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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  THE FIRST SLAM DUNK 映画を観た実直な感想、スラムダンクってこんな湿っぽい話しだっけ?試合がちょっと進むたびに過去のエピソードにフラッシュバックしてリズム良く映画が進んでいかない。昔夢中になって読んだスラムダンクはここには無いなと途中で思った。こういうのを皆んなは感動するのか。最後のクレジットを見て監督、脚本共に井上雅彦だと知ってビックリした。てっきり別の監督が改悪したんだと思ってた。井上雅彦は尊敬してやまない漫画家だがこの作品には正直失望した。これだけ時間を空けて作りたかったスラムダンクはこんな御涙頂戴の映画だったのか。この内容だとセカンドスラムダンクが作られたとしても見ないな。バカボンドはスラムダンクを超える傑作だと思ってるが連載休止してるようだし、、、井上さんにはスラムダンクもバカボンドも離れて正真正銘の新作を書いて欲しい。スラムダンクの続編に興味無し。[映画館(邦画)] 3点(2023-01-08 16:14:10)

2.  怒り まず俳優の演技がひどいなと思った。日本を代表するという実力派俳優が多数出演しているが、映画を見ながらなんでこんな不自然な演技に監督はOK出したんだろうと不思議だった。渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、妻夫木聡、広瀬すず、宮崎あおい、みんな酷い。不自然なセリフ回しや、変な間をあけて喋ったり、映画を観ているこっちが落ち着かない気分になってくる。映画で決まり悪い場面が流れても観ているこっちは決まり悪くなることはない。でもこの映画は普通のシーンでも不自然な演技、演出でこちらが決まり悪くなり嫌な気分になる。 宮崎あおいが号泣するシーン、広瀬すずが絶叫するシーンを見て「あーーうるさいなぁ」と思ってしまった。 途中からこれは俳優の演技力なのか、監督の演出、演技指導のせいなのか気になった。映画は監督の物だと思っているので多分この監督の才能の賜物なのだろう。どっかの映画賞をとったとか(よく知らないが)関係ない。「俺は(私は)俳優です!」と看板背負ったような俳優たちの演技を見てゲンナリしてしまった。 宮崎あおい、森山未來とか演技派とは冗談じゃない。 ハリウッドスターが主演らしいが渡辺謙はまともにセリフ一つ喋れてないと思う。変な演技。 監督が強要したのか。 こうゆう演出じゃないとお客が入らないのか? 久々に暗い気分にさせられる映画だった。[地上波(邦画)] 3点(2017-10-21 01:25:34)《改行有》

3.  小早川家の秋 小津の異色作。 話し自体はいつものあれで家族物です。 また演出も正面からのカット、斜めから2人で座って会話するカット、立ち上がるタイミングも一緒、 繋ぎの風景のカットなど、まるで小津調のパロディのような映画です。 そういう意味では小津らしい映画ですが、変なのはラスト10分。 全員が立ち上がって火葬場の煙突から出てくる煙を見るシーンから、 急に音楽が不気味になり、登場人物たちの顔を明らかにシリアス、深刻な顔になり急激に映画のトーンが変わる。 面食らうほどの唐突な変貌ぶりである。 葬式なので皆黒い喪服を着ているが、そこに黒いカラスを差し込んでわざわざ見せている。 いつもは主役の笠智衆は超端役で川で洗い物をしている。 何かいつもの小津映画と違う。わざと違う風をアピールしているようにも思う。 小津映画の中ではあまり評価の高い映画ではないかもしれないが、異色作と定評の東京暮色とは別の意味で異色作だと思う。 蛇足ですがヒロイン役の司葉子は、痩せすぎで演技も陰影が無く、年を取って娘役が出来なくなった原節子の代わりとなるには魅力がなくて残念。[地上波(邦画)] 7点(2015-10-17 00:56:49)《改行有》

