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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ベルサイユのばら(2025) 《ネタバレ》 ・原作未読 ・1979年のTVアニメは夢中になって観てました。主題歌「薔薇は美しく散る」はアニメ主題歌の永遠の定番です。 ・宝塚は一切観てません。 新作アニメ公開の報を聞き郷愁を感じつつ映画館へ。 既に近所のシネコンは1回/日の上映のみ、その影響なのかなんと満員! 当然ながら女子率高く野郎は5人位、一人で来ていたのは私だけだった様な笑。 各種レビューサイトでは賛否両論渦巻いていますが、私には十分以上に見応えが有りました。 ミュージカル仕立てで主人公の人となりや心情を説明する構成は私的にはOKですし、 使用されている楽曲はもしかしたら宝塚版で使用されているのか?なんて考えながら観てました。 で、兎にも角にも絵が綺麗なので、ジェロ―デルさんと同じく私に取ってはTVアニメ初見時から絶世の美女(原作のコアなファンの皆さんごめんなさい)の「男装の麗人」オスカルさんを大スクリーンで観られるのは眼福極まりない体験でした。 以下余談になります。 もしかしたら私の記憶が勝手に改変されている可能性が有りますが、私の本作の終わり方は「オスカルとアンドレは死なずに革命を生き延び、マリー・アントワネットの子供と共に逃げて生き続ける」でした。 そんな記憶が有ったので悲劇に徹した終わり方に勝手に違和感を抱いてしまった次第です。 →追記 この終わり方は「ラ・セーヌの星」の終わり方でした。 記憶ごちゃまぜの私です。[映画館(邦画)] 8点(2025-02-17 11:57:51)★《更新》★《改行有》 2. バイオハザード デスアイランド 《ネタバレ》 ゲームシリーズの主要キャラ勢ぞろい。 皆さん美男美女で各キャラのファンに取っては眼福な作品。 ジル・ヴァレンタインさんファンの私としても映画化は嬉しいです。 でも... 前作でも感じましたがマンネリ感は半端ないですね。 実写版リブートの話も決まりゲーム最新版の作成も始まった様なので、 この外観のキャラ達が活躍するCG映画版は今回でお開きにした方が良いかと。[CS・衛星(字幕)] 5点(2025-01-27 15:39:40)《改行有》 3. 劇映画 孤独のグルメ 《ネタバレ》 松重豊さんに引退して欲しく無いので劇場に馳せ参じました。 元々が「中年のおじさんが一人黙々と飯を食う」シーンが殆どのドラマです。 なので劇場版だからと無駄に余計なエピソードを盛るのではなく、本作の様な展開が丁度良いのかと思います。 「図らずも韓国不法入国」と言う多少のお遊びは有るものの、本作でも五郎さんを介して美味しそうな食事を沢山観る事が出来て眼福でした。[映画館(邦画)] 7点(2025-01-20 12:16:54)《改行有》 4. IAM A HERO アイアムアヒーロー 《ネタバレ》 原作未読です。 NHKの「ファミリー・ヒストリー」での大泉洋の回を観て "これは何か彼の出演作を観てみたい”と思い、ゾンビ物好きの私が選んだのが本作。 選択した理由は微妙なものだったが、予想を大きく裏切り物凄く面白い作品だった。 大泉洋、拍手喝采の大活躍である。 どちらかと言うと社会の底辺に近い位置にいた主人公が、常軌を逸した世界で自らの「利=狩猟免許所有」を活かし生き延びて行く様は、一風変わったサクセスストーリーの様だった。 本作が白眉な所は、ゾンビの基本的習性の一つである「生前の記憶・習慣に倣った行動をする」のを大胆に解釈して映像表現している所。 特に後半の元高跳び選手が(脳は無いのに)人間達の束の間の秩序をぶち壊すきっかけになる描写は凄かった。 