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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 中国の鳥人 ありがちな文明批判の域を出ていないので主題はかなり弱いです。自然豊かな舞台の中、淡々と―ともすればするすると―話が進んでいきます。歌のギミックは面白いですが…。3点(2005-01-19 23:39:57) 2. 悪魔が来りて笛を吹く(1979) 原作未読です。何やら脇まで豪華キャストで固めておりますが、犯人が発覚するまでの中間部が退屈です。人死にの扱いが小さいからでしょうか。記憶によりますと、かのアリストテレスが『詩学』の中で悲劇の手段として痣などを用いるのは下策だとしていたと思いますが、本作を見て合点しました。西田=金田一はちょっと恰幅が良すぎだったでしょうか。4点(2004-12-05 17:19:46) 3. ゴジラ×メカゴジラ 劣化した『新世紀エヴァンゲリオン』を思わせますが、良くも悪くも『ゴジラ』です。だらり、まったりと時間を潰したいときによいかも。「これはこういうものだ」と思ってみれば、そんなに悪くはない出来です。宅間伸がずいぶん丸くなっていたのが印象的でした。一つ疑問に思ったのは、本シリーズが誰を対象に作られているか、です。今日の小中学生がゴジラを見るとも思えないし、特撮マニアが対象なら、構成や設定がチャチすぎる。んー…?5点(2004-11-29 00:09:06) 4. 生きる 多分、『ファウスト』が下敷きでしょうか。作中でも言及されてますし。それに後半部分、『十二人の怒れる男』を足したみたいな感じ。自分なりに人生を振り返り、たしかにいろいろと考えさせられますが、結局主人公にとって「公園を作る」が善行ではなく、自分の生を意義あるものとするための行為であったことを考え合わせると、「めでたしめでたし」とはいかないラストシーンもあれで正解のなのでしょう。残念ながら通夜以降が冗漫でしたので1点減点。7点(2004-11-29 00:01:56) 5. 悪霊島 原作は未読です。ですから、ひょっとすると原作事態に問題があたのかもしれませんが、いまいちでした。まず、大柄な鹿賀丈史はちょっと金田一のイメージとはズレてるように思います。さらにあのアフロ(?)がどうにも『野獣死すべし』のワイルドな役を思い出させて、最後まで違和感がありました。また死ぬだけの端役といってもよい娘に岸田佳代子を持ってきてしまっては、ちょっと気が散ります。あるいは当時は新人だったんでしょうか?いずれにせよ、もっと気配を消せる人を選んだほうがよかったかと思います。閉鎖された孤島ならではの後ろ暗い因襲などといったものも、『犬神の一族』に比べると弱い。オープニング・エンディングでのアレンジのかかったビートルズもなんか居心地が悪い。ただ、若かりしころの岩下志麻は大変美しい。極妻のイメージしかなかったので驚きました。彼女に1点献上いたします。4点(2004-11-13 23:53:19) 6. さくや妖怪伝 キャストロールまで……、パーフェクトですね。とまあ、これだけというのもあれなので、ちょっと分析を。まず、第一の難はどこが眼目なのかがわからない点にあると思われます。妖怪退治のアクションなのか、河童を中心にしたビルドゥングスロマンなのか、美少女退魔師萌えのプロモーションビデオなのか。せめて、シリアスかコメディかくらいはきちんと分けるべきだったのでは?単純なシナリオ運びから推すに、おそらくは魅力あふれる主人公を前面に押し出したヒロイックサーガというのが一番近いのでしょう。しかし残念ながら主人公役が演技力不足。冒頭での丹波哲郎なんかは流石に雰囲気あるなと思わせますが、皮肉にも脇役陣の奮闘が主役姉弟の拙さを際立たせます。ビジュアルと実力とを若いうちから兼ね備えるのは至難ですが、主人公咲夜がそれを達成している役柄である以上、頑張って欲しいところです。いっそのこと、主人公は極度に無口な娘に設定したほうがミステリアスな面が強調されて面白かったのではないでしょうか。さらに妖怪の造詣はこのご時世では悪ふざけにしか見えず、CGを使っての効果・演出も大変センスが悪い。アクションを前面に出すなら、カメラワークももっと研究されたい。きわめつけは明らかにミスマッチなエンディングテーマ、そして奇妙なダンス。何がしか心を動かさしめようという意図も感じられず、B級映画特有の開き直っての笑いもない。まともな神経を持った人間なら、世間に出すことすら憚られる作品と言えるのではないでしょうか。最後に、こういう作品はアニメーションで作るほうがうまくいくと思います。0点(2004-11-06 01:54:30) 7. 国姓爺合戦 つまらなくはない。といって、総毛立つほど面白いというわけでもない。エキゾチックではありますが、評価に困ります。国姓爺はもっとヒロイックに描いてもよかったかも。歴史ものに興味があるなら、見てみるのもいいかもしれません。5点(2004-11-03 21:44:40) 8. ナトゥ 踊る!ニンジャ伝説 期待しないで見ること。 温かい心で見ること。 そのうえで斜にかかって見ること。4点(2004-11-01 01:13:06)《改行有》 9. 