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コメント数 253
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自己紹介 自分も結構10点が増えてきたこともあり、
是非11点制を導入してもらいたいです。
11点とはあらゆる映画の中で一個しかつけられない点数とします。
これでその人の本当に最高と思ってる作品がわかっておもしろい
と思う!

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567
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1.  朝が来る 《ネタバレ》 私は男の監督はファンタジーを撮り、おんなの監督はリアルを撮ると思ってます。 男はロマンチストで、女はリアリストだ。 この映画も例外じゃない。 とにかく騙されたと思って見てほしい。 とんでもない衝撃を受けるはず。心をえぐられる。 正解はなに? なにが悪かったの?どうすればよかったの?様々な思いが錯綜するはず。 水戸黄門じゃない。正解を用意していない。 なんて残酷な物語なのか。 「嘘をついたときに朝が来る。真実が待っている」 映画を見終わったときにこのわけわかんない感想↑がまざまざと実感できると思います。 こんな深い映画はめったに無い。 鑑賞後はすさまじく爽やかな気持ちになるでしょう。 残酷さと爽やかさがせめぎ合う、 こんな映画はめったにない。なんて深いんだ。邦画もやる。 エンドロール後もあります。絶対見逃さないように。[CS・衛星(邦画)] 10点(2021-11-03 18:40:58)(良:1票) 《改行有》

2.  竜とそばかすの姫 《ネタバレ》 「映像と音はすごかった。でも内容、脚本は?」 という感想もいろいろ見た。 たしかに不条理さはいっぱいある。 たとえば、 Uってみんなそこで何してるの?ドラクエみたいなバトル?デート?ゲーム? あんなちゃちいイヤホンみたいなもんで体験できるようなもん!? Uに入ってる間、現実の鈴はどうなってるの?? そして引っ込み思案の鈴がUに入るやいなや見事に歌えるようになり、不自然なくらい大勢を一気に魅了。 友達はコンピュータ操るスーパーガール。 竜はどんな悪いことしたの? サイコパスみたいな父親のもとへ一人で特攻。下手したら殺されるかもしれないのにまわりの大人は誰も止めない。 おさななじみは実は自分のこと好きだった。 これ、都合のいいように展開する細田監督の脚本のダメダメさと指摘する人もいる。 でもね、一夜明けたら違うような気がしてきました。 これって細田版「美女と野獣」じゃない。 細田版「ねじ式」じゃないのだろうか。 すべてが少女の見た夢。少女の妄想。 そう気づくと、あらゆる不条理さが一気に晴れました。 いや、晴れたどころか。これって近年まれにみる大傑作じゃないのか。 自分もこんな夢を何度も見た。 自分に都合いいように展開していく夢を。 みなさんも鈴が見た夢を覗きに行ってください。感動します。[映画館(邦画)] 10点(2021-07-24 20:43:59)《改行有》

3.  四月物語 《ネタバレ》 信じられない。監督、20年前にここの境地に達していたとは。 誰かが傷ついたり、怒ったり、号泣したり、怒鳴ったり、誰かを殺すこともない。 なにも起こらない。 起承転結を廃した物語!・・・・・・・・と思ったけど、とんでもない間違いだった。 主人公の気持ちになってよく考えてみた。 ああ・・・・これ。彼女にとって 宇宙人が来たとか、霊を見たとか、ゴジラに襲われた!誰かが殺されたなんてより 遥かに人生をかえちまう一大事が起こったんだよねえ。 ある意味、監督の到達点が20年前にあった。[CS・衛星(邦画)] 10点(2020-01-21 10:47:22)《改行有》

4.  ラストレター(2020) 大名作。しかも3行で感想など書かせないような深い映画。 演出も素晴らしい、単純に怒鳴ったり殴ったり号泣したり殺したりする臭い映画じゃない。 いちいち説明がないのでわからない人にはピンとこないと思う。 ただ、「わかってしまった」感受性の強い人は号泣だろう。 あえていうとカエルノウタの歌詞がさまざまな問題を暗示します。 「墓標に花を手向け 僕らはこの先へ行こう」 ラスト・レターに託された真実。 すごすぎる。 あと少女たちの仕草、一挙一動。 これ全部監督の指導があったでしょう。冷徹に計算されつくされた指導。 さすが岩井俊二。[映画館(邦画)] 10点(2020-01-17 18:15:49)(良:1票) 《改行有》

