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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  マイ・ブロークン・マリコ 《ネタバレ》 原作既読。 原作マンガにほぼほぼ忠実なので好感を持ちました。 ストーリーはロマンス要素一切なし。機能不全家庭に育ったマリコとかなりコミュ症のトモヨの悲しくも激しい友情物語。ぜひ原作を読んで欲しいかな。あのラストシーンは画の方が絶対にいい。 マリコ役の奈緒さんはすごくハマっていたけど、永野芽郁さんは…頑張っていたと思うけど、まだ品がある。トモヨってがさつなんですよね。あと、マリコの父親の再婚相手が吉田羊さんではきれいすぎるんだなぁ。もっと老けてて、暗~い目をした疲れたおばさんなんですよ。そして、マリコの毒父が尾美としのりさんが老け役をやるようになったかと、時の流れを痛感。[インターネット(邦画)] 5点(2024-06-30 17:08:44)《改行有》

2.  劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜 《ネタバレ》 亮平さんを好きになったきっかけのドラマの劇場版ということで、ワクワクしながら見ておりました。 地元横浜のランドマークタワーをよくぞあそこまで燃やしてくれました(笑)あの火災では、横浜随一の某FM局は壊滅状態です。あんな大規模な撮影、いつやっていたんだろう。エキストラで参加したかったわぁ。 さて、のっけからの航空機炎上。まさに今年の正月に実際に起こった事故を先見していたような場面から映画はスタートしました。 もはや、体格俳優の亮平さん。患者を抱えてあの非常階段を降りるシーンは手に汗握る物がありました。 今回は劇場版ということで、新キャラ登場。エリートで気の強い医師を杏さんとは、適役かと思います。その他、ドラマを見ていた者には血沸き肉躍るキャストの面々。かつての適役、白金大臣、超かっこいい♪ 2時間の枠でドラマ展開するにはこれだけ詰め込まないと尺がもたないのでしょうが、残念ならが1時間ドラマの感動と興奮には適いませんでした。それがちょっと残念だったかな。そして突っ込みどころといえば、火災の中で開胸手術跡のある患者をオペしますが、優秀な循環器外科医とナースがいるにもかかわらず、アルファリンを飲んでいることを先に気づけないのは矛盾がありました。※アルファリンは血液の凝固を抑える薬剤で、心臓疾患がある方は飲んでいることが多いと思います。 しかし、難解な医療用語を緊急時にさらっと言えるのは、さすがに役者さんだし菜々緒さんはじめ医療スタッフの手際の良さも、かなり勉強されたのだと思います。それだけでも充分見ごたえのある作品です。 このドラマはコロナ禍に始まったこともあり、多くの医療従事者の方々へエールを送る役目を担っているかと思います。 素敵な作品だと思います。[インターネット(邦画)] 8点(2024-06-30 15:57:40)《改行有》

3.  俺物語!! 《ネタバレ》 TOKYO MER で鈴木亮平さんにハマり、今更ながら昔の作品を手当たり次第に見ています。 原作は少女漫画ということで、未読です。 きっかけがなければまず見ようとは思わない分類ですが、ファン目線で甘目の評価。二人が両想いになるまでを2時間かけているので、若干すれ違いコントみたいな展開が続いて退屈気味ではありました。亮平氏の演技はしっかり濃いめなのに対し、坂口健太郎さんの薄味演技で中間を保っている感じでしょうか。原作が漫画ということで、うまく再現しているのは理解できました。タケオ君みたいな男子が日の目を浴びるのは見ていてスカッとするし、そういう男子を一目で好きになる凛子みたいな子はきっと一生大切にしてもらえるんだろうなぁ。もうとうに忘れた酸っぱいような初恋のドキドキ感を味わわせていただきました。 「かっこいいよ!タケオ君は。タケオ君は、かっこいい」のシーンが一番好きです。が、しかし。あそこまでハッキリ友人に断言している姿を見てもなお、気づかないタケオ君はさすがに鈍すぎです(笑)このころの永野芽郁さんは本当にお菓子みたいに可愛らしいですね。ただ毎回思うのですが、これを劇場版にする意味とは?と思っちゃいました。結果的には亮平欲求を満たされたので満足いたしました。好っきだああああぁぁぁっぁぁぁぁ!![インターネット(邦画)] 8点(2024-06-30 15:26:19)《改行有》

