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プロフィール
コメント数 226
性別 男性
年齢 53歳

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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1.  君の名は。(2016) 傑作。こんなに大ヒットしたのに今の今までネタバレに出会わずに見られたのが幸運だった。コメディからスリル、SFほか様々な要素が詰め込まれているのに、とても見やすく理解しやすくスッと入り込める。何度も笑って泣いて驚いてハラハラしてしまう、『転校生』『時をかける少女』『オーロラの彼方に』を混ぜたような脚本が卑怯なほど良い。奇跡の連続を楽しむお話しだから粗探しや御都合主義なんて批判は野暮だと思う。基本的に吹き替えは声優がやるのが一番と思っているけど、今作の主役二人の演技がまた最高に良かった。挿入歌だけど、当初は歌声が肌に合わなかったけど、何度も聞くうちにクセになってきた。■何度も鑑賞しているとどうやら数回、タイムラインが変わってしまっているらしいと気づいた。(たぶん世間的には今更の話だろうが...)瀧が三葉に電話をかけるが、最初は呼び出し音が鳴っていたのに、別の場面に映ってまた戻ると今度は電源が入っていない/電波が届かないことになっている、三葉が髪を切ってテッシー達が驚く場面が異なるシチュエーションで2回ある、テッシーから自転車を借りて壊してしまったのとテッシーが貸してないことになっているシーン。三葉や祠のことを覚えている瀧とすっかり忘れてしまっている瀧などの矛盾点にはこれで説明がつく、のかな?[ブルーレイ(邦画)] 10点(2017-12-28 01:10:03)

2.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 人間ドラマ部分とゴジラのどちらが欠けても今回の作品は成立しないほど絡み合っているのが非常に良い。神木の演技は複雑な心情を緩急をつけ上手に表現していた。声にならない場面、例えば、銀座でゴジラが火を吹き敷島がビルの物陰から出てきたところ(その後の絶叫ももちろんよい)、帰港し下船した敷島に電報を渡して肩をドツくだけの澄子、病室で典子に抱きつく敷島の演技に感動。ゴジラ部分のCGは、邦画でこんなに凄い映像が見られて嬉しい驚きだった。掃海艇とゴジラの追跡劇のシーンで、ゴジラの顔のゴツゴツを流れ落ちる海水の動きまで細かく描かれていて感心。音も手を抜いていない。足音も爆発音もアニメ的ではなく実写的な音。深海魚が浮いてくる時の後ろから横から聞こえるポコポコ音、火炎放射を吐いたのち一瞬の無音の後の大爆発音(スターウォーズep.2のサイズミック・チャージ風)、劇場が震える足音の演出が印象的。セリフも邦画の割に、音割れやボソボソせず聞き取りやすく録れていたと思う。しかしながらラストの肉塊からの復活、典子の首のアザが意味深に映ったが、めでたしめでたしで本編をスッキリと終わらせ、思わせぶりな件の映像はエンドクレジット後にして欲しかった。後もう一つ、「シン・ゴジラ」もそうだったけど「この国」という言い回ししか出てこないの何故。 第一作に次ぐ奇跡の一作だと思うから、あと数回は劇場に足を運び楽しもうと思う。■2回目を鑑賞。ストーリーを知っている上でだと、初見と違ってドラマ部分が物足りなく感じた。ディスク発売時には未公開シーンなど入れて欲しい。[映画館(邦画)] 9点(2023-11-21 16:15:03)

3.  ローレライ 《ネタバレ》 こういった戦争邦画は念仏のように「反戦・非戦・極悪日本軍」を唱えて説教臭い映画ばかりですけど、日本・家族を守る為に戦った兵士を熱くかっこよく痛快に描く映画がもっとあっていいんじゃないか。特有の気恥ずかしさを覚えるようなシーンも無く、艦長の独演シーンも引き込まれたました。特攻作戦に反対し「一人も死なせない」信念の下に出撃するも、最後は日本を守るべく自ら特攻作戦を計画し、任務遂行の為には部下の命を犠牲にせざるを得なくなる艦長を役所が最高の演技で見せてくれている。過酷な南方戦線の描写をあの程度のコラージュ映像とセリフで済ませてしまうのはいただけない。お気楽で無責任な軍上層部への朝倉大佐の憤りや、彼に恩義を感じてついて来た兵士たちの動機にもっと強烈な裏付けを持たせられたはず。(もちろん、やってる事は悪い事だけれども)音楽はジマー節のパクリだけれども、シーンにマッチしたスリリングで高揚感のある良い曲でした。何度も涙が出そうになったほど、すばらしいSF戦争アクション映画でした。この映画の成功で今後も戦争物に限らず、良質なアクション映画が量産されると良いですね、[DVD(吹替)] 9点(2005-08-19 01:38:59)

