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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  スモーク(1995) 《ネタバレ》 大都会の街角とそこに行き交う人々の人間模様…この映画評がそれだけで片づけられるなら元も子もないですね。まずは騙されたと思って観てみませんか? みんな心の傷を背負って必死に生きる…そんな教訓の押し付けでもなく、たばこ屋の主人(ハーヴェイ・カーテル)と売れない小説家(ウィリアム・ハート)の二人の愛煙家の友情を軸に、都会に生きる老若男女を見事に交錯させています。ヒーロー・ヒロインの登場がない普段の生活リズムを映画にした異色の作品ですから、確かにしばらく退屈します。しかしそれは意図だったのでしょうか。途中までの単調感のおかげで、最後のモノクロ無声劇場が大いに引き立ちました。都会の喧騒にかき消されそうに生きる中年男性が、ひょんなことから、社会で最も弱い組合せである「老女」と共有した時間と空間…独居老人に頬ずりされて戸惑うハーヴェイの顔といったら本当に滑稽で、老婆がちょい悪おやじを呑んでいるようにも見えました。孤独死と隣合せの老婆に偶然与えられた、同じく冴えないおじさんからの大きなプレゼント…「イノセント・ウェン・ユー・ドリーム」の曲と相まってどんどん心が熱くなり、笑っていたのに大粒の涙が溢れ始めて私は操縦不能になりました。そしてエンドロールの「煙が目にしみる」を口ずさんで余韻にも浸ったなら、あなたは日常生活に隠れる心温まる場面にちゃんと気づく人ですね。[DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2019-03-14 16:25:03)

2.  出口のない海 《ネタバレ》 主人公は「回天」そのものだった気がします。故障がちだった回天という事実の忠実な描写は、動かなくてホッとした人間の心境と、青天の霹靂で天命が下ることとなった2号機の若者の絶叫とのコントラストを生み出しました。窓もなく偏狭の黒い空間に入って外界と断絶される時、それは生物が「弾」となる瞬間で、狭所恐怖症だろうが何だろうが、もう関係ナシです。命が救われる奇跡は、故障の時だけ。また、訓練中の事故、つまり海底に突っ込んでの戦死が数多く紹介されていますが、これが衝撃的なラストを生む結果に繋がりました。「男たちの大和」とは対照的で、こちらはセットも地味でしたが、狭くて息苦しい雰囲気が十分に伝わってきました。配役も完璧で、野球のボール、金毘羅様、手鏡…と、人間らしさは現代と全く変わらない若者たちが、あんな思いをする時代が本当にあったのですね。神風航空特攻隊も、もちろん胸痛む存在ですが、人間魚雷「回天」…、外の風景が全く見えない黒くて細長い物体は、むしろ「棺おけ」そのものだと思います。私は山口県下松市の映画館で鑑賞しました。回天記念館・訓練発射場跡のある山口県徳山の大津島はすぐそこです。非常に重たい映画だったはずですが、鑑賞後は美しい瀬戸内海と山口県の景色に慰められました。そして、今も色んなことを考えて生きています…。[映画館(邦画)] 10点(2006-09-23 02:46:31)

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