4.  あんのこと 《ネタバレ》 予告を見た時から、公開されたら行こうと思っていました。主演の女優さんは最近ヒットしたドラマに出ていたそうですが自分はテレビドラマを見ていないので存じ上げませんでした。 ある新聞の三面記事を元に脚本を起こしたと言うことで、もしかしたら複数の出来事を集約したのが「杏」だったのかも知れません。 機能不全家庭に生まれ、子供の時から母親に搾取されてきたあん。 ある日、パパ活の最中に相手が薬で死んでしまったことから警察に捕まり、そこで出会った刑事の力により構成への道を歩み始めるはずでした。少なくともこの時の刑事は「あん」を本当に気にかけ、助けるつもりだったのでしょう。人は誰も善人と別の顔を持っている。その現実を見せつけられた作品です。毒親に支配され、体を売ってまでお金を作って来たあんは、本来優しい子だったと思います。働き始めた介護施設であんに心を許す利用者がいました。頼りにされることや、守ってくれる大人がいることで居場所を見つけたかのように思えた矢先、コロナがあんの進むべき道を閉ざします。 結局、刑事も、その刑事を記事にしようとする記者もあんを救うことはできなかった。 毒親の権化のような母親が登場します。もはやラスボスです。ここで??という場面で出没します。与えられたことのない母親の愛情を、見も知らぬ子に対して芽生えた矢先それさえも奪われてしまったあん。 ここまでひどい母親がいるものか、と思いますが現実に見聞きする事件の親たちが、つまりこの母親なわけです。子供の愛し方を知らない(わからない)親は実際にいます。あんが家を出なかった理由に祖母の存在がありますが、それはかつて母親の暴力から守ってくれたという理由。 あんに虐待を加えるこの母親もかつては、同じことされていたのだろうと推察します。虐待の連鎖。 願わくば実在した「あん」に少しでも幸せな時があったことを…。 。[映画館(邦画)] 7点(2024-06-21 23:08:04)《改行有》

5.  劇場版 マジンガーZ/INFINITY 復興支援の動画サービスで視聴しました。このような作品があることは知っていましたが、リアルタイムで見ていたおば(あ)さんにはフルキャストで楽しかったです。当然、声優陣は入れ替わってますからキャラクターデザインはそのままにしないと誰が誰だかわからないですよね(笑)でも髪型くらいは現代風にしないとなぁ(永井豪さんてカチューシャがお好きなのかしら??) 私は何しろジュンが大好きでして。 子供心にジュンの設定は衝撃でした、というのは置いといて。やっぱりマジンガーの出撃シーンは鳥肌もんでした。 永井豪の功績は大きい。 重箱の隅で申し訳ないけど、リサのキャラがどうしても青髪ショートのあの子とダブりました。[インターネット(邦画)] 5点(2024-02-07 14:20:00)《改行有》

6.  PLAN 75 《ネタバレ》 倍賞千恵子さんが、自らの老いを隠さず自然な演技で引き込まれました。高齢者が長生きし、少子化で子供が増えず医療費が財政を圧迫するような社会を作ったのが政府なら、それならお年寄りには自ら〇を選べる法律を作りましょうと決めるのも政府。 慎ましく暮らして来た人々がただ流されて淘汰されていく姿は、なんだか近い将来現実になりそうで私は観ていて少し苦しくなった。 近未来のお話だと思っていたけれど、「プラン75」以外はリアルタイムのお話なんですね。そこがまたリアル。 例えば子供の医療費のために日本で介護の仕事をする外国人女性。これだって日本人の若者がこの職業には就かないから。労力と賃金があまりに釣り合わない。これも政府の悪政ゆえ。 ミチさんがボウリングでストライクを出した時、周りの若者がハイタッチして来るシーンでは、ミチさんが楽しそうで涙が出て来た。 人は孤独なんだけれど(たとえ家族がいたとしても)、孤独を認識してしまった途端脆くなるし、弱くなる。プラン75を申請し、いよいよその時にカーテンの隙間から同じように〇を迎える人を見てしまい、逃げ出すミチさん。人の最期なんだからもっと気を利かせた設備にするべきだけど、それもやっぱりお役所仕事的で現実味がありました。あれはヒロムのおじさんだったのかな。 まだ頑張れる、生活保護は人様に迷惑がかかる。そんな常識を持った人が苦しむ世の中ではいけない。 若い人に見て欲しい。[インターネット(邦画)] 6点(2023-02-19 00:17:52)(良:1票) 《改行有》