5.  天気の子 《ネタバレ》 「君の名を」のヒットに味をしめて、もっと観客にすり寄ったものになってるのかと思ったら、まるで逆だった。 愛とは身勝手なもの。エゴである。但し、生半可なエゴじゃない、 この女ともう一度遭えるなら世界が滅亡したってかまわないというくらいの本気のエゴ。 そんな身勝手な愛に観客はとまどったろう。 あの雲の下に行きたい。 しかし走っても走っても届きそうで届かない。 子供の頃にそんなこと思いながら走った記憶がある。 私は泣きました。「君の名は」よりはるかに。 絵は花火の描き方。 こんな美しくすごい花火は初めてみました。 なに表してるんだかわからないような大根監督の打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?とは雲泥の差でした。 音楽とのシンクロ率も前作に勝るとも劣らない鳥肌が立つ出来。[映画館(吹替)] 10点(2019-07-22 19:12:55)《改行有》

6.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 見終わってすぐ⇒ とってもいい映画だったが、それほどですかねえ?名作だが、大名作じゃないかな。 結局泣けなかったし。 後日⇒ 知人「どんな映画だったの?ネタバレかまわないから教えて」 私「えっとねえ。まず主人公のすずが◯◯して、それでああなって・・・こうな・・・・・・う・・・・うう・・・・( ;∀;) (;O;) (´;ω;`)ブワッ (あれ???なんで?)」 その後、しゃくりあげ、涙でしばらく言葉がでなかった。 なんなんだ、いったいこの映画は!?[映画館(邦画)] 10点(2016-12-29 02:20:42)(良:6票) 《改行有》

7.  風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 もう宮崎監督は終わったと思っていました。ここでもさんざん批判しました。 ぽにょの出来はひどい。もうラピュタやナウシカの感動は永久に得られないんじゃないのか? ところが。 なんと、目を疑う驚くべき傑作。もしかしたら・・あの震災が彼を変えたのかも。 ラストを見て涙しない人はいないでしょう。号泣。宮崎アニメで初めて泣きました。 人それぞれとはいえ、賛否両論はとても信じられない。 これこそ宮崎監督の最高傑作。他のアニメ監督はもちろん、彼自身、これを超えるのは至難でしょう。 クリエイターのエゴ、愛、失ったもの、得たもの。 なぜ妻は夫から去ったのか。なぜ夫は妻を追いかけなかったのか。 二人にとって幸福とはなんだったのか。 宮崎監督が初めて正面から描ききった一大ラブストーリー。 同時に決してお涙頂戴の浪花節ではない激しい反戦映画です。 監督曰く、ファンタジーはもう描けない。とんでもないウソ。 「ドキュメンタリーの皮をかぶった、宮崎駿渾身のファンタジー」です。[映画館(邦画)] 10点(2013-07-21 00:18:17)(良:2票) 《改行有》

8.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 大傑作!!私が行った映画館は笑いの渦でした。ノリの良い人ばっかりでよかった! 期待してたおおかみこどもの浅薄さにがっかりした思いが吹き飛びました。 人に猛然と薦めたくなる映画。 内田監督の映画は「運命じゃない人」でファンになりました。 その後の「アフタースクール」では気負い過ぎたのかイマイチ。 しかし、今回は肩の力が抜けたのか最高傑作となりました。 練りに練り上げられた脚本。「ゆったりとゆるいがテンポの良い」という難しい演出が成功。 全てのシーンに何気ない意味があります。 セリフに全く頼らず、役者の表情や仕草からわからせようとするすごさ。 喜劇では三谷映画を思い出しますが、三谷ギャグのように臭さ、いやらしさがない。 すばらしい胸キュンラストの後、エンドロールの途中でまたあるエピソードが盛り込まれますが、 これがおまけじゃない。 最高のラストシーン!これしかない。これ以上はない。 役者たちの演技も抑えに抑えてるのに火花が散るよう。 すごいねえ。堺からあの饒舌おしゃべりを奪い、下手な役者の演技をさせるとは! 香川も最高にいい。この映画で彼の演技のものすごさは再評価されると思う。 広末もはまり役といっていいくらいすばらしい。 これをつまらないと思う人はたぶん、ほら、例の「胸キュン装置」が壊れているのだと思う(笑) たぶん今年の映画賞を総なめにするはず。 これが大ヒットすれば邦画の未来はある!とまで言い切りたい内容です。 一人で見るよりは是非彼女さんや奥さんと行ってください! 最高にほんわかした気持ちになれると思います。[映画館(邦画)] 10点(2012-09-16 01:34:25)(良:2票) 《改行有》

