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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  亡国のイージス 《ネタバレ》 邦画を映画館で見るのは昨年に見た「感染」「予言」以来で、今回もその映画に引き続いて佐藤浩市さんが出ておられ、この映画でもいい味を出しておられました。会議室のシーンは脇役をやらせたら素晴らしい(主演ができないとかそういう意味ではなくセリフが少なくても存在感があるという褒め言葉です)人たちがたくさん出ておられ、画面がものすごく緊張感があるように見えました。護衛艦「いそかぜ」のシーンがインパクトが大きいだけに、刻一刻と危機が迫っているが慎重な決断が迫られる政府側の緊張感を会議室という狭い空間を使って、しかもそんなに長くない時間でより良く伝える必ために選りすぐられた豪華脇役陣が必要だったのでないかと思いました。どうしても護衛艦の中での活躍が目立ちますが、会議室での佐藤浩市さん演じる男とその上層部とのやりとりもなかなか見応えがありますので、これからご覧になる方も岸部一徳さんのコミカルな演技にも注目しつつご覧になって頂きたいです。そして、メインである護衛艦の中での攻防戦は真田広之さんや寺尾さん、中井さんなど以外にもいい演技をされている役者さんがたくさんいてかなり見応えがありました。真田さん演じる仙石の人間臭さがとても身に染みるシーンがたくさんあり、特に敵である者であっても、殺す前に相手も人間だということを思い出すように、勝地涼君演じる対テロのために訓練された隊員に諭すシーンがお気に入りです。ただ単に敵を倒せば良いのではなく、相手の気持ちを変えることも試みようとする仙石の姿勢にも好感が持てました。真田さんは元々アクションも経験されていたことが多いこともあってかなり戦っている姿は迫力がありましたね。まあ刺されたり撃たれたりしているのにも関わらず若干不死身度は高かったような気はしますが・・・(笑)今いろんな日本人俳優が世界で注目されつつありますが、真田さんもその一人で海外でのお仕事も増えてるようですが、個人的にはこの作品のように邦画の面白さをもっと国内・国外問わず伝えて頂けるような邦画作品に出てもらいたいなぁと思いました。と偉そうなことを言った私ですが、邦画をそんなに多く見ていないので反省しないといけませんね(汗)[映画館(字幕)] 8点(2005-08-01 16:09:47)

2.  THE JUON/呪怨 《ネタバレ》 まずはじめに私はビデオ版2作と劇場版2作品は見ていません。だからどの程度恐いのかと期待しすぎていたのもあり、見終わった後の私の率直な感想は「恐くもない、面白くもない」という言葉を口にするに値しない作品でした。映像的に恐がらせる洋画のホラー作品・心理的に恐がらせる邦画ホラーの両方どちらにも属さないほどの中途半端なレベルの作品で、全米二週連続トップやサム・ライミ絶賛といううたい文句にのせられた自分を呪いたいくらいです(汗)枷椰子や俊雄君がなぜか私には怨念を強く抱いて死んだ霊としては見れず、ディズニーランドに出てくるミッキーマウス的なぬるいマスコットにしか思えませんでした。一番恐いのはもしかしたらネタ切れで困って邦画を洋画にリメイクしたがるハリウッド関係者の頭の中身かもしれませんね(毒)2点(2005-02-13 18:26:06)

3.  予言 《ネタバレ》 「感染」の後にこの映画を見たからかもしれませんが、ホラーという感じには受け取れなかったです。無理に恐がらそうとしているシーンはありましたが、基本的には未来の出来事や過去のトラウマへの主人公の葛藤が描かれており、人は誰かを救うことによって同時に自らも救われることがあるのではないかということを感じました。特にラストでの主人公の行動は自らの命を投げ打って自分の娘を助けることによって自分が報われてよかったという表情を浮かべ炎に飲まれるシーンを見ていると思いました。未来予知に関する映画は数多くあるのでストーリー的には驚くような展開ではありませんでしたが、主役を演じる三上さんの泣き叫ぶ芝居に「この人の演技は凄い!」と思い、気がつくと泣き叫ぶシーンに異常に反応し前のめりになって見てしまっていました(汗)6点(2004-11-11 14:11:44)

