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1. アンナ・マデリーナ
金城武が演じるピアノ調律師チャン・ガーフの部屋に、偶然知り合ったヤオ・モッヤン(アーロン・クォック)が転がり込んできて、男ふたりの同居生活が始まる。そこに上の部屋に住む下手なピアノを弾く女性モク・マンイー(ケリー・チャン)が絡んできて、3人の複雑な恋愛模様が描かれていく・・・という、よくありそうなラブストーリー。でも金城武の演技はなかなか良いし、テンポ良く話が進むので全然飽きなかった。しかし、後半。このまま普通に終わるのかなぁと思いきや、突然主人公の空想小説の中の物語が出てきて、一気に香港映画らしさ全開のハチャメチャなストーリーが展開されるのである。これはこれでなかなか面白かったが、全体的にはまだまだ物足りない印象だった。あと、レスリー・チャンとアニタ・ユンが意外なところで出演しているので、ファンならばお見逃しなく。 6点(2003-12-30 10:51:56)
2. アーメン・オーメン・カンフーメン!
あのジョン・ウー監督作品だと思って観たらズッコケる事うけあいのとんでもない映画です。教会から始まる辺りは、まだかろうじてジョン・ウーらしさが見受けられるものの話の内容がひどすぎる!説明するのがバカらしいので省略するけど、とにかく話の脈絡が全くないというかナンセンスギャグの応酬というか、もうめちゃくちゃです。クライマックスの神父対悪魔大バトルでは実写版インベーダーゲームもどきが展開され、おふざげもたいがいにせい!と叫ばずにはいられなくなるでしょう。これぞまさしく0点に相応しい映画といえる。0点(2003-11-04 22:00:53)
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