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プロフィール |
コメント数 |
6 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
ベスト⑩ ①2001年宇宙の旅 ②エターナル・サンシャイン ③素晴らしき哉、人生! ④ファイトクラブ ⑤パルプ・フィクション ⑥大脱走 ⑦レザボア・ドッグス ⑧フィールド・オブ・ドリームス ⑨アメリ ⑩マグノリア
ミニシアター系はあえて除きました。 |
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1. ハチミツとクローバー
《ネタバレ》 原作の「ハチクロ」はとても素晴らしいです。映画は個人的には退屈でした。そして今思うのは、この映画に関わらず、漫画の映画化とはどうなんだろ、ということです。僕は「ピンポン」を原作を知らないままで観てとてもおもしろく感じました。しかし、もし原作を呼んだのが先だったらどう感じたのでしょう。一般的に、映画化する時のコンセプトを「原作に忠実」にしようが「あくまで原案として」にしようが、観る側(原作を知っている側)にとって所詮超えられない壁なのでしょうか。この映画に関しては、加瀬亮さんが演じた真山の原作の魅力や森田さんの子供っぽさが全然伝わっていなかったし、そもそもあれだけ深く愛すべき人物像を創り上げた原作を再現するには、正直行って尺的に無理があったとしか言いようがありません。これからどんどん漫画の映画化は増えてくるでしょう。映画は日本が誇る一つの独立した立派なカルチャーです。作り手にとっては質の高い世界観をそのまま使用できる上、原作ファンという計算できる集客が見込める魅力ある分野でしょう。ただ、我々観る側にとっては複雑な思いがあります。[DVD(邦画)] 3点(2007-10-26 15:55:19)(良:1票)
2. ピンポン
僕は日本映画の扉を開いた映画の一つだと思います。ちなみに僕は原作を未読のまま観ました。しかし、理屈なしに面白かったし、なにより新しかった。そのときはまだクドカンなんて知らなかったので「こいつは要チェックや」と言ったのを覚えています。と同時に僕はある種の懐かしさを覚えました。この映画が漫画の映画化だと言うことを聞いた時、「ああ、この映画は漫画なんだ。ぼくらの愛してやまない漫画の世界がここにあるんだ」と妙にまた納得したことも覚えています。もちろん原作ファンの方との間で意見の相違はあるでしょうが。邦画の勢いが盛んな今だからこそ、ほんの5,6年前に日本映画が変わり始めるきっかけとなったこの映画を再評価しています。[DVD(邦画)] 9点(2007-09-18 23:15:03)
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