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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ラスト サムライ 色々突っ込みたくなるけど、素直によかったです。殺陣もしっかりしてたし(最近の日本映画や時代劇では酷いのに)戦闘シーンも稀に見る迫力。ただ、どうしてもストーリーに違和感は残ってしまい、感情移入しきれなかったのも正直なところ。勝元が戦わなくてはならない理由も今一つ釈然としなかったし、通訳のおじさんがカメラマンとして同行することになった心理変化もよくわからない、明治帝の最後のシーンも、そもそもの条約の内容がよくわからないので、その覚悟の度合いも意味合いもよくわからない。主人公のオルグレンの最後も少し釈然としませんでした。個人的には侍として全うして欲しい気持ちもありますが、よくある語り部として侍を伝えるような終わり方の方が素直に見れたかも。いくつか残念なところもありましたが、とにかくあのように侍を描いてくれたことにはただただ感謝!渡辺謙さんも素晴らしかった。今でも世界に通用する役者が日本にいたんだなーと誇らしく思いました。真田広之もよかったですね。最後に日本人としてちょっと残念だったのが、出陣前の真田広之の舞にもう少しフォーカスして欲しかったこと(あの舞が死を覚悟を意味することは、あれだけでは外国人には伝わらないですよね)、勝元に詩を完成させて欲しかったこと、最後の明治帝と大村のやりとりで英語が使われたことですかね。天皇が普通の役として普通に登場していたのにはびっくりしました。これは外国映画ならではですね(笑)※多くの外国人に見て欲しい映画なので甘めにこの点数です9点(2003-12-08 02:21:07)(良:1票) 2. 生きる 生きることの意味を考えさせてくれる映画。 余命少ないことを知り、場末のキャバレーで歌うゴンドラの唄。 命を尽くして初雪の降るブランコで歌うゴンドラの唄。 この対比は見る人全てに何かを投げ掛け、またそれを抑えた演技で演じきった志村喬は、名演中の名演と言い切っていいでしょう。 同じ唄、同じ景色、同じ世界でも、人の姿勢でその見え方は大きく変わるということを教えてくれます。見終わったとき、どうにもできない衝動にとらわれ、思わず外を全力で走った思い出も感想に加えます(^^ 映画は娯楽じゃなきゃいけない・・・という観念が僕にはあるのですが、素直に見終わったときの静かで強い衝動を点数にしたいと思います。10点(2003-12-04 13:58:44)《改行有》 3. 天国と地獄 骨太で、ストーリー的にも映像的にも見ごたえのあるサスペンス。ただ、冒頭の重役との駆け引きはゲバゲバで引くものを感じた; もっとウィットを利かせて欲しかったなぁ~。9点(2001-08-19 03:48:55) 4. 息子(1991) 僕も。近年の正統派日本映画の佳作だと思います!9点(2001-06-25 05:36:08) 5. ハートブルー この映画のパトリックスウェイジに惚れた(笑)余韻の残る映画でした。8点(2001-06-19 02:30:35) 6. スワロウテイル 最近の邦画の大作ではよかったです。江口のラストの表情は今でも余韻が残る。8点(2001-06-18 23:59:42) 7. 七人の侍 日本映画の最高傑作に同感。これだけ迫力ある戦闘シーンは今の映画でもそれほどないのでは?三船敏郎の役柄のキュートさと熱さ・・・あの目の輝きは胸に焼き付きます。英雄は死ぬという不条理さも・・・10点(2001-06-17 01:49:01) 8. 用心棒 はじめてみた黒澤映画。個人的には三船敏郎より仲代達矢の悪役ぶりが印象に残った・・・ってことでちょっとマイナス。娯楽として捕らえると黒澤映画で一番だと思う。8点(2001-06-17 01:29:48)
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