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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  レイクサイド マーダーケース 《ネタバレ》 コレ、随分前に観たことがあって今回は再見です。 映画の方のタイトルがいいですね、原作の「レイクサイド」だけならそそられないです。「マーダーケース」が付いてることで何か興味がわきます。 3組の親子が、そのうちのひとりが所有する別荘に講師を招いてお受験合宿、しかも両親まで同伴とか、この時点ですでに異常であり 何をテーマにしているかわかる。子どものためといいながら子どもや学歴やお受験に振り回され、殺人の隠蔽までしちゃう大人です。 そりゃ学歴っていうのは全くないよりあったほうがいいに決まってますが、あくまでも子ども自身が自主的に能力次第ってとこが大きいのよね。 映画としてはなんかはっきりしないというか、特に真面目に教育批判をしているようにも思えないしラストのあたりは特に必要とも感じません。なんかぐっとくるものがなかった。[インターネット(邦画)] 5点(2023-08-04 13:14:52)《改行有》

2.  川っぺりムコリッタ 《ネタバレ》 「かもめ食堂」の監督らしいなと感じる作品でした。 特に何かあるわけではないんですが、みんな何かしら抱えていて孤独でそういう人たちがハイツ・ムコリッタに集う。 さりげなくて優しい再生物語。 ごはんを食べるシーンがしっかりあって、フードスタイリストはやっぱり飯島奈美さんなんですね。炊き立てのご飯がやけに美味しそうで、 松山ケンイチとムロツヨシもすごく美味しそうに食べてるし、無性にイカの塩辛も食べたくなってくる。 食べる事って大事ですよね。これを観てたら日本人てご飯と味噌汁があればなんとかなるぞと思えたのでした。 キャストもそれぞれの演技も良かった、良作。[インターネット(邦画)] 7点(2023-07-03 20:23:55)(良:1票) 《改行有》

3.  流浪の月 《ネタバレ》 映画としてはすごくデキがよいと思います、しかし登場人物の誰にも共感も感情移入もしないという映画でした。 思えば「悪人」も「怒り」も誰にも共感はしないんですよね、それでも惹き込まれるんです。 本作は更紗にイライラしっぱなしでした、15年後の偶然の再会から吸い寄せられるように文に会いに行くけど、どう考えても拗れるでしょ。 俗にいう「こじらせ女子」というのが浮かびました。文以外の人には自己肯定感が低めでいつも愛想笑いしてる子っていう感じですけど 文の前ではがらりと変わるのよね。 でもお互いもう関わってはいけないという理屈はわかっていても一緒にいたいという情はどうにもならないっていうのはわかる。 文はロリコンじゃないですよね?でも更紗はロリコンだと思ってますよね?少女時代の更紗がそんなようなことを文に言ってたし。 あの雨の中で声をかけたのは自分と同じものを感じたのかもしれないし、同年代の女の子の期待とか要望も無い年齢の女の子ですし。 更紗にだけは自分がロリコンだとは思われたくなかったんだろうな、だから本当のことを告白したんだと思います。 医学も進歩してますし、どうにかならないんですかね。どうにかなりそうに思えるんですが。 お互いこの世で唯一無二と思える人とやっと一緒にいられるということに素直によかったじゃんと思えました。 「いつまでもお幸せに」と共感はないけどラストシーンを観ながらそういうお祝いの言葉が浮かんだのでした。 ただ、二人を取り巻く人物が警察も含めて二人がよりお互いを求めてしまうような人たちばっかりなのがちょっと気になります。 亮君とあゆみちゃんは都合が良いタイプの人物になってる。私としてはここがマイナスになります。 ファミレスの店長とアンティークショップの経営者はいたけどあれでは関わりが弱いですよね。 ロケ地は長野県の松本市が多かったんですね、ロケーションが抜群でした。橋だったかな?そこの街灯が美しかったです。[インターネット(邦画)] 8点(2023-05-04 00:21:30)(良:1票) 《改行有》

