシスがた落ち 殺し屋の香川照之が何故、殺し屋のままじゃいけなかったのか?アウトサイダーが普通の人になる話はアウトサイダーの職業が普通の人とのギャップが有れば有る程面白いはずだ 金の在処も超レアグッズだと言うならば見せ方が悪い 広末の一言で語られてもまったくピンとこない たとえば偶然にクリスティーズのカタログを見て驚くとかなっとくできるオチにするべきだ スピード感を重視したのかもしれないが説明的すぎる やっつけで終わらせた感がある 日本アカデミーの最優秀脚本賞とかありえない ラストも急に車に落ちていた写真を見て広末の元に駆けつけるなど不可解だ しかも堺雅人にも恋の予感とかめちゃ安易 あのまま香川は本物の役者で成功して酒井はたとえば伝説の詐欺師になるとか思いつかなかったのか? アカデミーが絡むとハラが立つ事が多い事を確認した一本だった[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-20 23:04:17)

165.  宇宙大怪獣ギララ 《ネタバレ》 松竹唯一の怪獣映画 おもちゃ的にはかなりレアであるぐらいの知識しかなかった これが見てみると結構カルト いきなり「地球の歌」みたいなゆるい歌で始まってがっくり膝が崩れる ギララが出てくるまでに50分もかかっていてすでに映画の半分以上が終わっているがその間にでてくるゆるい会話とかへんな間のシーンが満載でマジメに可笑しい 「宇宙船」とか「月ステーション」とかモニターの下に手書きで書いてあるし「火星までの航海の間に隕石とか宇宙人(笑)とかが出るからきおつけろ」みたいなセリフがあったりして結構笑える キャプテンがヤクザ映画みたいに妙にドスが効いてる役者で松竹ってこんな人ばっかりなのかな、普通キャスティングしないだろ うっかり八兵衛みたいなキャラもお約束なのか 乗員のドクターがいきなりトチくるって燃料消費して宇宙で漂流するも危機感はまるで無し 宇宙船のアストロボートは歴史に残る秀逸なデザインだ メチャカッコいい 反面ギララが出てからはいたって普通の怪獣映画になっていて残念だ ギララはひたすら「あ¨ー」とヨッパライのように叫びながら街を破壊しつつ何日も歩き続けるだけ これでは怪獣のキャラづけは不可能だな 怪獣としては人気がなかったのがうなずける 鳴き声はとにかく「あ¨ー」のみでめちゃ楽しい 特撮はかなりのヒドさ テレビシリーズのウルトラマンとどっこい程度 戦車とかミニチュア感たっぷりだ 傑作カルトといってもいいだろう[DVD(邦画)] 6点(2013-12-20 22:54:49)

166.  アシュラ(2012) 《ネタバレ》 75分と短いわりに途中が長く感じる ストーリーに起伏が無いので中だるみしている 人が生きる事の意味や人間の業を問いかける重いテーマだが 今ひとつピンとこない、余りにもテーマが身近じゃないせいか ヒロインの若狭がアシュラを疎んじて行く過程がちゃんと描かれていないので若狭の悲惨さが伝わらない 若狭の追いつめられ方が弱い 原作では若狭さえ徹底的に追いつめられて人肉を食う所までいくのに 正しい人すら追いつめられると偽善者になるとかまでは描かれない だらだらした中盤をカットすればある程度は描けたはずなのに残念だ 悲しいけど切なさが皆無なのが問題だ 泣けるシーンが無い、ただ悲惨なだけ 絵は美しいがちょっと暗いシーンが多く見にくい エンディングでアシュラが僧になるラストはホッとする感じでよいが、アシュラを導いた法師のモノローグ(命あるがゆえにあがく。だからこの世は美しい みたいな)がめちゃ軽くてしらけた そんな事俺だって言えるわい! そんな安易なテーマだったのかよ! 都の俯瞰の絵で終わるのも意味不明 エンディングのテーマ曲にいたってはかなりヒドい 作り手が「アシュラ」の世界観をちゃんと理解してたかが疑問である 期待したせいか今ひとつ面白くなかった[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-16 16:18:54)

167.  ももいろそらを 《ネタバレ》 グタグタな女子高生の日常を、リアルな会話とまったくリアルじゃない展開で描いた映画 ある種の雰囲気はあるが、それは自分にはさほど心地良くは無かった この物語はその辺が心地いい人達に向けて作られたものではなかろうか 女子高生の中で語られる会話がキンキンとうるさい 30万と言う大金をヒロインが拾ったことから始まる話だが、彼女らの中でのお金に対する認識が常にインフレで軽々しくて、そこがかなり不快 彼女らの行動も雑でイライラさせる ノイズを楽しむ映画ではないので、この手の話なら「もらとりあむタマ子」のほうがまだマシだと思った あるいは、今時の娘達の瑞々しいイメージを感じればそれで良いと言う人には向いていると思う タイトルにもなった「ももいろそらを」の意味が、入院していた少年が、意味無く事故で死んだというオチも、冗談ではすまない人の悪さを感じる 入院中なので病気で死んだという理由にも出来るはずなのに、あえて事故という理由にした意味がわからない 火葬場から出るピンクの煙もわざと消化不良で、なにか作り手に底意地の悪さを感じる この映画は妙に瑞々しい部分があって、カメラワークも美しいだけに、その底意地の悪さがノイズになって楽しめなかった[ブルーレイ(邦画)] 5点(2016-05-10 12:32:30)

168.  デッド寿司 《ネタバレ》 「片腕マシンガール」以降、何故か気になる井口昇作品 あいかわらず汚い グロはいいがこの汚いのはどうにかならないだろうか じゃあ見なきゃいいじゃないと言われそうだが、たしかにそうだけどついつい見てしまうのは、癖のある料理にはまる感じに似ている 今回は特にオバカ部分がほぼ全編にわたっている とにかく徹底的なバカぶりは、ますます磨きがかかっていると言っていいだろう アクションパートやホラーパートは凄まじいくらいクダラナイ展開だ そうじゃない数少ないドラマパートはどうだっていいや的なグダグダな展開 もちろん狙って作っていると思われる これほどオバカでグダグダな映画は例がないと思った その部分では突き抜けている くだらない所に金を懸ける気もさらさらなく、こんなもんでいいだろう的な特撮もとにかく、ぐだぐだ。 さすがにここまでくると見ていて我慢大会のような展開だ ある意味毎回見てしまうのはこの我慢が癖になっているぽい(笑) ヒロインの武田梨奈も「ハイキックガール」以降芝居も格段にうまくなっている 他の井口御用達女優がセクシーラインなのに武田梨奈だけがステテコ着用なのは許し難い しかし、最近は良く顔を見るので結構楽しみな女優でもある 坂口 拓、亡き後はこの辺の人にがんばってもらいたい[ブルーレイ(邦画)] 5点(2014-06-09 16:13:42)

169.  ドラゴンエイジ ブラッドメイジの聖戦 《ネタバレ》 ゲームのドラゴンエイジを知らなくとも違和感無く見れる様になっている その分ストーリーが既存のファンタジーRPGの勧善懲悪型を一歩も出ないのがかなりつまらない 10年前ならゲームCGを繋ぎ合わせた様なこのタイプの映画を、圧倒的なCGの良さだけで見ていられたかもしれないが、この程度は既に見慣れてしまっている キャラクターの動きが実在の俳優であるが故に、アクションに迫力がないというモーションキャプチャーの悪い部分が出ている ストーリーも見事にRPGの王道で、今さらどうしてこれを作ったのかがわからなかった ただ破綻してる部分も無く、展開もテンポがいいだけが救いだ 物語に間延びしている所が無いので退屈だけはしなかった まったく捻りもないスターウォーズ的な展開とエンディングにはあっけにとられた スターウォーズを知らない若い世代に宛てたつもりなのだろうがなじんで来たロートル達には噴飯ものである 客観的にはギリ及第点だと思うが、自分としてはお仕事的な作り手のパッションの無さに辟易したので二度と見る事は無いだろう[ブルーレイ(邦画)] 5点(2014-05-10 13:34:17)