4.  感染 《ネタバレ》 私は関西在住なのですが、この映画は初めて訪れた名古屋で見ることになり、いろんな意味で忘れられない作品になりました。視聴者層は女子高生や高齢者カップルなどでしたが、映画の最中はその女子高生がパニックに陥ってかなきり声をあげたり飲み物をこぼしたりしていました(笑)映画自体は恐いというか気持ちの悪いシーンが多く、個人的には南果歩さんや星野真理さんの迫真の怪演に圧倒されました。映像は確かにインパクトのあるものがありましたし、ストーリー的にも最後の最後まで驚かす要素が残っていて楽しめました。普通に自分の行きなれた映画館で見たのならもう少し評価が低かったかもしれませんが、未開の土地での変なテンションもあり自分の中でのドキドキ感が大きかったので7点という評価になりました。最後に冒頭に述べたように、何故忘れられないほどの作品になったかというと、それは見ている最中に私の席の背もたれに足をかけて見ていた客(おそらく男性)が映画の登場人物と同様に「恐怖」がどうやら「心」に「感染」したらしくいきなり私の後頭部を蹴り飛ばしたということを最後にお伝えして私の感想は終えたいと思います(泣)7点(2004-11-11 14:00:05)

5.  ゼブラーマン 《ネタバレ》 哀川翔さんの主演映画を見たことがない私でしたがそれなりに楽しめました。ただこれを映画館で観たいかと聞かれると困りますが・・・(汗)やはり家でご飯でも食べながら観るには丁度いいくらいのテンポと内容でした。観る前にはもっとおバカしている内容だと思っていましたが、実際観てみると意外に真面目で暑さの中にもシュールな空気感も漂っていました。この映画の一番良かったところは、やはりあのゼブラナースでしょうね。彼女の登場シーンはあまりにもインパクトがありすぎていて目が点になってしまいました(特にあのボインに・・・)。あのシーンだけでもこの映画を観る価値が十分にあると思いますので、この映画を未見で観ようかどうか迷っておられる方にはオススメしたいと思います。6点(2004-09-19 15:03:00)

6.  木更津キャッツアイ 日本シリーズ 《ネタバレ》 TVシリーズのそれほど熱いファンではありませんでしたがそこそこあのバカバカしいノリに付いて行くことができ楽しめました。しかし、冒頭がかなりインパクトがあり面白いだけに、あのままの面白さを維持し終わって欲しかったですが、謎の島に流されたあたりからテンションが下がってしまい、ゴミンゴ登場後も映画がとても長いように思えてしまいました。あと下に書かれている方もおられますが、私もあまり新鮮味がないTVとそれほど変わらない内容に見ていて「いつも通り」と思ってしまうところがありました。特にキャストに関してはクドカン作品に出たことがある人が多かったので、もう少し意表のついたキャスティングにして頂きたかったです。6点(2004-06-13 10:05:12)

7.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 それぞれ言葉というコミュニケーションの手段を失った男女の間に生まれた孤独感と友情そして恋心を丁寧に描いた良い映画だと思いました。この映画の好きなところは、ビル・マーレイ演じる中年の危機を迎えている俳優とスカーレット・ヨハンソン演じるダンナに構ってもらえない女性の孤独感をとても印象的に描いているところです。知らない土地に出かけてもホテルからなかなか出れずテレビばかり見てしまったり、勇気を出して出かけてみてもその土地の文化をすぐには理解できず疎外感を感じてしまうことはあると思います。そんな人生にも街にも迷い込んでしまった二人が、出会ったことで少し前向きに生きていこうと思う不思議な出会いの物語にロマンチックという言葉が見事に当てはまると思いました。笑いと切なさのバランスも最高で、わけのわからない説明をするCMの撮影監督、適当に訳す通訳、モノマネを強要するカメラマン、LとRの発音が出来ない自分を最高のプレゼントとのたまう女、歌の下手ないけ好かない女優、独特なオーラを放つ病院の待合室の老婆、そして嘘つきハイテンション芸人マシュー南など、この映画を見た外国の方ならずとも日本人も「こわーい」と思ってしまう強烈なキャラばかりで楽しめました。日本は本当はこうではないと思うところもありましたが、なかなか鋭いところをついていると思うシーンもあって、こういう日本を舞台にした映画が苦手な人も見て欲しいと思った作品でした。8点(2004-06-09 18:51:22)

8.  折り梅 《ネタバレ》 この映画のテーマは、決して誰もが他人事ではいられないような老いについて描いていて、見ている側に静かに深く訴えかけてくるものがありました。誰もが介護する側と介護される側の両方を経験するわけではないですが、この映画ではその両側の気持ちを丁寧に描いていてその両者の気持ちをこの映画を通してうかがい知ることが出来ると思います。特に、原田さん演じる主婦が介護はするけれども自分の仕事は続けたいという気持ちや嫁にどこか素直になれず痴呆が進むうちに嫁に見捨てられるのではないかと心配し家を飛び出した嫁を吉行さん演じる姑が探しに出るシーンは印象的でした。人は美しく咲く折り梅のようにたくましく生きていけるそんな老いに対して少し前向きな気持ちにさせてくれる映画でした。それにしても原田さんや吉行さんの演技は素晴らしいのに対して雅さんの演技は・・・。聞き慣れている関西弁でやっていただきたかったです(汗)7点(2004-06-02 18:01:35)

9.  g@me.(2003) 《ネタバレ》 見終わった後、仲間さん演じる女性のわがままぶりに最初から最後まで振り回される藤木さん演じる男性の方に「こんなベッピンさんに出会ったら私も絶対振り回される」と思いました。見始めた頃は、藤木さん演じる男性のキザぶりというかインテリぶりに嫉妬していた私も、最後は同情の気持ちでいっぱいでした(笑)サスペンスと恋愛をうまく絡めたなかなか面白い作品で、二転三転する展開も楽しめましたし、なんといっても美男美女だから絵になる映画だと思いました。あぁ、私も仲間さんみたいなベッピンさんを誘拐してみたいです(よからぬ想いをお許しを!)。7点(2004-05-28 19:12:38)(笑:1票)

10.  スカイハイ[劇場版](2003) 《ネタバレ》 テレビシリーズを見ていた私には、テレビとは違い北村監督らしい作品になっていた点はマイナスとなってしまいました。確かに終盤の工藤VSイズコの対決はなかなか見応えがあって良いのですが、それ以外でも何度も似たようなアクションシーンが出てくるので、見ているうちにだんだん見飽きてしまう感じでした。個人的に「スカイハイ」の重要な所は、死者が何故自分は死んでしまったのかを知る過程とその後にどのような気持ちを抱えどんな選択をするかであると思っていますので、アクションシーンを撮ることが売りの北村監督には少々向いていなかった作品だと思いました。ただラストのイズコの「お逝きなさい!」はテレビシリーズ同様シビれました(笑)7点(2004-05-28 18:58:35)

11.  名探偵コナン 迷宮の十字路 《ネタバレ》 今回は平次中心のお話だったので、もう少しコナンの活躍が見たかったですね。初恋の相手が実は・・・みたいなオチも予想がついていたのであそこまで引っ張る必要もなかったと思いました。コナンが新一に戻るという展開は個人的にはあまり多用して欲しくないので、それも今回は残念でした。あと「頭文字D」のようなシーンがあったのでそれもわざわざこの作品で使用する必要があったのだろうかと思ってしまいました。唯一、主題歌はとても好きですね。4点(2004-05-03 18:11:20)

12.  黄泉がえり 《ネタバレ》 竹内さんが実は事故でなくなっていたという前フリが映画の前半にあったので、後半になってそのことがわかるまで自分の中でそのことを草彅君演じる主人公が気づいたときどのように悲しむかを十分すぎる時間の中で想像していたのですが、私の期待とは違いそれほど身につまされるような悲しみは見ていて感じ取れませんでした。そして、あまりにも長すぎるRUIのライブシーンのおかげで私の中のテンションが下がっていき、自分は一体何の映画を見に来たのかを忘れてしまいそうになりました。しかし、そのおかげでこの映画のファンにはなりませんでしたが、RUIこと柴咲コウさんの歌の虜になってしまいました・・・(汗)5点(2004-05-03 18:03:15)

13.  座頭市(2003) 《ネタバレ》 北野監督の作品はこの映画を含めて二本しか見たことがないのですが、この映画はCGを駆使したアクションシーンと少し寒い感じの笑いが散りばめられている、時代劇のようで時代劇ではないようなところが新鮮な感じがしてなかなか良かったと思います。ただラストの実は目が見えなくて石につまづいて転ぶシーンを見て、「かくし芸大会」でやっているような長いコントを見ていたように思えたのは私だけでしょうかね(笑)7点(2004-03-28 17:35:48)

14.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!栄光のヤキニクロード 《ネタバレ》 私の中では「電撃!豚のヒヅメ大作戦」がシリーズの中で一番好きなのですが、残念ながらそれを越えるギャグも感動するようなところがなく少し物足りなさを感じました。後半のみさえがひろしを抱えて振り回して戦うシーンのような野原一家が一致団結して敵に立ち向かう姿がもっと見たかったですね。ときより劇画タッチになるシーンはかなり面白く、特にしんちゃんがなぜか金髪姿になっているシーンが印象的でしたね。5点(2004-03-28 16:36:45)

15.  トゥームレイダー2 《ネタバレ》 前作は個人的にアンジョリーナ・ジョリーの華麗なアクションの虜になってしまったのですが、今回は展開も前回よりもまったりとしている感があり、アクションシーン自体もスピード感がなくなっているように思いました。まあその理由はヤン・デ・ボンが監督という事で納得は出来るのですが、前作を個人的に楽しんだ私にとってはがっかりな内容でした。アンジョリーナ・ジョリーの乳首が立っているのがウェットスーツに透けて見えるところぐらいですね、満足できたのは・・・(汗)3点(2004-02-22 02:31:01)