4.  さよなら渓谷 《ネタバレ》 どうして男は女をレイプしたか、皆さん分かりました? 最初は女をかばっていた男が何でレイプする側に回ったのか、映像が暗いのも相まって全く理解出来ませんでした。 謎解き的な要素もある映画で途中まで面白くみていたのに、ネタがこれでは正直かなりしらけてしまいました。 真木ようは色々な映画賞をとったそうですが、ぼそぼそはっきりしない声で話してセリフも棒読みじゃないのかな。 感情を押し殺した役だからという見方も出来ますが、演技が上手いとはとても思えませんし魅力も感じません。 消化不良になること請け合いの半端な映画でした。[地上波(邦画)] 3点(2015-10-17 00:38:12)《改行有》

5.  愛と希望の街(1959) 大島映画としては内容もシンプルで上映時間も短く見やすい映画です。 「ブルジョワ」とか当時を感じさせるキーワードも出てくるが 政治色は強くなくホームドラマとして普通に見れます。 傑作、問題作などという大上段にかまえる映画ではないが、 かえって時代に取り残されずに今でもシンプルなメッセージが伝わってくる。 もちろん物足りないと感じる人もいるだろうが、 実験的、先進的といわれた映画が時代がたつと嘘みたいに魅力がなくなったりするなか、 このような小品にかえって「普遍」を感じて妙に関心したのでした。 [地上波(邦画)] 8点(2014-01-11 11:00:06)(良:1票) 《改行有》

6.  Dolls ドールズ(2002) 《ネタバレ》 これって純愛映画? 自分が捨てた女が自殺して正気を失ったからって 乞食になるまで連れ添ったって純愛じゃないよね。 だったら最初から捨てるなよって思ってしまう。 ヤクザの話しも思い出の場所に行ったら昔捨てた女が待ってるなんて都合いいなぁ。 アイドルの話しは春琴抄だし。 文楽やら古典のオムニバス? さすが北野映画だけあって見せるところは見せるが 頭に疑問符をつけながら見てたので集中出来ませんでした。 俳優では三橋達也が旨いな~と関心しました。 菅野美穂は気がふれている人には見えませんでした。 彼女がまばたきするたび「あ、この人元気なんだ」って思ってしまった。 細かいようだけどこういうところ大事だと思う。 西島秀俊って人は個性がない所が個性? もやっとしてて輪郭のない人みたい。 北野映画の中ではお勧め出来ません。代表作を全部見てから余裕があればどうぞという内容です。 [地上波(邦画)] 4点(2014-01-11 10:23:19)《改行有》

7.  アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 過激といえば過激だが、凡庸といえば凡庸。 2時間飽きずに見せる映画だがこの映画から得られるものは北野映画に求めているものとはちょっと違う。 ゴッドファーザーの安っぽい引用(パクリ?)はいただけない。 おとなしい登場人物が最後に生き残るのは「その男、凶暴につき」の2番煎じ。 「TAKESHIS'」から「アキレスと亀」の三部作での不評、不入りがこたえたのか みんなが期待する北野武を演じてるような気がしてならない。 「これが欲しいんだろう?」って感じ。 役者ビートたけしとしても椎名桔平に食われている。 いつもなら他を圧倒する存在感があるたけしがにこんな事ほんとに珍しい。 別に酷い映画ではないけど、この映画はたけしじゃ無くてもよかったかな。 劇中の「落ち目のヤクザだろ?」ってセリフがもろ現在の北野武監督を指している。 たけし映画を見てこんな感想は初めてだな。残念。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-12-27 22:43:18)(良:2票) 《改行有》