4.  ある男 《ネタバレ》 ミステリーというよりヒューマンドラマといったほうがあってると思う。 里枝とその息子にけっこう時間を割いているんですが、中学生の息子くんがやけに物わかりが良くてお利口さんすぎる。 そうじゃなくて、死刑囚の息子、原 誠。伊香保温泉の老舗旅館の次男坊、谷口大祐。在日韓国人3世で帰化して日本国籍を持つ弁護士の城戸。 この3人をそれぞれもっと描いていたら人間ドラマとしてかなり見応えがあったんじゃないかという思いが拭えないのです。 仲野大賀をキャスティングしていながらあれだけっていうのが納得できないんですよね。 オープニングとラストに出て来る不思議でちょっと不気味な絵画のタイトルは「複製禁止」だということで、この映画にぴったりですね。 ひと仕事片付いた直後、奥さんの裏切りを知ってしまった城戸は、バーのカウンターでたまたま一緒になった人に現実から逃避するように 谷口大祐となった原誠になりすまして話し「複製禁止」の絵に城戸が重なる。彼は自分をどう名乗ったのか。。。私は「城戸です」と言ったと思うな。 日本アカデミー賞、8部門受賞ですか。。。その中に録音賞があるのね。コレかなり納得。 ジャンルからしてボソボソとセリフが聞き取れないんじゃないかと思ったけど、全くそんなことはありませんでした。 家のテレビでU-NEXTで観たけどボリュームは通常でしっかりセリフが聞き取れました。 「ようこそ映画音響の世界へ」で「セリフが聞き取れないなんてあり得ない」と確かセリフの編集?アフレコ担当?の女性が仰ってましたね、 その通りですわぁ。[インターネット(邦画)] 7点(2023-04-29 23:49:26)《改行有》

5.  ノイズ(2022) 《ネタバレ》 突発的に人を死なせてしまったことを隠蔽することで起きる負の連鎖、雪ダルマのように一気に膨らんで転げ落ちていく。 そして最悪の結末へ。 とにかくキャストが豪華なんですが、どこをとっても観たことのあるシチュエーション、筋書きなんです。 ドアを開けたらじーさんがいきなりナタ振りかざして・・・このあたりから話が破綻していったと思います。 念願の故郷の島の駐在員として赴任した前途有望な真一郎君がいちばん気の毒だったなあ。 男2人と女ひとりの幼馴染3人のパターンとか、ラストの壁に貼られた無数の写真なんてもう今さらびっくりもドキッともしません。 風光明媚で犯罪もまず起きない穏やかに見える島、しかし狭い狭い世界と人間関係で一皮めくればドロッとした愛憎、 ストレートに表には出てこない嫉妬や軋轢っていうのも映画だけじゃなく2時間ドラマなんかでもイヤと言うほど観ました。 意外性が無さ過ぎて見応えがないんです。 いっそ、元受刑者とサイコパスな町長を島民全員でセイバイし、県警の警察官も鑑識もタジタジになって引き上げて 島民圧勝、黒イチジクばんざいで終わるとか、 加奈が実は滅茶苦茶淫乱の性悪で娘の恵里奈の父親は圭太なのか純なのか自分でもわからないとか、はっきり純の子でしたとか 圭太と純の間に不穏な雰囲気がきっちりと裏づけられるものがあってもいいと思うのね。 ついでに言えば圭太と純の少年時代が大人になった二人に顔付きも雰囲気も全く似ても似つかないの。いい加減すぎ、酷い手抜きです。 保護司は元受刑者の就職先まで探すの?違うんじゃないの? 圭太の所にはアポなしで尋ねていったように感じたけど、そんなのあり得ないでしょ。 有村架純が保護司役のWOWOWドラマを観たことあるけど、阿川佳代ちゃんはやってなかったよ。[インターネット(字幕)] 4点(2023-04-19 20:17:54)《改行有》

6.  愚行録 《ネタバレ》 かなりネタバレします。 主役の名前が日本人では相当ありふれた田中武志でその妹が光子ときた。主役の割に簡単な名前だなあと何気なく思ったんですが、 そんなどこにでもあるような名前であることの意味に後半気付くことになるわけです。 どっちも田中さんであっても違和感がないんですよね。 兄は妹がやらかしたことを最初から知ってたんじゃないかな、この兄妹は繋がり、関係性がかなり深いですから学生時代から妹はなんでも兄に話してたんじゃないかと。 そして妹がネグレクトで逮捕されたタイミングで未解決である1年前の田向一家の事件の取材をなぜか再開してる。ネグレクト逮捕が別件の未解決事件も解決なんてこともありますし。 被害者をよく知る人物に喋りたいだけ喋らせて、メモをとるでもなく細かく質問するわけでもない。 しかし妹の名前が出た時に行動を起こすのよ、これが目的だったんだと私は思った次第です。 吸殻をとってあったのも偶然じゃないですよね。 そもそも冒頭のバスでのシーンで武志は相当ひねくれた腹黒い人間だとわかるので、正義感からではないし再取材は「何のため?」というのが後半までわからない。 妹を庇うというより、自己保身じゃないですかね。一家惨殺事件の犯人の実の兄であり生育環境から何から何までマスコミに書き立てられるのは雑誌記者の自分がいちばんよく知ってるしね。 光子を演じた満島ひかりの狂気と正気の狭間みたいな雰囲気と演技がいいです。 新興住宅地としてこれからって時に一家惨殺事件が起こり、それ以来人が寄り付かなくなってしまった閑散とした宅地という風景が素晴らしい。全体的にカメラワーク、ロケーションが良かったです。[インターネット(邦画)] 7点(2023-03-13 15:53:08)《改行有》