7.  Dr.コトー診療所 《ネタバレ》 「ガリレオ」を観に行った時、予告編を見た。曲は中島みゆきさん。予告編だけで泣きそうになった。 で、本編を見たんだけどそば屋でミニ天丼セットを頼んだら天ぷらそばのセットが天丼でした、みたいな感じ。どれも主張していて、尚且つ同じような味付けだから飽きてしまうような感覚。 2時間の中であれだけのエピソードを詰め込んだ結果、見ている方はずっと落ち着かなかった。 剛洋は犯罪に関わったのか、診療所はどうなるのか、剛利の足はどうなるの?そしてコトー先生の命はどうなる?彩佳はシングルマザーか?往年のファンに向けてのサービスなのか、かつてのキャストをちょっとずつ出していたけど、和田さんとナミのエピソードには興ざめ。必要あったか?あれ。 台風が島を襲って、土砂崩れ。けが人多数。暴風雨で自衛隊も来ない。次々と運び込まれる島民たち。どうなる。どうする、コトー先生!でも、その先生が運び込まれるレベルでさぁ大変。なんとかって爺さんがもう冥土に行きかけてるのに「こんな死に方して欲しくない」と心臓マッサージをする先生。あのシーンは研修医のハントの方が正しい。医師であれば、あの場合は生存の可能性が高いばあちゃんを優先すべき。しかも、先生はいきなり白血病が悪化してヘロヘロだかんね。ハントが出来る子で命拾いのばあちゃんでした。 あと、相変わらず漁師の外野がうるさすぎ。緊急事態なんだから、治療が終わったらさっさと帰りなさいよ。しげさん、あんただよ。 と、いろんなことが気になって感動はなかったです。 相変わらず沖縄の島の景色は美しかったし、16年経ってもあの島は変わらずに人々が息づいているんだよ、と言うのはわかるんだけどね。とにかく盛りすぎで着目点が絞れず、がっかりしました。 しかし、なんといってもこの映画で一番驚いたのは彩佳と茉莉子の変わらなさ。子役はあんなに大人になっているのに、女優陣は当時とほとんど変わらないって、女優マジック![映画館(邦画)] 5点(2022-12-29 00:03:07)《改行有》

