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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. STAND BY ME ドラえもん CGはたしかにまあまあよくできている。けどもそこここに、日本でだってピクサーっぽいのできるよーみたいな意識が感じられて、まあなんというか志が低い。脚本も同じ。こうすれば泣くでしょ、みたいなのが見え見えでそれをうまく隠す技がないのかどうか知らないけど、志が低い。この映画をひとことで言えば「志が低い」。それに尽きます。[映画館(邦画)] 2点(2015-02-19 05:22:00) 2. おおかみこどもの雨と雪 出てくる人がみんな善人。なのに母は社会を信じていない人として描く。子どもたちに“もうひとつの選択肢”はなかったんだろうか??? ……そんな矛盾を感じながらも、アニメーション作品としては純粋にアニメーションの見事さに見とれ、音楽の美しさに聴き惚れ、じんわりと感動できました。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-03-31 16:47:51)《改行有》 3. この空の花 長岡花火物語 この映画のテーマについては賛否あるでしょう。正直説教臭すぎてセンチメンタルすぎると思います。でもまじめに戦争について、平和について考えたいという人にはドキュメンタリーだかドラマだかなんだかよくわからない表現方法にも、その繰り出される言葉を「聞いていさえすれば」ついていけるのだろうと思います。 逆に、いわゆる昔の大林映画を期待して行った人には、なんとも奇っ怪な、ロマンも情緒もない作品として映るのかも、と思いました。 しかしこの、追いついていけないぐらいの速さで繰り出される台詞と、行きつ戻りつする時間・場所と、意味ありげに、でも後半はそんなのいらなくね?と思えるような言葉まで文字として出して一見ドキュメンタリー風に見せつつも完全に作り事でございという(うそっぽい合成も含め)この映像表現が、面白かった。このエネルギーと爆発力はなんなんだろうと思いました。 大林監督は「時かけ」のようないわゆる大林監督といえばこれ!という時代よりももっと前の8ミリ自主映画時代の作風に先祖返りしているような気がします。デジタルという道具を手にして獲得した自由さが、表現を回帰させる方向に向かわせたのではないかと思いました。 そんな、あれこれ撮った素材をとにかく猛烈なテンポ感でつないで面白がっている、そのエネルギッシュな映像表現に惹かれました。こう言っては大林監督には失礼かもしれませんが、テーマなどはどうでもいいと思いました。ただひたすら、くらいらとめまいがし唖然とするような映像世界に打ちのめされました。[映画館(邦画)] 8点(2013-03-21 01:48:21)(良:1票) 《改行有》 4. 夢売るふたり 前作の「ディア・ドクター」に比べると後半の展開が少々雑なような気もした。そういう感じにしたいのはわかるけど、もう少し親切に見せてくれないかなあというところもなくはなかった。 でもですね、見終わって三日たってもあの二人のその後が気になるんですよ!なにこれ。ひどいよなー(褒め言葉) というわけで、お見事でした![ブルーレイ(邦画)] 8点(2013-03-21 01:20:45)《改行有》 5. 桐島、部活やめるってよ まああれですね。ぼくは完全に桐島ではありませんでした。桐島のまわりの人でもありませんでした。前田、というか前田未満ぐらいでしたね。そういう人にはグサグサグサーっと刺さりますよね、はい。もう血だらけです。桐島や桐島のまわりの人たちには「???」なのかなあ。どうなんだろう。聞いてみたい。あ、でも友達にそういうタイプいないからなぁ……[DVD(邦画)] 8点(2013-03-21 01:15:05) 6. インターミッション 映画は、終わり方がすべてだ。映画批評家として様々な映画を見てきた監督はやっぱりわかってるな~、と思えるのはそこだ。 温度感もクオリティもバラバラのぶつ切りのエピソード、それぞれを見ていくとたしかに細かく突っ込みどころはあるだろう。でも映画が終わった時、その時に、ああ、言いたかったのはこういうことなんだな、あなたが描きたかったことはこれなんだな、それがズンと心に響けばそれで勝ち。 そういう意味で、はい参りました。そう思える映画です。[映画館(邦画)] 7点(2013-03-12 18:32:34)《改行有》 7. 戦場のメリークリスマス 30年ぶりに見直したが、驚いたことに、その時と印象が変わらなかった。 年をとると同じ映画でも見方が変わるというが、これはどうしてだろう。 ひとつには、曖昧なシーンがなくいろいろな解釈を許さない、ある意味“わかりやすい”話だからかもしれない。 もうひとつは、80年代のど真ん中に作られたにもかかわらず、この映画がもし新作として発表されても何の違和感もない、つまり時代を感じさせない映画だからかもしれない。 映画のテーマ自体にはいろいろ議論があるかもしれないが、そういう意味でこの映画は名作と呼べると思う。 あ、ひとつだけ。坂本龍一がデビッド・ボウイにキスされて剣を振り上げるがぶっ倒れるシーンは、当時はポカーンとして見ていたが、今回はなぜか爆笑してしまった。あの坂本龍一の顔は素晴らしい。いやもうね、また思い出し笑いしましたよ。まいったね。[CS・衛星(邦画)] 8点(2013-03-12 18:21:03)《改行有》 8. DEATH NOTE デスノート the Last name 冷やかし程度で見始めましたが、脚本はなかなか巧妙だと思いました。(原作未読なので原作の面白さでしょうか?) しかしなんなのあのCGのひどさ!今時ありえない![CS・衛星(邦画)] 5点(2011-09-05 20:21:41)《改行有》 9. DEATH NOTE デスノート(2006) 冷やかし程度で見始めましたが、脚本はなかなか巧妙だと思いました。(原作未読なので原作の面白さでしょうか?) しかしなんなのあのCGのひどさ!今時ありえない![CS・衛星(邦画)] 5点(2011-09-05 20:18:53)《改行有》 10. パレード(2010) なんというか、言いたいことはなんとなくわかるんだけど観念的というか、それをうまくキャラクターや筋運びやらに落としていくのが映画だと思うのにできてなくて、なんとなくテーマ的なものはわかるんだけど…で終わっちゃってて未消化という感想。 それが原作のせいなのか脚本化によるのかわかりませんが(みなさんの評を読むとどうも後者っぽいが)どっちにしてもダメですね。こんなんじゃ。[CS・衛星(邦画)] 4点(2011-09-05 20:14:10)《改行有》 11. さや侍 「働くおっさんシリーズ」なるものを知らない自分にとっては全く笑えなかった。ただ痛々しい映画だった。 一作目は、「映画をぶっ壊してやろう」という意図がとてもよくわかったし楽しめたのだが、二作目、今作と段々つまらなくなってきた。 前半、まさかこれをラストまで繰り返すんじゃないだろうなと思っていたらその通りになっていてガク然。自分にとっては退屈極まりなかったが、松本人志はひとつひとつの中身が面白いから繰り返しても観客は飽きないとでも思っているんだろう。 たとえその内容が面白かったとしても、話の展開・構成を工夫するのを怠って延々それを見せ続けるというのは、この人はバラエティ番組の延長線としか考えていずほんとの映画の面白さってものを知らないのではないのかな、とちょっと悲しい気持ちになった。[映画館(邦画)] 3点(2011-07-05 18:14:10)(良:2票) 《改行有》 12. 亀は意外と速く泳ぐ とてもくだなくてゆるい作品なんだけど、観終わったあとに、楽しい時間をありがとうって気になるんですよね。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-05-19 18:52:33) 13. ラスト サムライ 久々に見直したんだけど、渡辺謙演じる勝元って一体ナニと闘ってたんすかね???[地上波(吹替)] 5点(2011-05-19 18:14:05) 14. 八日目の蝉 最後の最後になってテーマがぼやける。 一体なにが言いたかったんだろう! 井上真央の視点で描くという狙いは悪くはないと思えたのだが… 個人的には一番泣けたのは小池栄子の告白シーンだった。[映画館(邦画)] 6点(2011-05-19 18:08:00)《改行有》 15. ノルウェイの森 原作未読。 村上春樹は何度も挫折した口なので、もしかしたら映画ならなんとかなるのでは?と思い観に行ったが、とても面白かった。 原作はどうか知らないが、見事に“映画”になっている、と思った。主人公のモノローグはあれど、この監督は画で語ることを知り尽くしていると思った。[映画館(邦画)] 7点(2011-02-08 15:59:22)《改行有》 16. REDLINE(2010) クルマやケムリなんかはたしかによく動き回るし、人物も全身の動きはあるんだけど、顔の表情なんかはほとんど変化しない。 人物の内面を動きによって表現するようなことには興味がなくて、ひたすら“形が変化すること”にしか興味がないように見える。 アニメーターの個性も感じられない。 アニメーションとしては、たとえば『崖の上のポニョ』のほうが100倍ダイナミズムを感じさせてくれ、ワクワクさせられた。 激しく速い動きや画面の歪みがインパクトを作ると思ったら大間違いだと思う。 それだけではドキドキできない。[映画館(邦画)] 5点(2010-10-31 22:47:45)《改行有》 17. 悪人 この伏線がここで効いてこう、みたいなエンターテインメントを期待する人にとっては陳腐な設定、ストーリーだろうな。 プロット的にははっきり言って大したことないし。 でもそういうところじゃなくてひとつひとつのシーンの中で描かれる登場人物の心模様、それを表現する行動や表情のディティール、それを味わうタイプの映画なんじゃないかな、これは。 そういう意味では極めて“小説的な”映画だと思いました。 (原作未読です)[映画館(邦画)] 8点(2010-10-06 06:15:52)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》 18. カラフル(2010) キャラクターデザイン、作画が生硬で、脚本もちょっとカタさが目についてしまい、内容のわりになか肩に力が入りすぎだなーと思ったものの、原作がいいんでしょうね、お話はわりと素直に入ってきました。つまりアニメでなくてもよかったって話か…(笑)[映画館(邦画)] 6点(2010-10-06 04:56:40) 19. 樺太1945年夏 氷雪の門 国弘威雄の脚本は力強かった。 戦時中は空襲もないおだやかな樺太の街が、戦争は終結してるのにソ連からすさまじい侵略を受ける。教科書でソ連の侵攻は知ってはいても、電話交換手の若い女性たちの目を通して実際に描かれたものを見ると、こんなにも無残なものだったのかと改めて事実の恐ろしさを思い知る。 あと、木村威夫の美術は素晴らしいのに、ミニチュア撮影がしょぼすぎてその点だけががっかりだった…[映画館(邦画)] 7点(2010-07-31 22:32:47)《改行有》 20. うた魂♪ 夏帆のかわいさはうまく出てましたね。[DVD(邦画)] 2点(2010-07-31 22:26:30)
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