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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. Platonic Love(2024) 《ネタバレ》 題名がプラトニックで内容もプラトニックなのに、主演の二人が外見的にまったくプラトニックな人間に見えない。 それがこの短編ラブストーリーのマズさのすべてを物語っている。 初めから終わりまで違和感しかなかった。[インターネット(邦画)] 4点(2025-04-15 20:05:21) 2. わたしのゆくえ 《ネタバレ》 なんか凄いものを覗き見してしまったような感覚。 だけど私にとっては分かりにくい内容でもあった。 自分が映っている映像を部屋で見るシーン。 これどういうこと? 自分も浮気されていた女の一人ってこと? このチャラい男は何股もかけている? 説明の少なさは評価されることがあるが、この作品に関して言えば、もう少し説明がないと私レベルには理解できない厳しい内容だった。 好きな雰囲気の映画だが、事の顛末をスッキリと理解できないモヤモヤ感が残り、自分にとっては消化不良感のある映画となってしまった。 (追記) 彼女自身が映っている映像を部屋で見るシーンについてネットで調べたが、そのシーンの解釈について触れているレビューなり解説が見当たらず、いまだモヤモヤ感は解消されていない。もしかしてこのシーンって、彼女の妄想というか希望的イメージなのかな?自分も彼とこういう関係なってみたら…みたいな淫らな妄想というか。[インターネット(邦画)] 7点(2025-04-13 23:15:12) 3. 凪の憂鬱 《ネタバレ》 舞台は大阪。 契約社員の凪子は一年付き合った彼氏にフラれた。 凪子は周囲の人たちと交流しながら日常を生きていく。 特別な出来事が起きるというよりは、大阪のなんてことのない日常が描かれている。 なので、内容的に何か強い刺激があるとか、めちゃくちゃ感動するとかはないけども、大阪のどこにでもありそうな普通な日常を連ねることによって、どこか安心できるホッとできる内容になっている。 満足とまではいかなかったが、これはこれで心がほんわかするのでアリなのかも。[インターネット(邦画)] 6点(2025-04-13 13:20:53) 4. フィン 《ネタバレ》 内容うんぬん以前に音声が聞こえない。 周囲の騒音やBGMが大き過ぎて会話が聞こえない。 日本映画にありがちと言えばありがちだけど、一番やってはいけない事かも。 だって会話が聞き取りづらかったら、作品に集中できないでしょうに。 仕方ないので映像に意識を集中したが、スキンヘッドのアル中ジジイが結構な比率で画面を占領していて、これまたよろしくない。 たむろっていた若者たちの歌もついでに不快。 女のコが何気にかわいい以外、良い部分を見い出せない素人作品。[インターネット(邦画)] 1点(2025-04-11 20:19:13) 5. ある夜、彼女は明け方を想う 《ネタバレ》 『明け方の若者たち』のスピンオフ作品としてとても面白かった。 彼女側からの視点で描かれた内容は、『明け方の若者たち』と同じシーンなのに、全く違ったように見えるから面白い。 『明け方の若者たち』では、彼女が悪者にしか見えなかったが、このスピンオフ作品を見て彼女の気持ちを理解できた。 夫との空港での別れ際、彼女の方を振り向きもせず結婚指輪を外されたのは相当堪えたのだと思う。 そのシーンを今回実際に見て、彼女の孤独感をやっと理解できた。 視点が変わるだけで、彼女に対する印象がこうも変わるのかと驚いた。 なかなか趣向の面白いスピンオフ作品だ。 『明け方の若者たち』を見た方は、本作も是非見てほしい。[インターネット(邦画)] 7点(2025-04-09 23:23:08)《改行有》 6. 私はたぶん絶対にかわいい 《ネタバレ》 別れたばかりのカップルの会話劇。 彼は別れた彼女の家に私物を回収しに行く。 その道中での会話が妙にリアルで居心地が悪い。 付き合っていた時に彼が彼女にプレゼントしたぬいぐるみの押し付け合いもまたリアル。 リアルさはあるが別れたばかりのカップルの会話なんて聞かされたところで楽しくもない。 むしろあまり聞きたくないかな。 何にしろ実りのない会話内容だし。[インターネット(邦画)] 3点(2025-04-08 22:04:47)《改行有》 7. 世界は今日から君のもの 《ネタバレ》 三浦貴大とその彼女の絡みがものすごくつまらない。 というか三浦貴大そのものに魅力がない。 門脇麦は新境地に挑戦し、うまく演じていたとは思うが、それほど役柄にマッチしていなかった。 話自体はとても優しい話だし良い終わり方なので、見て気分は悪くならないのが救い。[インターネット(邦画)] 5点(2025-04-08 09:50:29)《改行有》 8. おるすばんの味。 《ネタバレ》 この映画、ふんわりと優しい空気に包まれている。 私事だが、まだ子どもの頃に母親を亡くした身なので、特にじんわりとくる。 そういや、母親の作った麻婆豆腐とかって唯一無二の味だったな、と思い出した。 遠い日の思い出。[インターネット(邦画)] 6点(2025-04-05 22:37:57)(良:1票) 9. 夏前。おわり 《ネタバレ》 作り手側としてはそれっぽいものを撮って公開できたって感じで満足なのかもしれないが、見る側が置き去りにされている酷い内容。 こんなのを見て、見る側は何を享受できるのだろうか。 少なくともわたしの場合は不快な思いしか残らなかった。 冒頭のシーンからして気持ちが悪い(背の低い方)。 何がどう気持ち悪いかは、差別にあたる内容なので敢えて書かない。 車に轢かれるシーンもとりあえず不快。 ストーカーの話も不愉快。 盗撮も不愉快。 暴力も不愉快。 告白したけどしつこく諦めない男の話も不快。 男は諦めが肝心。 DVの話も不愉快。 女性に暴力を振るう男は大嫌い。 血を舐める話。 血の量が多過ぎて気持ちが悪い。 ついでに男の方の短パンと下唇が生理的に無理。 最後はこの不快なエピソードをサラッともう一度見せるという趣向。 なのでもう一度、不快な気分にさせられた。 最低な気分だ。[インターネット(邦画)] 1点(2025-04-05 14:26:37)《改行有》 10. さよならくちびる 《ネタバレ》 まるで自分がハルレオの解散に立ち会ったかのような感動を覚えた。 そしてラストシーンにニヤリとさせられた(おいおい!マジかよ!成田凌にはげしく共感) 有名俳優三人を贅沢に配した布陣は盤石で、見ていて安心感がある。 さすがは俳優のトップ戦線で食っている三人だけあって、プロフェッショナルな演技を堪能させていただいた。[インターネット(邦画)] 7点(2025-04-02 09:47:10)《改行有》 11. ヤンヤン 夏の想い出 《ネタバレ》 ヤンヤンの想い出というよりヤンヤンの父親(オッサン)の人生譚なんだよな。 だから題名は『オッサン 夏の想い出』が適切な訳だが、それだと誰も見たいとは思わないだろうし、だいいちオッサンの写真じゃジャケット映えしない。 そういった打算的な背景が見え隠れして、見終えた後に何だか軽い詐欺被害にあったかのような気分にさせられた。 イッセー尾形が出過ぎなのもいただけない。 石橋貴明みたいな風情でまったくいけてない。 こんな日本人は嫌だ。 殺人事件が起きたり意外と非日常的なのもあったりしてストーリーに起伏はあるが、先にも書いたように特別イケメンでもないオッサンが主軸な上、映画全体のファッションセンスが最低なため、退屈な80年代の日本映画を見ている様な気分に陥るのもマイナス要素だ。[DVD(字幕)] 5点(2025-03-30 20:53:59)《改行有》 12. 電力が溶けるとき 《ネタバレ》 部長の悪口はよろしくないが、部長に聞かれてたってのは妙にリアルでほんとっぽい。 とりとめのない同期同士の会話は、大した内容でもないのになんだか楽しい。 停電したから会社に残らないといけない理由は欲しかったかな。 すずらん通りは御茶ノ水のしか知らないなぁ。 砂町銀座の端っこにある立ち食いスタイルの焼き鳥屋の串焼きは大好き。 戸越銀座はあまり楽しくなかった。 そういや十条銀座は行ったことがなかったので、いつか行ってみるかな。[インターネット(邦画)] 5点(2025-03-29 21:46:34)(良:1票) 《改行有》 13. 明け方の若者たち 《ネタバレ》 途中で女の方が実は結婚していたと分かるわけだが、男のほうは知っていて、知らないのは我々視聴者だけという何とも騙された感がある構成はいただけない。 そもそも相手が結婚していると分かっていて付き合い始めたのに、いざ別れの時が来たらやたらに落ち込む心理は理解できない。 そこまで落ち込むなら最初から付き合うべきではないね。 個人的には、黒島結菜が外見的にあまり好みではないのと、性的なシーンがしつこいのが難点だった。 この作品は通勤途中の中央線の中で見ていたのだが、高円寺で夜を明かすシーンの時に、自分の乗っていた電車もちょうど高円寺駅に停車していた(もっと細かく言うと、高円寺駅の高架下で3人がはしゃぐシーンの時、ちょうどその高架上の電車の中でそのシーンを見ていた)。 何という偶然だろう。 さすがに偶然が過ぎてビビった。 怖いぞ、神様のイタズラか?! *その他、トピックス ・高円寺の他には明大前や下北沢が出てきて、なかなかイタイ場所選びがポイント。 ・黒島結菜のペチャパイは構わないが、黒髪のショートヘアは苦手。 ・大学の飲み会はつまらない、あの頃には戻りたくない。 ・きのこ帝国の『東京』を使ったのはさすがだね。 ・あのリアル過ぎる性描写はマジいらない。 ・なるほど、こういう視聴者への誤認誘導のことを叙述トリックと言うのですね、一つ賢くなりました![インターネット(邦画)] 7点(2025-03-27 23:31:18) 14. 優しさと泪と 《ネタバレ》 主演の副島美咲さんは、かつて壇蜜に似ていることから「小蜜」と呼ばれていたらしい。 こんなにデコルテが美しい人は10年に一人くらいしかお見かけできない、それだけデコルテが綺麗だしデコルテを出しまくりだった。 最後に「わたしのこと好きですか?」と問いかけてくるシーンがあるのだが、もちろん好きである。 脇役の方々がびっくりするくらい素人演技のセリフ棒読みで、意図的に素人を起用してるのでは?と思うほど酷い。 だけどその分手作り感があって親近感は湧く。 音楽もとてもいい感じで、気持ちよく見ることができる。 始まりから終わりまでずっと愛とは何か?について追究しまくる内容。 ここまでしつこいと逆に何か振り切っている感じがして清々しい。 わたしは好きです、この作品。[インターネット(邦画)] 8点(2025-03-25 20:10:14)《改行有》 15. 東京のバスガール 《ネタバレ》 主演の女優さんは知らない人だけど、バスガール役を演じるだけあって美声の持ち主だ。 おまけにスレンダー。 そこにまとわりつくオッサンどもが対比的に汚らしい。 というより単なる強制わいせつジジイだ。 バスガールがバスガイドをしているシーンはとてもいいんだけど、ギャグシーンが壊滅的につまらない。 これは時代のせいではないと思う。 ギャグセンスの問題だ。 個人的に二重橋のほど近くで働く身としては、序盤の大手町から日比谷に抜ける辺りのバスガイドはとても楽しいものだった。[インターネット(邦画)] 5点(2025-03-18 22:45:18)《改行有》 16. ナミビアの砂漠 《ネタバレ》 河合優実が出ずっぱりで、河合優実ありきの映画だと思う。 基本メンヘラ、暴力的で退廃的な性格。 人と関わるのが嫌いそうにみえて、彼氏は常にいる。 そんな彼女をひたすら2時間見つめ続ける映画。 この映画を見て何を感じるか、どう解釈するかの余地はかなりある気がする。 つまりこの映画を見た人それぞれが様々な解釈を持てるような幅の広い、自由度の高い映画だ。 わたしはこの手の映画は好きな方だ。 一人の生き方を淡々と描く。 何気ない日常にその人の生き様がある。 こういうのも面白いと思う。 河合優実の演じた主人公のやさぐれ感はハンパない。 精神病質なところもあるし、本人も生きづらそうだ。 そんな彼女を見捨てることなく付き合う彼氏の気持ちは正直理解はできない。 でもきっとそんな彼女にも、彼氏を引き留める魅力がどこかにあるんだろう。 その魅力が何なのかは最後まで分からなかった。 でもそれでいいんだと思う。 彼女を魅力的と感じ、そばに居てくれる人が居るならば。[インターネット(邦画)] 8点(2025-03-11 14:33:42)《改行有》 17. 日本暴行暗黒史 異常者の血 《ネタバレ》 いやー、これほんと内容が濃すぎて胸焼けがする。 閉鎖的な村の中で起きた血の濃すぎる話。 ドキュメンタリーっぽく描かれているので余計に気持ちが悪い。 日本の昔々、田舎のどこかの村でこんな事が実際にあったかもしれない、そう勘繰ってしまうくらいリアルな内容だ。 まさに日本の暗黒史である。 こんなドス黒い、気持ちの悪い胸焼けのする血の濃い話は、闇に葬り去って語り継がない方が良いだろう。 この映画も封印した方が良い気もする。 (現在、アマプラで…[インターネット(邦画)] 7点(2025-03-03 00:01:30)《改行有》 18. ひとりぼっちの人魚 《ネタバレ》 佐渡の女性がブラック企業でパワハラ上司に苦しんで自殺、その幽霊が新潟まで姿を見せては人魚としてのモデル稼業で生き甲斐(死に甲斐)を見い出すも、新潟の絵描きに約束をすっぽかされ、モデルとしての生き甲斐(死に甲斐)を見失った佐渡の女性は、その後新潟の絵描きの前に姿を見せることはなかった…という話、なのかな?分からん。 人魚の古臭いゲジゲジ眉毛と昭和チックな古びた映像は、昔から伝わる人魚伝説を語る上での狙いかな?分からん。[インターネット(邦画)] 3点(2025-02-23 09:59:25)(良:1票) 《改行有》 19. 怪獣の日 《ネタバレ》 未知の生物について、本来であれば充分調査してその危険性を調べ尽くした上で対応すべきであるが、政府からの圧力や対外的な体裁、お金の問題から判断を誤り、結果近隣住民に被害が及ぶ。 これは怪獣漂着を例えにした、社会への皮肉と問題提起である。[インターネット(邦画)] 5点(2025-02-20 19:18:49)《改行有》 20. しまこと小豆島 《ネタバレ》 小豆島、一度は行ってみたい。 オリーブや醤油、好きなものばかりだから。 本作はそんな小豆島が舞台。 しまこという女性が主人公。 しまこの母親は既に亡くなっていて、父親には再婚予定の女性がいる。 その再婚予定の女性としまこが、何故か二人で小豆島を訪れるという不自然な設定。 二人には最初距離があったが、小豆島を旅するうちに心を通わせる。 話自体は心温まるものであり、見ていて悪い気持ちはしない。 ただ、設定がいささか強引なので、話で見せるというより小豆島をアピールすることが目的の作品な感じがした。[インターネット(邦画)] 6点(2025-02-19 20:17:10)《改行有》
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