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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  蜘蛛巣城 《ネタバレ》 妖怪の声が三輪明宏の声に聞こえた。白黒ゆえにか、まばゆい光の白色が記憶に残る。スピルバーグ映画での光に似た印象。歴史に残る矢のシーン、名作アニメの「サムライ・ジャック」エピソード7で引用されていました(というか、このアニメは黒澤映画からの引用だらけと言ってもよいですが)。[地上波(邦画)] 8点(2007-06-07 21:37:29)

2.  トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 いま何かと揶揄される60~70年代の思潮を覆っていた素朴な平和主義。だが、本当にそれは破棄されるべき考え方だったのだろうか。テロは否定するが、だからといってブッシュのやり方でいいのか。その答えは出ていない。この映画は、臆面もなく70年代前後の思潮を前面に出す。音楽からしてそうだ。主人公は決して銃を手にしない。ただ、未来への唯一の希望である赤子を守って、殺伐とした戦闘の中をひたすら逃げる。トモロー号がどんな組織によるものか分からなくとも、少なくともまっとうな組織ではないと判明しない限り、希望を託してバトンを手渡すだけだ。ジュリアン、元看護婦、言葉の通じない女の3人の女性がリレーをするようにバトン渡しの手伝いをしていく。ありきたりかもしれないが、このしっかりしたストーリーの構造と重厚な画面に感服した。[映画館(字幕)] 10点(2006-11-22 01:05:29)

3.  ハチミツとクローバー 僕は日本映画(中国や韓国もかな)の青春映画が大好きでよく見るのですが、これは好きな1本になりました。なんといっても5人の若者のキャラクターが生き生きしていますよ。とても分かりやすい。それに恋をしたときの心の状態もよく出ていたと思います。原作の存在自体知りませんでしたが、こういう映画がもっと作られると、嬉しいです。[映画館(邦画)] 8点(2006-08-14 00:24:07)

4.  妻は告白する ラスト近く幸田の職場に来た滝川(若尾)のびしょ濡れの着物姿に圧倒されます。若尾はこの映画のヒロインをどう演じてよいか分らず悩みぬき、いつしか彩子そのものになりきっていたと、新聞のエッセイで読みました。エロティックで、可愛らしく、そして恐ろしいという素晴らしく深みのあるヒロインです。[CS・衛星(字幕)] 9点(2006-03-08 01:44:44)

5.  春の雪 端的に言ってストーリーがいびつだと思います。女の結婚が決まってからの流れには、失笑しか浮かびませんでした。何やってるんだよお前ら。おそらく三島のストーリーのせいですね。あるいは、そのストーリーに手を加える勇気も無くそのまま映画にした作り手たちのせいです。何やってるんだよお前ら。せっかくの雰囲気を台無しにして。[映画館(字幕)] 3点(2005-11-09 22:05:23)

6.  TAKESHIS’ 《ネタバレ》 金髪たけしは激しく無口。あいつは何を考えているんだ? だが彼に蓄積していく鬱憤は見事に僕の心に蓄積した。岸本は殺したいほど役にはまっている。やがて「金髪たけし=俺」になる。これが正解で、気持ちよく劇場を出てこられる。だがだ、ちょっとしてから、ならばどうして俺はセレブの黒髪たけしになっていねえのか、金髪たけしと黒髪たけしの違いは何だったのだと。ハンフリー・ボガードとハンフリー・アボガド程度の違いなのかと。深そうに見えて浅い話なのかもしれません。[映画館(字幕)] 6点(2005-11-09 21:26:00)

7.  ALWAYS 三丁目の夕日 《ネタバレ》 地方都市の電気屋のせがれとして昭和32年に生まれた僕としては、これはもはや映画として評価することはムリで、すでに他界した父や軽度の認知症に悩む母の昔の姿や自分の子供時代(さらに自分の子供たちの心)がスクリーンに二重写しになって仕方なく、どっぷりとノスタルジーに浸かって、他の映画ならふんっとあざ笑ってしまうだろう感傷エピソードにも、いとも容易く撃沈し、ダラダラ涙してしまいました。建造中の東京タワーの視覚イメージには圧倒されました。堀北真希は若い頃の吉永小百合に似ていましたね。このままずっとこの映画世界に浸っていたい(苦笑)。そのような甘えた気持ちを、クレヨンしんちゃんの「オトナ帝国」では、最後に打ち砕いてくれましたが、この映画ではどうなのだろう。でも10点つけてしまいたいのだ。[映画館(字幕)] 10点(2005-11-09 00:46:13)(良:1票)

8.  七人の侍 《ネタバレ》 ケーブルTVでやっていたので改めて鑑賞しました。やっぱりグイグイ引きこまれますね。「7人」の「7」という数の絶妙さ。マジカル・ナンバー・セブンを黒澤監督は、その作劇センスで直感したのか? 討ち死にした4人は皆、種子島にやられたということに初めて気がついた。[CS・衛星(字幕)] 10点(2005-10-11 10:42:51)

9.  サマータイムマシン・ブルース 小品なのだと思う。SFタイムマシン物なのだがスケールが悲しいほどに小さい(笑)。登場人物は、だるそうにしてるときも空騒ぎしてるときも、妙に脱力してるし、画面もゆらゆらと熱気に揺らめいていて、見てるだけで暑苦しくなってくる。しかし、ストーリーはしっかり整合が取れていて驚く。それに、いつのまにか、こちらも、登場人物たちと一緒に過去と未来を行ったりきたりして遊んでいたくなっていたし、いつまでもこの夏が終わって欲しくないという気持ちにもなっていた。小ネタも豊富で、ギャグも嵌った。普段、映画館で映画を見て笑うとき、片頬を歪めてニヤリとするとか、ハハッと声なく笑ってニコニコするとかの僕なのだが、この映画の場合は吹き出す場面が多く、「まったく、やってくれるぜ、思わず笑ってしまったじゃねえか、見ている他のみんなすまねえな」と思いながら、声に出して笑った後、後ろの観客席を振り返ってみたら、3人しかいなく、泣けてしまった。小品だが傑作だと思うのだが。[映画館(字幕)] 9点(2005-10-07 09:59:37)(良:3票)

10.  パッチギ! 《ネタバレ》 音楽の力はすばらしい。バス内、破水した彼女を映したあと、カメラが横に移ると外には血眼の若者たちが乗る車。そして、それにかぶさる悲しくてやりきれないの歌。ありえないとは思いながら、激しく興奮を覚える。ギターをぶつけた欄干には亀裂があったし、レオポンも異種の融合によって生まれた命なのだ。[映画館(字幕)] 9点(2005-03-22 22:02:39)(良:2票)

11.  誰も知らない(2004) 《ネタバレ》 途中、コンクリートの川辺の壁に頭をちょこんと出してる明のカットがあります。あのカットを思い出すたび明が何を思っていたかを想像してしまいます。「おかあさん、いつ帰ってくるのかな」「お金、どうしよう」「学校行きたいな」「家に帰りたくないな」「茂、にんじん食うかな」「またあの人にお金をもらいに行くのいやだな」「サンタはいるよ」「遊びたいな」「アポロチョコ、あの時から買ってないな」「キャッチボールしたいな」。そういう内側の声が聞こえてくるカットがたくさん出てくる映画でした。10点(2004-09-20 00:47:26)(良:2票)

12.  さびしんぼう 劇場で見たときすでに20代半ばになっていたが、懐かしさに泣いた思い出がある。前半は、男子高校生のありがちなドタバタを描いていて「俺もこんな感じだったなあ」と微笑ませるが、後半、特に父親が風呂に割り入って来て母親との思い出を息子に語り、それを風呂の外で聞いている母親のシーンをきっかけに涙腺が緩み、その後の、畳み掛けるように感傷的な場面の連続に泣けてしまった。山中亘の原作も読んだが、小学生を主人公にした普通の童話だった。あれを、懐かしくもおもしろ切ない初恋物語に仕上げてくれた大林監督に感謝したい。10点(2003-11-12 12:32:48)

13.  キル・ビル Vol.1(日本版) 《ネタバレ》 いきなり首が切り落とされ、その残酷さに目を覆えば、テーブル上のオーレンの啖呵が素敵に決まり、その直後に通訳で笑わさせられる。恐いと思えばカッコよく、そして苦笑を強要される。単純なバカ映画として括ることができない、妙な映画だった。この映画で本当に残酷と言える、出だしのバンとドアのバンバンのシーンの後は、日本語のセリフが増すにつれ、次第にリアリティを失い、ハイセンスな映像と音楽のリズムに乗って常識が麻痺していく。さまざまな引用に満ち溢れながらも、独自の世界が速度を増しつつ展開し、最後に絶頂点で宙ぶらりんのまま恨み節だ。感情をぐるぐるかき回され、複雑だが麻薬的な余韻を残した映画だった。9点(2003-11-06 18:37:17)

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