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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. Avalon アヴァロン 音楽は素晴らしかった。アーサー王伝説を取り入れてあるのもいい感じ。 で~も~、ネットゲームのジャンルがいいかげんでしょ!あの内容で職業が 戦士だの司教だのって、聖職者キャラは何すんの? 同じような内容なら「.hack」のほうがわくわくする展開でした。 [DVD(字幕)] 5点(2008-06-19 14:00:59)(良:1票) 《改行有》 2. 蟲師 《ネタバレ》 私は原作が好きで、原作に忠実につくられたアニメ版が非常に良かったので、実写には期待していたのですが・・・。まず物語は一話完結が基本のものなのに、無理やり複数の話を一つにしたため、どの話も中途半端で、原作とはまったく違う結末だったり、原作を知ってる人にもさっぱりな展開。ぬいのエピソードはギンコに記憶がない時点で本筋の話では無いと私は思うので、何故数ある蟲の話からあれをチョイスしたのかが疑問。淡幽の話は唯一連続して語られている話なので、本筋といってもいいかとは思うんだけれど、淡幽という女性の人物像が、ほとんど苦しんでいる姿しかなくて分かり辛い。ギンコも含みを持たせすぎで暗い。本当に原作を読んで作ったのか疑問。何話かチョイスしてオムニバスな感じで作ればよかったのにね。まぁ、原作好きでもこれはかなりキツイ出来でした。[DVD(邦画)] 1点(2007-11-23 21:23:48) 3. めがね かもめ食堂よりもストーリーは無いので、観る人によっては飽きるかも。私はこういう雰囲気好きなので、「旅する気持ちで」観れました。本当に劇的な展開もなく淡々と進むのですが、なぜかエンディングの大貫さんの歌声で涙がこぼれてしまいました。映画観て泣いたのは久しぶりかも・・・。きっと自分でも理解できていない、自分の心のどこかの部分に響く映画だったのかなぁ。最近は技術の向上とともに、映像化不可能だったシーンがどんどん映像化されちゃって、それはそれでいいんだけれども、観る側に想像をさせる余地がなくて、だからこういう、大して語らない映画は貴重なのかも。[映画館(邦画)] 8点(2007-10-19 20:49:33) 4. かもめ食堂 《ネタバレ》 淡々と見ればそれで終わってしまう作品。でも随所に伏線が張ってあって、楽しかったです。特に盛り上がりが無いのに、考えさせられた映画は初めてでした。サチエのありのままを受け入れる心の広さと潔さに癒されて、前向きなっていくミドリ。ミドリの一生懸命さに感化され、柔軟になっていくサチエ(シナモンロールの件とか)。過去から開放されたのに、結局過去を、それまでの自分を探してしまうマサコの心情を、行方不明になったカバンに彼女の過去そのものを重ねて、それを無感情に求める姿で描いてみたり。フィンランドの森の中で、時を感じにいったのに、足元のキノコを採ってしまう姿は、それまでのマサコの生き様だったのでしょうね。そして自分自身の時間を探すことが出来たマサコにとっては、後に出て来たカバンの中身(つまりそれまでの自分)は、採ったはずなのにいつの間にか無くなっていたキノコと同じ、取るに足らないものに変わっていたのでしょう。他にもサチエの水泳のシーンや異国の青年の存在など、気持ちや心情の変化を押し付けがましく説明せず、それぞれの日々の何気ない生活風景の中に、見事に表現し、見方によって色々楽しめる、見た目よりも凝った作品だと思いました。一見自然体に見える三人の演技も、実は計算されたものに思えます。見た後に友達とシーンの意味について議論したのは、久しぶりですね。[DVD(邦画)] 10点(2007-07-25 21:11:58)(良:2票) 5. 憑神 原作を読んでいたので、コメディとはちょっと違うとは分かっていたのですが、あのキャスティングではコメディだと思って観に行く人もいますよね。ちょっと時間的な制約から、人物相関など省略しすぎで、原作読んでないと存在が唐突な方々も・・・。面白い題材だけに、勢いで撮ってしまった感になってしまったのは残念ですねぇ。原作あり作品が原作読まないと補完できないのは、映画としてマイナス評価ですねぇ・・・。[映画館(邦画)] 6点(2007-07-25 20:38:43)
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