8.  THE FIRST SLAM DUNK 《ネタバレ》 SLAM DUNK映画化と言うニュースを知って、気持ちはわぁ~っと盛り上がった。あれは確か去年のこと? 何気に楽しみにしていたし、しっかり公開初日のチケットを取った。その前になにやらネットでいろいろ炎上していたけれど、本編を見てそんなに声優交代に違和感は感じなかった。何しろリョータ以外はそんなにセリフないじゃんね。 だがしかし、それこそが井上先生の目指した作品だったのではないかしらん??動きはリアルに、セリフは極力そぎ落とした実写のようなアニメーション作品を作りたかったんでしょう。30年ほど前に放送されたTV版は、子供が見る時間帯と言うこともあってどうしたってギャグ要素は必要だったと思うし、ロボットアニメや戦隊物と違っておもちゃメーカーがこぞって商品化できないジャンルのアニメをよくぞ1年以上放送したと思う。端折ってはいたものの、途中までは原作に沿っていたし、声優さんたちの演技も良かった。だから、TV版キャストにこだわる気持ちはわからなくもないけれど、あそこまで口汚く罵るほどだろうかね?と見ながら思ってしまった。 そういう人たちはTV版SLAM DUNのファンであって、井上雄彦ファンではなかったのかも。井上先生が言うように、一度映像化を許可すればそこから先は制作会社の仕事であって、原作者は口をさせず「原作 〇〇」とテロップが出るのみらしい。(これは宮部みゆき原作の「模倣犯」でも言われていたこと)5年もの月日をかけて制作されたこの作品は、評価に値すると思う。映像としては。 SLAM DUNを知らない人が見たら、リョータに1ON1をしかけた少年と、かつてのキムタクみたいな不良と(でもちゃんとゴムの上履き履いてて可愛かった)、「俺にはもうリングしか見えねぇ」とつぶやいたカッコいい三井が同一人物とわかったかどうか。 あと、どうしてもこの映画をつまらなくしてしまったのはリョータと母親の関係である。 重すぎる。あの病的なまでに笑顔を見せない母親。息子に「俺が生きててごめん」なんて思わせるなんて最悪な親だわ。 井上先生が、なぜあの設定にしたのかわからないけど、リョータの描写を少なくして試合のシーンをもっと見たかったなぁ。花道が背中を傷めたシーンはグッと来た。「俺は、今なんだよ」。そうだよねー、そのセリフだよ。そしてファンならだれでも心の中でつぶやいたであろう「左手は添えるだけ」。 再編集版で試合のシーンを作品化してくれないかなぁ(笑)[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2022-12-10 12:25:02)《改行有》

9.  青天の霹靂 《ネタバレ》 密林を何気なく見ていたら目に留まったので鑑賞。 大泉洋の映画を見るのは初めてでした。もちろん劇団ひとりも。密林のレビューほど感動はしませんでしたが、それでも板の上のマジックショーのやり取りは普通に笑っちゃったし、そういえば子供の頃は日曜日と言えば演芸番組があって、毎回同じネタなのに面白かったなぁ、と思い出したり。 たぶんだけど、劇団ひとりが描きたいものを詰め込んだらこういうお話になったのだろうと思います。例えば、母親が子供を産んだことで亡くなったと伝えたら子供がかわいそう、だから自分が女を作って愛想をつかされた…こっちの方が可哀そうじゃないですか?普通に「病気で」亡くなったんだよ、でいいと思う。小学校の頃に父親に教えてもらった手品でクラスの人気者になったと言うなら、父子の関係は良いものだったと思うし、そもそも父親と同じ道を選ばないと思うんですよね。だけど大人になった晴夫は「ダメ親父」と思っている。あんな親だから、こんな俺、みたいな。なんか整合性が取れていない気がするんです。悦子が子供を産んだら死んでしまうかも知れないってわかって、本番でブチ切れ。これもあり得ない。プロなんだから。ひとりだってリアルならちゃんと舞台は務めると思うの。(悦子の病名もわからないけど、これも安易だなぁ) あと、晴夫が産まれる日はオーディションの最終選考日。最終日のネタが今までとあまりに違いすぎる。ぺぺの世界観やどこへ?(でも、いつも思うの。あの鳩はどうやって仕込んでるの?)まぁオーディションなので選考ごとにタイプの異なるマジックを見せなきゃいけないと言う規定があるのかも知れないけど。最後のバラはもはや超能力?手品ではないよね。ただ、今回の大泉洋を見て思った。役ごとにいろんなことを体験出来て、役者って3日やったら辞められないと言うけど確かにねーって。 どなたかも書いていたけど、久しぶりの風間さんは「銀ちゃん」みたいで良かったです。大泉洋もあれくらい抑えてくれると演技は見やすいです。(水どうは別物)次の監督作に期待の5点です。[インターネット(邦画)] 5点(2022-05-28 15:15:06)(良:1票) 《改行有》

10.  劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 映画館に20回足を運んだのは初めてのこと。おそらくこれからもないと思う。 いいものを見せてもらいました。 400億の男とか、そんなことはどうでもいいです。煉獄さんが、本当にかっこよかったから。[映画館(邦画)] 10点(2021-09-15 22:41:17)(良:1票) 《改行有》

11.  新聞記者 《ネタバレ》 久しぶりに映画として作られた作品をみた満足感。 松坂桃李のファンではあるけれど、ここは更なる高みを目指して欲しく演技ではもう少し頑張って欲しいところ。 例えば苦悩する、窮地に追い込まれる時の表情はいいものがあるけれど、一転妻子に対しての演技が硬い。とにかく硬い。本田翼のアイドル演技の影響もあるかも知れないけれど、夫婦には到底見えず高校の演劇部のようなぎこちなさ。こなれていない。 蛇足だけど、生まれたての赤ちゃんの髪がふさふさで笑ってしまった。新生児はあんなにふさふさしてません。 ついでに言うと、妻が入院中にポストを一度も見なかった描写があったけれどあれも不自然。政府機関に勤めている人間が新聞を取っていないの??後から先輩の遺書めいた手紙を読むことに意味を持たせるため?? 内閣情報調査室の田中哲司はなかなか不気味な存在感。TV[キントリ」とは訳が違う。味のある俳優として今後上がって行けるか。もう仲間由紀恵のダンナとは呼ばれない存在になって欲しい。 吉岡役のシム・ウギョンは日本語は無理があったものの迫真に迫った演技でした。NY生まれ、母は韓国人と言う設定。なぜここまでして韓国人を起用したか?と思ったけれど、考えてみればこの役をできるような女優が日本にはいない、否少ない。お人形のようにかわいいアイドルちゃんではだめなのだ。日本の女優さん、今一度考えて欲しい。ここで日本人が起用されなかったその訳を。(ネットによると数人候補に挙がったものの、反政府の色が付くことを懸念した事務所側のNGが出たとのこと。なるほど) あの映画で描かれたことは実際にあることなのだろう。 政府にとって、政治に興味のない国民が多ければ多いほどやりやすいのだ。好きなことで生きていく動画の人達や、タピオカに並ぶおねーちゃんたちを謗る訳ではないが「政治なんて難しいし、わかんないし、興味ないしー」と言っている時ではないよ。本当にこれから、こんな映画が作れない時代になるかもしれない。 破防法や秘密保護法、なにやら真意の伝わらない法律がどんどんできている。一般人すら例外ではないのだ。 そんなことを考えさせてくれる映画だった。 「この国の民主主義は形だけでいい」納得のセリフだ。[映画館(邦画)] 7点(2019-07-08 21:57:48)(良:2票) 《改行有》

12.  そこのみにて光輝く 《ネタバレ》 機能不全家庭とでも言うのでしょうか?負は負しか生まず、母親も娘も疲れ果て落ちて行くばかり。 こちらが落ち込んでいる時はたぶん最後まで観ることはできないんじゃないか?と言う映画。池脇千鶴ありきの映画のような気がする。[インターネット(邦画)] 4点(2019-07-07 23:07:30)《改行有》

13.  永い言い訳 イケメンで売れっ子作家の主人公。子供はなく、編集者と愛人関係を結ぶも妻とはそこそこうまく行っている。 その妻が旅行先で事故に遭い帰らぬ人に。妻が事故に遭った時、まさに主人公は情事の真っ最中。良心の呵責はあるものの、この時の 主人公からは悲しみはさして窺えない。 その妻と旅行に行っていた親友の夫は主人公とは正反対のトラック運転手で、子供二人を残され悲しみのどん底にいる。 その姿に、昼間だけでも子供たちの面倒を見たいと申し出る主人公。この心情が今一つわからない。妻への贖罪なのか、同情なのか。 ただ子供たちと接して行くうちに、今まで感じることのなかった別の喜びが芽生えてくる様子は、本木雅弘の演技力によってとてもよく伝わった。また子役たちも芸達者。ついでに言うと竹原ピストルもがさつで粗野な、しかし人の好い人物を好演。 妻の遺品の携帯電話から知ってしまった妻の本心を見た時、主人公は初めて妻と向き合うことになる。愛されていると思っていた妻からの未送信のメール。変わらない日常に安心しきって若い編集者と浮気をしていた主人公には、どこか優越感すらあったのかも知れない。それが崩れ去った瞬間だった。 今一つ理解できなかったのは長男が塾通いを諦めた理由。収入はあるのだから、経済的と言うよりも妹の世話のためなのかな? 大作ではないけれど、邦画の良い面が出ている映画だと思う。 マンガの実写化やSNSネタばかりでうんざりしている私には清涼剤のような作品となった。[インターネット(邦画)] 6点(2019-07-07 22:28:01)《改行有》