8.  ソナチネ(1993) 《ネタバレ》 死にたがっている主人公が最後は死ぬ映画。 しかしながらその過程の描き方が秀逸。 夜の東京から綺麗な海が輝く沖縄に展開するところが素晴らしい。 沖縄に行ったからといって主人公が改心するわけでもなく死はいつでも届きそうな所にあるところがいい。 皆で紙相撲をしたり、落とし穴を作ったり遊んでるが、死が突然やって来る。 突然ではあるが唐突な感じはない。 主人公はヤクザだがこの映画を全くヤクザ映画とは考えませんでした。 人を殺したり殺されたりしますが、道徳的に良いとか悪いとかも全く気にしませんでした。 これを見てヤクザに憧れる人がいるとは思いませんしね。 優れた映画は優秀な娯楽・芸術であると再認識しました。 白黒映画時代以降で最も優れた日本映画の一つだと思います。 [CS・衛星(邦画)] 10点(2013-01-06 17:52:56)(良:1票) 《改行有》

9.  告白(2010) ■思い出せないいぐらい久しぶりに感銘を受けた日本映画。原作を読んで感動したが大概原作がよいと映画版にがっかりする。この映画は違う。原作より悪い、原作を超えた、とは異なる。同じストーリー、プロットで異なる作品を作ったと思える内容だった。 ■それは原作が1章毎に語り部が変わる一人称形式で非常に文学的なアプローチをしたのに対し、映画化するにあたって原作をなぞるのではなく正に原作を映像化したところがすばらしい。 ■これなら映画を見た後にもう一度原作を読める。どちらにも優劣がなく共に優れた異なる作品である。 ■TV局と広告代理店主導の映画にうんざりしている人。邦画は韓国映画に永遠に追いつけないぐらい差をつけられたと思っている人に見て欲しい。 ■この映画(原作)の欠点とすれば10代の若者の描き方が、あまりに類型的か? サイコで自分のコンプレックスを犯罪で埋めて優越感に浸るというのは、 あまりに単純かと思う。 ■私はこの映画を見て大変反省しました。 邦画=見る価値のない映画。 中島哲也監督=俳優にやたらと厳しい勘違い監督。 松たか子、岡田将生、木村佳乃=TVで見てるだけで判断してすみません。あなた達も優れた作品を求めてたんですね。 ■この映画はホラー映画ではありません。少年犯罪映画でもありません。邦画です。 ■松たか子が号泣するシーンは不要と思いました。押し殺した演出の方がよいとおもいました。TVの影響かあまりにも類型的なシーンは拒否反応してしまいます。 ■過激なシーンも多いですがぜひ多くの人に見て欲しい映画です。邦画に対して前向きになりました。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2013-01-06 17:38:40)《改行有》

10.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 謎だらけの前半から段々謎が解けいていく最初の2/3がこの映画の全て。後半は映画として話をまとめるためにとりあえず作りましたという感じ。この種のオチがある映画の宿命かもしれないが、かなりおもしろいなぁという評価が後半がくんと落ちてしまいます。ボーンアイデンティティもそうだけど、偶然事件に巻き込まれたので美人女性ってちょっとなあ・・・。たまたまテレビをつけてたらやってたので見てみました、って映画がとしては次第点だと思います。[地上波(字幕)] 6点(2012-07-01 19:59:40)

11.  悪人 TV(民放)で見たんですが、エンドロールで海外の映画際で深津絵里が受賞したシーンが映されていましたが映画館で上映した時もこの編集だったんでしょうか?これだけでもマイナス10点ですが…映画は原作を読んでいたので良くも悪くも原作通りです。予想外によかったのは老けたな~と思わせるほどのリアリティを見せた深津絵里と、売り出し中なのに「嫌な奴」役を演じた岡田将生です。逆にうんざりしたのは、いい加減やめたらと言いたくなるラスト部分でのスローモーション。感動的な場面の余韻を作ろうとするスローモーションほど興ざめはありません。[ビデオ(邦画)] 6点(2011-11-18 01:29:14)

12.  ルパン三世 カリオストロの城 宮崎駿の女性の描き方って苦手です、男性の勘違いした思い込みのかたまりみたいで。クラリスの事ですけど。クラリスがセリフをしゃべるたびに、いやになってしまいました。[地上波(邦画)] 1点(2010-08-01 11:33:07)(良:1票)

13.  アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 私は原作を読んだ後に映画をみました。結末・トリックは知っているので、 どうしても興味はこの原作をどのように映画化するか?でした。映画を見始めて「なるほど、これはルール違反であるかもしれないが旨いやり方だな~」と関心しました。 原作は現在・2年前が交互に展開する構成でしたが、この映画のやりかたもありかなと思いました。ただし映画を見て疑問に思った事があります(原作が原因でもありますが・・・)。1.動物虐待の犯人を捕まえるのに琴美は自分を犠牲にする必要があったのか?そこまでしなくても犯人は捕まるのでは?あるいはそこまでするほど追い込まれている心情が表現されていない。2.ボブ・ディランは神か?(ディランのファンではないので・・・)3.物語の進行上必要だからといって必要以上に警官を無能に描きすぎでは?現実の警官もあんなにイライラするほど無能なのか?4.原作の麗子が不思議な魅力を持つ人物だったので、麗子役をだれがやるのか楽しみだったが、大塚寧々だったのでがっかり。 この人、CMでもドラマでも「出来る女性」的なイメージの役をやってるがそんな器じゃないし、いつまでたっても演技が下手。5.河崎役は松田龍平より弟の松田翔太のほうが適役では? 原作は動物虐待や琴美への脅迫ももっと酷く、後味もさらに悪いものでした。 この映画を見て原作を読んでない方は、原作を読んでも後悔しないと思います。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-08-01 10:41:46)《改行有》

14.  となりのトトロ 基本的に宮崎駿は苦手で手を出さないようにしています。理由1、どの作品も不自然はぐらい声優が下手。どうして役に合うまともな声優を使わないのだろうと不思議です。今回は他の作品よりはましだと思ったが、糸井重里が破壊的なまでに下手で違和感出まくりでした。 理由2、女性が主人公になることが多いが、女性の描き方が男目線で、男が夢想するような現実感がないキャラが多い。今回も女の子は元気で、明るくて、素直で、いいコという呆れるような単純さでした。ちなみに宮崎の女性キャラで最低なのはカリオストロの城のクラリスです。 この作品は宮崎駿の代表作でTVで再放送されるたびに高視聴率をとる人気作だそうですす。 しかし物語自体は単純で、ある家族が田舎に引っ越してきて、迷子になった女の子が見つかってという馬鹿馬鹿しい内容。トトロや、まっくろくろすけ、猫バスなどのファンタジックなキャラクターはイマジネーションを感じる。ここはとても評価出来る。 [地上波(邦画)] 4点(2010-08-01 10:38:37)《改行有》

15.  恍惚の人 《ネタバレ》 森繁久彌という俳優に思い入れがない私ですが、森繁久彌の追悼特集を機に見ました。 高峰秀子の素晴らしさは予想通りだが、 森繁に関しては「森繁久彌ってこんなに上手い役者だったんだぁ」と驚かされました。 この映画での森繁久彌は演技してるんじゃなくて、ホントにこんな人なんじゃないの? と思わせるほどの自然な演技。素晴らしい。 痴呆症の老人介護というシリアスなテーマのわりに意外なほど各シーンに笑いがある。 これが社会問題を取り上げた重苦しい映画から、 「この映画おもしろいよ」と周りの人に気楽に薦められる映画に格上げ(?)している。 これは悪い事ではないと思う、 ラストで赤ん坊に戻った森繁が「おかあさん・・・おかあさん・・・」とつぶやくシーンはやはり感動的。 この映画、本当にお勧めです。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2010-03-10 18:22:06)《改行有》

16.  影武者 黒澤の完璧主義が悪い方向に行ってしまったような作品。 「赤ひげ」「どん底」などと同じく各シーンを完璧にしようとする意思は感じるが、 映画全体としては躍動感がなく、このレビューでも指摘されているように「退屈」な映画となってしまっている。 (私の好きな黒澤映画「酔いどれ天使」「蜘蛛巣城」「天国と地獄」など。) 黒澤が物凄い意気込みで作っているのは感じるが、かえって息苦しく その為、映画にリズムが出てこないし、見ているこちらも集中力が落ちていく。 1つのシーン毎に前置きが長くてまどろっこしいのである。 映画序盤からエキストラを含めてやたら人・金がかかった映画だなーと思ったが、 大振りしすぎで、ちっともボールにあたらないバッターのような映画だった。 素晴らしい芸術映画を娯楽映画のように楽しく見せる黒澤マジックがこの映画にはない。 また見る前に出演している役者のチェックをしていなかったので、 仲代達矢以外の俳優に全く気づいていない事にも愕然とした。 アップが少なく、メイクも濃く、見ているこっちも流し気味になってたとはいえ、 山崎努・萩原健一・根津甚八・桃井かおり・倍賞美津子・・・みんな気づきませんでした。 あと織田信長はいいとして、徳川家康をやっていた役者さんは誰でしょう? 徳川家康とは思えない存在感のなさ、セリフの棒読み。 今まで黒澤映画でこんな役者使っていただろうか?と思って調べたら晩年の 黒澤映画の常連さんだったんですね・・・ [DVD(邦画)] 5点(2010-01-21 17:58:15)《改行有》

17.  博奕打ち 総長賭博 任侠映画である。任侠映画、ヤクザ映画に詳しい訳ではないが、 これは任侠映画であってそれ以上でもそれ以下でもないでしょう。 男の意地の張り合い。兄弟分や親分子分との思惑のすれ違いにより 多くのヤクザが死んでいく。 だがあくまで任侠映画のフォーマットの中で送る出来事であり、 そこには取り立てて哀しさや悲壮感はない。 鶴田浩二がウルトラマンのように電車から飛んだのは驚いたが、 それ以外は退屈を感じるほど想定内の物語でした。 この映画の神話化に疑問を感じつつこの得点です。 [DVD(邦画)] 5点(2009-12-05 23:29:51)(良:1票) 《改行有》

18.  乱れる 《ネタバレ》 途中まで見ていて「これは今まで見た成瀬作品の中でも最高傑作では?」と思ってみていたが、やはり問題はラスト。このラストを受け入れるかで映画の評価が大きく変わるのでは?決して結ばれない恋愛というテーマの映画は数限りなくあるが、この映画では高峰秀子の態度はあやふやで疑問が残る。途中下車時点で心を決めたかと思ったが、実際は抱擁はされても唇はだめよ!では納得出来ません。ここまできて加山雄三に「あなたは未来がある人だから」などといって拒絶しておいて、結局加山はやけ酒のすえ死んでしまう。高峰秀子の優柔不断な態度が、加山雄三の若い未来を奪ってしまったわけである。これでは悲劇というより単に「ふわふわしてるんじゃないよーー」と突っ込みも入れたくなります。それを差っぴいても演出、画像は全編素晴らしく、色々文句を書いてもこの高得点です。[DVD(邦画)] 9点(2009-05-21 18:21:24)

19.  蒲田行進曲 ちょっとありえない人間および人間関係を、あえてオーバーな演出で狙ったよく出来たコメディ映画。 全般的にスピーディーな展開で飽きる暇もなく、人情話やお色気含めてとても楽しめました。 深作欣二というとどうしても暴力的な映画をイメージするが、 こんな映画も撮れるなんてやっぱり才能ありますね。 ラストのオチは納得出来ず見終わったあと残念な気がしました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-03-21 18:10:24)《改行有》

20.  細雪(1983) 《ネタバレ》 この映画はやはり岸恵子と佐久間良子。特に岸恵子が抜群によかった。それと日本の四季の風景や着物も、映画の流れに違和感なく映し出す演出が素晴らしい。吉永小百合の役はおしとやかながら芯の強い女性を描きたかったのだろうが、いかんせん吉永小百合がぽーっとしすぎ。最近のCMでも見られるとろーんとした表情とセリフがが映画のリズムを乱しているように感じた。[CS・衛星(邦画)] 8点(2009-02-22 22:33:54)

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