聞く所に因ると、原作は映画で描かれた内容以降もかなり濃い展開をする様だが、私は本作に留めおこうと思う。[インターネット(字幕)] 10点(2025-01-08 14:16:47)《改行有》 5. 人狼 JIN-ROH 《ネタバレ》 面白い。 ただ、主人公が中井貴一に見えて仕方がない爆。 恐らく作者は若いころの健さんをイメージしていた筈だが・・・[DVD(邦画)] 7点(2024-11-21 17:21:25)《改行有》 6. BLOOD THE LAST VAMPIRE 《ネタバレ》 「バンパイアを日本刀でバシバシ切りまくるセーラー服の少女」って、文章だけだとなんのこっちゃ?なんですが、 これがまた痛快無比で面白い。 上映時間が短いのも良いです。 これに続く作品はすこぶる評判が悪い様で、アニメ・実写共に全く手を付けていません。[DVD(邦画)] 9点(2024-11-21 17:18:38)《改行有》 7. SAND LAND 《ネタバレ》 単純明快な勧善懲悪譚。 本当に性根の悪い人はたった一人しか登場せず、 人が死ぬシーンは一切無し。 こんな御伽噺がまだこの世に存在している事が先ず驚き。 これが鳥山明ワールドなんですね。 万人にお勧めできる作品です。[CS・衛星(邦画)] 7点(2024-10-15 14:51:34)《改行有》 8. キングダム 大将軍の帰還 《ネタバレ》 原作未読、アニメ未鑑賞、予備知識は映画版1~3を配信で観たのみ。 1~3が望外に面白く「次は劇場の大スクリーンで観なければ!」と思い劇場へ。 まさしく製作者側の思う壺に嵌った訳ですが、こういう持っていかれ方は嫌いでは無いです。 そんな本作、「大沢たかおに尽きる」と断言してしまいましょう。 1~3での「何でこの人戦わないの?」と言う疑問を完璧に払拭する大立ち回りは見事の一言。 王騎将軍の怒りと気持ちの昂ぶりを観る側に納得させる過去エピソードの入れ方も上手く、 激闘を経ての馬上のシーンでは不覚にも涙してしまいましたよ、私は。 劇映画版は本作で完結との事、何とも残念では有りますが本作鑑賞後にWikipediaで原作の事を調べたら、 原作は連載継続中で(!)信が大将軍になるまでを描くには数十年規模掛かると思われ、仕方ないかと思った次第。 10点は四部作合わせての評価です。[映画館(邦画)] 10点(2024-08-19 09:13:07)(良:1票) 《改行有》 9. ア・ホーマンス 《ネタバレ》 松田優作が乗るとSRが原チャリに見える。[CS・衛星(邦画)] 3点(2024-08-06 17:34:13) 10. BLUE GIANT 《ネタバレ》 王道のストーリー展開、天賦の才を持つ3人の演奏はアニメ技術の進化をひしひしと感じさせる優れもの。 山田裕貴も上手かった。 大成した主人公がまだ駆け出しだった頃に関わった人達への取材風景を織り込む演出も良い。。[CS・衛星(邦画)] 7点(2024-07-09 15:28:27)《改行有》 11. ラスト サムライ 《ネタバレ》 久しぶりに鑑賞しました。 もう21年(驚愕!)も前の作品なのですが、私的には少しも古さを感じさせない印象です。 この手の「ハリウッドが異文化を描く」作品はとかく賛否両論ありますがそれは世の常で有り、 本作の場合は娯楽映画として和洋折衷上手く取り混ぜ絶妙にバランスさせた所に上手さを感じます。 (不愉快な思いをする人が少ない) 今回の再鑑賞で改めて渡辺謙演ずる勝元の絶対的な存在感に圧倒されました。 「和」と「礼」を重んじつつ、時代が明治に移り変わる中で殊更に過去には拘らず、 新しい事にも興味を持ち自分自身の人間としての懐を拡げる。 侍の生き方・生活を貫きながら英語も駆使し(恐らく独学でしょう)、海外の史実にも詳しい。 世が世なら、文字通り日本を治められる位に器の大きい、尊敬に値する人物なのだなと思いました。 そして、そう思わせる渡辺謙の「一演入魂」振りが素晴らしい。 近いうちに必ず再鑑賞し、その時は真田広之の演技に再注目してみたいと思います。[CS・衛星(字幕)] 9点(2024-05-10 10:39:50)《改行有》 12. 南極料理人 《ネタバレ》 厨房の扉には鍵を掛けておきましょう。[CS・衛星(邦画)] 6点(2024-03-25 17:55:09) 13. ガンヘッド 《ネタバレ》 他レビュアー諸氏の「パシリム好きなら観てみては?」と言う類のレビューに乗せられて観てみました。 が、いや~、面白く無かった。 古今東西世界中に散乱する「C級に限りなく近いB級映画」の一つでした。 模型(かなり大きいサイズの筈)を駆使した特撮シーンは往年の日本特撮物と言う感じで悪くはなかったけれど、 肝心のストーリーがとにかく面白く無い。 この手の作品で物凄く重要な悪役/敵役に全く魅力が無く、誰と何のために戦っているのかも良く判らなくなる始末。 緩急のバランスが変でグダグダな展開や、棒読み台詞の応酬も有り途中から観るのが辛くなって来ました。 「ヒドゥン」の様に、特撮シーンがが少なくても面白い作品は有る訳で、やっぱり一番重要なのはストーリーなのだと再認識した次第です。 唯一の救い(?)は、恐らく「本作出演を持ってハリウッドに、そして世界に羽ばたいてやるわ!」と言う思惑が見え見えの 外人俳優さん、その名もブレンダ・バーキの存在。 何だか妙に美人な方で、出番は少ないながらも印象に残った女優さんです。 レプリカント役など似合いそうでしたが、本作以降の出演歴を見ると残念ながら世界の一部にしか羽ばたけなかった様です・・・[CS・衛星(字幕)] 2点(2024-03-12 18:18:55)《改行有》 14. わたしの幸せな結婚 《ネタバレ》 うわ、一番乗りですか... こりゃまた責任重大ですね汗。 本作の事は一時期頻繁にSNSで展開されていた漫画閲覧アプリの広告で知っていた。 悲惨な境遇の女性が無理やり嫁がされて云々と言う内容で、 広告の悲惨な描写と併せて妙にツンケンしている旦那の描写が何となく引っかかっていた。 そんな本作が今田美桜主演で映画化されるとの事。 今田美桜の事は普段から「可愛い子だなぁ」とは思っていたし、 マスコミの評判も良さげだったので劇場で観る予定だったのが急遽キャンセルになったのだが、 結論から言うと劇場で観なくて大正解でした。 まさか本作が想定の遥か斜め上を行く「超能力物」だったとは・・・ 今田美桜を観るのは眼福だったが、目黒蓮と言う俳優さんは特に演技が上手い訳でも無く(失礼!)、 似た様なジャンルの要素をごった煮にして味付けを失敗した様な妙な作品だった。 出演されている俳優さんの特別なファンでも無い限り、お勧めしません。[CS・衛星(邦画)] 3点(2024-03-12 18:07:21)《改行有》 15. 秋刀魚の味(1962) 《ネタバレ》 小津作品を観るのは「東京物語」に次いで二作目である。 結論 やはりこの監督さんの作品は私には合わない様だ。 時代の流れ・様々な慣習や道徳の変遷という事を差し引いても、終始何処か違う星で繰り広げられている物語を観ているとしか思えなかった。 女性蔑視、本人の意向を全く汲まない縁談、年齢や上下関係を問わず相手の事を「あんた」と呼ぶ事等々。 この様な傾向は当然の事ながら邦画だけでなく洋画でも沢山有る。 他作品では「まぁ、昔の映画だからしょうがない」と受け入れる事が出来るのに、小津作品では悉く癪に障るのは何故なのか。 つまり、この監督さんとは合わないという事なのかなと思った次第。 ただ、本作が東京物語と決定的に異なったのは豪華女優陣の存在。 「日本一の美女」岩下志麻は当然として、岡田茉莉子や岸田今日子等、 1967年生まれの私にはベテラン女優としての印象が大きい方々の若かりし頃を堪能できたのは眼福で、 特に岸田今日子のコケティッシュな様は特筆ものだった。[CS・衛星(邦画)] 3点(2024-02-27 11:11:22)《改行有》 16. PERFECT DAYS 《ネタバレ》 優しい余白のある映画です。 終始チャーミングな役所広司の所作を観ながら、私の頭の中には「諦観」「達観」の二つの言葉が渦巻いていた。 この機会に改めてこの言葉の意味を調べてみた。 「諦観」 ①本質をはっきりと見きわめること。 ②諦め、悟って超然とすること。 「達観」 ①広く大きな見通しをもっていること。 ②目先のことや細かなことに迷わされず、真理・道理を悟ること。 ③俗事を超越し、さとりの境地で物事にのぞむこと。 平山さんはどっちなのかな?と思う。 どっちでも無いのかも知れない。 私の中でまだ答えは出ていない。 追伸 OL役の長井短(これまた素敵な芸名だ)が妙に気になりました。[映画館(邦画)] 9点(2024-02-26 12:03:45)《改行有》 17. ゴールデンカムイ 《ネタバレ》 原作未読、アニメ未鑑賞、作品予備知識皆無の状態で鑑賞。 鑑賞理由は贔屓の女優さん、山田杏奈のポスタービジュアル。特に矢を放った後の右手の指の角度に一目ぼれしたから。 全くの先入観無しで観ても、アシリパと言うキャラに見事に嵌っていたと思うのは褒め過ぎか。 原作は物凄くスケールの大きいお話で、個性的且つ強烈なキャラがこれから沢山出てくる様だし次作も期待しています。 シンプルに冒険活劇映画として面白く、山田杏奈は期待以上だったので満点献上します。[映画館(邦画)] 10点(2024-02-12 11:56:48)《改行有》 18. 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM 《ネタバレ》 「宝塚歌舞伎ガンダム」の王道。 エピソード詰め込み過ぎの感は有るが映画だから仕方なし。 個人的にはラクスさん派では無くマリアスさん派なので、次作が有れば活躍(色々な意味で)に期待したいです。 蛇足 もうそろそろ、ニュータイプ要素が少ないゴリゴリ硬派な戦記物系ガンダムも観たいなぁ、と。[映画館(邦画)] 8点(2024-02-12 11:47:37)《改行有》 19. 隠し砦の三悪人 《ネタバレ》 恥ずかしながらようやく鑑賞となりました。 私に取って本作は「巨匠黒澤明の作品」と言うよりも「ジョージ・ルーカスがSWの元ネタにした作品」で有り、 その意味では『まんまSWじゃん!』と言う感想です。 それにしても三船敏郎の存在感は物凄く、他二人とのアンバランス感が半端ないですね。[CS・衛星(邦画)] 7点(2024-02-12 11:33:41)《改行有》 20. ALIVEHOON アライブフーン 《ネタバレ》 ゲーマーが実車に...って、何だかどこかで観た様な設定だなぁと思ったら、 何と映画製作年はこちらの方が早かったと言うオチでした。 内容は車好きなら何とか最後まで観られるレベルでしょうか。 そうでない方は、「礼儀をわきまえない失礼な若者」「年長者を敬わない傍若無人な登場人物」や、 何を競っているのか良く判らないドリフトと言う競技そのものに辟易としてしまう事必至。 私が10点満点をつけた本家本元の方の映画は、フィクションは一部あったものの基本的には 事実に基づくこの熱い物語を世に知らしめるのだ!言う使命感と言うか志が感じられたのだが、 本作は何の為に作成されたのか最後までぼやけた状態だった。 ドリフト競技を世に知らしめる目的が有るなら、何故先日幕張で開催された某自動車ショー等で 上映する等の事をしていないのか甚だ疑問。 休憩場所で無償上映する等、幾らでも方法は有る筈だ。[CS・衛星(字幕)] 4点(2024-01-22 14:04:46)《改行有》
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