14.  居眠り磐音 原作は数冊読んで、後が続かず断念。NHKのドラマは観ていました。 さて、若手人気俳優の松坂磐音はいかがなものかと、楽しみにしていました。 原作はものすご~~~く長いので、まず導入部分だけと言うのは仕方がないと思います。が、坂崎磐音と言う人がなぜ江戸で浪人になった のかと言うのは初見の人でもわかると思います。 国元で幼なじみを斬り、江戸に出奔した磐音を優しく見守る江戸の人々が短い時間でよく描かれていました。今津屋の主人が優しくて大らかで大好きなんですが、谷原さんがぴったりでした。 小林琴平役の柄本佑もすごく存在感がありました。柄本親子共演ですね。 品川さんも武村さんも、すごくいいキャラクターなので次回作ができるなら彼らの描写も見たいです。 惜しむらくは奈緒役の女優が下手過ぎたこと。ちなみに花魁道中で、花魁が自分の意志で勝手に立ち止まったり振り向いたりできないと思います。たぶん(笑)[映画館(邦画)] 5点(2019-06-27 17:24:58)《改行有》

15.  ザ・ファブル 娘に誘われて観て来ました。元々岡田くんが好きなので、結構彼の映画は観ています。 原作がマンガとは知らず、コメディだと思っていましたが冒頭の血のりの量にドン引き。となりに小学生連れのお母さんがいたけど、いいのか?と心配になりました。 向井理のヤクザっぷりが絵になってなくて、コスプレのようでした。あの役には知的すぎやしませんか?実際高学歴だし。 本人は「イケメン俳優からの脱却」を狙っているのかも知れませんが、浮きっぷりがハンパない。 佐藤浩市と柳楽優弥の無駄遣いかなぁと言うのが率直な感想。 あと福士蒼汰の存在感の無さが山の如しでした。なんだろう、たぶん俳優としての力量なんだろうけど、何をやってもフワフワとしていて 板についていない感じがします。 見どころは岡田くんのアクションのみ。横から見た姿が首がほぼ頭と同じ太さになってて、これでアイドルとか無理でしょって思いました。 もういっそのことトニー・ジャーみたいに1対45人くらいで、武器を使わず戦って欲しい。本心からそう思います。 なかなかガチなアクション映画は受け入れられないお国柄だけど、ぜひぜひやって欲しいです。[映画館(邦画)] 4点(2019-06-27 16:39:41)《改行有》

16.  祈りの幕が下りる時 《ネタバレ》 原作は読了。そもそも加賀恭一郎役が阿部寛と言うのが適役ではないと思っていたのですが、東野作品は好きなので見てしまいました。 マイナス点:とにかく阿部寛の滑舌が悪く、セリフが満足に聞き取れない。母親が伊藤蘭。なぜ?あの母親からあの息子が産まれる?と言うくらい顔面DNAに無理がある。無理があると言えば、若いはずの山崎努が若くない、老けているはずのミッチーが老けてない。この辺りが映像化の課題かと思います。それと、なぜ映像作品の加賀はあんなに軽いのでしょう?加賀さんは美女を見ても「超美人」とか言いません(笑) 松島菜々子は演技を頑張っていたと思いますが、ボトックスの打ちすぎでしょうか?常に能面のように表情が変わらずショービジネスの世界で生きている人には見えないんですよね。そもそも逃げ回った過去がある人が、人に注目される職業に就くのだろうか?? あのダメ母が夫の実印を使っていくら借金したのかわかりませんが、あの頃にはとうにサラ金規制法が成立しており、あのような取り立てはできないはずですし、お父さんも自己破産すればよかったのに。「白夜行」でも思ったのですが、東野作品はこの辺の詰めが甘い。よって「火車」のような身に迫る危機感を感じることができませんでした。 プラス点:14歳の博美役の女優さんがとても巧く「お父ちゃん!」だけでもらい泣きしそうになりました。泣かせようとするBGMがあざとかったけど。綜合すると2時間ドラマ枠で十分な作品かと思いました。[インターネット(邦画)] 4点(2019-03-25 01:16:11)(良:2票) 《改行有》