4.  東京ゴッドファーザーズ ストーリー、映像、音楽などもどれも素晴らしく、こういった”現代のお伽話”を作れる日本のアニメはやっぱり凄い!(現在の邦画界で実写でやると凄い安っぽい画作りになりそう)話題作りのタレント起用と思って鑑賞前に不安だったホームレス3人の声の演技が、画や役柄にピッタリな上に声の演技が出来る方々で素直に映画の世界に引き込まれました。(他のアニメや洋画吹き替えは是非見習って欲しい)とにかく3人の掛け合いが面白かった。ラストはあそこで終わりで良いけど、クレジットのバックに○○○を奪い合う3人とか色んな東京の風景のカット等で余韻に浸りたかった。[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-05-23 01:39:32)

5.  機動警察パトレイバー2 the Movie 《ネタバレ》 自分の話の展開の読めなさ加減にもう諦めて、分かったつもりで見てますが、最近見直して、本当に起こりそうな事態、戦後教育への問いかけに評価が変わりました。ちょっとセリフが聞き取りづらいきらいがあるが、まぁ良いでしょう。この作品に合った音楽もいいですね。9点(2004-02-29 01:58:37)

6.  ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 《ネタバレ》 90分間、可愛いキャラクターたちが元気に明るくスクリーン内で上を下への大騒ぎで見せ場も多く、お話がテンポ良く進む。あっという間に終わってしまって、もっと見たい!と思わせる楽しい作品だった。キノコ王国での特訓(ボニー・タイラーの曲はスポ根によく合う!)やドンキー・コングとの試合での、何度やられてもめげずに挑戦してクリアする下りは、ゲームを楽しんだ自分と重ね合わせて見られる良いシーンだった。虹ロードのカーチェイスシーンも同様で、家族や友人とゲームを楽しんでいるような感覚で緊迫した場面だがワクワクしながら見られるシーンだ。ピーチ姫がバイクを駆る姿がカッコよくて印象的。ここでの作戦失敗(挫折)とマリオとコングの「親に認めてもらえない」事への共感といった”お約束”シーンを湿っぽく描写せずにサラッと流し、速攻、脱出に成功するところが良かった。クッパの悪者っぷりやピーチ姫への一途な想いも突き抜けていて、当然のようにマリオたちを応援したくなる。悪に染まった境遇や葛藤など、これまた”お約束”のない勧善懲悪モノに映えるよい悪役だった。 音楽は大仰でやり過ぎに感じる部分もあるけど、全体的には原曲をよくアレンジしていたと思う。クライマックスのスターを取ったところはグッとくるものがあった。オープニングのクレジットで宮本氏の名前があって安心して見られた。キャラ設定や世界観など壊されずに済んだのはきっと氏のおかげと思う。吹き替え声優について事前情報無しでみたので不安だったが芸能人吹き替えがなく満点。3D効果は、1回や2回は飛び出すくらいあるかなーと期待したが平凡だったので残念。[3D(吹替)] 8点(2023-05-10 23:48:08)(良:2票)

7.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 ゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラらの大見栄を切っての登場シーンがとてもカッコイイ。怪獣プロレスも大迫力だし、バーニング・ゴジラが 最高。ゴジラのテーマ曲が効果的に使われていて良かったが、もっといろんなシーンで聞かせて欲しかった。人間ドラマが邪魔に思わない適度なボリューム。怪獣を復活させる母親エマの動機は、息子を殺したゴジラを倒してもらうためなのかなぁと思ったら、人類の間引きが理由の狂人設定でビックリ。終盤の娘救出作戦では、芹沢は殺してこのエマを生かすストーリーじゃダメだろうと思って見ていた。どちらも自己犠牲の英雄的行動で死んだが、芹沢の今際のセリフがゴジラに「さらば友よ」で、エマの「王よ甦れ(だったかな?)」はギドラに向けての言葉だろうなぁ。このシーンで悲劇的な曲がかかっていたが、あれはあくまでも娘を助けるための行動であって、改心した訳ではないと思いたい。これだけのことをしておいて最後には元の良き妻・良き母に戻りました〜悲しいでしょ〜なんて設定なら-5点。続編があるようなので楽しみです。またゴジラのテーマ曲を使ってほしいですね。[映画館(吹替)] 8点(2019-06-26 19:02:01)

