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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 雨月物語 二度見て、ようやくこの作品の真価が分かってきた。 隅々まで計算しつくされた構図と宮川一夫の流麗なカメラワークが生み出す崇高な画面にもう脱帽。 幻想。死。欲望。妖気。が溢れ出てくる。 溝口健二が巨匠中の巨匠だということを改めて理解しました。[DVD(字幕)] 8点(2011-01-16 13:52:27)《改行有》 2. しんぼる いらない一人ツッコミと、並行する必要のないサブストーリー。 だんだんと笑えなくなっていくギャグ。 松本人志はギャグ映画以外の映画も撮ってみたらどうかと思う。 未だに映画の中で「芸人・松本人志」の存在を捨てきれずにいるような気がした。 妙に美しいカメラワークに+1点[DVD(邦画)] 3点(2010-12-12 11:24:02)《改行有》 3. トウキョウソナタ 《ネタバレ》 とても静かに、家族崩壊していく様はパゾリーニの「テオレマ」を思わせる。 しかし、本作において「テオレマ」と決定的に異なっているところは、また何事もなかったかのように「家族」として再構築されてしまうこと。 つくづく家族というのはわからん媒体だと思う。 美しい光の使い方に+1点[DVD(邦画)] 7点(2010-12-12 11:20:02)《改行有》 4. みんな~やってるか! この映画に0点をつけなくてどうする[DVD(邦画)] 0点(2010-12-12 11:15:59) 5. 3-4X10月 わずか2作目でその後のたけし作品すべてに通じるものが構築されている。 夏、沖縄、空、海、遊び、ギャグ、冷めた目線、そしてキタノ・ブルー。 キタノ映画の原点。いちキタニストとしてはたまらん作品です。 [DVD(字幕)] 9点(2010-12-12 11:12:36)《改行有》 6. 鉄男 TETSUO デヴィッド・リンチの「イレイザーヘッド」を彷彿とさせる映像と、ぶっとんだ馬鹿馬鹿しさ。 「映画」の中のエンターテインメントとしての部分を残しつつ、自由にイマジネーションの羽を伸ばしていく手法には感心しました。 [DVD(邦画)] 6点(2010-12-12 10:52:28)《改行有》 7. 家族ゲーム ホーム・ドラマの皮をかぶったとんでもシュールなサクセスストーリー。 とにかく松田優作がいい味出してる。あんな家庭教師がいたらそりゃ勉強しますよ。 今でこそあんなですが、若かりし頃の森田芳光の「熱」を感じさせる映画でした。[DVD(邦画)] 7点(2010-12-12 10:46:29)《改行有》 8. ピストルオペラ 鈴木清順は大好きな監督だし、本作でもその年齢を感じさせないB級臭さを残した圧倒的な色彩感覚に驚愕した。 しかし、個人的に主演女優が気に食わぬ。江角マキコ。というか、受け付けませんでした。[DVD(邦画)] 4点(2010-12-12 10:41:24)《改行有》 9. 田園に死す 邦画史上最大といっても過言ではないくらい妖しく美しい映像には、寺山修二の才気が感じられる。 しかし、個人的に気に食わなかったのは音楽。古臭い。 音楽一つでここまで映画は古くなるものか。 J・A・シーザーの音楽に-3点[DVD(字幕)] 5点(2010-12-11 22:24:04)《改行有》 10. 裸のランチ もう気持ち悪いったらない。 もうあのクリーチャーデザインが駄目。 ぬめぬめ ねちょねちょ ぐちゅぐちゅ だらだら 個人的にこの作品ほど「悪趣味」という言葉が似合う作品はないです… [DVD(字幕)] 2点(2010-12-11 21:22:38)《改行有》 11. 影武者 長かった…そして重厚。正直退屈。 映像美も「デルス・ウザーラ」や「乱」程のラインには達しておらず、物語にもそこまで面白みが感じられなかった。 他の監督が撮っていたら評価したいところですが、黒澤映画として見ると他の作品が素晴らしいだけにこの点数。 勝新に負けず劣らず(?)鬼気迫る名演を披露してくれた仲代達矢に+1点 [DVD(邦画)] 6点(2010-12-11 19:38:33)《改行有》
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