7.  沈黙のパレード 《ネタバレ》 う~~ん、ごめんなさい。ノレませんでした。 なんだろう、湯川先生、内海薫、草薙さん、この肝心の三人が今回なんだか地味に感じる。 10年ほど経っているので年取ったってことでしょうかね?栗林さんはどうしたんだろ? そしてはっきり言って、今作のキャストが魅力的じゃないんです。特筆すべきキャラもない。 シリーズ中最も地味に感じ、事件の内容も特に惹きつけられるものがなくて盛り上がらなかったです。 なんでこれを映画化したのか疑問。湯川先生の仮説もどうしてそうなるのかという根拠の部分もありきたりで面白くない。 やはり「容疑者Xの献身」は越えられなかったな。 エンドクレジットの映像はほぼ「容疑者Xの献身」のものでしたね、これでこのシリーズの映画化は終了かな?なんて思いながらクレジットを観てました。 まさに可もなく不可もなくでした、残念です。[インターネット(邦画)] 5点(2023-02-14 18:58:30)《改行有》

8.  マイ・ブロークン・マリコ 《ネタバレ》 最近アマプラを開ければ毎回ドーンと出てきて勝手に予告編が始まる、あんまり出てくるし時間も長くないし試しに観てみた。 なかなか面白いですね、重いテーマなんですけど重く描いてないとこがいいです。 永野芽郁の食べっぷり、走りっぷりがいいです。 突っ込みどころはいっぱいあるけど、この場合はスルーしときます。 ただ、シイちゃん怒鳴り過ぎなのが気になりました。怒鳴る、まくしたてる以外の表現もほしいなと。「泣けた」という感想を多く目にしたけど私は泣けなかったです。 キョウコさんというのは原作にもあるのかな?あのクズ男に??唯一ここにちょっと違和感が残る。 自らガチガチのブラックと言っちゃう上司がなかなかキョーレツで笑えました。 「ドクターマーチン」見ただけで丈夫だとわかる靴だわね、ブーツがほしくなりました。[インターネット(邦画)] 6点(2023-01-22 13:56:08)《改行有》

9.  重力ピエロ 《ネタバレ》 タイトルがいいですね、このタイトルに惹かれて鑑賞。でも想像してた内容とは全く違ってました。 家が燃えるシーンとあの音楽、オープニングで惹き込まれ悲しい話の予感。渡辺善太郎さんの曲が物悲しいけど優しくて安らぐ。収録曲の全てが良いですね、エンディングまでずっとこれで通してほしかったです。なぜかエンディングだけ「?」と感じる歌い手と曲で終わるなんてことが邦画にはよくあるのよ。 まず、私これ好きです。人物のキャラ設定はしっかりしてますし演じる俳優たちもハマっている。そして肝心なとこをしっかり描き見せていて、奇をてらったようなウケ狙いのような人物や描写が無いのが非常に良いのです。 誰がと言われたらピエロはお父さんかな。穏やかでホワンとしてるけど芯があり強い人って感じ、突然母親が亡くなったそのタイミングで出生の秘密まで言うのはどうなのよとは思ったけど。でもピエロって口は笑っているようなメイクだけど目が笑ってなくてむしろ泣いてるみたいなのよね。 兄弟の方も薄々何か違和感はあったんだろうな、子どもの耳にまで入るほど噂されてたってことだから、両親の方は言うに及ばずでしょうね。心無い人の下衆の勘繰りも受けていたわけね。 何と言ったら童話の世界みたいで、童話ってダークでわりと残酷でしょ。善人は最初悲惨な目にあい、悪者の最期は猛獣に食われるとか焼け死ぬとか、カタキをとられて殺されるとかですし。そしてめでたしめでたしで終わる。普通にクライムサスペンス、アクションものならなんの問題もないことですよね、放火や殺人の是非はここではあまり意味が無いと感じました。 ダーク、ブラックな再生モノ家族の絆モノでラストまで惹き込まれてほっこり見終わりました。 ジンジャーエールと嘘つくときの癖。二階から飛んでしっかり地面に着地する春。遺伝子とストーカーの夏子の存在が良いですね。吉高由里子はやっぱりこういうキャラがいい。 岡田将生はほんとに美しいわね。 最大の難点はやはりセリフが聞き取れないとこ。邦画のいちばんダメなとこですよ、録音、音声技術はどうして向上しないんだろ? 映画は映画館でしか観れない時代はとっくに終わってるのに。[インターネット(邦画)] 8点(2022-12-26 13:37:44)《改行有》

