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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  忠臣蔵外伝 四谷怪談 深作作品は必ずしも好きではないが、これは素直に楽しめた。ヒロインの高岡早紀は演技力では荻野目慶子に及ばないが、体当たりの演技は悪くない。とくに毒を飲まされてのたうち回るシーンは彼女にしてはかつて見たことのない迫力があった。佐藤浩一は少々はまりすぎというところか。荻野目慶子は相変わらずすごい。激しく舞い踊るシーンはたしかに本編のハイライトといってよい。ただし討ち入りシーンでのお岩の超能力攻撃はちょっと・・・・。ところで深作監督という人は案外ファンタジー系にシンパシーがあったのかもしれない。本作、魔界転生、里見八犬伝は言うに及ばず、バトルロワイアルも一種のファンタジーだろうし、かつて乱歩の黒蜥蜴を撮ったこともある。興味深いことである。あと音楽でカルミナ・ブラーナやマーラーの第一が使われていたのも印象的。8点(2003-09-27 18:01:00)

2.  八つ墓村(1977) 市川昆のスタイリッシュな映像美のヨコミゾ物と異なり、土俗的側面を強調したかのような作りである。確かにこういうヨコミゾ映画も有りだろう。華やかではないが、重厚なドラマになっている。とくに後半、鍾乳洞が主な舞台になってからが充実していて一気に見せる。この映画はショーケン扮する若者の自分探しの物語でもあり、自らの存在の根拠であり、母胎である鍾乳洞にたどりつき、謎が明かされる。しかし怨念は歴史を貫いて働いていく。渥美清の金田一は出番が少なく、いまいち印象が薄い。なんとなくもっとも金田一らしくない金田一と言えそうだ。かつてこの映画の予告編を見たとき、渥美が画面に登場すると場内に爆笑が湧き起こったことを覚えている。他のサイトでも全く同様のことを書き込んでいる人がいたので、当時かなり広くあった現象なのだろうか(苦笑)?8点(2003-09-27 12:52:11)

3.  リング(1998) 全然こわくなかったという人が少なからずいたことにちょっと驚いた。感性がずいぶん違うようだね。私にはなかなかホラーな作品だった。非常に日本的な雰囲気の怖さが巧く表現されていたように思う。まあ確かに貞子がテレビ受像機からにじり出てくるところは評価が分かれるかもしれない。このへんは具体的に写さない方が効果があったのでは、と思わないでもない。しかし全般的には現代怪談として悪くない出来だった。ただし松島ななこはこういう作品にはあんまり合わないね。タイプじゃないせいかな?(笑)7点(2003-09-25 17:40:12)

4.   昔、「乱」がリア王を下敷きにしているという情報を知って、クロサワが三人姉妹の映画を作るのかと思って唖然とした記憶があったが、まもなく三人姉妹ではなく、三人息子のドラマと知って納得した(笑)。やはりクロサワは男の世界、ということだろう。ところで内容だが、まず痛感するのはクロサワ・ワールドを十全に表現できる役者が、この頃でも殆どいなくなっていたという事実だ。仲代達也とてこの役柄は必ずしもしっくりしてはいない。そういった事情かドラマ性がなんとなく希薄である。全体にエピソード羅列的で骨太なドラマの展開というわけにはいかない。復讐のために一文字家に嫁ぎ、奸計をもって一族も己が身も滅ぼし尽くす楓の方には、マクベス夫人より、「ニーベルンゲンの歌」(中世ドイツの叙事詩)のヒロイン、クリームヒルトの影が濃いように思われるのだが如何?ドラマの歯切れ悪さを補うかのように映像美は影武者以上のこだわりぶりで、絢爛たる色彩の氾濫だ。この作品からはクロサワ自身の衰えと老年ならではのこだわり、そして今日の芸能界事情といったものが透けて見えるような気がする。6点(2003-09-27 11:30:27)(良:1票)

5.  バトル・ロワイアル 深作作品は、バトロワも含めて徹頭徹尾昭和のテイストなのだが、面白いことにビートたけし(キタノ役)の持ち味は全く平成のものである。これは俳優としても、監督した作品でも同様だ。そのためここでは彼の存在は極めて異質に感じられ、早くいえば合っていないのである。ドラマとしてはBR法の成立にも説得力はなく、殺し合いのアクションもバラエティーに富んでいるわけでなく、あまり凄惨さも感じられない。唯一、灯台内の一室で少女たちが撃ちあって、たちまち皆死んでしまうシーンのみかなりの迫力があった。柴咲コウは強面でなかなか印象的だが、案外あっさり殺されてしまって残念(笑)。暴力という根源的なテーマで、切り口によってはかなり深い作品になる可能性があったのに、いつもながらの、民衆や若者の心を想え的な低次元のヒューマニズムに落っこちてしまった(柳生一族の陰謀もそうだったね)のは深作氏の限界としか言いようがない。彼は巨匠などではなく、良くも悪くもカツドウ屋だったのだろう。5点(2003-09-27 10:53:09)

6.  戦国自衛隊 自衛隊が戦国時代にタイムスリップしたという基本設定をいただいただけの作品。半村良の原作とは殆ど関係ないといっていい。後の「天と地と」ほどひどくはないが(一応プロが監督してるからね)、金だけかけながらテレビ感覚の浅い作品になっている。千葉信一の自己顕示満載もかなりウザイ。ストーリーもへんてこで、いくら近代兵器で武装していても、たったあれだけの自衛隊がこれといった戦略もなく、武田の大軍と会戦するというのも非現実的だ。ファンタジーならファンタジーなりのリアリティを確保する背景や道具立てが必要なはずだが、そうした配慮は殆どない。かなりの凡作で、角川映画の病弊がここにも覗いている。それはやがて「天と地と」という狂気の愚作に収斂していくのだ。*ところどころ息抜きのコミカルシーンもあったが、佐藤蛾次郎の「夜這いでござる」には笑わせられた。3点(2003-09-27 13:31:28)(良:1票)

7.  世にも奇妙な物語 映画の特別編 残念ながら期待はずれ。「雪山」は特にがっかりした。ストーリーは釈然としないし、吹雪いたり、画面が暗いのでせっかくの矢田亜希子ちゃんもよく見えない(苦笑)。怖がらせようとしているわりに結局は中途半端。「携帯忠臣蔵」はSFではよくあるタイプの話しで、別に目新しさはない。ただし中井貴一は楽しそうに演じていた。それが救い。「チェス」は出だしこそ期待させたが腰砕け。「結婚シュミレーター」はタイトルだけでおおよその内容は解ってしまうような話。三谷脚本の枠ドラマもたいして面白くない。劇場用映画なのになんとも舞台劇くさい。9月18日にオンエアされた一番新しいテレビ版の方がずっと面白かった。確かにこの程度では映画化する必要はなかっただろう。3点(2003-09-25 20:18:49)

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