17.  海街diary 《ネタバレ》 かなり前に地上波で放送され、最近やっと録画を観ての感想です。映画館で観たらもっとよかったのかも知れませんが、このこじんまりした世界感はTVでも充分伝わりました。 綾瀬はるか、長澤まさみ。残念ながら今まで彼女たちの演技をうまいと思ったことはありませんでしたが、今回は違いました。 母親代わりの真面目で堅い長女と、恋愛依存で呑兵衛の次女、そんな二人を一歩離れたところから平等にみている三女。それぞれしっくりくる配役で、演技も自然でした。脚本の為せる業か。 それでも長澤まさみは長くて綺麗な脚を惜しげもなく出し、逆に綾瀬はるかはみごとなボディラインを地味な衣装で包み込む。 実際に住んでおられる方のいる古民家が、あの四姉妹の家に見えてくる。あれだけ美女がいたなら、古民家もいい香りがしそうです。 広瀬すずはいわずもがなの存在感。サッカーのシーンは堂に入っていて、カワイイだけの女優ではないことを感じさせました。そんな絵に描いたような四姉妹の世界を現実のものにするのは、自然に、そこにいるように振る舞う樹木希林と大竹しのぶ、風吹ジュン。 「こう言う口うるさい親戚のおばさん、いるいる」「あー、こんなだらしないお母さん嫌だな」「近所にこんなおばちゃんがいるおいしい食堂があったらいいな」と自然に思わせる。 「蕎麦は茹でたてが一番」と蕎麦を茹でてんぷらを揚げる。鍋もざるも使い込まれていて嘘がない。 お昼にちくわカレーを作り、季節に合わせて梅酒を仕込み。今時こんな若い子たちいないだろうと思っても、そこに自分が忘れていた季節感や丁寧さを思い出し、美しくさえ見えた。しらす丼をほおばるすずが何とも可愛い。 何度も何度も繰り返し観たい作品となりました。 ps:改めて読み返したら誤字だらけ。訂正しました。レビューは酔ってる時は書いちゃダメ。[地上波(邦画)] 8点(2018-08-15 17:49:25)(良:1票) 《改行有》

18.  愛のコリーダ 遅ればせながらこの映画を見ました。 子供のころこの映画が問題となっていることは知っていましたし、同名の洋楽がヒットしたことも記憶にあります。 今回個人的な理由で阿部定さんに興味を持ち、満を持して(?)の鑑賞。 感想としてはガッカリでした。 大島渚監督はこの映画をどんな理由で作ったのか?恐らくは閉鎖された映倫への挑戦であり「欧米ならこんな描写は当たり前だ」くらいに考えていたのではないでしょうか。ならば定さんを題材にする必要はなかったように思います。 「阿部定」と言う女性を描きたいのであれば、あんな映画にする必要がないからです。実在の人物を登場させるにはあまりにも浅はかな描写だと思いました。その人が好きで、好きで、どうしようもないほど好きで。もう殺すしか自分のものにできないと思った女性を描くなら、もっと定さんの内面を描くべき。ただだた愛欲を貪る男女を描きたいのであれば、この映画はあまりにも関係者に失礼だと思いました。 何の意味もなく芸者仲間に弄ばれ、無駄に下半身を露出させられた無名の女優さんが気の毒でなりません。[インターネット(邦画)] 1点(2018-05-14 22:15:47)《改行有》

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