170.  鉄男II BODY HAMMER 《ネタバレ》 鉄男(1989)に続けて見た 前作と一緒に見るとはぁ?となる 良く言うならば、今回はいたってまとも、悪く言うなら普通につまらん 悪趣味な仮面ライダーのショッカー軍団の話か、勿論仮面ライダー抜きで(笑)前作の衝撃は微塵も無い どうやったら前作の続編がこれになってしまうのか まさにオリジナルレイプ しかしセルフであるからたちが悪い レイプがセルフならオナニーじゃん 鉄男(1989)をリスペクトする人達は何処に怒ればいいのだろうか キャストの見た目も笑っちゃうトレンディドラマ風 前作圧巻のフォトコラージュムービーで見せた追跡シーンはママチャリになった 鉄男は着ぐるみ感いっぱいでちっとも硬そうじゃない、たしか鉄男って鉄だよな? クレイアニメも少しあったが前作の出来にはほど遠い 後半にモノクロ部分が少しあったがこの映画モノクロの方がいい 何故カラーにしてしまったのか、ガジェットは前作より良くなってるとは思えないのにディテールを見せてどうするのか 前作よりよかったのはイノセンス風の音楽とエンディングにちゃんと破壊された新宿を見せた事だけかな[DVD(邦画)] 5点(2013-12-31 01:07:29)

171.  ゴジラVSデストロイア 《ネタバレ》 VSゴジラ完結編 ゴジラ香港に上陸するがすでにバーニング状態 今回のゴジラは最初から爆発寸前で常に調子が悪い感じでいまいち元気がない しかしメルトダウン寸前のバーニングゴジラはシリーズ屈指のかっこよさで今作をそれだけで引っぱる ストーリーは相変わらずぐだぐだでオキシジェン・デストロイヤーとか1954年に作られた造語を小難しい言葉としていまさら使うかなぁ? まぁバトルがかっこよければそれだけでいいんだけど 超能力者の女二人がけっこうウザイ この人達は何の為に居るのだろうか しかも顔がそっくりなのでどっちがどっちだかもよくわからずまぁどうでもいいや状態 失礼だが林泰文ていう役者をメインにすえたのは何故だ 高校生の自主制作のキャストにしか見えなかった ミスキャストという以前に制作ミスレベル ラストのメルトダウンゴジラだけは超クール ここだけでも見る価値がある スーパーXIII機長の高嶋政宏が過剰に淡々としていて沈着冷静を通り越して笑える もしかしてラリッてんのか(笑) スーパーXは積めるだけの冷凍エネルギーを使ったら今年の予算すべてなんだと、さらに笑った 序盤の香港とラストの羽田のバトルのみが見所だ[ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-12-24 12:39:11)

172.  脳男 《ネタバレ》 とにかく画一的 設定はおもしろいと思うがまったく生かされてない 音楽の使い方も古い&へたでどうしようもない ストーリーがラジオ小説のように、映像が無くても理解出来るくらい時系列で平たい お話が進むにつれて「ああそうだったのか」とか思う所がまったくない ただ淡々と話が進むだけでなんの演出もしていない アクションも激ヌル SPの方が100倍マシだ 爆発シーンのみ派手なのは昔のアクション映画を見てるようだった 爆発シーンも次々起こるがただ爆発をだらだら繋げただけなので緊迫感もない 普通あれだけ爆発シーンが続けばハラハラするはずなのにリズムが悪くて畳込むような感じはまったく無く、光石研が爆死する所など光石の顔が2秒ぐらいアップになってドカン!みたいな激遅演出 とにかくタメすぎる 北野映画のような畳込むようなタメの無い殺陣を勉強したほうがいいとまじめに思った 二階堂ふみが警官の頭を撃つシーンも音だけだし、首に爆弾がついたボウガンの矢が爆発するシーンも無し あそこで引きの絵で頭を弾が貫通したり、首が爆弾で吹き飛んだりしたらあの映画がピリッと締まったのに残念だ わざわざ首にボウガンの矢が刺さった演出なのに意味がないじゃん 脳男のアクションもダンスを見てるみたいで迫力が皆無 ラスト近くで若い刑事が自分で自爆する意味もよくわからない ラストの脳男と二階堂ふみとのバトルもただ脳男が車に轢かれにきてるのかと思わせるぐらい意味不明 おめえは当たり屋だったのか! 唯一良い所が有るならば二階堂ふみと江口洋介がマンガチックだけどなかなかの演技だった 特に江口洋介はけっこういい 二階堂ふみはメイクとか作り込みがウザすぎる 染谷将太ぐらいのサイコな演出がリアルでバランスがいいと思った エンディングにおいては脳男の顔がアップでモノクロになってストップモーション そんで古くさい感じのロックがドン! おもわず笑いがでるぐらい古くさい演出 監督はじじいに違いない(笑)[ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-12-24 11:50:41)

173.  踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 《ネタバレ》 前作よりいいかな オープニングはお祭り感があってなかなかいい おおこれは中々いいじゃんと言う期待させる始まり しかしあいかわらず突っ込みドコロ満載 このシリーズ、もうひとつコメディーとかファンタジーとかに突き抜けてくれれば ご都合主義の違和感が薄れるのだけれど とにかく次々とおこる意味不な事態を一つずつ見なかった事にしないと楽しめない ちょっと上げてみようか 第一の容疑者を警視庁がでっちあげて、その容疑者のアリバイを所轄が証明しているのにもかかわらず無視して逮捕、その誤認逮捕の責任を逮捕した警官(青島)に取らせてくび、しかも暴力で取り調べの嘘条件付き ついでに上司も責任を取らせてくび(室井さん)その不祥事隠蔽工作をたくさん人が居るところで堂々と告知 ありえねー 捜査においても誘拐された子供を探し出すのは何の確証もなく全てが青島の感(笑)途中唐突に古傷が痛んで倒れるがまるで撃たれたかのような泣かせシーン、ここにいたっては本当に笑ってほしいのかとしか思えなかった そもそもきっかけになった6年前の誘拐事件が48時間で交渉係の真下警視が捜査を本庁に移譲した結果、子供が殺された復讐に真下の子供を誘拐したのである ならば犯人が復讐を考えるならば48時間を越えた真下が捜査を移譲したくはないがそうせざるを得ない状況に追い込んでこそ復讐が完逐するのである そこを物語のクライマックスに持ち込むのは素人でも考えつくと思うのだが、そこは完全に投げっぱなしの驚き演出、真下の焦燥とかはまったく描かれない 描かれないのはそもそも6年前の誘拐犯自体がただ死体でしか出てこないので本当に誘拐犯だったのかすら希薄なので復讐自体がピンとこない クライマックスで突然バス乱入(ここまでくるとあまりにもばかばかしいので許す)ラストも犯人達が余りにも偉そうなので誰が逮捕されたのかもよくわからない、なので犯人逮捕のカタルシスがまるでない エンディングはいつもの青島の室井賛美的説教&夕日に向かって走る青島 ここまでくると本当に笑って欲しいんでしょうと思わせる演出 いいところも一つあった深津絵里演じる恩田刑事がやめる時に上司に「お世話になりました」と言うと上司は「世話なんかしてないよ 僕が世話になっただけだ」みたいな事を言う、その時の深津絵里の嬉しそうな悲しそうな横顔がグッと来た この映画で一番良かったと思った場面だった[ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-12-20 22:36:00)

174.  PiCNiC(1994) 《ネタバレ》 冒頭、こいつ!ぶっ殺すみたいな看護婦が登場したりして期待させる始まり しかし良かったのは教会で神父に会うぐらいまでで後は淡々とつまらない展開 いらいらさせる映像をただ並べただけに思える 伊藤かずえの存在とかその典型か 悲惨な状況に美しい音楽とかいつもの岩井俊二節だが今回は完全にすべってる感じ なによりも主要キャスト3人に最後まで感情移入できないのが最大の問題だ かわいくない この子達を何とかしてやりたいとかの気持ちになれない 悪いが死んでも何も哀しくない 空しさだけを感じて哀しさを感じない たびたびあげるCHARAの嬌声もイライラさせる 岩井俊二は95年から96年にかけて作品を大量に連作しているので今作はちょっと間違ったんじゃなかろうか エンディングも有りがちなラストで意外性を感じない、しかも美しさも感じない 少なくともここは美しくなければ意味がないだろう 実験的な映画だとすれば実験なんだから失敗もしかたがないと言うことか ただし、この作品がマヌケだからといって岩井俊二の才能を疑うものでも無いことは確かだ[ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-12-16 16:14:19)

175.  ゲノムハザード ある天才科学者の5日間 《ネタバレ》 不可解な展開が売りの映画だと言う事は始まってすぐにわかるが、いくらなんでもディテールがいい加減すぎる 冒頭から主人公の不可解な行動が違和感を伴って、見ていて「なんだこれ?」って感じ 話が進むにつれて、主人公の記憶が曖昧になっているということに気付くが、背広を裏向きに着たり妙に間抜けな鞄を持ってたりとか、むりやりアルツハイマーをイメージさせ過ぎ 大元の話の流れは物語が進むに連れて理解出来たが、枝葉がめちゃめちゃだ 韓国人記者との出会いが都合良すぎる、偶然再会しても当然的な展開は、?が何度も付いた そもそも製薬会社の人間が、拳銃振り回すスパイみたいな連中っていうのもなんだかわからない むりやりアクションシーンになる理由も無い いつのまにかの韓国パートも、西島の横に通訳の女が寄り添うとか意味無い演出 必然性は無いが、有ると楽しいシーンのテンコ盛りなのは韓国映画としてもいい加減すぎる 韓国映画お約束の西島秀俊のサービスシーンやら、わけわかんない部屋の美女のシャワーシーンとか、妙なサービス演出も意味不明 印象的な5日間のカウントダウンも、だから何なのって思った むしろ衝撃的な事実を事前に小出しにしてどうする 驚きはまったく無かった 西島秀俊以外の日本人は、みんなバカばっかりなのもなんかムカつく ほぼ日本語でロケ先も日本が多いのに、ラーメンを鍋蓋で食べたりするのもなんかバカっぽい 最後まで見てもちょっとわからない事象もあったが、だからってどーでもいいって思えるのは映画としてどうなんだ 韓国人に日本を紹介するための映画だと感じた[ブルーレイ(邦画)] 4点(2016-05-10 12:33:49)(良:2票)

176.  THE NEXT GENERATION パトレイバー 第1章 《ネタバレ》 15分のエピソード0と同時に見る エピソード0は実物大のイングラムと過去の栄光を特車二課・整備班長が語る 予告編としては期待させる これだけを見れば本編を楽しみに待てただろう しかし続けて見た第1章はなんだこれ?的なものだった まず知ってる俳優がほとんど出ない 後半に出て来る筧利夫のみだ お話もエピソード0の印象とまったく変わらずオバカな展開でこんなの特車二課じゃねえよとしか思えなかった イングラムもほとんど動かず無為にくだらない展開のみ 原作のギャグのパートだけを継承していてシリアスな展開はまったくなく、かなり不満だ ようやく出動になるもほんのちょっと この回もプロローグ的だというならばもう少しだけ見てみるしかないかな しかし実物大のイングラムやらビッグマグナム、妙にちっちゃい装甲車などのガジェットはかなりの出来で、トランスポーターに乗り込むイングラムの足の動きなどはかなりいい コクピットなどもCGを使わずすべて特撮なのは初めてで期待出来る アニメでは天才の押井守も実写映画ではろくな物が無く今回も過度な期待は禁物だ[ブルーレイ(邦画)] 4点(2015-07-05 13:59:13)