8.  翔んで埼玉 《ネタバレ》 面白かった!地名やギャグが出る度にそこかしこから笑い声が聞こえてきて、最後まで楽しく鑑賞できました。東京でも都内と都下とでは格が違うところなんかは都下住みとしてツボ。バランスのとれたギャグとシリアスの取り合わせ、軽快なストーリー展開、登場人物と演者(魔夜 峰央の画風っぽいメイクもよかった)の魅力たっぷりで言うことなしでした。しかし、男同士の関係に、そういや『パタリロ』もそうだったっけと思い出しつつも、やっぱり居心地の悪さが拭えませんでした。 群衆・乱闘シーンはなかなかの迫力。終盤の空撮は東京マラソンですかね?すごい人数でびっくり。[映画館(邦画)] 8点(2019-02-26 23:11:27)

9.  いぬやしき 《ネタバレ》 漫画もアニメも未見です。 別作品の時の劇場予告を見て気になっていたのですが、サービスデーで安く見られるので失敗してもいいやという気持ちで見たのですが、どうしてどうして、とても面白かったです。荒唐無稽な設定ながら、しぶとい敵や死にそうで死なないこれまたしぶといヒロインに、やっぱり最後に愛は勝つ主人公!な王道ストーリーなのが良いですね。撃っちゃうの?撃っちゃうの?な場面やラストバトルなどはドキドキハラハラさせられました。警察の捜査ぶりを大分端折っていると思われますが、お父さんと獅子神それぞれの人物関係に焦点を当てて丁寧に描かれていて、テンポ良くかつドラマチックに仕上がったと思います。最後、お味噌汁を飲もうか飲むまいか悩むお父さんと秘密を知った娘の朝食のシーンも爽やかでした。(事件は凄惨でしたが...) ただ、お父さんが犬を捨てられない場面では場違いなほどに大仰な音楽が鳴り、しおんが死んでしまう場面では獅子神がまるで恋人を殺されてしまった正義のヒーローかのような選曲は疑問ですね。[映画館(邦画)] 8点(2018-04-24 00:29:00)(良:1票)

10.  太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- 《ネタバレ》 日米合作故か重みと説得力のある映像。背景がジャングルのせいかスカスカな画面の邦画っぽさがなく日米監督の映像が違和感なくつながっていました。米軍の上陸作戦シーンといわゆるバンザイ突撃の総攻撃シーンは圧巻。爆音とド迫力の映像で恐ろしかった。そこにいるかのような感覚に陥ってしまいます。岩山の上に隠れて米兵をやり過ごす場面も肝を冷やしました。竹野内さん演ずる大場大尉は胸の内を多くは語りませんでしたが、玉砕覚悟からの心情の変化と軍人魂を好演されていました。民間人を下山させるにあたり言った「無事日本に帰ったら我々のことを思い出してください。それで我々も日本に帰れます。」(正確ではありませんが)や、部下が家族写真を前にして自害しようとする様子を見守るしかない場面、降伏はしないが上官からの命令があれば抗戦を終了させると告げる場面と最後の武装解除式の立ち居振る舞いは胸に迫るものがありました。戦争映画としてのエンターテイメント性は唐沢さん演ずる堀内に担わせていました。引き換えに大場大尉の米軍を手玉に取るといった活躍場面が少なくなってしまいましたが、実在の人物と知って驚きました。彼(ら)無しでは大場隊を語れない存在で、大場を逃がすために自分が犠牲となる最期まで格好良かったです。家族の敵討ちに燃える井上さんの青野はその堀内と同じ目をしていたのが印象的でした。銃の死の重みと赤ちゃんの生の重み。パンフレットのコメントを読んでただのアイドル女優ではないと認識を改めました。阿部サダヲさんの元木も軍人も民間人も生きて返したいという信念がよく伝わりました。板尾さんの脇を閉めた海軍式敬礼、“天皇陛下”という言葉に姿勢を正す兵士など細かな演出も良かった。米軍の圧倒的な攻撃、焼け野原となった町と焼けだされた人々の行列、洞穴への手榴弾と火炎放射攻撃、セリフのみでしたが投身自殺、カタツムリを食べ葉についたわずかな滴でのどの渇きを癒す、自決で、あるいは銃弾に倒れゆく兵士達などなど戦争の惨たらしく痛ましい様は描いていました。これ以上は映像がなくとも頭の中にあれば十分と思います。音楽演出が安っぽくいっそのこと無くても良かったのでは。大袈裟ですが全シーン映像だけでも伝わってきましたから。本当にすばらしい映画でした。スタッフ・キャストに拍手。もう一度劇場で見たいですが、発砲の度に椅子から飛び上がりそうになる迫力音響が怖い。[映画館(邦画)] 8点(2011-02-24 02:14:57)