10.  きみの瞳(め)が問いかけている 《ネタバレ》 いいんですよ、こういうタイプの恋愛ものは大昔からあるんです。 私は三浦友和と百恵さんのゴールデンコンビと言われたあの頃の映画を思い出しました。なんだかんだ言ってもこういうのは世代関係なく好まれるのです、 安心して観てられるしね。ただ、こそばゆいですね。私は何度ものけぞりそうになりました。 吉高由里子はほんとに愛らしい。でもどっちかというとエキセントリック、サイコパス、このような役柄の方がハマるんじゃないかと私は思うんです。 「ユリゴコロ」を観た時、これこそ吉高由里子なんじゃないか?といたく感動しました。 なにって、横浜流星のキックボクサーぶりがすこぶるかっこよかったです。 中学生くらいの頃に観たドラマとか映画を思い出し、「懐かしいわねぇ」郷愁に浸れました。[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-11-19 15:37:48)《改行有》

11.  閉鎖病棟-それぞれの朝- 《ネタバレ》 またこれも重いテーマを扱っていながら内容が浅いというか、「え?これでいいのか??」と感じてしまいました。 死刑執行を失敗するとか、あの病院の管理体制とか、患者それぞれの家族とか正常とされている側に疑問だらけなんですが、特にそこに焦点を当てているわけでもないし、結局また殺人という選択をしてしまうのね。そしてゆきちゃんがいなくなったのに探さなかったの?未成年の入院患者なのに。2年経って普通に小綺麗になって裁判に登場とかなんかおかしくないか? 退院することが大事だと思うんですが、結局委託入院してるチュウさんだけが自分の意志で退院できるわけなんですね。 閉鎖病棟ってどういう意味があるのか、この映画の内容ではよくわからないです。 さなえさんの死、レイプ事件、殺人事件、ゆきちゃん行方知れず、そして退院のめどが立たない患者たち(家族からは厄介者扱いで入院してるというのが大半なんだろうけど)。。。あの病院の問題点ばかり目につくんですよね、そしてそれが社会的に問題にもならない。そういう意味の閉鎖病棟ということですかね。 綾野剛はこのところいろいろ言われてたけど大丈夫なのかな?かなり貴重な俳優だと思うのでがんばってほしいな。[インターネット(邦画)] 4点(2022-11-07 16:14:34)(良:1票) 《改行有》

12.  劇場版 きのう何食べた? ドラマが面白くて何度も観てる。劇場版もドラマからの続編という感じでテイストがそのままなのがうれしい。 内野聖陽が他作品とはもう完全に別人なんですよね、すごい役者さんだなあ。紫綬褒章も納得できてしまいます。 山本耕史の小日向さんの役作りも好きです。 調理シーンも相変わらずいいですね、ただりんごのキャラメリゼは私は皮はむいちゃいますが。 京都のロケーションも素敵でした。 ドラマ版も劇場版もシリーズ化してずっと続いてほしいと思う作品のひとつです。[インターネット(邦画)] 8点(2022-11-03 13:18:51)《改行有》

13.  護られなかった者たちへ 《ネタバレ》 扱っている問題が、なんかよくわからなくて自分には縁がないような世界のことではないというところが良いです。 ただですね、なぜ殺人事件を絡めるのかそこがちょっと嫌かな。真面目にきちんと問題提起した映画になぜしないのかな? 殺人事件を絡めることで話題性、エンタメ性、人の興味を惹くからってことなんだろうとは思うけど。社会問題を広く知らしめたい訴えたいという部分があまり伝わらないので「社会派」というのは素直に思えないんですよね。この問題、こういう描き方でいいのか?? SNSの投稿内容、あんなことが言える人間があんな残忍な方法で復讐のために殺人までするのか? 「不埒ななんとかって他人のこと言ってる場合じゃないだろ」とラストでガクっときてしまった。 刑事との繋がりもできすぎだし、出て来る警察官がみんな品が無さすぎなのが気になった。野外ステージで踊ってる女の子の意味もよくわからなかったです。 観ながら「私は、ダニエル・ブレイク」を思い出してた。[インターネット(邦画)] 6点(2022-10-08 13:18:08)《改行有》