177.  万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳- 《ネタバレ》 すべてではないが原作を何冊か読んだら、他の原作タイトルのエピソードを寄せ集めた印象だ それ自体は映画作りとしては別に悪くないのだが、展開は笑ちゃうぐらいちゃちだった そもそもヒロインの莉子をあれだけ手間をかけて排除する意味が無い 莉子がいてもこの犯罪は出来るだろう しかもこの映画で一番面白かったのが莉子と美沙との共同訓練あたりまでだったのにもかかわらず、この意味の無い訓練を、長々と見せる事にまったく意味が無かった事に腹が立つ 松坂くんが攫われて目の前でモナリザが焼かれるまで彼をほっとくのもありえない展開 とっとと焼けばいいことだし、普通焼けるのを確認するだろう 高層ビルの中で火をつけたらスプリンクラーだって黙ってないだろうし 税関で捕まる連中にも全く危機感は無し 見つけたモナリザの偽物の中から莉子が本物を見つけるのに時間をかけられない理由もないし 未開の国の警察じゃあるまいし、莉子がその場で才能を見せなくても天下のモナリザさんなんだからいくらでも丁寧にあつかうわって思った ただ莉子と美沙がくだらないバディ感を見せるだけに用意されたステージだった しかも本物を選ぶ根拠は何も提示されない 莉子の鑑定の才能にいちいち理由があるのがこの原作の最大の魅力でもあるのに、この映画では序盤のヒロインの紹介エピソードのみにそこは表現されていて、メインストーリーの鑑定はほとんど直感なのが笑える 原作がジュブナイルなのでしかたがないのかもしれないが、映画ではさらに設定が幼稚で適当なのでどうしようも無い[ブルーレイ(邦画)] 4点(2015-07-05 13:39:12)

178.  相棒 -劇場版Ⅲ- 巨大密室!特命係絶海の孤島へ 《ネタバレ》 冒頭から妙にハイテンションな杉下右京にコメディ映画の様におどけた音楽が今回はコメディ調なのかと思った それならそれでも全然かまわないとも思った しかし絶海の孤島で起きる連続殺人みたいな展開を期待したら見事に裏切られる 途中から参加したいつものお約束メンバーが孤島で勢揃いしちゃったぐらいまでがもっとも期待が膨らんで一番面白かった このまま「そして誰もいなくなった」的な展開になるのかとワクワクしたが、あっというまに勢揃いした主要キャストが一気に東京に連れ戻されたあたりから急速に失速する 孤島で訓練していた私兵達がただの軍マニアのキチガイ達だとわかったら見る気が失せた ここで訓練する意義がまったく無いじゃないか 何故、彼らが国防が自衛隊じゃ駄目だと思った理由を描かなかったのか テロ組織じゃないなら秘密兵器がBC兵器なのは変だろ BC兵器は国防の為の兵器からは程遠くて完全にテロの道具である 兵隊と隊長の人間関係も全く描かれないので何故このキチガイ隊長に部下が付いて来ているのかもわからない 相棒シリーズに一貫して有る犯罪者のどうしようもない哀しさもまるで無い もっと、私兵として集まった彼らの哀しい過去があるべきだ 最後まで見ても隊長の伊原剛志がキチガイの軍オタを一歩も出ないのは驚いた まさかこんな脳天気な軍バカ達がただ集まって、もっとも簡単に出来るBC兵器を使う気も無く、ただ持っているというだけと言うオチとは しかもそれをどう使おうと言うビジョンすらもないので、テロリストにもなり得ない 蓋を開ければ、ただの軍オタ達の集まりにバカな隊長が暴走して、ひと一人を殺しただけというほんとにつまらない物語だったことには唖然とした[ブルーレイ(邦画)] 4点(2014-12-01 14:22:12)

179.  パズル(2014) 《ネタバレ》 残念な映画 冒頭、パズルを使って妊婦のお腹の中の子供をピンポイントで殺したり、主人公の少年を虫唾が走るほど嫌な奴として描いたあたりはなかなか期待させる たとえば「セルビアン・フィルム」の様に、映画製作に置いて最低限のモラルを無視する映画は中々お目にかかれないからだ しかし良かったのはヒロインをレイプした学生の頭が「ソウ」の様なゲームの装置で吹き飛ぶあたりまでだった 装置のデザインやら犯人のマスクが、幼児のオモチャの様なデザインで不気味さの中にバカバカしさがあってなかなかいい しかしお話が進行するにつれてバカくだらない設定がどんどんリアリティを欠いて行って見ていられないぐらい浅い話になってくる 母親と息子の関係とか、主人公の狂気とか、対する刑事の狂気やヒロインの狂気、三つ巴四つ巴の狂気の展開がバカみたいに浅い 決して狂い回って人殺しをする映画が自分は嫌いじゃ無いのにもかかわらず見ていられないぐらいつまらない なによりもこの映画がファンタジーでも無く、かといって微塵もリアリティが有るわけでもない中途半端な作りが、この監督の表現したい物が嫌悪感のみでしか感じられなくてげんなりしてしまう もっと振り切れるぐらいやりすぎであればまた違ったであろう 校長が実娘をレイプとかもお約束な展開で、意外性が無いのにエロも無いのであれば、まったく描く意味も無い マジシラケた なによりもこりゃダメだと思ったのは冒頭から展開される意味深なカウントダウンが超くだらない事だった事 なんじゃこりゃ?って思った 考えオチにもならないぜ あれこれと良い所もあるのに作り手に何をしたいかが作っていてわからなくなった感がある 最後のヒロインの血まみれダンスも完全に疑似狂気でテンション丸下がり 狂気をダンスのイメージで見せられてもなぁ せめて夏帆のパンツくらい見せてくれって思った 最後の最後に意味深にトカゲが出て来て「本編に出演の動物にはいかなる虐待もしていない」などとテロップがでるが、トカゲがハツカネズミを生きたまま丸呑みにしただろうって思った 最後まで突き抜けられなかった制作者の下らない言い訳を、最後の最後まで聞いたようで非常に不快だった[ブルーレイ(邦画)] 4点(2014-11-02 20:51:35)

180.  魔女の宅急便(2014) 《ネタバレ》 偉大なるオリジナルと比べない様に見ようと思いながら見たが、それにしてもオリジナルより優れた所が何一つ無かったのは驚いた これは何よりも「魔女の宅急便」という傑作ファンタジーと清水崇と言うホラー映画の監督との相性の悪さが一番だと思った 時々見せるホラー風味な演出もいちいち気に障る ストーリーがアニメとまったく違うが、そこは全然かまわないのだがここまでオリジナルよりも良い所がないと、だったらオリジナルのストーリーを忠実にコピーしたほうが良いじゃんって思ってしまう 自分たちの物語で作るのなら、せめてオリジナルの一部は越えようとする気概がほしい CGが拙いのは味だとして許せても、ロケ先の古い街並にとってつけたような可愛い装飾とか安物映画臭がプンプンしてしらける 冒頭のキキが旅立つまでの説明が長い みんな既に知っている話なので、なるほどと思わせる知らない情報が無ければくどくど説明する意味が無いじゃないか キキが宅急便を始める所以もただの思いつき オリジナルのたまたま荷物を運んでみたら皆に喜ばれたみたいな展開が無いならば、もっと納得出来る理由にするべきだ オリジナルを越えようという気概が一切無い 設定がすでにオリジナルに負けているならば新たに映画化する意味がないじゃないか キャストのキャラ付けとか誰一人オリジナルを越えていると思ったキャストがいなかったのも最悪 ジジが唯一オリジナルに近いキャラだが、最後にただの猫に成るという哀しさも無い あくまでも猫は猫でヒロインがコミュニケーションがとれただけで最初っから普通の猫だったみたいな、実はこれが大人になるってことだよみたいな哀しさがオリジナルにはあった ラストでキキが飛べる様になる瞬間もまったくタメがなくカタルシスがない ジブリのアニメはタメてタメて「飛んだー!」みたいなカタルシスに溢れている 歌う事を失ったシンガーが歌う瞬間もまったくタメが無いので「なんだこれ?」って感じ ことカタルシスに関してはオリジナルがカタルシスのテンコ盛りだったのに足下にも及ばないのはわざとなのか? ならば最低だというしかないかな[ブルーレイ(邦画)] 4点(2014-10-10 18:53:00)(良:1票)

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