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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ミスター・ベースボール 野球にあんまり興味がないのが原因なのかもしれませんが、とくにどうこう思った作品ではありませんでした。セレックさんのどこか寂しげなコメディ笑顔が、なんとなくこの作品を象徴してるように思えました。本作で秀逸なのは、異世界かと見まごうごとき、スタッフのイマジネーション溢れるファンタジックな日本の生活ですね(絶対違う)2点(2003-10-14 11:04:56) 2. 人生は琴の弦のように 寓話的な雰囲気の中で、ゆっくりと流れていく時間が心地よいと思いました。僕のちんまいTVの画面で観てさえも、とても広い所を漂っているかのような錯覚を味あわせてくれた画造りは見事でした。この監督さんは、子供達の王様や黄色い大地などでもそうなのですが、何でもない話の中にとても奥行きのある感情の機微や寓意を巧みに織り込み、それを丁寧にかつ適度に突き放した絶妙な描き方をすることによって、心の中に深く染み入ってくる作品を残してくれます。ホントどーでもいいことですが、うどん屋さんサイコー。6点(2003-10-14 09:42:33) 3. 国姓爺合戦 戸惑いや不快感をほとんど感じさせないように、うまくまとめられた(端折られた?)大河ドラマのような作品だと思いました。当時のアジアと欧州などの入り組んだ政治的背景の複雑さからくる時代が要請する流れと、普通の人々の感情や事情との間には、多くの場合、やはり歪な乖離がつきまとうんだなぁと感じました。時がたてば尚更ですね。とは言え、僕は幸いにも戦争を実体験してはいないので、所詮は客観視してる気になってるだけっていう部分も少なからずあるでしょうし、ここは一つスペクタクル巨編として楽しんでしまうのが吉だと思いました。アクションシーンはそれなりの盛り上がりがあって、それなりにカッコよかったです。もうちょっとたくさん入れてほしかったけど。主人公のパパさん、渋かったです。そんなことより、島田陽子さんがでててオドロキ。6点(2003-10-14 09:35:08) 4. ジャッカル 原作とも映画版オリジナルとも異なる方向性を目指すことは、別段悪いことではないと思うのですが、でてきた結果はちょっとあさってすぎるテイストだったような気がします。ビジネスの準備段階や結末への流れに、サスペンス性が薄すぎたように思いました。個人的に、ここら辺はいくら違うものを作りたいとはいっても無視してほしくはなかった部分だったので、ちょっと残念です。ウィリスさんの連続変装を見てると微笑みをもらすのを堪えきれなくなるところは、制作者の狙い通りの効果をあげていたと思います(ひょっとして僕は勘違いしてるかも)4点(2003-08-23 16:08:03) 5. さびしんぼう ちょっとウレシハズカシなオーラ漂う前半と、すべてが収束していく後半では、全く違う作品のような印象を受けました。人が人を好きになるときには、誰のたもとらにもさびしんぼうがいるんですねぇ。ロマンティックに美化されているとはいえ、そんなことをふとほんとの事のように錯覚しそうになるほどムードがイイと思います。本作の富田靖子さんの透明感は秀逸。8点(2003-07-08 19:17:01) 6. じゃりン子チエ 実家にいたころテレビで繰り返し再放送されていて、この前ふとレンタル屋で見かけたので、懐かしくなり借りてしまいました。小さなエピソードがイヤミなく積み重ねられて、いつも観ているうちに自然とノスタルジックな気分に浸れます。そしてそれがまた心地よい。本作をはじめ、クレヨンしんちゃんのいくつかやオネアミスの翼、風が吹くときなど、秀作アニメには心に残るものが多いです。まぁ、本作は一個の作品というよりは原作コミックの前半部総集編に近い形なのですが。久しぶりに古本で集めた原作を無性に読みたくなりました。8点(2003-07-08 19:14:53) 7. 北京原人 Who are you? 「うぱ~」と聞こえるあの声だけが、心にいつまでも残ります。1点(2002-11-17 15:19:59) 8. 用心棒 この三船さん、メチャクチャ強いんですけど。ターミネーターとも良い勝負するかも・・・。アクションシーンの迫力にいたっては、最近のそれらと比べても何の遜色もありません。登場人物達の時に趣深いセリフが、しばしばはっとさせてくれました。実に面白い娯楽作品だと思います。どうでもいいことですが、桑畑さんを見ていると、能力や才能と甲斐性は全くの別物だと痛感しました。8点(2002-11-10 15:39:21)
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