14.  死刑にいたる病 《ネタバレ》 PG12?どうしてR15じゃないんだろ??まずこう思いました。 題材は興味をそそるんですが、映画としては面白くないです。原作は知らないけど描き込みが足りないというか、散漫でさら~となぞっただけという印象。 拷問シーンを長々とじっくり見せるとか、産まれたばかりの赤ん坊特有の握った手と足が燃えるシーンとか悪趣味もいいとこです。 そんなものより描くべきものが他にたくさんあると思う。ついでに言えば死産とか言ってたけど、赤ん坊は産声をあげる間もなく殺されたと私は思います。 突然現れた学生ぽい若い男の子に名刺見せられたくらいで大の大人がペラペラ喋るっていうのもなんか腑に落ちない。 雅也の母親と榛村の関係性、雅也の家族との関係性の描き方も中途半端です。このように中途半端と感じる所が多すぎです。拷問シーンに時間を割いてる場合じゃないと思うんですけど。 レクター博士とバッファロービルの表面的なとこだけみたいなキャラの榛村大和も怖さがないんですよね、裏付けできる知性を感じませんし、根津さんが拉致されるとこだけまんまバッファロービルなのよ。 だいたい高校生にもなれば榛村みたいな馴れ馴れしく歯が浮くようなお世辞ばっかり言う人は「キモイ」と言われるのがオチだと思うし、狙われた子たちの共通点を見ると、つまりそういうタイプの子にしか相手にされない人物なわけですよ。 それと同級生の女の子を演じた子がヘタクソすぎです。「筧井君、筧井君」とウザくてイラっとする声のトーンに萎えた。 ラストでああなるならもっと演技達者な子をキャスティングしないとね。[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-09-26 11:07:41)(良:1票) 《改行有》

15.  るろうに剣心 最終章 The Beginning 《ネタバレ》 そして1作目へ続くという「The Beginning」これは良かったです。 亡くなった巴を布団に寝かせ、剣心はいつものように畑で収穫した食材を調理し食事をとるシーンなんて泣けたわね、剣心の決意とか覚悟が伝わりました。 刀を置いて去っていくとか、今までのシリーズへの繋がりがきちんと語られているし、アクションシーンも逆刃刀じゃないからバッサリで飛び散る血しぶき。コレ見て、自分はこういう剣心が見たかったんだとわかった。 「トップガン」じゃないけど実際にうん十年経って、初老になったオリジナルキャストで続編ができるといいななんて思いました。 シリーズ通してエンディングのワンオクの曲が素晴らしい。 敵役で印象深いのは志々雄じゃなくて1作目の香川照之のカンリュウです、もうノリノリでやってるのが伝わって面白かったです。[CS・衛星(邦画)] 8点(2022-08-22 18:17:14)(良:1票) 《改行有》

16.  るろうに剣心 最終章 The Final 《ネタバレ》 京都の桜の時期の夜の暗殺と雨の翌朝のシーンが何かとよく出てくるし、駆け付けた女性の顔を一度も見せないので これは何かあるぞと3作目あたりに思っていたんですが、やっぱりそういうことだったんですね。そして斬られた武士が窪田正孝だということに最近気づきました。ついでに1作目の敵役に綾野剛がいたことも今回一挙放送を観て知りました。10年経つんですねえ。 さすがサニー千葉の息子だけあって真剣佑はルックスもアクションも演技も良いですね、縁の少年時代も真剣佑本人かと思うくらいそっくりで驚く。 しかし内容がですね、ちょっと見過ごせないくらい浅いと感じまして。 爆発シーンばかりだし、まっけんは「ねえさん、ねえさん」とシスコン丸出しですし話が面白くない。 で、薫殿はいつも剣心をおびき出す人質になるというパターンの繰り返しですし。 ファイナルということなんですが、ちょっと手抜き感が否めないのが残念でした。でも瓦屋根を走る佐藤健はやっぱりかっこいい。 宗次郎君は相変わらず礼儀正しい、剣心に随分影響受けたようでしたね。ところで蒼紫は無事なんでしょうか。これがいちばん気がかりです。[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-08-22 17:34:23)《改行有》

