みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 自由戀愛<TVM> その部分部分も、もちろん素敵な画なんだけれど、この映画は全体的に大きな絵画の様な仕上がりになっていて、始めから最後まで通して観て、初めて本当の素晴らしさを感じることが出来る。隙がない作品。[試写会(吹替)] 9点(2005-08-31 00:18:47) 2. きょうのできごと a day on the planet 行定監督の作品で一番好き。終始ぬるま湯に浸かっているような感覚。「大学生」という年齢を旨く描いて、相当リアル。個々の心情が真直ぐ伝わってきた。人間って、小さくて不器用だけど、温かいと思った。9点(2005-01-12 22:45:16) 3. 幸福の鐘 好き。 この作品に対してはそれしか言えない。私の筆力で説明すると、安っぽくなってしまうから。9点(2004-10-05 21:57:59) 4. ラスト サムライ 《ネタバレ》 今年一番泣きました。矛盾や都合の良さを、本と役者と映像でカバーしきれていました。映画って人間のドラマや生き様だったりするんだから、ちっちゃいことは目をつぶって、その世界へ身を任せて欲しい。泣いたってことは、心動かされているんだから。この映画はまさしく、日本の武士の生き様だと思う。 9点(2003-12-17 14:36:51) 5. 約束(1972) 《ネタバレ》 ファーストシーン、一人ベンチに座り日本海を見つめている蛍子。そのシーンが長いので、これは何だ?と思うと、ようやく2年前の回想に入ってゆきます。そこで描かれている過去の恋。恋と呼ぶにはちょっと不完全な恋。不完全だから恋。(笑)なんだか二人の気持ちがスクリーンを越えて伝わってきました。どうにも出来ない歯痒い思い。立場。そしてラストシーン、回想を終え現実を見ると、現実は目に映る日本海の海よりも厳しかったのです。9点(2003-12-09 11:12:17)(良:1票) 6. 東京ゴッドファーザーズ 《ネタバレ》 世界に通用するというのも納得できる作品でした。今敏さん、密かに注目している監督さんです。偶然の積み重ねなどは、やはりアニメならではでしたが、それでも入り込んで見てしまいました。今の時代を描いていて、まさに現代の作品です。比べるのも何なんですが、私的には宮崎さんより好きです。9点(2003-12-03 13:57:19) 7. あした 《ネタバレ》 大林監督の中で一番好きな作品です。海岸に集まってきた人々には、それぞれの生活や背景があり、大切な人が死んでしまったという事実を受け入れられてなかったり、現実の生活に満足できなかったり。そんな彼らにメッセージを伝える為、舞い戻ってきた死人たち。あしたという日は自分達には来ないけど、君には来るんだからそれを受け入れ、自分の日々の生活を大切にしなさいというメッセージが伝わってきました。確かに、物語の構成上 ご都合主義といえばそうなりますが、私にはそれでも入り込み、応援したくなる人間の思いを感じました。リアリティないと言えばそうかもしれない(笑)。一度そう感じると、入り込めないんですよね~。私には9点です!9点(2003-11-14 13:04:53)《改行有》 8. 座頭市(2003) ストーリーは単純なのに新鮮。最後のタップが良かった!その後の科白は無い方がいいです(笑)。北野武ってこんなにセンスあったっけってくらいハイセンスだと思いました。9点(2003-10-02 02:02:43) 9. 天国と地獄 すばらしいアイディアです。黒沢さん尊敬します。まぎれもなく世界の黒沢です。なかなかここまで質の高い作品は作れないでしょう。私的には後半少し退屈だったんですが、(好みの問題です)それにしても、素晴らしい!!!9点(2003-08-01 19:40:01) 10. 台風クラブ 《ネタバレ》 これぞ映画です。相当完成度の高い青春映画だと思います。相米監督の個性とでもいいましょうか、このスタイルはまさに映画です。映画とはこういうものだと思います。「台風クラブ」という題もセンスあると思います。この映画はいろいろな意味でとても大切な人から薦められました。出会えてよかった。9点(2003-07-15 00:42:57)(良:1票) 11. 電車男 劇場内、笑い声に包まれていました。老若男女楽しめる映画って最近ないから、こういうのもたまには好い。山田くんの演技、上手すぎる![映画館(吹替)] 8点(2005-08-31 00:25:44) 12. キル・ビル Vol.1(日本版) 久しぶりに寝ずにラストを迎えられた作品。