16.  Shall we ダンス?(1995) 《ネタバレ》 私がこの映画を見るのはもう三回目くらいになると思うのですが、今回が一番この映画は面白いなぁと思いました。はじめて見たときは、あまりにも竹中さんや渡辺さんのキャラが濃すぎて、役所さん演じる主人公のキャラが薄く感じ、見ていてもっと竹中さんや渡辺さんの暴れ振りが見たくて、その二人を主人公に置き換えてもう一度を映画を作り直して欲しかったくらいでした。しかし24歳のこの歳にして、やっと役所さん演じる主人公の気持ちや行動を少し理解できるようになり、はじめは先生目的でダンス教室を訪れた男性が次第に本気でダンスを楽しむ姿に心を打たれるようになりました。それに主人公をやさしく見守るたまこ先生にも自分の亡くなった祖母と重なる部分があり見入ってしまいました。8点(2004-01-25 14:10:27)(良:1票)

17.   《ネタバレ》 原作を読んだこともないですし、柳美里さんについてもまったく知らない私には少々退屈してしまうような内容でした。新しく生まれる命と消え去ろうとしている命の物語は、見ていてとても胸が痛くなるのですが、基本的には江角さんと豊川さんのやり取りが中心なので、その周りのキャストが豪華にもかかわらず樹木希林さん以外にはあまり印象には残らずもう少しその方達を活かした作品にして欲しかったです。5点(2004-01-11 13:07:51)

18.  模倣犯 《ネタバレ》 原作を読んでいないためか内容がまったく私には理解できませんでした。確かに途中まではついていけたのですが、やはり中居君演じるピースの首が吹き飛んだ時点であたまが?マークでいっぱいになりました。個人的にはあのシーンは見ていて笑えなかったです(汗)とりあえず原作を図書館で借りてでも見てみようと思いました。ただこの映画を映画館で見た人の気持を考えるととても胸が痛みます。この映画をちゃんとお金を払ってみた人を救済することのできるような映画を作ることが、今後森田監督に課せられた使命だと思いました。ただこの映画で森田監督が苦手になった人は少なくは無いでしょうが・・・(笑)1点(2003-12-29 04:41:35)

19.  TRICK トリック 劇場版 《ネタバレ》 TVシリーズを見ていた私にはTVシリーズのような、毎週1時間くらいのヌルい物語だからこそちょうど良かったと思います。劇場版は途中からダレた感じがして、笑いの要素ももっと欲しかっただけに少し期待はずれでした。貧乳と巨根コンビの掛け合いは面白かったのですが、結局はおいしいところは野際さん演じる山田の母にもっていかれるのも微妙な感じでした。5点(2003-11-01 11:22:29)

20.  キル・ビル Vol.1(日本版) 《ネタバレ》 試写会で見てきました。司会の方いわく、この作品のはじまりは、ユマ・サーマンが「パルプ・フィクション」撮影時にタランティーノ監督と次に映画を撮るとしたら「花嫁が主役の映画はどう?」と言ったことで、ちょうど復讐劇を撮りたかった監督の意向もあり、このとんでもない作品がユマ・サーマンの結婚・出産期間をわざわざ待ってやっと作られることになったそうです。私が今まで見てきた映画の中で、最も美しく最も残酷な描写がつまった映画でした。ユマ・サーマン演じる修羅と化した女性に、見ているこちらも刀で切り刻まれているかのような残酷なシーンも、見ていくうちに次第に美しいとさえ思ってしまうほどアクションシーンは素晴らしかったです。内容の方は単なる復讐劇であるはずなのに、構成がとても変わっていて、どんどん話が過去や現在を行ったり来たりし、各章ごとにタイトルを設け、アニメーション・モノクロ映像などを交え、なるべくわかりやすいように作られていたと思います。個人的にはサウンドトラックを買ってしまうほど、この映画の音楽にハマってしまいました。布袋寅泰氏が作った「新・仁義なき戦い」のテーマや梶芽衣子さんの「修羅の花」など、この映画のために作られたものではないのに、見事にこの映画にハマっていて驚きました。個人的には見終わった後、「タランティーノ監督、ここまでやりたいことをとことんやりきって、これからまたしばらく映画を撮らないつもりですか?」と心配になってしまうほどでした。あといくつか謎が残っているのと、予告映像にあったシーンがいくつか出てこなかったので、早く来年に公開される「KILL BILL Vol.2」が見たいところです。ラストに明かされた衝撃のあの事実も気になりますしね。 10点(2003-10-18 21:21:52)(良:1票)

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