9.  告白(2010) 《ネタバレ》 前回のパコにはがっかりしたが、今回復活。いや、復活どころか、 あらゆる賞を総なめにするんじゃないかというものすごい出来。 今後これ以上のものを監督は作れるのだろうか。 木村佳乃にはきわめて派手な演技をさせ、対して松たか子には抑えに抑えた演技をさせるという演出の妙。 その他大勢の生徒も含めて役者全員がうまい。監督の指導だろう。 カメラは、もう1シーン、1シーン、練りに練りまくった洗練された構図。音楽もいい。 登場人物の誰が一番の元凶なのか、まったくわからない。全員が悪魔であり、全員が天使であるような。 とにかくそこらのホラーの数倍は怖い。 そこはついちゃいけないだろという人の心のタブーに容赦なく切れ込んでいく。 自分は辛くて二度と見たくないが、他人には猛然と勧めたくなる作品です。 見ないと絶対後悔します。でも、見ても絶対後悔すると思う。 こっちの映画館は超満員、でも上映終了後、葬式のようにシーンと静まりかえってました。[映画館(邦画)] 10点(2010-06-08 00:55:14)《改行有》

10.  青春の蹉跌 《ネタバレ》 これは映画館でリアルタイムで見た。 最近、テレビ放映で見直してみたが、決して色あせてはいなかった。ショーケンももちろんいいが、 再評価したのは、桃井かおりの演技。何気ない仕草、 細かい部分までもんのすごい。撮影当時は22歳?天才的とはこのこと。 今、この若さでこんな演技のできる女優はいない。あえていうと現在の彼女ですら及ばないと思う。 長谷川和彦の脚本もいいし、なにより井上堯之の音楽が素晴らしい。神曲だ。 この低評価は悲しい。紛れもなく邦画史上屈指の名作だと思う。[映画館(邦画)] 10点(2010-04-04 14:40:07)(良:1票) 《改行有》

11.  Love Letter(1995) 《ネタバレ》 奇跡の大傑作。オープニングからすごい。BGMもとてつもなく良い。 雪原の叫びにはもうウルウル。そして例のラストシーン。負けました。 昔々のあの子との恋を思い出しせつないです・・。 たぶん、監督の岩井俊二も主演の中山美穂もこれを超えることは永久にできないだろう・・と 思えるくらいの傑作。くまさんの演技がすばらしくびっくり! [DVD(邦画)] 10点(2010-02-08 12:52:36)《改行有》

12.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 素晴らしい。エヴァもなにもかもすっ飛びました。 あまり人の評価は引用したくないんですが、10番、よしふみさんのコメントが全てだと思う。 「時かけ」程度の出来だと、宮崎監督も鼻でせせら笑えたかもしれないが、 このサマーウォーズには青ざめると思う。 そのくらいの大傑作。 あえていうと、タイトルがつまんない。こんな地味なタイトルでヒットするのだろうか・・。 もっと説教臭いのかと思ってました。 バーチャル電脳の世界は虚構で、むなしいもので 田舎の大家族のようなナマのつながりが大事だとかなんとか、ありがちな説教話なんじゃないのか。 ところがそうじゃなかった!!! 「バーチャルだろうが、リアルだろうが動かしてるのは人間。 どちらの世界も人間と人間とのつながりこそ大事。」 これぞこの映画のテーマ。もうこの主張が見えてきたときに、私はおそれいりましたウルウル状態でした。 感受性の強い人はボロボロ泣くと思う。 ラストのキスシーンは、「駄目駄目だったポニョのキスシーン」を添削してるかのような感じすらした。 こう描くべきだよと。 いいや、ラストだけではない、ラピュタ以降、まっとうに宮崎アニメが進化すれば こういうふうになっていたんじゃないかとすら思えてしまう。 笑って泣いてハラハラしてあったかくなって。 これ以外に映画になにが必要? この映画は、もはや滅茶苦茶、ぐちゃぐちゃの行き当たりばったりになってしまった宮崎映画に アニメとはなにかを教えてる作品だと思う。 10年後、細田監督には例の「ハウル」をリメイクしてほしいとこ。マジで。[映画館(邦画)] 10点(2009-08-03 14:36:53)(良:1票) 《改行有》