超集中して観ちゃった。8点(2005-03-08 23:25:34) 13. 昭和歌謡大全集 《ネタバレ》 評判悪いですよね~。私は割りと楽しめました。何かを説く映画ではないのかも知れないけれど、漠然とした雰囲気ってゆうか、流れを感じられました。青年時代の青臭さや、おばさん特有のテンションにも妙なリアリティがあって、嘘臭くない。県境の店主や幽霊と話す女子大生もスパイスになるキャラで、「殺人」「復讐」の繰り返しで一歩間違えればダークになってしまう観客の心情を、うまく惹き付けている。何といっても、松田龍平の気だるい歌声は、映画を観終わった後でも耳から離れなかった。仮装して歌ってみたいなあ……なんて願望も生まれました(笑)。8点(2004-08-10 22:26:40) 14. DRIVE 《ネタバレ》 SABU監督を初めて見た。好きかも。すごいシュール。でもはちゃめちゃぶりが、潔い。この作品のラストとか想像付かなかったし、展開が読めない。奇抜なストーリーの基盤は、原始的な人間ドラマ。ドラマはきちんとある、そこが良い!堤真一が夜中に荒運転しているシーンでは、感極まるものがあった。(笑)8点(2004-08-05 00:10:29) 15. のど自慢 「のど自慢」には全く興味がない。けど、それに出場しようとした人の背景には、興味があるかもしれない。個々の持っている悩みや、対面している問題を、「のど自慢」を通して描いているのであって、「のど自慢」はそのフィルターにしか過ぎない。とても上手くまとまっているし、ついつい涙が出てしまったシーンもある。こてこて定番なのかもしれないけれど、それはある意味基礎底辺。最近多い、内容の無い映画より、人情溢れるこっちの作品の方が、断然良いと思う。8点(2004-08-01 13:13:17)(良:1票) 16. さとうきび畑の唄〈TVM〉 泣いた~。かなり泣いた。けど個人的にはライフイズ・ビューティフルのロベルト・デニー二を思わせるような、さんまさんのキャラは好きではないです。でも相当泣きました。8点(2004-07-12 19:38:12) 17. 海がきこえる<TVM> 《ネタバレ》 若手製作集団がつくったということもあり、リアリティのある作品に仕上がっていると思う。男同士の友情はキレイすぎるのでは?と感じたけれど、物語にしやすい体育会系ではなく、文科系の一見淡々と生活してそうな男の子を主人公に持ってきたところがこの映画の爽やかさを引き立たせている。確かにヒロインの女の子は気性が激しく、ちっとも魅力的ではない。特に女の子からは嫌われるタイプ。しかしストーリーが主人公の回想で構成されており、ラストはこれからを想像させる形で終わっているので、二人の恋に嫌悪感を持ったりはしなかった。個人的に若手製作集団に期待大なのだが……再結成されないのかな。8点(2004-05-26 11:52:15) 18. 半落ち 個人的には原作の方が好きです。映画は「骨髄移植」という言葉が沢山出てきてしまったため、ネタバレしてました。でも、様々な年齢層に理解できるように、シナリオを変えるのは仕方のないことだと思います。キャストを見たとき、半分くらいミスキャストだなと思いましたが、もう半分はかなりの適役で、特に樹希樹林さん! 素晴らしい演技。彼女の演技で涙がこぼれました。國村さんもとってもよかった。その役にしか見えませんでした。8点(2004-02-26 21:06:36) 19. 星に願いを。 《ネタバレ》 ホント、突っ込みどころ満載の映画(笑)。市電のアナウンス(天からの声)もそうだし、ショウゴが車にひかれるときも、体飛びすぎ。人形だってバレバレでした。星を語るシーンなんて恥ずかしくって見てられませんでした。でも、演出は細やかで、シナリオも意外としっかりしてる。何度か涙も出てしまい、二人を応援したくもなりました。やっぱり、富樫監督好きです。……でもこれ、アニメの方がいいカモ。8点(2004-01-30 12:51:01) 20. 明るいほうへ 明るいほうへ -童謡詩人 金子みすゞ- <TVM> 《ネタバレ》 金子みすずの生涯。彼女の優しい詩の中には、波乱万丈な実生活は想像できませんでした。あの時代特有の宿命と悲劇。渡部篤郎のダメ亭主振りがリアルでした。最後は涙がにじみ、金子みすずの詩を読む目が変わりました。8点(2004-01-11 11:07:05)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS