みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. エクステ 《ネタバレ》 リング、呪怨の流れをくむJホラー作品なのかなと思っていたが、全然違っていた。そして、ものすごく面白かった 基本的に、新米美容師の主人公と、大杉漣演じる髪フェチ変人山崎の二つの視点を交互に切り替えながらこの映画は 進んでいく。通常のホラー映画ならば、普通、作品の核になるのは明らかに後者の方 で、主人公周辺のドラマなどは、ただ観客を主人公に感情移入させといて、後から怖がらせるための、準備段階に過ぎない所なのだが、 この作品では、はっきりいって、このドラマの方が完全にメインの扱いであり、主人公の成長物語の途中に、山崎のパートが挿入され、途中で かなり強引にからみ方をしながら ラストでひとつに収縮していくという構成になっている 全く違う雰囲気を持った二つの物語が、途中で非常に強引な絡みかたをしつつ、バラバラに進んでいくことになるので 退屈することはないが、ひとつの作品として見た場合、まとまりがなく、この作品の本来のジャンルであるホラー要素が不要にすら思えてしまう。[DVD(邦画)] 7点(2012-07-23 23:25:23)《改行有》 2. タンポポ 画面に映る人物が常になにかしらの料理を食っているという状態が最初から最後まで続く。だが、これがなかなか映像的に飽きさせない。出てくる料理がどれもおいしそうで、見ているこっちの方の食欲をそそるからだろうか。ストーリーは王道展開でこれも悪くない。[DVD(邦画)] 6点(2012-06-25 15:43:28) 3. 片腕マシンガール 主人公の設定は最高だし、個性的かつ憎たらしさを感じさせる悪役陣も面白い。しかし、途中から出てくる仲間は、見た目は平凡、性格もありきたり。あんなに尺を取って、シリアス展開をやってあげるほど魅力的なキャラには見えない。特撮はチープだが、勢いと血の量でカバーしている。バカ映画なのでストーリーは陳腐で結構なのだが、話に抑揚がなくて、盛り上がらないといけないシーンでも終始冷めた雰囲気が漂っているのは、問題があると思う。[DVD(邦画)] 6点(2009-08-05 10:14:53)(良:1票) 4. 機動戦士ガンダムF91 序盤のMSの襲撃~コロニー脱出までは迫力のある映像とスピーディーな展開に圧倒された。しかし、その後は状況説明も、キャラクターの心理描写もほとんど描かれないまま、ストーリーだけ大急ぎで進んでいってしまうので、まるでTVシリーズのダイジェストを見ているような気分になってくる。元々TVシリーズとして予定されていた作品らしいが、このような構成にするなら映画になんかしないで、そのまま普通に作った方がよかったんじゃないのかというのが正直な感想。設定やメカ、キャラクターも魅力的に感じたので、そうゆう意味でも非常に惜しいと思える作品。[DVD(吹替)] 4点(2009-08-01 23:13:36)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS