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1. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 意味が分からない、エヴァって何?使徒って何?意味不明とコメントしている皆さん。コレが驚いたことに最後まで何も語られないのです(笑)しかし、エヴァの魅力はむしろそこにあり、ちりばめられたカケラを集めて、それを見ている観客、ひとりひとりがそれをパズルのように組み合わせていかなけらばならない。正直、破以降はより分からなくなっていくと思います。その陳腐なカケラが、つながった瞬間、ある種“補完”です。監督が抱いている不安や苦痛を、制作スタッフ、声優そして、ファンが共有すること。これが真の人類補完計画の目的と言われています。そういう意味では、むしろ疑念を抱いている人ほど、術中にはまってしまっているのかもしれませんね。 ラミエルかわいかった・・・・[映画館(吹替)] 10点(2008-01-28 00:37:38) 2. 七人の侍 題して「教祖クロサワ なんちゃって映画通総マインドコントロール映画」 今の10代20代の人が本当に満点をつけうるべき作品なのでしょうか?クロサワブランドを差し引いて、今の映画と比較したらそんなにすごいのでしょうか?「この映画、面白くないなぁ」というのは、なんちゃって映画通にはタブーで、「全くこいつ映画のこと何も分かってないよ」といわれるのが常なだけなのではないでしょうか?神格化されているだけに、他の人の正当な評価が聞けていないように感じます。確かにクライマックスの泥沼の戦いは見ごたえ十分でしたけど、ハリウッドの最先端のSFXを使った格闘シーンには、劣るような気がします。臨場感で判定勝ちってところでしょう。まぁ、50年前の映画と今の映画を比べること自体あれなんですが。当時はすごかった、革命的だったってことで。 侍の7人は街角キャッチセールス、もといナンパで集まっちゃうし、野伏しは百姓に竹で突付かれたら、もといタッチで速攻死んじゃうし、百姓のひどすぎる青天井エゴっぷりに、リアルさはもうポーイです。 音声はいいんじゃないですか、あれで。さらにクロサワワールドってことで、OKじゃないですか?黒澤さん。ってか長すぎ。 4点(2004-11-02 17:21:07)(笑:1票) (良:4票) 《改行有》 3. 天空の城ラピュタ 題して「みんな生まれて初めて破滅を目にする映画」 ほとんどアニメは「悪の支配」→「正義誕生」→「正義がんばる」→「正義やばい」→「正義逆転」→「悪やられる」→「正義と悪仲直り」→「めでたしめでたし」と進んでゆく。これは他の宮崎アニメにもいえること。しかし、この映画は破滅に進んでお送りされます。もし、ラピュタをこの公式に当てはめるのであれば、最後は、ラピュタは地上に降り、パズー、シータ、ムスカ仲直りみたいな。しかし、ラストは崩壊。ラピュタは空高く飛び、帰ってこない。ここで起こる切ない感じ。多くの子供が、公式どおりのアニメを見る延長でこのラピュタを見て、初めて「崩壊」を体験するでしょう。宮崎駿映画の中でも、今でも多くの人にこれほどにまで高く評価されるのは、この崩壊によるショックが強く影響しているのかもしれないですね。 音楽もすばらしい。着メロ(トランスバージョン)としてもお世話になっています。なぜか小さい頃このテーマを聞くと震えがした思い出があります。今でも、軽くビビビときます。これもショックの一つなのではないでしょうか。 ちなみに、この前、空からメス猫が降ってきた。デジャブーでも正夢でもない。もちろん、飛行石でもさらにない。8点(2004-08-17 00:00:05)《改行有》 4. 風の谷のナウシカ 題して「いろんな意味でスーパーヒーロー映画」 正直評価しづらいです。この作品。奇抜といっちゃ奇抜だけど、ベタっちゃベタ。なにせ、宮崎駿の初期の作品であり、名画化、カリスマ化されてるアニメですから。クリアな視点から見ることができないです。初めて見たときの感想が一番評価基準としてはピュアなんでしょうけど、小さなころは今みたいに意味を理解しないで見て、何回も見て、ちょっとづつ、すりこんな感じになってるんで。シーンシーンのエピソードの一つ一つは知ってるだけに、さらに評価しづらく。まぁ、アニメを映画としたこの功績は大きいですけど。 ただ、今思えることは、スーパーヒーローの教科書どおりの出来すぎた女の子って感は否めないです。彼女には出来ないですね、ナウシカは。俺みたいなダメ男はナウシカと一緒に飯食ってたら、目を合わせること出来ないです。 でも、腐海はありだと思います。過去にはあったんですかね?あの腐海みたいな発想。王蟲とかの設定もいいです。まぁ、粗探しをすればいくらでも出てきますが、それ以上に面白い作品であることは言うまでもないです。 さすが、当時「アニメイト」という雑誌で女性キャラ人気ランキングで延々と1位を取り続けたことだけはある。 あぁ、あの谷の風景を見ていると、旅行に行きたくなります。タイあたりに。コンクリートジャングルTOKYOを離れて、ランランララランランラン~♪7点(2004-03-02 01:22:36)《改行有》
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