11.  パプリカ(2006) 面白かった!!今まで観てきた今監督の作品の中では、エピローグでの締め方も含めて一番、読後感の良い映画でした。前作の『東京ゴッドファーザーズ』の体ヒョロヒョロ・手足ブラブラでなく、体と動きがしっかりと描けていた作画も良かったです。 でも平沢進の音楽に乗せて空を翔る何度見ても気持ちよいシーンが、あっさりと終わってしまうあたりの演出が残念。(『千年女優』でも、歴史絵巻を背景に千代子が馬>馬車>人力車>自転車と駆け抜けるシーンが突然終わってしまうのとそっくり...。) また、監督本人も音声解説で言っていた「"間"を置くのが苦手」と言う言葉にも納得。(笑) 観客の「ここ、もう少し見ていたい」とか「一息つかせて」という暇を与えずに次の展開に移ってしまうスピーディーさ。 しかし他の作品もそうだけど、90分という尺とこの駆け足さで多少の物足りなさが残る"腹八分目"具合がミソなのかも。実際、気軽に何度でも見返したくなるんですよね、この監督の作品って。[DVD(字幕)] 8点(2007-07-13 22:48:42)

12.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 ストーリー、演出、音楽、アニメート、どれもが非常に素晴らしい。良かった点はもう語り尽くされてますが、これだけは言いたい。とにかくキャラがよく動く!(時々今風のアニメのクセが出るけど)”アニメ”を見ている満足感が味わえた。ただし、相変わらずセリフを左右と後ろに振ってしまうのは残念。新しいおもちゃを手に入れてあれこれやってみたいはやる気持ちを抑えて、ハリウッド映画ではそういう演出を避けている事に早く気づいて欲しい...。[DVD(吹替)] 8点(2005-10-22 00:26:42)

13.  機動警察パトレイバー 脚本が秀逸。再開発で壊されていく下町の風景が画だけで淡々と語られていくけど、切ない気分にさせる。二課のドタバタとのコントラストがいいですね。ダイナミックな最後の決戦が最高。8点(2004-02-29 01:44:48)

14.  AKIRA(1988) 《ネタバレ》 アメーバ化した鉄雄がグロすぎな上、最後も悲しくて見終わった後の気分はよくない。良く動くアニメーション(演技過剰な動きはマイナスだけど)、声にピッタリあった口の動き、迫力の構図等何度見ても飽きさせない丁寧な作りに好感が持てる。セリフ、効果音も聞き取りやすく、無国籍風音楽も盛り上げてくれる。8点(2004-02-29 01:36:09)

15.  千年女優 突然の場面展開はアニメならでは。最後の走る千代子は凄かったし、途中に出てくる絵巻物を背景に自転車をこぐシーンは本当にきれいでした。つまらないツッコミしかしないカメラマンがどんどん引き込まれていく様は見ていて楽しかったし、実際自分もそうでした。最後のセリフ、初見ではがっくり来たけど、考え直して見ると女の人はこういうことができるから怖いんだよなぁと思ったり。8点(2004-02-29 01:29:11)

16.  ムルデカ17805 戦闘シーンがちゃちい。また、後半のPETAの活躍が物足りない印象で、顔も名前も知らない日本人の死よりもインドネシア人の戦いっぷりをみせた方がよかったと思う。インドネシア軍が全面協力してくれているのに申し訳ない...。音楽もちゃちい。メインテーマの一曲しかないのなら、もうちょっと曲調を変えるとか音色を変えるとかして欲しかった。聞き取りづらいセリフも難。ただ、本で読んだ事がこうして映像で見られるというのは素直に嬉しいので+1点。7点(2004-11-15 20:15:07)

17.  プライド・運命の瞬間 かなり見応えのある映画でした。高校生の頃の自分だったら、途中でテープを窓から放っていたと思う。日本人なら見るべき映画ですが、まずは大東亜戦争に対する認識を新たにしなければ最後まで見られないだろうなと思う。いろいろと反発もあったでしょうが、やり遂げたスタッフや役者さんに感謝したい。が、大鶴義丹のエピソードはカットして、もっとパール判事に時間を割いてもらいたかったな。DVDにはなっていないようですが、日本映画史から抹殺される事のない様、願うばかり。7点(2004-11-15 19:38:11)

18.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 最初に登場したウルトラマンとその後神永と一体化した後とでは顔つきが違い、なんとなく斎藤工っぽくもあるのが面白い。クライマックス、神永が科特隊を勇気づけるように唯一見せた笑顔のシーンが印象的。ウルトラマンとメフィラスの会話シーンや科特隊の日常シーンでかかる音楽の曲調と音量に違和感があった。ジャニーズの彼は顔つきや立ち居振る舞い全てが子供...。イデ隊員は無邪気な大人というコメディリリーフ+有能な技術者として大活躍だったけど。ゾフィーのキャラに違和感があったが、鑑賞後にゾーフィーという設定があるのを知ってビックリ。[映画館(邦画)] 6点(2022-10-24 01:02:35)

19.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 人間ドラマよりもゴジラ目当てで足を運びました。そして、そのゴジラの場面の出来がすこぶる良い出来で大満足でした。ゴジラが街を蹂躙する様を足元から見上げているところはもちろん、俯瞰で捉えたシーンも巨大さがよく出ていたと思います。最初のゴジラにもありましたが、遠く地平線が火の海でそこに浮かぶゴジラの影のシーンも印象的でした。架空の超兵器が出てこなかったのもよし。 普通の会話から専門用語が飛び交う会議まで全編に渡って舞台がかった演技や早口でまくしたてるセリフと編集に、鑑賞していて疲れました。政治家や官僚、戦後日本を風刺する時によく聞かれる「この国」という言葉に良いイメージがないんですが、まぁ何回言うんだっていうくらいに登場人物たちが「この国」しか言いません。「我が国」や「日本」なんて本当に4,5回しかなかったですね。みんな日本を守る当事者として奮闘しているのに「この国」なんていうかな?と残念に思いました。[映画館(邦画)] 6点(2016-08-05 22:01:16)

20.  のだめカンタービレ最終楽章 前編 オープニングのベートーベン交響曲7番で一気に引き込まれた。合間合間に入るのだめや脇役達の人間模様に笑ったりジーンとしたり、最後の1812年まであっという間の2時間。すでに下で書かれているが、劇団員の個別練習をモンタージュで一気に済ませたのもいい。また、千秋による楽曲の解説がある親切設計なのも変わらずに嬉しかった。ダメ集団の立て直しという様式美なストーリーで、個性的・意外性のある展開もなかったがが、その分大きな不満も無く普通に楽しめる。 映画館へ足を運ぶ一番の動機だった音の方だが、確かに奇麗で迫力があったが残念な出来。どの楽器がオケが、いつどこで鳴ろうとも同じ音。部屋で鳴ってるのかホールで鳴ってるのか、またその大小は?といった演出が無かったように思う。その場にいるような臨場感を味わえたのが観客の拍手喝采を送る場面と、1812を演奏する直前の沈黙で映画館の空調の音が聞こえた時だった...。あと、ホール内(とヨーローッパの町並みも)を映すロングショットで千秋とオケがピンボケな所がいくつかあって少々気になった。[映画館(邦画)] 6点(2010-04-27 15:29:34)

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