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プロフィール
コメント数 558
性別 男性
自己紹介 馬鹿の一つ覚えのように「映像ガー」「音楽ガー」「テンポガー」と言っております。お許しください!
目指すはレビュー数1000
社会人になってなかなかレビューを書けなかったのですが、また書いていきたいと思います。この数年間も変わらず映画が大好きだったので。

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ゴジラvsコング 《ネタバレ》 公開時に4DXで鑑賞しました。 うーん、キングオブモンスターズは素直に楽しかったけど、キングコングとクロスオーバーとなると、コングメインの話で地下空洞の荒唐無稽なファンタジー世界が展開され、いったい何を見せられているんだ感が強く面白くなかった。 クライマックスのバトルはなかなか見ごたえはあった(置いてたコーヒーがぶちまけられるくらい椅子が揺れまくった笑)けど、ストーリーが壊滅的に面白くない。もっといろんな怪獣が見たいのに…。 次回作が近々公開ですが、予告編を観る限りまたコングメインっぽいのでもう映画館では観ないかな。 マイケル・ドハティ監督の復帰とゴジラ単体作を望みます。[3D(字幕)] 4点(2024-04-03 15:19:07)《改行有》

2.  ゴジラ-1.0 良くも悪くも山崎映画だなぁという印象。想定外の展開はなく、最後まで予定調和。お約束の展開と漫画みたいなセリフ回し。 しかし大人でも鑑賞に堪えうる貴重なゴジラ映画。映像が良くできている。 バランスは抜群に良いし、一般受けはすると思う。まさかゴジラ映画で泣くとは思わなかったし。 ただ、ゴジラを主人公にとっての対峙すべき存在としてしか描いておらず、ゴジラとは何なのか、ゴジラの存在に対する問いかけや深堀がされていないように感じた。 やっぱり自分にとって至高のゴジラ映画はシンゴジラだ。 追記:アメリカで大ヒット中ということで、フェミポリコレ映画が量産される(フェミポリコレ要素がないと映画として世に出せなくなってきている)なか、多少ツッコミどころはありつつも、やはりこういうドストレートな人間ドラマ&アクション映画を観客は欲しているんだよなぁと感じた。特殊効果でアカデミー賞ノミネートの可能性も高いらしく、日本の映像技術がアメリカで認められたのは素直に嬉しい。[映画館(邦画)] 7点(2023-12-27 13:41:15)(良:1票) 《改行有》

3.  翔んで埼玉 そんなに期待してなかったせいかなかなかバカらしさを貫いていて笑えた。 当方福岡県民なので関東住の方はもっと楽しめたんだろうなあと感じました。[地上波(邦画)] 5点(2023-11-30 15:07:00)《改行有》

4.  ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 《ネタバレ》 大絶讚の嵐なので観賞。 映像は見事だけど、内容としては可もなく不可もなく無難な感じのエンタメ作品で、革新的な要素やストーリーの意外性などは皆無であり、予告編が本編のダイジェストと言っていいほど。予告以上のものを期待していたので個人的に楽しめなかった。スローで見せるギャグ演出がくどい。 また、囚われており救いだされるのが臆病なルイージで、国を守るために勇ましい姿を見せ、マリオを鍛えるのがピーチ姫というフェミ配慮?が引っかかった。[3D(字幕)] 6点(2023-05-06 02:41:45)《改行有》

5.  THE FIRST SLAM DUNK 《ネタバレ》 高評価の嵐にハードルが上がりきっていたが、そのハードルを軽々飛び越えていくほど面白かった。試合の流れや結末は知っているけど、盛り上げる演出が上手いしカッコよくてめちゃめちゃ興奮してしまった。音楽の使い方もめちゃ上手い。試合終盤のあの演出は素晴らしい。 惜しむらくは試合が盛り上げるけどリョータの過去話が挿入されることでその度クールダウンしてしまうことか。でも試合の流れと過去話をシンクロさせる見せ方をしないとまとまりがなくなるもんね。 久々に原作漫画を読み返したくなった。[映画館(邦画)] 9点(2023-05-01 22:01:18)《改行有》

