みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : 香港 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 暗戦/デッドエンド 《ネタバレ》 ジョニー・トーらしい男の美学に痺れっぱなし。オープニングの格好良さは格別だが、中盤がややダレる。アンディ・ラウは映画賞を総なめにしただけあり、確かな存在感を発揮している。[DVD(吹替)] 6点(2012-03-12 19:12:11) 2. 愛と復讐の挽歌・野望編 《ネタバレ》 『愛と復讐の挽歌』の続編だが、時系列的にはこちらが前編となるので、『野望篇』を先に観た方が登場人物の立ち位置が分かって良い。本作を観れば、実はチョウ・ユンファは主役ではなく、クォ(アンディ・ラウ)とユン(アレックス・マン)の義兄弟の確執がストーリーの根幹を成していることが分かる。ちょっと大変だが、前・後編3時間を合わせて観れば、クライマックスの決戦のカタルシスも倍化されるだろう。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-21 07:06:35) 3. 愛と復讐の挽歌 《ネタバレ》 香港版『ゴッドファーザー』か『仁義なき戦い』でも意識したような作りだが、演出が凡庸でやや粗雑な印象を受ける。ところで本作には『野望篇』という前日譚があるのだが、そちらを先に観ておかないと登場人物の立ち位置がよく分からない。本作だけを観れば主役はチョウ・ユンファのようだが、『野望篇』と通して観れば、クォ(アンディ・ラウ)とユン(アレックス・マン)の義兄弟の確執の物語だと分かる。実際には一本の映画として製作されたものを2分割し、『野望篇』を続編として公開したらしいので、『野望篇』→本作の順で観た方が無用な混乱は避けられる。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-21 06:52:11) 4. アゲイン/明日への誓い 《ネタバレ》 原題が『英雄本色Ⅲ』なので、一応正統な続編なのだろうが、登場人物の名前が一致しているというだけで、中身は別物。どちらかと言うと『挽歌』シリーズというよりも、同じジョン・ウー監督の『ワイルド・ブリット』に近い感じ。それでもロングコートにサングラスのチョウ・ユンファが登場し、おなじみのテーマ曲がかかると「おっ!」と思わせてくれる。しかし、肝心のユンファが全編ほとんど活躍せず(銃撃戦の見せ場はほぼアニタ・ムイが独占)、ホー役の時任三郎はいっこく堂並みに口を動かさずに中国語を話すし、一体これのどこが『挽歌』なのか?いろいろ文句はあるのだが、この何でもありのカオス状態には独特の魅力がある。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-20 19:34:54) 5. アクシデンタル・スパイ 《ネタバレ》 トルコ風呂から街路での股間を隠しながらの戦いはジャッキーらしいユーモアが見られたが、作品全体が暗く、観ていてあまりテンションが上がらない。ハリウッドでは撮れない危険なアクションを、と臨んだ作品だけに、相変わらず身体を張った命懸けのスタントは健在。[DVD(吹替)] 5点(2008-08-30 08:23:32)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS