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プロフィール |
コメント数 |
3274 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
監督別鑑賞作品数
成瀨巳喜男 69 溝口健二 34 川島雄三 41 小津安二郎 37 石井輝男 24 豊田四郎 19 石井岳龍 18 矢崎仁司 12 西川美和 8 山下敦弘 15 今泉力哉 22 フェデリコ・フェリーニ 24 ミケランジェロ・アントニオーニ 14 ピエル・パオロ・パゾリーニ 16 ルキノ・ヴィスコンティ 17 ジャン=リュック・ゴダール 36 フランソワ・トリュフォー 24 ルイ・マル 17 ジャン・ルノワール 15 ジャック・ベッケル 13 ジャン=ピエール・メルヴィル 11 ロベール・ブレッソン 12 イングマール・ベルイマン 27 アルフレッド・ヒッチコック 53 ジム・ジャームッシュ 15 ホウ・シャオシェン 19 ウォン・カーウァイ 14 ジャ・ジャンクー 9 |
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1. ガンジー
かの有名なガンジーの生涯を描いた伝記映画。
『遠い夜明け』でリチャード・アッテンボロー監督に嫌気がさしていただけに、期待をせずに鑑賞。
3時間に及ぶガンジーの生涯を綴ったドラマは冗長だった。
ラストの30分は良かったが、やっぱりアッテンボローはダメだ。
アカデミー賞をとりまくった作品だが、やっぱりアカデミー賞なんてこんなもん。
映像面のセンスなどまったくもって凡庸で、ただガンジーの良く知られた生涯を描いただけ。
なんら優れたセンスも感じられず。
ガンジーの伝記を、本で読めば済むだけのような気がした。
あらためて、アカデミー賞受賞作で大作なるものは、一般向けであって、芸術作品としての観点でみると最低レベルだと感じた。
「ガンジーは偉大だが、アカデミー賞受賞作とアッテンボローは大したことはない」。
これがこの作品を観た後での率直な感想だ。[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-09-19 00:54:34)《改行有》
2. 河(1951)
ジャン・ルノワールの代表作をやっと鑑賞できた。
インドが舞台だが、とても美しく撮られている。
ストーリーの本筋は、少女が大人になっていく過程における喜びと苦しみだ。
子猫から雌猫(本作からの引用)へ、さなぎから蝶へ、美しく立派な女性になる上での、心の葛藤を描いた本作。
恋というものへの「憧れ」が「現実」となってしまった時の喪失感も巧く表現されていた。
娯楽性は低いが、何とも心にしみいる作品であった。[DVD(字幕)] 6点(2007-10-20 10:27:09)《改行有》
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