6.  泥の河 《ネタバレ》 子ども目線で描く戦後。各エピソードがそれぞれとても印象深い。貧困に振り回される子どもたちの友情…。80年代の映画とは思えない泥臭さ。 加賀まりこが美しい。 原作は未読だが、宮本輝のデビュー作とのことで、いきなりこの完成度の小説を書いたことに感服する。[インターネット(邦画)] 8点(2023-04-20 08:08:44)《改行有》

7.  シン・仮面ライダー 《ネタバレ》 最速上映にて観賞。当方仮面ライダーは全く通っておらずド素人の感想。 シン・ゴジラのように現代のものとして過去作を壊し再構築、アップデートしたものを望んでいたのだが、シン・ウルトラマンと同様原作を尊重しすぎている構造だったためあまりノれなかった。元々が映画とテレビシリーズという違いがあるため仕方ないと思われるが、思い入れの深さの差による違いでもあると思われる。世界観の根拠になる設定は細かく凝っているが、物語としての根拠にはとことん無関心でありそのため全然ストーリーにのめり込めない。 アクションとバイクに乗る姿、仮面ライダーとオーグメントたちのデザイン、綺麗な景色やカット割り等映像は抜群にかっこいいが、冒頭から造語のオンパレードだったり、オーグメントのアジト突き止められ過ぎでザル過ぎ、蠍オーグ銃でやられてる、ハチオーグのアジトから撤退後数時間後に再突入というカジュアルさがなんだか間抜けに感じられたりなど突っ込みどころ満載。シン・ゴジラのように市井の人々が脅かされている描写がなく仮面ライダーが何のために闘っているのかが??? ほぼ満席の劇場で途中退席者がいたが、気持ちが分かる…。 パンフレットには庵野監督の「自分がやりたいものより、観客が面白いと思えるものを目指した」という旨のコメントが載っており、それでコレなら監督がやりたいものをやった映画を観たかった。[映画館(邦画)] 6点(2023-04-01 13:47:48)《改行有》

8.  降霊<TVM>(1999) 《ネタバレ》 人間臭いというか頭が悪いというか…。女の子がケースの中に入っていたのは事故で、何も悪いことしていないんだから発見した時点で警察や救急車呼べばこんな負の連鎖は起きなかったのに。 でもこういう愚かな主人公は嫌いじゃない。 幽霊の描写が秀逸。誘拐が絡んだミステリ要素は入れずに、序盤の日常に同居する幽霊をずっと見ていた方が面白かったかも。[DVD(邦画)] 7点(2020-10-11 21:24:13)《改行有》

9.  蜜蜂と遠雷 《ネタバレ》 邦画には珍しい映像主義的映画で少し驚いた。原作は未読だけど二段組みの分厚い小説だったと思うので、映画化に際してかなりの情報をそぎ落としたのだろう。 映像で語ることに徹底しており、登場人物を深彫りし具体的には描いていないため、結局どういう人物だったのか分かりづらく、クライマックスである最終審査でもそこまでのカタルシスは得られなかったが、感情や考えをベラベラじゃべったり、モノローグや説明台詞満載で映像にも凝っていない平凡な作品よりはマシ。今後も注目の監督さんだと思った。 鈴鹿央士は新人とは思えない演技っぷり。そしてやっぱり松岡茉優は良いぞ。無理だと思うけど、「アマデウス」みたいに役者が実際に鍵盤叩いてたら、海外に出しても恥ずかしくない映画になっていただろうなぁ。 ピアノ演奏のイメージ映像として、「ヱヴァQ」と同様馬が用いられていたけど、何か元ネタがあるのか? 連続ドラマで観てみたいな~。[DVD(邦画)] 6点(2020-10-11 21:02:16)《改行有》

10.  火口のふたり 《ネタバレ》 簡単に言うと親戚同士で幼馴染である30代の男女二人が、女が結婚を機に引っ越すのを手伝うために久しぶりに再会し、20代はじめに恋人の一歩手前のセフレのような関係だった頃を回顧しながら、富士山が噴火する世界の終わりのそのときまでセックスする話。淡々としているにもかかわらず、最後まで惹きつけられる謎の魅力があり、その原始的欲求と行為、男女の関係、富士山の噴火など、何か寓話的というか神話的な雰囲気があった。 が、これがキネ旬一位か…。[DVD(邦画)] 6点(2020-10-11 20:02:47)(良:1票) 《改行有》

11.  野性の証明 《ネタバレ》 特殊部隊、自衛隊、村の大量虐殺事件、地方の大企業の陰謀、ヤクザ、予知能力の覚醒、疑似親子の絆と逃避行が見事に上手く………絡み合ってない! かなり荒唐無稽なストーリーで、終盤いきなり猛スピードのトロッコに乗っていたのは思わず吹き出してしまった。トロッコの中に操作するスイッチがあるのもおかしくないか…。そしてぐったりしていた薬師丸ひろ子がトンネルから「おとーさーん!」と駆け出してきて、あれだけ高倉健に全然当たらなかった弾が一発でヒット!ここでも思わず吹き出してしまった。 途中まではまだ観れたけど、高倉健vs自衛隊の構図と、切なさのあるラストに持っていくためにむちゃくちゃし過ぎでは。 観終わってからは、なんか金だけはめちゃくちゃかかってそうだな~という感想しか出てこなかった。 松方弘樹の殺す気マンマンな鬼の形相と無駄に連発されるスプラッタ描写はよかった。 音楽がすごくルパン三世でしばしばそっちに気がとられてた。[DVD(邦画)] 3点(2020-08-14 23:04:39)《改行有》

12.  ドラゴンクエスト ユア・ストーリー 《ネタバレ》 酷評の嵐だったので、ハードルが下がっていたためか、だいぶ楽しめた。 ドラクエⅤはSFCやDSで何周もするほど大好きで、モンスターも全部仲間にし、レベルを全キャラカンストさせたほどでもう愛していると言ってもいいのだけど、この映画、私にとっては悪くなかった。 あの壮大なストーリーを2時間の映画にするのは土台無理な話で腹をくくっていたのだが、要所要所を丁寧に綺麗で迫力ある映像に仕上げつつも大胆にストーリーのカットや改変、ダイジェスト等を行っていたのでやはり不満は募った。一方でキャラクターの喜怒哀楽を表情豊かに表現していたのはとても満足できた。ビアンカもフローラもすごくかわいく、結婚関係のエピソードは改変しつつも良くできていたと思う。 そして問題の終盤の展開は、よく「制作者はゲームのプレイヤーをバカにしている」と炎上していたが、私は世界観のネタバラシに関して、なるほどそういうことであればダイジェストも改変も仕方ないよなというのと、これは「天空の花嫁」ではなく「ユアストーリー」だから別物だよなと割り切り、そう思えば悪くないのではと思えてきた。 そしてコンピューターウイルスの登場とその発言は、ゲームを楽しんでいる人に水を差す、世間のゲームを良く思わない人・関心がない人たちとそのいまだによくある価値観・意見であり(自分も幼少の時から今でも、ゲームにのめりこんでいると親からよく言われたものだ)、それに対しそんなことはない、ゲームをプレイした経験や体験は本物であると否定する。これは今までドラゴンクエストをプレイしてきた・している私たちを全肯定してくれていることに他ならない。劇中の主人公同様、自分が子供のころにドラクエシリーズをプレイした思い出がぶわっとフラッシュバックし、胸が熱くなった。 この「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」はタイトル通り、ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズをプレイした鑑賞者個人の経験で補完することで完成する映画だった。ドラクエⅤの映画化なんて無理ですよ、原作ゲームより面白い映画なんて作れないですよと白旗を上げ、ゲームをプレイした思い出を懐古させる。確かにドラクエの映画化というのは、これが正解なのかもしれない。どうやったって個人がプレイするゲームに勝る映画なんてできっこないのだ。 なかなか思いついても実行はしないような構造をしている映画だが、そこのチャレンジ精神も含めて、評価したい。エンディングで名曲メドレーをやってくれたのもうれしかった。映画のエンディングが終わり、現実に戻るとき寂しさは、ドラクエを全クリしてエンディングを見終わったときの寂しさと同じものを感じた。[映画館(邦画)] 8点(2020-08-14 23:01:09)《改行有》

13.  響 HIBIKI 《ネタバレ》 原作は芥川賞直木編以降失速気味で、完結を待たずに途中で飽きて読まなくなり、映画化決定後も特に本作を観るつもりもなかったのだが、とあるアイドルグループにはまり、それ経由で坂道シリーズにも興味を持ち、色々漁っていく内に欅坂46→平手友梨奈→本作鑑賞、という流れ。 原作の魅力は、純文学や文壇を題材にしている特異さと縮小する一方である業界に対する毒、突き抜けた主人公のキャラクターに翻弄される同じ学校の生徒や大人たちという点で、原作での一番の盛り上がりを映画の結末にしたのはとてもいい決断だったと思う。ただ、原作の良い意味でも悪い意味でも粗削りな作風を、登場人物やエピソードを削ることで軽量化には成功しているものの、そのまま踏襲している点も多くまた原作の中盤までを映画化しているため、やはり中途半端感は否めず、しっかりとオチがあるわけでもないので、結局平手友梨奈のためのアイドル映画に終始してしまっている。(というものの、映画としてどういう着地をするのがベストなのかと考えたところで思い浮かばないのだが…) 動物園のシーンなどで魅せる平手友梨奈の表情は微笑ましく、ファンとしては嬉しいものの、一方で文芸誌読者の私としては原作の芥川賞・直木賞周りのツッコミどころをそのまま引き継いでいるのは残念だった。 平手友梨奈のアイドル映画としては満足だが、一本の映画としてみると、この点数。 以下、劇中の芥川賞・直木賞関連のツッコミどころ。 ・現行の規定では芥川賞は雑誌掲載の中短編、直木賞は単行本で発売された作品が対象であるため、劇中の小栗旬演じる山本の長編と思われるほど分厚い単行本「豚小屋の豚」は芥川賞の対象外であり、また響の「お伽の庭」は雑誌掲載であるため直木賞の対象外。 ・芥川賞・直木賞の規定は時代とともに変遷しており、過去に一作での両賞同時ノミネートはあった(昔は文芸誌掲載作が直木賞候補になることは珍しくなく、また選考がそれぞれ別日で、直木賞候補を選考の結果芥川賞に回したりしたこともあった)ものの、現行の規定だとほぼあり得ない。(元々本を売り上げるための賞であり、双方で別々の受賞者を出した方が作家にとっても出版業界にとってもおいしいため) ・芥川賞・直木賞は事前に候補者へ連絡し、候補となることを承諾するかどうかの確認があるため、メディアで候補作が報道される時点で作家本人(劇中でいえば響)が候補になったことを知らないのはあり得ない。 最後にひとつ。北川景子演じる文芸誌編集者のデスクに並べてある本…目立つところに村上春樹の「1Q84」があり、その隣には「もしドラ」…これは製作者なりの皮肉なのでしょうか。笑いました。[DVD(邦画)] 6点(2020-08-14 22:57:12)《改行有》

14.  復活の日 《ネタバレ》 コロナ禍で話題になったこともあり観賞。なるほど人工的に開発された生物兵器との噂もあるコロナのことを予見したような映画で興味深く観賞した。 ただ80年代の角川映画で監督が深作欣二なのでかなり大味なのは否めない。 現実に未知のウイルスが蔓延ってしまった現在の目で見ると、いくら感染後すぐに死に至らしめる凶悪なウイルスだとしてもマスクや除菌消毒の概念が無くノーガードで診察し医師看護師がバッタバッタと倒れていくのは頭悪すぎるし、政治や科学的視点が限りなく薄っぺらでリアリティが感じられなかった。 多岐川裕美演じる看護師が、死んだ友人の子を保護するまでは良いのだが、その後ボートに乗って海を渡るシーンは、そのボートはどこから!?てか船舶免許持ってるのはなんで!?とそっちが気になってしまった。 ウイルスで南極にいた人間以外は死滅し、さらに対ソ連対アメリカの核ミサイルを止めに行くも間に合わず作動し南極の人間まで死ぬという展開は意外性があり期待したが、放射線を当てたらワクチンができたり、大地震からも核攻撃からも生き延びる草刈正雄にはさすがに辟易とさせられた。その後作戦に失敗したときのために避難した集団と合流するため大陸を南下し始めるのだが、マチュピチュなどの観光をしたり、朽ち果てた協会で自主制作映画のような何の工夫もない謎の対話シーン、髪も髭もボーボーでボロ布を纏い変わり果てた草刈を遠方から瞬時に認識するオリビアハッセーなど、終盤にかけて引っ掛かる点が多すぎてだんだんと萎えてしまった。[DVD(邦画)] 6点(2020-08-14 22:55:23)(良:1票) 《改行有》

15.  日本沈没(1973) 《ネタバレ》 すごく大味&演者が濃い映画。日本が沈没する理由についてはきちんと説明されて説得力がある一方、ドラマ部分がご都合展開が多く、ぶつ切り感満載。日本が沈没するってのに「今度結婚するんスよ」「そうか、良かったな!」、そのすぐあとに婚約者が噴火に巻き込まれ「這ってでも来い!」って能天気すぎやしませんか。 特撮はかなり力を入れていたようでなかなか見所があったものの、爆破&炎上&噴火の連続で、たまに挿入される暑苦しい割にリアリティの薄い人間ドラマでだんだん退屈に……。 ただ、全国民の国外脱出計画を遂行するため世界各国に交渉するなど尽力し、積極的な協力を得られる展開は当時の日本人のエネルギッシュさや国としての自信のようなものを感じた。 現代の日本で考えてみると、世界各国は知らんぷりで非協力的、上級国民だけ情報が共有され沈没前に国外逃亡、何も知らされてない国民は日本と共に沈没……てな具合になりそう。[DVD(邦画)] 4点(2020-08-14 17:55:49)(良:1票) 《改行有》

16.  映画 聲の形 原作の読みきりからのファンだけど、ホントにうまくまとめてアニメーションにしていて、監督演出上手いなぁと唸りっぱなしでした。原作読んで胸に刺さりはしつつも泣かなかったけど、この映画ではボロボロ泣いてしまった。先日観た君の名は。には全然心が動かなくて、逆に冷めて幻滅してしまったので、ヤバい心が荒んでるのかなと心配したので良かった笑 君の名は。のチケットを買っている人一人一人にこっちの方が良いですよと声をかけたくなるくらい観るべき作品だと思った。 批判意見としてよくいじめ被害者が加害者を許すなんてあり得ない、まして好きになるなんてとか言われてるけど、硝子が当時どういう心境だったか、そして今そのことを振り返りどう思っているのかということは劇中できちんと描写されていると思う。あと根本的なことをいうと、本作が中心に描いているのは聴覚障害やいじめや高校生の恋愛ではなく思春期の人間関係だということ。 この映画を観てモヤモヤする、イライラするという人は、主人公が善良な人間で最適解な行動をし話は最良の結末を迎えなければスッキリしないというタイプではないか?完璧なものはなく、感情が理解できなかったりすれ違ったりするのが人間じゃないか。私はそういう登場人物それぞれに足りないものがあるところに逆にリアリティを感じたのだが。 君の名は。は大ヒットしてるお陰で未だに公開初週並の回数で上映しているのに対し、本作は君の名は。より後に公開されたにも関わらず、ただでさえ劇場数は少ないのに上映回数が減ってきているので悲しくなってくる。[映画館(邦画)] 9点(2020-08-06 12:51:47)(良:1票) 《改行有》

17.  君の膵臓をたべたい(2018) 《ネタバレ》 実写版は全く楽しめなかったが、某アニメレビューユーチューバーが絶賛していたので鑑賞。 実写版ほど登場人物の違和感ある言い回しは気にならなかった。作画もすごく綺麗で、特に桜、海、花火、遺書のシーンが良かった。 ただ、やっぱりヒロインの行動が理解不能だった。ヒロインの口から説明されることや最後の遺書からそれなりの理屈は通ってるっぽいが、納得できなかった。 友達でも恋人でもない特別な存在を求める理由って何?ヒロインは主人公を「真実を知りながら日常を与えてくれる存在」と言っていたけど、序盤で主人公はヒロインに情が入り旅行以降はそういう対応をし始めたし、「生きてほしい」と告白すると、「私のことを思ってくれてるんだ」ってそのあと泣くけど、え?そういう関係性は求めてなかったんじゃないの? 誰とも関わらず一人で本を読んでいる内向的な閉じている人間を、「いつも自分自身で一人でいても魅力的」って思えるか?憧れるか? 終始主人公に都合よく主人公を解釈するヒロインはリアリティを感じず、もやもやが残った。 「友達でも恋人でもないもっと特別な関係」などと高尚で清潔な感じのことを言っているが、主人公のルックスがタイプで前々から好意を持っていたとかそんな感じなんじゃないの?と思ってしまう。 親友親友言って、遺書にもその思いを綴っていたけど、悲しませたくないから病気のことは言わない、主人公との関係のことは話さない、嫉妬深い元カレのことは相談しない…ってそれ本当に親友ですか。 実写版と同様「泣いてもいいですか?」の自分に酔ってる感はぞわっとするし、クラスの人気者とされるヒロインの元カレを、紋切り型な悪者として描写しているのもちょっとどうかと思う。 ヒロイン以外は主人公に対して否定的という図式は、昨今多いパーティから追放される主人公のなろう系ラノベを彷彿とさせる。[CS・衛星(邦画)] 3点(2020-07-10 19:38:29)《改行有》

18.  名探偵コナン 紺青の拳 《ネタバレ》 年々右肩上がりで毎年国内興行収入第一位の劇場版コナンは本作が初見。二十年ほど前にテレビアニメを毎週観てた程度の知識なので、だいぶコナンも変わってるんだなという印象。今は眠りの小五郎は機能しなくなっているのね。 毎年新作公開のシーズンになると皆がこぞって観に行っていたので、どんなもんかと思ったらそんなに面白くないね。劇場版なだけに海外でド派手なことやってたけどあの規模の破壊の後処理とかどうなるんだろう。日本のマスコミも「滞在中の日本人は〇名で、負傷者〇名、死者〇名、生存者にインタビューを行いましたとかで一躍有名人になっちゃうのではとか考えたりした(あるわけないけど)。[地上波(邦画)] 3点(2020-05-17 00:46:07)《改行有》

19.  火垂るの墓(1988) 戦争は人を利己主義者に変える、ということか。[地上波(邦画)] 9点(2020-05-17 00:22:35)

20.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 Twitterはじめネット上で話題になりテレビでも取り上げられはじめた頃この作品を知り、地方住みでも上映されるようになった9月の初めに観賞。前情報は「ゾンビ映画の撮影中に本物のゾンビに襲われるというストーリーのワンカットが恐ろしく長い映画、超低予算で無名の監督と俳優、でも観た人がほぼ大絶賛でクチコミで上映範囲が拡大中」で、自分の中ではかなり高めのハードルが設定されたけど、それを軽く飛び越えるくらいの面白さ&出来の良さだった。 (以下、ややネタバレ) 冒頭のワンカットは変な間やシーンが挟まれたりして、大丈夫か?と思い退屈になるけど、これは後から種明かしがある類いのやつだぞとだんだん気づき、集中して我慢すればそのあとはもうゲラゲラ笑えるし、キレイなネタの回収に舌を巻くしで最後はほろりと感動、エンドロールでさらにもう一つ向こう側が観られるというサービス付きで、大満足。無駄な部分が全くなく、一本の映画としても完成度が高くて本当に楽しませてもらいました。映画館でこんなに笑ったのは初めてだった。 映画館で他の観客と大勢で観て、大声で笑う、という体験はなかなかできないのではないかと思うので、低予算映画だからといって映画館に観に行かないというのはもったいな過ぎる。[映画館(邦画)] 9点(2018-10-21 21:05:09)(良:1票) 《改行有》

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