天国にいちばん近い島 ニューカレドニアの空の青と海の青が美しい。全編を通して伝えたかったメッセージがこの美しさであるならば、十二分に伝わってきました。そうでないならば、無駄なシーンと無駄な尺と無駄な人物が多すぎて、全体が潤色されてしまっています。切り詰めれば30分ほど縮められるでしょう。おそらく引きこもりがちの不思議少女が人々との出会いを通じて成長、というのが本筋なのでしょうが、その描写が希薄で、かつプロセスに説得力がありません。主役の演技力にも難があります。ミスキャストだったのではないでしょうか。最後に脚本家に一言。あなたにはわかっても、私には天国に一番近い島がどこにあるのかわかりませんでした。何を描き出したかったのかもわかりませんでした。「何も描いていない」ことを描き出したいなら、それなりの手法が必要だということを痛感しました。以上。1点(2004-10-29 23:59:44) 10. 八つ墓村(1996) 原作未読ですが、豊川金田一はちょっとスマートすぎますね。飄々としてるというか。もうちょっと泥臭い人がやったほうがしっくりくる感じがします。演出もあるのでしょうが、本編も若干彼の雰囲気に引っ張られて、陰惨な感じが減殺されています。謎解きミステリーの要素にしても、最初から犯人が推断されてしまいます。「日本的な伝奇」か「火曜サスペンス劇場」が好きなら、見てみてもいいかもしれません。 5点(2004-10-06 01:23:03)《改行有》 11. 浪人街(1990) 腰抜けの主人公が最後の十数分間発奮してみたところで白々しい。2点(2004-09-27 18:39:11) 12. リング(1998) 全体の薄暗い映像や、生理的な嫌悪を感じさせる映像など怖いというより、どちらかというと気味が悪い、ですね。何も考えず、ちょっとビビりたいなあ、というときにはぴったりかと。…らせんを録画し忘れたのが気になります。6点(2004-08-30 17:07:35) 13. 野獣死すべし(1980/日本) 何と言うか、すごい。普段は幽霊のように振舞う松田勇作が夜の別荘では鬼気迫る演技で殺人の快楽を説き、無人の電車の中でリップ・ヴァン・ウィンクルの寓話を話す。あの口調と表情。犯罪を計画・実行するときの青ざめた理性と、随所で爆発する押さえつけられた本性のギャップ。一度見たら忘れない、すごい映画だ。いや、むしろすごい松田勇作か?8点(2004-08-28 13:54:47) 14. 呪怨2 (2003) 白塗りの人が四つん這いで歩いてるだけ…、怖くないなあ。あと一作目でも思ったんですが、八つ当たりで生者を引きずり込むなんて本当に迷惑な幽霊だ。2点(2004-08-25 13:59:59) 15. 稲村ジェーン 無駄な挿話が多くだらだらとしたところがあるものの、途中までの雰囲気はそんなに悪くないと思ったんですが…、ラスト20分。あれはちょっと…いただけません。3点(2004-08-18 00:44:14) 16. 王立宇宙軍 オネアミスの翼 キャラに走りすぎた昨今のアニメ(まあ、ガイナはそういうのも作ってるわけですが…)に比べれば、物語がしっかりと語れている佳作。題材こそ珍しいですが、物語構造は王道。とはいえ、丁寧に作られているので十分鑑賞に堪えます。ただ、あの姉妹はいらなかったようにも思います。もちろん、彼女との出会いが成長へのトリガーになるわけですがそのせいでエンディングが若干教導的になってしまっている。それが残念。普通に情熱を成就させるエンドでもよかったように思います。7点(2004-08-04 02:58:01) 17. 呪怨 (2003) 「怖い」というより「気味が悪い」といった感じでしょうか。さほど恐怖感は煽られませんが、鑑賞中はどきどきしながら見れるので、この手の映画としては及第点の出来。女優さんはきれいどころを揃えているのでそれを見ているだけでも結構楽しかったり。で、+1点。5点(2004-08-03 03:24:09) 18. 洗濯機は俺にまかせろ 特に盛り上がるでもなく、リアリティに徹したというわけでもなく、淡々と物語が進んでしまう。タイトルに引かれて見てみたものの。うーん…、つかみ所がない。3点(2004-08-02 01:56:56) 19. 座頭市(2003) 2時間ものの時代劇にいくつかの実験的な要素を足してみた感じ。これは必要なかったというのが率直な感想です。用心棒のエピソードももっとはしょったほうがすっきりしたかな?大筋には関係ないですし…。で、今作の見所である殺陣についてですが、「侘寂」というか、若干派手さには欠けますが、座頭市の圧倒的な強さが描かれており爽快かつ、痛快なのです。時代劇を斜めから見たいなら良いかもしれません。5点(2004-07-20 00:37:37) 20. 隠し砦の三悪人 プロットが奇抜かつ巧妙で登場人物もしっかりと色分けされており、昨今の退屈な時代劇とは一線を画した魅力があります。ただ、ところどころに挿入された不必要に長い尺と、オチの弱さをあわせて-1点。ただ、シナリオ構成は見事の一言です。7点(2004-06-20 21:06:17)
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