17.  るろうに剣心 伝説の最期編 《ネタバレ》 剣心の師匠が福山雅治ですか、これはアカンでしょ。どうしてこうなった?? そして4人がかりでも・・・志々雄真実はいちばん強いんだってことがわかりました。礼儀正しいサイコパスな宗次郎もけっこう好きです。 藤原竜也の志々雄あっての本作という感じでした。 アクションシーンは相変わらずいいと思いますが、関西弁で金髪のヤンキーみたいなのとのは長すぎ。 そういえば滝藤賢一はどうなったっけ? えっと、映画館で観たらどうなるのかわからないんですが、シリーズ通して音声のバランスがよくないなと。 セリフがボソボソと特に佐藤健が何言ってるか聞き取れないとこが多すぎる。ボリュームかなりあげないとわからなくて、そして急に物凄い音量で音楽や効果音なんですよね、リモコンで音を調節しながら観ないといけないのが難です。[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-08-22 17:00:03)(良:1票) 《改行有》

18.  るろうに剣心 京都大火編 《ネタバレ》 1作~3作は今まで数回一挙放送されてまして、時間が合う限り何度も観てます。 佐藤健のファンというわけじゃなく、佐藤健の剣心が好きなんです。ライフワークにしてもいいんじゃないのと思うくらいハマッていると感じる。 左之助、四乃森蒼紫、ヘビースモーカーの斎藤、、、みんなかっこいい。藤原竜也の志々雄の存在感は凄いですね、 セリフもいちいち面白い、「ござる」「薫殿」突っ込まれてましたね。 現実離れしたキャラばかりですし話の内容もよそ見しててもついていけます。それよりもロケーションとセットが素晴らしい。 小舟が行き交う水路とその周辺、小さな橋がかかる山道、木々の緑などなど時々ハッとするような美しい景色が現れる。小さな橋っていうのがよく出てくるんですが、かなり好きな景観です。 ところでバッキュウサイを演じてたのはなんていう人?あと、蒼井優は主役を食っちゃうくらいのインパクトと存在感がありますね。[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-08-22 16:04:53)《改行有》

19.  Mr.ノーバディ 《ネタバレ》 面白かったー爽快で痛快。 最初は「わらの犬」とか「フォーリング・ダウン」みたいな感じなのかと思ってたんですが、コメディよりっていうのが 更に面白さが増したと思います。バイオレンスなシーン満載なのに残酷さ痛さや不快感はなく、クスっと笑えるところが散りばめられていて タランティーノとかコーエン兄弟とか、そういう系統でしてかなり好み、大好きですねぇ、こういうの。 普通の生活がしてみたかったけどダメだったていう父と、「今度はしくじらない」という息子。でも地下室は必須ていうのがいいね、しかも奥さんが言うんだもの。笑いでしめてあるのもいいです。[インターネット(字幕)] 8点(2022-07-19 12:17:20)《改行有》

20.  望み 《ネタバレ》 これってどこに焦点を当てているのかというと、事件に巻き込まれたであろう息子であり兄の家族の姿、言動ってことですかね。 こんな経験はありませんが、息子と娘がいる身としていちばん気になったことは、ただ事ではないとなった時に両親どっちも息子の部屋や持ち物をちっとも見に行かない事でした、あり得ないわ。後半になってやっとお父さんが部屋に入ったけど、ソレが見せたかったのかいとガッカリ。 16歳ですよ?出かける時の表情がいつもと違う、なんかヘンと気が付かないんですかね? 顔に殴られたような怪我して帰ってきても何も聞かないってどういうことでしょうか?なんだかんだいって子どもに無関心なとこがあるような、子どもへの理解とか信頼とも言えません。 母親は何するかと思ったら差仕入れするために買い物に行って、息子の好物を黙々と作り出す。 これには疑問しかなかったです、そこじゃないだろって感じです。 リアリティとか感じないし、だんだん腹立たしくなってきてしまいました。 オープニングあたりの息子にはあえて闇を抱えてるような演技にしてると感じ、ラストには息子のイメージアップになるエピソードを用意してますね。 わざとケガさせた報復で入院するほどの暴行を受けた生徒がいるのに教師も部活の顧問も何も知らない何もしなかったの?警察は? なんで怪我させた方の親が知らないでいるの?肝心なとこがおかしいです。 一見、厳しく描いているようでかなり生ぬるい。ご都合主義だし、わりとステレオタイプだと思いました。[インターネット(字幕)] 4点(2022-05-21 13:02:42)《改行有》

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