13.  大日本人 《ネタバレ》 なぜかすごくあとをひく映画。 たぶん上映中より、終ってからのほうが・・ 2~3日たってからのほうが、あ。あそこはそうだったのかと気付かされ、感動するか、 不気味に思い出し笑いしてしまう映画。 故にレビューも書き直し。もしかしたらこれからも何度も書き直すことになるかも。 そんな映画なんです。 私としては・・・上映中はあれほど笑ったのに今は切ないです。 みんなのために命を投げ打ってるのに、 誰にも理解されず、落書きされ、離縁され、 マネージャーにはピンハネされ、石まで投げられて・・ それでも「大日本人なんだよ!」と酔ってくだまくヒーロー。 なんて哀しくて、バカで人間臭いヒーローなのか。 あと日頃の問題意識でしょうか。 例えば・・ 「北朝鮮はひどい国だよね。ま、どうでもいいけど。」 この程度だと、見てもおもしろくないかも。 北朝鮮もひどいけど、アメリカも日本ももっとおかしいよ! と考えたことのある人向けです。 そういう意味でラストが秀逸。大傑作。[映画館(邦画)] 10点(2007-06-03 01:07:50)(良:3票) 《改行有》

14.  天空の城ラピュタ 《ネタバレ》 まぎれもなく、ナウシカに並ぶ宮崎監督の大傑作で、ここでも充分いいつくされており、あまりいうことはないんですが。ただ1点だけ。今見直してみると、 二人の主人公役をやった声優の声はちょっとアニメ臭く浮いてる感じがしないでもないです。対してこの作品は俳優陣の吹き替えが抜群にいい。もしかしたら宮崎監督の、「声優を使いたくない」という方針(私はそういうのは単純思考で、間違いと思ってる) ・・は、このあたりからきたんじゃないかとも思ってしまいました。 俳優でも吹き替えとなると下手くそ・棒読みのひとはいるわけです。 棒読みと自然体とは全く違います。 声優でも自然体で出来る人はいっぱいいるでしょう。 それにしても、初井さんのドーラ、寺田さんのムスカはすごかった。 ジブリでこれを超える俳優の吹き替えはないんじゃないでしょうか。 (とはいっても、初井さん、寺田さんは映画の吹き替えはやっていたようですが、 そこいらのアニメ畑の声優達とは一線を画す演技だと改めて思いました。) なにか今度の作品が最後になるようですが、宮崎監督には、声優、俳優という 枠にこだわらず、いい演技のできる人を選んでもらいたいものです。 [映画館(邦画)] 10点(2007-04-03 22:11:28)(良:1票) 《改行有》

15.  フラガール 《ネタバレ》 微妙な作品です。東京から来た過去を持つ不貞腐れた先生が次第に、少女たちと溶け合い、そして最後は・・「あなたたちと踊りたい」これってかなり「がんばっていきまっしょい」とだぶってしまいました。客観的に点数をつければ7~8点くらい。しかし・・しかし、私にはどうしても客観的になれない事情があるんです。私も閉山していく炭鉱町で青春を送った人間だからです。同級生には父親を亡くした子なんか珍しくなかった。高校の頃も隣の席で仲良しにしていた女の子の父親が炭坑事故で突然亡くなりました。そういうこともあって、しずちゃん演じる女の子の涙が強烈なリアル感をもって、心に突き刺さってきました。我が町もなんとか再生に努力しましたが、誰かがハワイを作ろうなんていったらどうしただろう。 少なくとも私は「もっとまじめに考えろ!」と大反対したでしょう。でも、じゃあ、どうすればいいかなんて考えはなかったんです。私は結局ボロボロになっていく瀕死の故郷を見捨て上京してしまいました。 そんな私にとってこの映画は・・・なんというか、まぶしすぎる。故郷になにもできずに捨てた男が、故郷を捨てずにがんばってきた人たちの物語を見て、おお、がんばったんだ、えらいねえなんて感動する資格があるんだろうかなんて思ってしまいました・・。蒼井優もいいが、しずちゃんが大変な存在感を放っていました。熱演です。 そして、音楽が凄く良い。新しくはないが、ノスタルジックでなんとせつない音色か。 ウクレレってこんな音も奏でられるんだ・・と思いました。 たぶんエンドロールが終ったあとはサントラ欲しくなる人が いっぱいじゃないかと想像してます。 [映画館(邦画)] 10点(2006-10-03 11:51:09)(良:1票) 《改行有》

16.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 技巧にすぎるかもしれない。しかし私は思いっきり感情移入してしまいました。松子の夢ってなんだったんでしょう。「ただいま」「おかえりなさい」 たったこれだけの単純なことだったんです。 それがわかったとたんに号泣してしまいました。 もう人に傷つけられるのはいやだ。人と関わりをもつのはやめようと引きこもる彼女。 しかし、それでも幸せにはなれなかった。そして最後にもう一度再起しようと人と関わってしまった直後にデブで臭くて汚い足の悪いババアに成り果てた彼女は意味もなく殺されます。世間は誰も同情しないでしょうね。殺したあいつらを弁護するかも。現実はそうでしょう。しかし、どんな人間にだって、その人だけの人生があるんです。幸か不幸かなんて関係ない。それはとっても大事なもの、かけがえのないもの・・それをこの映画は衝撃的にわからせてくれました。久々に素晴らしい映画に巡り合えました。中谷美紀の代表作となるでしょう。[映画館(吹替)] 10点(2006-05-28 01:58:47)(良:5票) 《改行有》

17.  ウインダリア 《ネタバレ》 宮崎アニメに隠れてしまった幻(?)の傑作。 マーリンの運命には誰もが呆然とし、泣くだろう。 主人公が身勝手なだけという意見もあるだろうが、 自分が、金銀財宝を手に入れ、王宮の超セクシーな女まで 与えられたら、果たしてそれでも、古女房の元に帰れるかどうか(笑) アニメのマーリンは可愛いけど、現実は畑仕事専門の ド田舎の泥臭い女だろうし、王宮の女は、きっと 一流レースクイーンと、加納姉妹と、松浦亜弥が混ざったような、 とにかく男を堕落させる官能、 セクシーダイナマイトのフェロモン120%の女だろう。 究極の選択だ。10点(2004-02-21 01:03:05)《改行有》

18.  超時空要塞マクロス ~愛・おぼえていますか~ 《ネタバレ》 テレビ版からの移行。当時はテレビ版とは比較にならないデッサン力とあまりの描き込みぶりにアニメファンは驚愕したことでしょう。CGなどまだほとんどなかった時代の手書きの良さを感じさせる傑作!ラストが入ってないということだけど、私は真っ黒なラストのほうがOKだと思う。 この幻のラストは後に出た「マクロスフラッシュバック」で 更にリアルな書き込みで堪能できます。しかし。。。 私もミンメイをとるなあ・・。あっちのほうは嫉妬深そうでやだ(笑)それにしてもDVDは高すぎる。これも、「フラッシュバック」も安くして再発売を!あるいは2枚組がいいでしょう。10点(2004-02-09 12:42:57)《改行有》

19.  (ハル)(1996) 森田監督の最高傑作。ずっとやきもき心配させといて、最後は爽やかな風が吹き抜ける。すれ違いながら、ビデオに録るシーンは出色のラブシーンだろう。音楽も素晴らしい。 インターネット以前のニフティ通信時代が懐かしい。10点(2004-01-10 11:41:26)《改行有》

20.  火垂るの墓(1988) 節子役の子供のうまさには舌を巻く。これが大人が声優を やったのではこれほどの感動は得られなかっただろう。 (実はたった一言のセリフでも何十テイクも録っていて、彼女が可哀想になるくらい監督の執念が感じられる。) どんな反戦映画よりも戦争反対の気持ちが湧いてくる。小泉に見せたい。二回見ると、もう冒頭のシーンだけで涙が止まらなくなってくる。 兄がだらしない。勝手だという意見も多くあるようだが、 それは「誇り」を知らない人だ。畑泥棒やっても川で浮浪者みたいな生活を送っていても、人間には妥協できない「誇り」があるのだ。10点(2004-01-07 15:22:40)(良:3票) 《改行有》

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